むかしむかし ..
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486:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 20:03:17
>>482
見やすくなったな

487:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 21:53:23
一話、一話に本当に凝っているな。

488:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:37:46
三戦英雄傅
第九回〜リンリン大友望みの品を小魔玉に打ち明け、奇矯屋onぷらっと苦境に立たされる〜

 長年中華全土を支配してきた漢朝でしたが、人心も領土も三分され、なにやら
騒がしくなってまいりました。しかし、どんな乱世でも金持ちの家というものは
混乱とは無縁なものでございます。
 大尉の小魔玉は愛息の様子が最近おかしいのに頭を悩ませていました。世間では、
増税のため餓死する者が多く、喰うか喰われるかの生活をしているというのに。
小魔玉:「うーむ・・・・最近リンリン大友の様子が変だ。飯も喰わぬし、いつも
憂鬱な顔で溜息ばかり。どうしたものか」
中山幸盛:「大尉、いかがなさったのです?」
 突如としてぬっと現れたこの男、中山幸盛と申しまして、名士の多い穎川の出の者でございます。
有名な逸話として人相見に「あんたは貴命の持ち主だ。ただし、波があるがな。生き方次第でなんとか
なるじゃろう」と言われたことがありました。陳羣と同門で法学を学んだ剛直な男だったのですが、
どこでどう道を誤ったのか小魔玉の知恵袋となっておりました。
小魔玉:「息子の様子が変なのだ。あれも思春期を終えた年だが、反抗期らしい反抗期を
迎えなかった素直な子。もしや、今頃遅い反抗期が来たのだろうか」
中山幸盛:「まあ、坊ちゃまももうそろそろ奥方でもお迎えになり家を構えるお年頃・・・・
反抗期ではありますまい。と、なるとご商売の悩みでしょうか」
小魔玉:「商売の損失くらいオイラが補てんしてやるというのに」
 リンリン大友が、母親のいない寂しさから関所に集まる人々に話しかけ殴られた話は
以前致しましたが、この時の失敗を教訓とし、リンリン大友は世の寂しい男たちの
心を癒すサロンを作りました。リンリン大友の故事から、テレクラ・リンリンハウ●の
店名はつけられたとかなんとか。

489:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:38:07
中山幸盛:「しかし、坊ちゃまは商才に長け、業績も好調とか。中華経団連会長からの
表彰も近くあると耳に致しましたが・・・・・実の親子なのですから、お父上の
小魔玉様が聞いてみられては?」
 中山幸盛の放った「父親」という言葉が子煩悩な小魔玉の魂に火をつけました。
小魔玉:「そうだな。これ以上元気のない息子を目にしていては、オイラもおかしくなりそうだ。
よし、リンリン大友をこれに呼べ」
中山幸盛:「はい」
リンリン大友:「どうしたの?パパ。僕、今日は麻雀の相手をする気分じゃないんだ。ごめんね」
小魔玉:「なあ、マイサン、ダディはリンリン大友が心配でしょうがないんだ。いったい、どうしたというのだ?
パパじゃ、オイラじゃ力になれないのか?」
中山幸盛:「坊ちゃま、旦那様は父親として坊ちゃまが心配なのでございます。事情だけでも
お話になられては」
リンリン大友:「ん・・・・うん・・・・僕ね」
小魔玉:「なんだ、言うてみい」
リンリン大友:「僕ね、好きな人が出来たんだ」
小魔玉:「なんだ、そんなことか! どこだ?どこの店の女だ?パパが金で買ってやろう!!」
 小魔玉は息子の悩みが思ったより軽く、上機嫌になり妓楼に出かける用意まで始めました。
リンリン大友:「お金じゃ買えないよ・・・・売り物じゃないんだもの。でも本気なんだ。
その子が八十になっても守ってあげたい、そんな子なんだ」
中山幸盛:「となると、お相手は素人の女ですな」
小魔玉:「素人なのか?よし、オイラが相手の家に話をつけに行ってやる。リンリン大友よ、
その女を嫁にするがいい。大尉の令息の嫁だ。女にとって玉の輿。嫌がる女などいないぞ( ^∀^)ゲラゲラ 」
 リンリン大友は小魔玉の言葉に顔を上げました。
リンリン大友:「本当?パパ?」
小魔玉:「ああ、本当だとも。パパがお前に今まで嘘はついてはないだろう?早くその女の住所と
名前を言いなさい」
リンリン大友:「もう一緒に住んでるんだ」
小魔玉:「一緒に住んでる?どういうことだ」
中山幸盛:「お相手は下女か何かでしょうか」
リンリン大友:「ううん。離れに住んでいる奇矯屋onぷらっと師範の妹さんの阿梅ちゃんなんだ」


490:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:38:37
中山幸盛:「奇矯屋onぷらっと殿の妹御、阿梅殿はなかなか可愛らしい女性、坊ちゃまが
惚れるのも無理はありますまい」
 奇矯屋onぷらっとは妻の存在を小魔玉家の人々には『妹』だと偽っておりました。
妻の阿梅は、小股の切れ上がったしなやかな肉体の持ち主で、小柄ながら胸も大きく
丸く、丸い頬が童女のように愛らしい女性でありました。
小魔玉:「奇矯屋onぷらっともオイラの義弟になるのだ。嫌とは言うまい。ただ、奴とオイラは
同姓・・・・・同姓を娶ったなら犬畜生の扱いを受けるのが中華の定め・・・・どうしたものか」
加ト清正:「どうした?息子よ」
小魔玉:「お、義父さん・・・・」
 加ト清正は小魔玉の先妻の父親で小魔玉の舅にあたります。
加ト清正:「お前がエンバーミング加工をしてくれたマイドーターに会いについてに孫の顔も
見に来たのだが」
 小魔玉は愛する妻の遺体に防腐処理を施し、冷たく硬い体を湯で温め、夜な夜な愛でていました。
舅の加ト清正は、そんな義理の息子の変態趣味など知る由もなく、ただ単に「小魔玉は娘を
愛しているから防腐処理を施したのだろう」としか考えておりませんでした。
小魔玉:「お義父さん、実はかくかくしかじかでして・・・・」
加ト清正:「よし、ではリンリン大友よ、爺ちゃんの養子になるか!」
中山幸盛:「なるほど加ト様の籍に入れば姓は変わり婚姻も可能」
小魔玉:「しかし、お義父さん、オイラからリンリン大友を取り上げては何が残るというんだい?
もう生きてはいけない・・・・」

491:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:39:43
加ト清正:「変えられる事は、変える努力をしましょう。
変えられない事は、そのまま受け入れましょう。
起きてしまった事を嘆いているよりも、これから出来る事をみんなで一緒に考えましょう。
これ、儂のモットーじゃ。婚姻の後に陛下より姓でも賜って再び小魔玉家に帰っても
問題あるまい」
リンリン大友:「ありがとう!お祖父ちゃん」
 リンリン大友はすっかり元気を取り戻しました。
小魔玉は早速、式場の手配と花嫁衣裳と花婿衣装を用意させ、婚姻のための祝いの品を抱え
離れの奇矯屋onぷらっとの元に挨拶に行きました。
小魔玉:「可愛い妹御だろうが、息子・リンリン大友の嫁にくれないか。そうすれば、
お主も大尉の義弟。望みの官位でもなんでもやろう。息子は優しい男、決して不孝には
させない。お主にも、阿梅にも悪い話ではあるまい。頼む( ^∀^)ゲラゲラ」
阿梅:「そんな・・・・」
 奇矯屋onぷらっとの妻・阿梅はショックのあまり貧血を起こし、倒れました。
小魔玉:「おうおう、オイラの義理の娘になるのがそんなに嬉しいか。いい話だ( ^∀^)ゲラゲラ」
奇矯屋onぷらっと:「大尉殿、今日のところはお引取り願いたい」
小魔玉:「何でだ?目出度い話なのに出直すとは縁起が悪い」
奇矯屋onぷらっと:「実は妹は見ての通りテンカン持ちでして・・・・完治してからそういったことは初めて
考えられるもの・・・」
小魔玉:「うーむ・・・確かに見ようによってはテンカンのようにも見えなくも無いな」
 すっかり舞い上がった小魔玉は医師という経歴にも関わらず奇矯屋onぷらっとの嘘に騙されてしまいました。
小魔玉:「では、オイラが診察してやろう( ^∀^)ゲラゲラ」
中山幸盛:「旦那様・・・・阿梅の色気に勝つ自信はございますか? 好いた女を父親にとられては
リンリン大友坊ちゃまは自害されてしまう恐れが」
小魔玉:「中山幸盛、お前の言うとおりだ。オイラは好色で自制心が足りない・・・・ここは自信がないので
他の医師を派遣してやろう」
 こうして、奇矯屋onぷらっとは事なきを得ましたが、これも一時のこと。いったいこれから奇矯屋onぷらっとは
どうなるのでしょうか。気になる続きは、また次回。


492:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:41:27
まとめ、ありがとうございます。


493:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 09:49:30
何気に面白いから困る

494:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 11:24:16
三戦英雄傅

話の凝り:100
ギャグ:90
計画性:100
品性:18
更新速度:80
意外性:80

特徴:神話、水滸伝、三国志平話、シモネタ、ホモネタ、自虐、天帝

一話、一話に非常に凝っているのが特徴。そして先が読めそうで読めない。
作者があらすじ、人物説明を入れてくれるので読みやすい。



495:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 11:30:11
最初の話

話の凝り:70
ギャグ:50
計画性:80
品性:85
更新速度:100(復活時)
意外性:85

特徴:完結、項羽と劉邦、易姓革命、群雄割拠、兵たちの夢

話が脱線せずにちゃんと最後までキッチリと完結したのがよい。時々、人物説明、
あらすじがはいる丁寧さもある。後の2作に比べるとやや話が荒いところもあるが、
全体的に矛盾点なく話がまとめられている。



496:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 11:58:24
ぷらっと離反の予感…

497:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 13:08:52
主役は小魔玉かな?

498:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 13:11:39
小魔玉ワロスw
2作め3作めで重要な役が多いが描きやすいの?

499:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 13:15:27
基本的に取っ付きやすいキャラだからな

500:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:23:48
三戦英雄傅
第十回〜奇矯屋onぷらっとの危機に、策士中山幸盛の悪意が光る〜

 さて、前回三戦英雄傅で一番の危機に立たされたと思われる奇矯屋onぷらっとですが、
その後の彼はどうなったのでしょうか。
奇矯屋onぷらっと:「阿梅、阿梅!」
 奇矯屋onぷらっとは精神的な衝撃を受けて床に伏せた妻に必死に呼びかけていました。
阿梅:「あ、なた・・・・」
奇矯屋onぷらっと:「おお、気付いたか!もう丸一日寝ていたのだぞ。この寝ぼすけちゃん」
 奇矯屋onぷらっとは愛妻にデコピンしました。見ていて痒くなる微笑ましい光景です。
阿梅:「・・・・・私、嫌ですわ。あなたと別れて坊ちゃまに嫁げだなんてあんまりですわ。
そんなことになるなら、このまま、死んでしまいたい」
 阿梅は細い手で顔を覆い泣き出しました。もちろん、夫の奇矯屋onぷらっとだって
妻と離縁する気はありません。が、元々は好色の小魔玉の魔の手から逃れようと
妻を妹と偽った己の嘘が原因です。妻をテンカン持ちと嘘に嘘を塗ったはいいが、これも
近いうちにやってくる他の医師により露見してしまうでしょう。
奇矯屋onぷらっと:「阿梅」
 奇矯屋onぷらっとは恨み言と悲痛を吐く妻の唇を己の唇で塞ぎました。
 二人のやり取りを除き見る一人の男の影が・・・・・
中山幸盛:「妹の玉の輿を喜ばぬわけはこれであったか・・・・ククク・・・・妹、ねえ・・・
小魔玉様から妻を守ったつもりがとんでもない禍を呼んだわけか。面白いことになった。
私はもともと奇矯屋onぷらっともリンリン大友坊ちゃまも好きではない。奇矯屋onぷらっとの
善人面が許せぬし、リンリン大友坊ちゃまの恵まれすぎた環境にも反吐がでる・・・・
ここは、苦労知らずのお坊ちゃまに少し社会勉強でもさせてやるか・・・・ククク」
この男、放つオーラもどうもダークです。

501:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:24:18
小魔玉:「おお、中山幸盛、阿梅の様子はどうであったか?」
中山幸盛:「はい。発作も治まったようで。お医者様に診察を受けたなら年内にもお式が開けるかと。
阿梅も坊ちゃまを深くお慕いしておりました・・・・っと」
小魔玉:「いかがいたした?」
中山幸盛:「は・・・・どうもコンタクトを片目、落としてしまったようでございます・・・・
離れかもしれません」
リンリン大友:「大丈夫?僕、一緒に行って上げようか?」
中山幸盛:「なんとお優しい。あの可愛らしい阿梅が坊ちゃまをお慕いするのは坊ちゃまのお優しい
ところもあるかもしれませぬな」
リンリン大友:「てへっ」
 こうして純粋なリンリン大友は、中山幸盛の策略とも知らず、離れの奇矯屋onぷらっとの自宅まで
中山幸盛と共に行きました。リンリン大友としては、愛する阿梅の元気な顔が見れればそれだけで
良かったのですが・・・・・・・。


502:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:25:11
リンリン大友:「ないねえ。コンタクト・・・ソフト?ハード?」
中山幸盛:「(二人の交わいがハードになったところを坊ちゃまの耳目に焼き付ければ・・・・
ククク)ハードだ・・・・ハード・・・」
リンリン大友:「ハードかあ。早く見つけないと割れちゃうねえ・・・・小さいし」
中山幸盛:「確か窓辺の方で・・・・・」
リンリン大友:「こっち?あれえ・・・なんか女の子が泣いてる声がする・・・阿梅ちゃんの声に似てる
なあ」
中山幸盛:「それはいけませぬな。病気が原因でお慕いする坊ちゃまとの縁談が消えてはと
心配で泣いているのかもしれません。ここは坊ちゃまが一つ、お優しい言葉をお掛けになられては」
リンリン大友:「うん、そうだね。中山幸盛って賢いだけじゃなくて優しいね」
中山幸盛:「(クククク・・・私は他人の幸福が何よりも嫌いなのだ。他人の不孝は蜜の味とは
よく言ったものだ・・・ククク)」
 笑顔で離れに入ったリンリン大友が見たものは、師範の奇矯屋onぷらっとが「妹」の阿梅と
汗まみれになり一子纏わぬ姿で交わっているところでした。泣き声だと思っていたのは違う声でした。
リンリン大友:「し、師範・・・・阿梅ちゃん・・・・」
奇矯屋onぷらっと:「あ・・・・・」
阿梅:「キャー!!」
リンリン大友:「失礼しました!!」
奇矯屋onぷらっと:「坊ちゃま!!」
 奇矯屋onぷらっとはリンリン大友を追いかけようとしましたが、全裸であるのと現場を上手く
解説する言語能力もなかったので、結局、シーツに足を絡ませてこけるだけでした。
 武芸に秀でた奇矯屋onぷらっとも、中身は普通の人なのでございます。

503:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:25:40
小魔玉:「おう、マイサン!阿梅とは語り合ったか?」
リンリン大友:「ぶえええええええん・・・・辛い初恋だよおおおおおおお」
小魔玉:「おお`!!??どうしたのだ?中山幸盛、説明せい!!」
 愛息の只ならぬ様子に小魔玉は狼狽し、中山幸盛に説明を求めました。
中山幸盛:「は・・・・・奇矯屋onぷらっと殿は妹御の阿梅殿と近親相姦の関係を・・・・
若君は現場を目撃され・・・・おいたわしいことです」
 中山幸盛は忠臣を装い、貰い泣きするようにおいおいと泣いて見せます。
小魔玉:「ぬううううう。そうか奇矯屋onぷらっとがこの縁談を一言で快諾しなかった
のはそういうわけがあったのか。奇矯屋onぷらっと、犬畜生にも似たやつめ、成敗してくれる!!」
リンリン大友:「待って、パパ。阿梅ちゃんだって好きで犯されてるわけじゃないんだ。
奇矯屋onぷらっと師範だって僕の先生だもの。きちんと兄妹でそういうことはいけないんだよって
教えてあげればわかるよ」
小魔玉:「お前は本当にいい奴だなあ。よし、パパが奇矯屋onぷらっとにもそっち方面の矯正プログラムを
組んでちゃんとしたお医者さんを派遣してやるからな。誰が適任か・・・・・好色ではなくて
確かな腕を持つものとなると・・・・・うむ。吉平先生が良いな。お会いするのも久しぶりだ( ^∀^)ゲラゲラ」
 小魔玉は奇矯屋onぷらっと家に吉平を派遣することに決めました。
吉平は小魔玉の恩師でもあり、今は中央より引退しましたが、中華一の内科医として有名な
医師であります。
 小魔玉が主人公かって?気のせいでございます。
三戦英雄傅、主人公は登場人物全員。気になる続きはまた次回。

504:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 15:27:01
中山幸盛前作から悪役だなw

505:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 15:29:30
一家の揉め事が天下に絡んでいくのか

506:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 15:52:09
なんか昔は実際こういう事もあったんだろうなと思った

507:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 17:11:24
>>504
まったくですな。

508:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 22:17:51
名スレというのは、まったくどういうきっかけで生まれるかわからないよね。

509:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 14:51:14
期待age

510:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 20:14:42
渦中の司馬懿って受験生じゃなかったか

511:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:08:09
三戦英雄傅
第十一回〜霊帝・太子の弁を案じ、袁紹を相国に任ず〜

 奇矯屋onぷらっとの危機は遠く汝南を治める袁紹の耳にも入りました。
尤も、この情報を知るのは当事者の小魔玉家と袁紹勢のみでした。
 どうして、一家庭の事情を袁紹が容易く耳に入れることができたのか、
それは袁家軍に新しく設置された諜報機関『袁家十人衆』の成果でございました。
袁家十人衆の構成は
一人目:袁術(絶妙な計算力と陰湿さで主に敵方の民を扇動する)
二人目:荀イク(持てる美貌でどんな情報をも聞き出す。目的のためなら女装もさせる)
三人目:果物キラー(文章にて人心を自在に操る)
四人目:曹洪(曹家軍の者だが黄河をも渡り切る水泳力を買われ、水場が関わる案件を担当)
五人目:魔法剣士情熱的(安定した諜報能力があるので、使いやすい)
六人目:損権厨房(変身能力があり、どんな人物にも変装してなりきることができる。人を逆上
させるのが得意)
七人目:勇魚(市井のどんな塵のような情報でも拾ってくる。一見地味な仕事をこつこつこなす)
八人目:タケノコ萌え(袁家十人衆の紅一点。真面目な性格で十人衆のマネージャ的存在。
軽く精鋭50人を倒すことはできる)
九人目:中常寺うんこ(シルバーグレイのお髭を持つ、ナイスミドル。強烈な猫アレルギーで
猫の声を聞いただけで人格が豹変し、多量の絵を描く。諜報活動には、絵の才能を活用)
十人目:来生丸LV279 &魔神Lv.328 (二人で一人と言われる仲良しの双子の少年。夜型人間で
暗闇をものともしない視力と忍耐力の持ち主)
です。
 この中の果物キラーは、袁家十人衆に入る前から名文家として名を馳せていまして、
彼の代表的な詩に「好意など 受ける度量は ないけれど 行為に及ぶ 一物は立つ 」
「欲情で 股間聳える 夜がある あの子想うと 右手止まらぬ 」という作品がございます。
 果物キラーと一人息子の無双ファンはお互いを認め合う仲の良い親子でしたが、
後者の一篇はさすがに無双ファンも衝撃を受け「あの子って誰?ママだよね?
ねえ、ママのことだよね」と泣いた問いただしたということです。
 ちなみに十人衆の御頭は袁術でした。


512:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:08:55
袁紹:「さて、皆の者、此度袁家十人衆の魔法剣士情熱的よりもたらされた情報だが・・・・皆はどう考える」
曹操:「本初、ぷらっとに離反の臭いがするな」
袁術:「奇矯屋onぷらっとは義を重んじる武人。相手が小魔玉とは言え、何らかの恩返しをするまでは
小魔玉の元を去るまいよ」
田豊:「そういえば、荀イク殿。貴殿の甥の荀攸殿は奇矯屋onぷらっと殿と親友だとか。甥御から何か
聞いてはおられませんかな」
荀イク:「いえ。何も。攸は、穏やかな外見をしておりますが、並みの武将よりも血の気の多い者。
何事もなければ良いのですが。奇矯屋onぷらっと殿は、武芸ばかりか古今の経典に通じる教養人。
気質は湖面のごとく穏やかな御方。小魔玉にも刃向かえず、自害などということになるのは避けたいものです」
果物キラー:「殿、奇矯屋onぷらっとも一人の男。彼なりの考えがありましょう。
ここは奇矯屋onぷらっと殿が助けを求めてきたときに手を差し伸べるのがよろしいかと」
袁紹:「うむ。そうじゃな。魔法剣士情熱的をはじめ、袁家十人衆には引き続き奇矯屋onぷらっとと小魔玉と
民の動きを調べることを命ずる」
袁家十人衆:「ははっ」


513:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:09:30
 一方その頃宮中では霊帝が我が子の弁皇子の身を案じておりました。
霊帝には現在、二人のお子がおりまして長男を弁、次男を徽と申しました。
母は同じ小銀玉なのですが、小銀玉は次男の徽皇子ばかり可愛がり、長男の弁皇子を邪険に扱いました。
霊帝:「皇后の弁に対する扱い・・・・朕ならビンビンものだが、幼くノーマルの弁には辛かろう
・・・どうじゃ、王允、何か良い策はないか?」
王允:「では、袁紹の治める洛陽より南の地を一つの大きな国とし、弁皇子を国の王として封じるのは
いかがでしょうか」
霊帝:「まだ弁は三つぞ」
王允:「もちろん、二十を少し超えるまではお側に置くも良し、領地巡業と称し袁紹の下で暮らすのも
良し。袁家は漢朝の忠臣の家柄。きっと帝の期待に応えましょう。何者の手からも弁皇子を守り抜きましょう」
霊帝:「礼を言うぞ。王允。弁は頭が不自由な不憫な子じゃ、せめて平和に天寿を全うしてやりたいのじゃ」
 弁皇子の頭の足りなさが演技だというのは王允と王允の身近な者のごく一部しか知らないことでした。
もちろん、袁家も父親の霊帝も知りえない事実でした。
 この頃の後漢の領土は
袁家勢:洛陽より下の(南方の殆どの領土)
後漢:洛陽より上から涼州までの横長の領土
黄巾賊:成都を聖天使ザビエルのいる聖地とし、夷州支部、帯方郡支部、朱崖州支部など(小さな支部を点々と持っておりました)
となっておりました。

514:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:10:23
 袁家の領地は正式な封地ではなかったのですが、朝廷も袁家の見事な統治と
袁家の威光を無視することなく王允の発案により正式に袁家が代理として治めても良いことになりました。
 霊帝は袁紹を第一品の相国に任命し、袁紹の領地を「晋」と名付け、弁皇子は
晋王となりました。弁皇子が政務をある程度こなすことができるであろう二十三の年までは
相国の袁紹が代わりに晋国内の摂政政治を行うことになりました。
 霊帝は第二子の徽皇子をあまり好きになることができませんでした。
全く自分に似ていないし、遊び道具と言えば麻雀牌。しかも、捨て牌の置き方が汚く、
麻雀哲学を持つ霊帝には許せませんでした。それに加え、己に似た徽皇子の頭が弱いとなれば
父親としての感情は自然に弁皇子に向かいました。
 徽皇子が霊帝に似ないのは無理もございません。本当の父親は、大尉の小魔玉なのですから。
 帝は弁皇子を秘密裏に呼び寄せ「朕亡きあとはこの印綬を持つ弁を漢の皇帝とする」と
王允と陳羣の二人の腹心の前で印綬をお渡しになりました。
晋王(弁皇子):「アウアウアウ」
 晋王は印綬を飴玉と勘違いなさったようで口の中でべろべろ舐めていました。
霊帝:「弁・・・なんと不憫な」
陳羣:「おいたわしや・・・・・」
 真実をしる王允だけは無言で晋王の演技を鑑賞しておりました。
 弁皇子が晋王となったことで中華は霊帝が治め小魔玉が乗っ取りを狙う後漢、袁家の治める晋、
聖天使ザビエルの治める黄巾賊の三つとなりました。
 後漢をこの日より『北漢』晋を『南漢』と区別する歴史家もおりました。
 三戦英雄傅、続きはまた次回。


515:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 21:25:06
壮大なストーリーになってきたな

続きも楽しみにしてるよ

516:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 21:34:00
弁がどうなるか気になるな

517:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 21:50:58
>>510

私は卒業&就職決定で暇人です。

518:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 23:52:09
早く>>517さんのような身分に昇格したいものです。
袁紹さんのスレでアドバイスを受け、テレビは朝の
朝ズバ以外事実上封印しました。

最終回の内容は既に決まっているのですが、
それまでの道のりは『あっさり』と『こってり』どちらにしようか
考え中です。

週一回しか更新できないときもあるかもしれませんが、アク禁など
ならない限りどのような形であろうと完結目指して書こうと思います。

二番手の職人さんをはじめ、他の方々で三戦英雄傅の他に連載予定の方は
僕に気兼ねなさらないで連載をお願いいたします。

519:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 07:26:01
バロスw

520:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:27:48
三戦英雄伝
第十二話〜吉平・教え子の小魔玉と再会し、奇矯屋onぷらっとより真実を耳にする〜

 小魔玉の医学の師である吉平は、高齢のために中央より退き、
近隣の貧しい人々を診察料の有無に関わらず診察しておりました。
吉平:「都、洛陽に教え子の小魔玉・・・・懐かしいのお」
 吉平は洛陽にある小魔玉の屋敷の前まで来ておりました。
吉平:「なんでも小魔玉の息子の婚約者のテンカンを完治させ、
心を患った婚約者の兄をも完治させて欲しいとのことだが・・・・・
小魔玉も儂の弟子。あやつなら造作もないことのはずだが。大尉ともなると
公務が忙しいのか。これ、たのもう!開けておくれ」
中山幸盛:「これはこれは、吉平様、お待ちしておりました。ささ、旦那様がお待ちでございます」
 中山幸盛が吉平を小魔玉の許まで案内します。
小魔玉:「おお、吉平先生。お会いしとうございました」
吉平:「小魔玉も元気そうで・・・・・といいたいところであるが、目の下の隈がすごいのお。
寝不足か?」
小魔玉:「ええ、まあ・・・( ^∀^)ゲラゲラ」
 小魔玉は小銀玉の寵愛厚く、毎晩お呼び出しを受けており、『公務』に励んでおりました。
吉平:「積もる話はあるが、まずは患者の治療が優先じゃ。案内せい」
小魔玉:「テンカンは適正な投薬により治るかもしれませんが・・・・心を患った男というのが
近親相姦の異常性欲者でして・・・・・」
吉平:「心の病も根気よく向き合うのが大切じゃ。治療は早ければ早いほど良いわ」
 こうして吉平は奇矯屋onぷらっと一家の住まう離れに向かいました。

521:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:28:19
吉平:「ここじゃな」
小魔玉:「それでは、先生、オイラはここで」
吉平:「一緒に診て助手をせい」
小魔玉:「オイラの困った好色ぶりは先生が一番ご存知でしょう( ^∀^)ゲラゲラ」
吉平:「・・・・そうじゃな。自制するとは、お前も少しは学習したようじゃ。お前は下がれ」
 小魔玉は吉平の許で修行に励んでいた際、吉平の妻の放つ『人妻の色気』にふらふらとして
しまい、危うく吉平の妻を手篭めにするところでした。吉平の妻の腕力が小魔玉より強かったから
無事だったようなものでした。小魔玉は即日、地方へ留学することを吉平に命じられました。
小魔玉は留学先でさまざまな女性を引っ掛け、さまざまな女性を満足させる技術を習得しました。
これが、今の大尉の地位に繋がるのですから人間どこで何が役立つかわかったものではありません。
 小魔玉の唇と右の指には当時の武勇伝を語る『タコ』ができていました。
吉平:「ごめん」
奇矯屋onぷらっと:「(この方が小魔玉から聞いていた医師か・・・・・)先生、どうぞ」
吉平:「お主が近親相姦の心のケアが必要な若者で、こちらのお嬢さんが小魔玉の息子の
婚約者でテンカン持ちの娘さんじゃな」
阿梅:「そんな、婚約だなんて。私していませんわ!!だって、私、この人と結婚しているんですもの」
 阿梅は奇矯屋onぷらっとの腕を掴みました。
吉平:「お嬢さん、兄妹でそういう行為はいけないんじゃよ(可哀想に、倫理も道徳もない山奥で育ったのじゃろうか)」
奇矯屋onぷらっとの両親:「先生、それは違いますじゃ」
 奇矯屋onぷらっとの両親は、これまでの経緯を吉平に誤解されぬよう、丁寧に説明しました。

522:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:29:09
吉平:「・・・・・・なんと。そのようなことが・・・・・」
 吉平は、しばし呆然とし、縋るような奇矯屋onぷらっとの両親の視線をまともに見ることが
できませんでした。
阿梅:「先生は大尉のお師匠さんなのでしょう。どうか私たちを哀れと思うなら、助けてくださいまし」
吉平:「しかし、今更真実を語ったところで小魔玉を偽った罪で奇矯屋onぷらっと殿の命の保証は
致しかねるし、それを良いことに阿梅殿と死別させ息子の嫁にしてしまいかねん・・・我が弟子ながら
小魔玉にも困ったものじゃ」
奇矯屋onぷらっと:「先生、このままでは妻が貞操を守るために自害しかねません」
吉平:「あやつの弱点は息子のリンリン大友じゃ。しかし、今回はそのリンリン大友が所望しているというのじゃから
どうしたものかのお・・・・・」
奇矯屋onぷらっとの両親:「この老いぼれ共は死を待つ身なれど、不憫なのは嫁の阿梅と息子ですじゃ。
先生、後生ですからお助けを」

523:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:29:35
吉平:「うーむ・・・・・そうじゃ、」
 吉平は何かを閃いたようで両手をぱんと叩きました。
吉平:「以前儂は陳羣の祖父のまあcから助言を受けたことがある。宮中のことは荀攸に聞け、市井のことは曹操に聞け、と」
奇矯屋onぷらっと:「宮中のことは荀攸に、市井のことは曹操に・・・・・・・」
吉平:「両者ともまだ若いが、それぞれ智謀に長けた若者。此度は大尉という権力が絡んで居るゆえ、荀攸に
相談してはどうじゃろう。義侠心もある。お主の親友ではないか。荀子の子孫が失策を出すまいよ。
小魔玉には儂が適当に治療したとでも偽っておこう」
 ここで名前の出た陳羣の祖父のまあcについて説明いたしましょう。
まあcは後漢の清流派名士の代表であり、当時の人々は法で裁かれるよりもまあcに「良くないね」と
指摘されるのを恐れたという故事があるほど人望がある人物でした。今は、孫の陳羣が中央に仕えるのを
楽しみに日がな一日茶を啜る毎日を過ごしております。
奇矯屋onぷらっと:「ありがたい・・・・・先生、今日のご恩はいずれ」
吉平:「情けは人のためならず、じゃ。良いことは必ず巡ってくるもの。楽しみに待っておこう。
お主は早く荀攸の許へ相談に行くが良い」
奇矯屋onぷらっと:「はっ」
 奇矯屋onぷらっとはさっと馬に乗り、早馬を走らせ荀攸が入り浸っている酒屋を目指しました。
名士・まあcが『宮中のことは荀攸に聞け、市井のことは曹操に聞け』と言ったこの荀攸の持つ
策はあるのでしょうか。
 三戦英雄傅、気になる続きはまた次回。


524:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:42:37
第十二話ではなく、第十二回でした。

525:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 18:12:26
乙です


526:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 18:30:32
乙としかいいようがない。

527:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 18:51:44
いままでで一番かも

528:とあるコテ2
08/02/13 23:40:23
毎回次が楽しみになるように出来てるね
ちゃんとした小説も結構書けるんじゃないかな?

529:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/14 00:22:42
三戦英雄傅
第十三回〜黄巾賊・児童買春防止法の施行に財源不足となり、聖天使ザビエル再び天帝の息子の声を聞く〜

 人間界が何やら不穏な動きを見せている頃、天帝の三馬鹿兄弟は父親の天帝に
みっちり扱かれていました。
天帝:「お前ら、何人もの人間の運命を変えおって!お尻ペンペン500発じゃ」
三戦に舞い下りた天使:「ウィいい、痛い、痛いやめてぇえええ」
偽クマッタ:「アワ・・・・ワワワワ・・・」
渦中の司馬懿:「ぎゃあああああ、痛い、ごめんなさい・・・」
 尻を叩かれるときはなるべく力を抜け、とはよく聞く話ですが、さすがに500回は
三馬鹿兄弟にも堪えました。500回を終えた頃には偽クマッタはいつもの暴言の変わりに
ゲロを吐き、三戦に舞い下りた天使は失神し、渦中の司馬懿はわざと100回あたりで
脱糞し、ペンペンを100回で免れました。
天帝:「特にお前たちがザビエル教の教祖に仕立ててしまった聖天使ザビエルは、命運では
後の世まで画聖と賞賛される絵師になる予定じゃったのじゃ。それを漢朝に弓を引くような
賊にしおってからに」
渦中の司馬懿:「では、ザビエルを絵の道に戻せば良いのですね?」
三戦に舞い下りた天使と天帝は鼻をつまみつつ、頷きました。
 こうして、三戦に舞い下りた天使と渦中の司馬懿は成都の聖天使ザビエルの率いる黄巾賊の
砦へと向かいました。

530:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/14 00:23:09
三戦に舞い下りた天使:「弟よ。お前の糞の臭さで通行人がモーゼの海を割った話のように
道を空けるのだが・・・・」
渦中の司馬懿:「まあ、いいではありませぬか。どうせ、もう会わん住人ですし。混んでる道が
僕らのところだけ空いている。いいことです」
三戦に舞い下りた天使:「・・・・・・」
 さすがの三戦に舞い下りた天使も弟の馬鹿さには言葉を失いました。
しかし、三戦に舞い下りた天使も渦中の司馬懿には負けていませんでした。三戦に舞い下りた天使は
不精さから中華で初めてペットボトル小便を発明した人物で後の世に大変な影響を与えたのでした。
 その頃聖天使ザビエルは黄巾賊を危惧した陳羣による児童買春防止法の施行により、幼女売春が
出来なくなり財源不足となりました。
彼の財力を慕っていた信者も一人、また一人と脱退し始め困っておりました。
信者1:「何が黄巾だ。ただの小便の染みのついた布を渡しやがって」
信者2:「俺のなんか茶巾だったぜ。いい年して茶色の染みつけやがって」
聖天使ザビエル:「どうしてなんだ・・・・僕の何がいけなかったんだ」
 聖天使ザビエルが物音に気付き、外を見ると何やら人陰がありました。


531:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/14 00:24:30
灯りを照らして検めると、一人の男が脱糞したのでしょうか、ものすごく強烈な臭いを放ちながら
おどおどとしています。目だけの大きな見るからに軟弱そうな男は生まれたての小鹿のように
ぷるぷると震えていたので、聖天使ザビエルは哀れに思い、食べ物と着る物を恵んでやろうと
思いました。しかし、聖天使ザビエルの許には与える食べ物も着物もありませんでした。
聖天使ザビエル:「可哀想に・・・・よし、食べ物と着るものを書いてやろう」
 聖天使ザビエルは渦中の司馬懿に絵に描いた餅と、ボディペインティングで着物を描いて
与えてやりました。
渦中の司馬懿:「ありがとうございます。ありがとうございます」
 軟弱そうな男は自らを渦中の司馬懿と名乗り、額を床に付け、何度も聖天使ザビエルに礼を
言いました。すると渦中の司馬懿なる男の連れと思われる大柄な男がぬらりと現れ、
三戦に舞い下りた天使:「いやあ、素晴らしい。俺も洛陽の都にいたことがあるが、かような
画才の持ち主にはお目にかかったことがござらぬ。貴公、絵師になられてはいかがかな?」
といいました。
聖天使ザビエル:「絵か・・・・そういえばアニメとか好きだったんだよな」
 こうして聖天使ザビエルは幼女の絵専門の絵師となり、元々の画才から一躍巨匠と呼ばれる
までに成長しました。黄巾賊は再び勢いを取り戻したということです。
渦中の司馬懿:「とても優しくて画才のある青年なのに・・・・うちの偽クマッタ兄貴の
罵詈雑言で人生が狂っちゃって、ごめんね・・・・」
三戦に舞い下りた天使:「再び息子に再会してしまった。しかし、自分の甥に脱糞したまま発見されるとは、
お前・・・・・・」
 聖天使ザビエルの画才は中華に広く伝わり、噂を耳にした中常寺うんこは聖天使ザビエルをライバル視し、
大いに創作活動に励んだということでございます。
 中華は未だ三つ巴状態の上、黄巾賊が勢いを取り戻してしまいましたが、聖天使ザビエルが絵の道に目覚めたので良しとしましょう。
三戦英雄傅、続きはまた次回。


532:無名武将@お腹せっぷく
08/02/14 12:41:45
乙としかいいようがない。

533:無名武将@お腹せっぷく
08/02/14 12:42:44
果物キラーバロスwwww

534:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/15 22:40:41
三戦英雄傅
第十四回〜十常侍、権力の駒を美女・アダルト日出夫に替え、荀攸、名士・まあcの宴にて大笑する〜

 奇矯屋onぷらっとが早馬跨り、荀攸を探索している頃、宮中では十常侍が密談をしておりました。
蹇碩:「小銀玉皇后もなかなかお人が悪い・・・・・」
 蹇碩の視線の先には絡み合う一組の男女の姿。そう、皇后・小銀玉と大尉の小魔玉でした。
 小銀玉も哀れな女でございます。兄の何進には金で売られ、夫の霊帝との間には愛情もなく、
ただ、暴言を吐かされる毎日。そこへ熟練の技を持つ、男盛りの小魔玉がこれでもかと
夜の奉仕をしてくれるのですからメロメロになるのは当たり前でございました。
二人の関係は十常侍の知るところとなりました。
張譲:「元は顔が良いだけの肉屋の娘を皇后にしてやった恩もお忘れになって、小魔玉にばかり
甘い汁を吸わせおる。そろそろ」
 張譲は一同の顔を見渡し、続けました。
張譲:「小銀玉も切り時かの」
蹇碩:「全くじゃ。恩知らずの女狐は噛まぬうちに殺すに限る」
 蹇碩は舌を出しながら、己の首を切る真似をしました。
張譲:「ほほほおほほ」
段珪:「実は某、先日一人の美女を見つけ今夜陛下にお目通りする手はずを整えた。これ、アダルト日出夫、参れ」
アダルト日出夫:「・・・・・はい。アダルト日出夫、にございます」
 現れたのは一人の美女。蒸したての肉まんのように丸く豊満な胸はいまにも零れそうな様子で、腰は
すり鉢のようにキュッと締まっております。十常侍の視線に晒された顔は、雨風に震える柳のような繊細な
表情です。
蹇碩:「これは、これは。昔から趙飛燕姉妹の故事のように柳腰に飽きれば豊満な体が欲しくなるものよの」
段珪:「肝心の責めもかなりのもの。得意技は、せり出す胸と尻による圧迫プレイ。騎乗位でこの
肉体が揺れる場面は他の美女にはない迫力かと」
張譲:「段珪、お主、なかなか陛下の性癖を把握してきたのお」
段珪:「今度こそ、我らの傀儡になる娘、かと」
十常侍:「ほほほほほほほほ」

535:無名武将@お腹せっぷく
08/02/15 22:41:11
 一方その頃、奇矯屋onぷらっとの探し人の荀攸は陳羣の祖父・まあcの屋敷で開かれた酒宴に参加しておりました。
陳羣:「漢朝を玩具にする小魔玉の行為、許せません」
 まだ若い陳羣は酒の勢いに任せ、杯を叩き割って憤慨しておりました。
まあc:「ふぉふぉふぉ・・・・長文や。漢朝に徳があるように、小魔玉殿にも支える天の命運があるのじゃろう」
陳羣:「お爺様は、あの逆臣の好きにさせておいて良いのですか!現に小魔玉に手篭めにされた宮女、臣下の奥方は
両手に余る始末。被害に遭われた奥方のほとんどはご自害なされたと」
張温:「某の妻もですじゃ」
 張温の妻は美しいことで有名で、後宮の美女にも勝るという噂でした。噂を聞きつけた小魔玉は早速、張温の屋敷を
訪問し、張温の不在なのを良いことに己のリビドーの処理をしたのでした。
張温:「大尉の( ^∀^)ゲラゲラというあの声を聞くだけで某は、某は・・・・・! 」
王允:「張温殿・・・・なんとお慰めしてよいか」
 張温には幼い息子だけが残され、妻は穢された身を羞じ、自害しました。
荀攸:「ははははは」
 静まり返った満座に響く一人の男の笑い声。荀攸でございます。
陳羣:「荀攸殿、何がおかしいのです?返答次第ではお命の保証はしかねますぞ」
 陳羣は華奢な上腕二頭筋を意識して力を入れながら、荀攸に食って掛かります。
荀攸:「これが笑わないでおられようか。国家の重鎮たる成人した大人が辛気臭い顔をして
額の皺を合わせながら酒の力で愚痴るだけ。婦女子のような有様ではありませんか」
まあc:「荀攸殿、そこまで言うのなら貴殿、何か考えがあるのじゃろうて」
荀攸:「もちろん。聞けば王允殿のお屋敷には西域より手に入れた一度に2,000CCの
血液を採血できる機械があるとか」
王允:「『七宝吸血鬼』なる機械のことか?」
荀攸:「その七宝吸血鬼なる七つの宝石で彩られた機械にて、この荀攸、鷲巣麻雀にて
逆賊・小魔玉の命を取る所存。お貸しいただきたい」


536:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/15 22:42:00
まあc:「成人男性の致死量は2,000CC・・・・・しかも七宝吸血鬼の針は皮膚下で
花の様に開き、一度作動したなら2,000CC採血するまでどんな怪力の持ち主でも抜き去ることはできぬ。
・・・・・さすが荀子様の子孫は発想が違うの。ふおふおふお」
陳羣:「いくら麻雀が強くても、勝つ自信はおありか?間違えればご自分の命がなくなるのですぞ?」
荀攸:「リスクを背負えないと勝負師ではない by桜井章一・・・・俺の座右の銘だ」
陳羣:「・・・・・(リスクありすぎだよおおおおおお)」
張温:「荀攸殿・・・・貴公、何か打ち筋が違うかと思えば雀鬼会の者であったか!」
荀攸:「小魔玉のことは生い立ちから尻の皺の数まで何もかも存じております。
奴は負けず嫌いなので近いうちに俺に必ず麻雀を挑んでくるでしょう。その時こそが、暗殺の
好機!ははははは。逆賊・小魔玉、今のうちにせいぜい鉄分でも取っておくがいい」
陳羣:「どうでもいいが、最後の最後まで使えない字牌取っておくのだけはやめてくれよ・・・・」
まあc:「長文、若いって良いのお。ふおふおふお」
 後の歴史書に『黒軍師』と名を残す荀攸、この時まだ三十代。荀攸の双眸は小魔玉暗殺と
漢朝の威光を取り戻す野望に燃えていました。
 さて、さて、評判のよろしくない三戦英雄傅。このまま当初の予告通り打ち切りになるか、後ろの連載になるか、
続きがあるのか。続きがあるとしたら、また次回。

537:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/15 22:42:39
>>535
がなぜか名無しになりました。


538:無名武将@お腹せっぷく
08/02/16 01:31:37
小魔玉極悪人じゃねーかwww

539:無名武将@お腹せっぷく
08/02/16 11:35:51
才能の無駄遣い(笑)

540:無名武将@お腹せっぷく
08/02/16 12:55:25
それこそ2ちゃんねる

541:無名武将@お腹せっぷく
08/02/16 20:10:03
バロスw

542:無名武将@お腹せっぷく
08/02/17 13:08:36
続きまだ?

543:無名武将@お腹せっぷく
08/02/17 13:37:40
まあまあ、ゆっくり待ちましょう。

544:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/17 23:08:24
三戦英雄傅
第十五回〜奇矯屋onぷらっと・荀攸と合流し、荀攸・中常寺うんこに依頼をする〜

※(今回に限らず、人物の年表が実際の年齢等と異なる場合があります)


 名士・まあcが『宮中のことは荀攸に聞け、市井のことは曹操に聞け』と言ったという逸話の
持ち主であり荀子様の子孫である荀攸。皆様は覚えておいででしょうか。
 そう、前回、荀攸はこともあろうにまあcの邸宅で開かれた宴会にて『小魔玉暗殺』を宣言致しました。
そこへ彼を訪ねて来た奇矯屋onぷらっと。これは、天の示し合わせた天命でしょうか。
大尉・小魔玉の悪運か、義侠心の塊であり雀鬼会会員・荀攸の運か。勝つのはどちらなのでしょうか。
 さてさて、気になる三戦英雄傅。天運、是か、否か・・・・・・・・・。
荀攸:「おっ、職を得た奇矯屋onぷらっとではないか!お勤め、ご苦労!」
 演技なのかはたまた本当に出来上がったのか、荀攸は奇矯屋onぷらっとの姿を見るや敬礼して見せました。
奇矯屋onぷらっと:「挨拶は抜きにして、内密の話がある」
 奇矯屋onぷらっとの息は切れ、武力と体力を誇る奇矯屋onぷらっとの顔は危機に迫ったものがありました。
荀攸:「ここじゃだめか?」
奇矯屋onぷらっと:「では、馬に乗ってくれ」
 奇矯屋onぷらっとは自らの馬の後ろに荀攸を乗せ、荀攸は奇矯屋onぷらっとの逞しい腰に掴まりつつ、二人は
他の者の耳目を避け駆け抜ける馬上にて会話を交わしました。
奇矯屋onぷらっと:「じつは、こういうわけで妻の阿梅と某の一家は・・・・」
荀攸:「うむ。事情はわかった。実は俺も小魔玉の悪行には腹の虫が納まらず、暗殺しようと思っている」

545:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/17 23:08:50
奇矯屋onぷらっと:「暗殺・・・・・」
荀攸:「なあに、誰かがやらねばならぬこと。それにやらねばこちらの身も危ないしな」
奇矯屋onぷらっと:「確かに、城下の男たちは門戸を閉め、親は娘を、夫は妻を案じる日々・・・・」
荀攸:「奴は、人妻好きだしな。城下の諸葛亮なる愛妻家が己の妻の美貌に危惧し、妻に醜い仮面をつけたとか
なんとか」
奇矯屋onぷらっと:「諸葛亮って、ブス専で名を馳せた男ではなかったか?そうか、奴の妻はもともと美女で
醜女の仮面をつけていたのか・・・・どうりで・・・・・」
荀攸:「まあ、俺にも奥はいるしな。端から見て美女かどうかは知らぬが、俺にとっては中華一の美女だ」
奇矯屋onぷらっと:「して、暗殺の方法は」
荀攸:「王允殿の秘宝たる採血機材を用い、鷲巣麻雀で小魔玉に引導を渡す。奴は、自分より麻雀の
強い俺を亡き者にしようとしているから近いうちに必ず鷲巣麻雀を打たせる気だ。そこを、突く!」
奇矯屋onぷらっと:「しかし、大尉殿より麻雀の強い者などごろごろいるのではないか。雀荘の
メンバーバイトのお姉ちゃんとか・・・・・」
荀攸:「皆、小魔玉の背後を恐れるあまり勝負に出ないのだ」
奇矯屋onぷらっと:「公達、お主、真の勝負師だな」
荀攸:「俺にとって最高の褒め言葉だな」
 荀攸は奇矯屋onぷらっとの腰を叩きながら、夜空に白い歯を光らせました。
荀攸:「奇矯屋onぷらっと、お主は一刻も早く小魔玉の家から家族と共に逃げるがいい。阿梅を毎晩喜ばせて
いるこの腰が胴体から離れぬうちにな」
奇矯屋onぷらっと:「しかし・・・・」

546:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/17 23:09:12
荀攸:「三十六計・・・わかったな?」
奇矯屋onぷらっとは言葉を濁しつつ、荀攸を家の前で下ろすと荀攸と別れました。
荀攸:「あやつは変な義侠心のある男・・・・恐らく小魔玉の家を出まい・・・・・」
 荀攸は腹心の佐倉広夢なる少年を呼び寄せ、佐倉広夢に用事を言いつけました。
荀攸:「佐倉広夢よ、晋国の俺のおじのいる袁家十人衆の中の中常寺うんこにある絵を
頼みたい。奴は聖天使ザビエルと並び『幼女のザビエル』『美少女の中常寺』と呼ばれるほどの
名絵師・・・・奴の手を借りたいのだ。金に糸目はつけぬ」
佐倉広夢:「はっ。然るべく」
 佐倉広夢は晋の領土を目指し馬を走らせ続けました。すると、夜中にも関わらず同じような年頃の
少年たちが宙を舞うように飛んできました。どうやらそれなりの武術の心得があるようです。
来生丸LV279 &魔神Lv.328 :「ねえねえ、君、見かけない顔だね〜。どうしたの?」
佐倉広夢:「晋国の中常寺うんこ様に急ぎお会いせねばならぬのです」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「うんこ?ああ、あの絵を大量に描くおじさんか〜」
佐倉広夢:「そうそう、絵師の」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「僕らと同じ袁家十人衆の一人だよ」
佐倉広夢:「では、あなたたちは」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「僕ら二人で一人の仲良し双子、来生丸LV279 &魔神Lv.328だよ〜。
明日学校だろうが会社だろうが関係ないんだ。五関突破が生き甲斐だよ〜」
佐倉広夢:「(そういえば、袁家十人衆には恐ろしい夜型の双子がいると聞いたことがある。さては
この子たちか)その中常寺うんこ様に会わせてくれ」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「いいよ〜」
 こうして来生丸LV279 &魔神Lv.328の案内により佐倉広夢は中常寺うんこに面会叶うことになりました。

547:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/17 23:10:27
中常寺うんこ:「私が中常寺うんこである」
 現れました中常寺うんこ、名に似合わずなかなかダンディーなおじさまでございます。
佐倉広夢:「実は御大のご高名を耳にし、我が主、荀攸が御大に美少女の絵を一枚所望しております」
中常寺うんこ:「どんな美少女でも描けるときは描くぞ」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「描いて欲しいときは、猫の鳴きまねをすると一気に壊れて最高に
いいのを大量に描いてくれるんだ」
佐倉広夢:「それでは、天下一の美少女・小銀玉皇后を描いていただきたいのです」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「うんこのおじさん、会ったことあるの?」
中常寺うんこ:「いや、ないのだが・・・・・ないものは描けぬよ」
佐倉広夢:「想像で描いてください。天下一の極上の美少女を。勝気で我がままでSッ気溢れる
美少女を!ニャー!!」
中常寺うんこ:「ギャー!!ネコ、ネコ、ネコぉおおおおおおおおおお!!!!」
 佐倉広夢の猫の鳴きまねを聞いただけで猫アレルギーの中常寺うんこの頭の螺子は飛び、
筆を持つ速さは風の如く、たちまち一枚の美少女の肖像画が完成しました。
佐倉広夢:「・・・・素晴らしい・・・・御代はいかほどで?」
中常寺うんこ:「ねこ・・・・ねこ・・・・ふにゅ・・・・・・・・」
来生丸LV279 &魔神Lv.328:「いらないって。早く帰ってご主人様に報告しなよ」
佐倉広夢:「かたじけない。では!」
 佐倉広夢は再び馬に跨り洛陽の都に待つ荀攸の元へ急ぎました。
荀攸は果たして小魔玉から奇矯屋onぷらっとを、いえ、それどころか自分の命をも救うことができるのでしょうか。
中常寺うんこの描いた肖像画の目的は何のためなのでしょうか。
 三戦英雄傅、続きはまた次回。

548:無名武将@お腹せっぷく
08/02/18 18:24:28
素晴らしい

549:無名武将@お腹せっぷく
08/02/19 09:11:57
続きが来ているので上げるよ。

550:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/19 20:11:23
三戦英雄傅
第十六回〜小魔玉、徽皇子を皇太子にと百官の前にて発言し、丁原、小魔玉に反逆の意を露にする〜

 市井が何やら騒がしい動きを見せている頃、宮中でも様々な動きがございました。
時は、南漢(晋)暦:栄安一年六月。後の歴史書で言う『小魔玉の役(こまだまのえき)』が
起こりました。
 小魔玉の役は漢朝の文武百官の集まる朝議にて起こりました。
小魔玉:「漢朝の名だたる官吏は全て集まったようだな( ^∀^)ゲラゲラ」
中山幸盛:「は、大尉のご尊顔を拝見するために皆、喜び参りましたのでしょう。
残念ながら晋国に属する者たちは黄巾賊の対策に追われ参上できないとのことですが」
小魔玉:「黄巾賊対策とな。まあ、坊ちゃん育ちの袁紹には丁度よい( ^∀^)ゲラゲラ。
ところで、今日は皆に漢朝の忠臣として是非とも考えていただきたいことがある」
 小魔玉は突如として、百官に呼びかけました。
小魔玉:「ここにおわす晋王は帝の長子なれど、遺憾ながら医師のオイラから見ても
正常な脳の持ち主とは言えず」
晋王(弁皇子):「だあ・・・・・だあ・・・・・」
小魔玉:「オイラは漢朝の将来を思い、帝の次子の徽皇子こそ、次期皇帝に相応しいかと思うのだが・・・・・・」
中山幸盛:「さすがは大尉でございます」
 なんということでしょう。小魔玉は、とうとう晋王から皇位継承権を剥奪し、小銀玉に孕ませた
己の息子である徽皇子を次期皇帝にすることを百官の前で提案しました。
小魔玉:「誰か異議を唱える者は?いないよな( ^∀^)ゲラゲラ」



551:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/19 20:11:51
大将軍・何進:「(まあ、どちらにしろ儂の甥には変わりないしな)」
陳羣:「(小魔玉、許すまじ)」
荀攸:「(・・・・・・・)」
 荀攸は重大発表にも関わらず眉も動かさずにいましたが、張温は怒りのあまり卒倒し、皆、大声で口には
出さないものの、小魔玉の専横ぶりに怒りを隠せずに意いました。
丁原:「お待ちくだされ」
小魔玉:「なんと、オイラに異議を唱える者がおるとな」
 現れましたこの美青年、名を丁原と言いまして州刺史をしております。小魔玉は、これまで自分に逆らう者は
おりませんでしたから、徽皇子もすんなり皇太子にできるものと思っていたので怒りに身を震わせながら
声のした方を振り向き、丁原の姿を捉えました。
小魔玉:「・・・・・・・・・媚嬢・・・・・・」
 丁原を目にした途端、小魔玉は何やら女人の名を口にしました。確かに丁原は美しい容姿をしており、おまけに
酷い女顔なので髭を剃ったなら美女になるかもしれません。
文官1:「(おい、どうしたんだ?なぜ丁原は無事なんだ)」
武官1:「(何があったんだ)」
武官2:「(あれだ、いつもの鷲巣麻雀で丁原は殺されるに違いない)」
 文武の官吏は口々に丁原の末路を予想し、囁きました。宮中にどよめきが沸き起こります。
丁原:「皇太子の任命とは、帝の御意志と天命によるもの。一臣下の貴殿の意見を
挿むべき物事ではござらぬ。貴殿は医師ではあるが、医師であればこそ晋王を医療にてお助けするのが道ではないか?」
 丁原は百官の心配を他所に滔滔と正論を述べました。
中山幸盛:「何を、大尉に刃向かうとは・・・・やれ!」
 中山幸盛は丁原にこれ以上話させるものかと配下の者たちに丁原を殺すよう命じました。
すると丁原の前に現れた巨漢・・・・・・そう、呂布でございます。呂布は奇矯屋onぷらっとと同等の武力を
持つと評判の男で丁原の養子でした。
中山幸盛:「ぬぅううううう呂布!」
 中山幸盛は賢い男ですから負け戦は致しません。呂布の存在を知るなり、手下を下がらせました。
丁原と呂布により防いだクーデターが小魔玉の役でございます。


552:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/19 20:12:40
 その夜、小魔玉は毎晩の行事である亡き妻との交わりに励んでおりました。
小魔玉:「媚嬢・・・媚嬢・・・・・こんなに早く生まれ変わってまたオイラのお嫁さんになりに来てくれたんだね。
お前との間にできたリンリン大友も、もう立派な大人になったんだよ」
 昼間、小魔玉が口にした『媚嬢』とは加ト清正の娘であり、小魔玉の先妻の幼名でありました。丁原は
小魔玉の亡くなった妻に生き写しでした。今まで抱いた女は星の数ほどあれど、小魔玉の心を占めるのは常に亡くなった
媚嬢だけでした。正式には狂った小魔玉が劇薬で殺したのですが、小魔玉は丁原の姿を一目見るなり
亡くなった妻の生まれ変わりだと信じて疑いませんでした。
 翌日、小魔玉は丁原を召しだしました。
丁原:「呂布や・・・・私のところに小魔玉から召集がきたのだが・・・・・」
呂布:「父上、きっと奴は父上を亡き者にしようとしてのこと、この呂布が一緒に参りましょう」
 こうして丁原は呂布と共に小魔玉の待つ宮中に参内しました。
丁原:「丁原にございます。まだ何か?」
小魔玉:「・・・・・・やらないか?」
 小魔玉は丁原を誘いました。今まで誤解されていたようですが、実は小魔玉は紳士でありました。
確かに人妻や宮女を手篭めにした前科もありましたが、丁原を思う気持ちは本気でしたので
力づくではなく丁寧に誘ったのです。
呂布:「(父上、とうとう鷲巣麻雀で命を奪う気ですぞ!)」
丁原:「せっかくですが、大尉殿、私は麻雀は打ちませぬので」
 丁原はまさか小魔玉が自分を欲情の対象として見ているとは思わず、鷲巣麻雀にて命を奪うために
『麻雀に誘った』ものと勘違いし、丁重に小魔玉の申し出を断りました。
中山幸盛:「大尉、まさか!」
 勘の良い中山幸盛には小魔玉の意図がわかってしまいました。結局、小魔玉はその日は丁原をモノにするのを
諦めましたが、帰宅してからの荒れようが目も当てられないほどでした。

553:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/19 20:13:19
中山幸盛:「大尉、私は亡き奥様を存じ上げませんが、確かに丁原は美しいですが・・・・・・・・
男ですぞ!大尉はノンケでございましょう?男に手を出すなどお止めくだされ」
小魔玉:「オイラの理想の女は媚嬢なのに、媚嬢が丁原に生まれ変わったのに、どうして丁原は男なんだ!!!」
 小魔玉は家中の陶器を割りまくりました。
八戸のぶなが:「すごい荒れようですな」
 この八戸のぶながと申す者、占いを生業としておりまして得意分野は西洋占星術でありました。
以前、中山幸盛を「あんたは貴命の持ち主だ。ただし、波があるがな。生き方次第でなんとか
なるじゃろう」と評したのは八戸のぶながでありました。八戸は今は、小魔玉家のお抱え占い師となって
おりました。
中山幸盛:「実は、こういったわけで大尉殿が荒れてな」
八戸のぶなが:「ふむ。豪傑、呂布が居ては思いも遂げられぬと・・・・・実は、私は呂布と同郷でして
奴は金品に目のない男・・・・・沢山の財宝を積めば養父とて売り渡すでしょう」
中山幸盛:「それは良いことを聞いた。小魔玉様、ここは呂布を買収しましょう」
小魔玉:「よし、さすれば丁原も漢朝も我が意のまま( ^∀^)ゲラゲラ。中山幸盛、早速手はずを
整えい!!」
中山幸盛:「はっ」
 中山幸盛は闇に紛れて呂布の元へ行き、金銀財宝を渡す代わりに丁原を引き渡してもらいました。
小魔玉:「おお!随分早いな。媚嬢、長いこと待っていたぞ( ^∀^)ゲラゲラ」
丁原:「ぬうう、この縄を解け、殺されるくらいなら自害してやるわ」
 小魔玉は丁原の言葉に耳を向けず、丁原の髭を剃り、化粧をさせ、再び丁原を見つめました。
どこをどう見ても、目の前にいるのは亡くなったはずの妻の姿でした。
リンリン大友:「マ・・・・ママ〜!!!」
加ト清正:「おお、マイドーター!!!」
 リンリン大友と加ト清正まで丁原を己の母と娘と間違えておりました。


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