むかしむかし
..
331:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 19:30:59
>>326-327
覗かせていただきました。ありがとうございます。
励んでまいりますので、これからもよろしくお願いします。
332:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 19:43:22
>>331
職人乙
毎日楽しみにこの超大作を見させてもらってます。
333:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 20:01:32
クマッタを殺害した888は彼に成り代わってその名を用い、
広漢を怨嗟のこだまする生き地獄へと作り変えていた。
口でこそ版図の拡大をうたっていたものの、器の小さい偽クマッタは
覇業よりも民を虐げることに快感を覚えていたのである。
民は過日の善政を思い出しては、太守の変貌ぶりを嘆いていた。
「ああ、どうにも刺激が足りないな。もっと盛大な阿鼻叫喚を聞きたいもんだが。」
「いっそ州城を燃やしちまうか。広漢郡は不穏分子のたまり場だったからな。」
「ちょっと“言い繕って”孔明に報告すりゃ、歓心を買えるだろうしな…。」
自分の良からぬ思い付きに酔いしれると、偽クマッタは早速腹心に仔細を言い渡した。
すなわち四方の門に魚油を滲みこませた枯芝を配置し、三更に火を放てと。
もちろん、その直後に888は郡城を抜け出すと、遠望のきく山へと向かったことは言うまでもない。
三更の頃。
たちまちに放たれた火はその勢いを増し、風に煽られて郡城を埋め尽くした。
逃げ場を失い焼け死ぬ者、城壁から飛び降りて死ぬ者は数知れず、
偽クマッタはそれを眺めながら大いに笑い、孔明の赴任している成都へと発った。
一方、とある山中にて。
果物キラー「おっ、見ろよ。すっげえ流れ星だぜ!」
ザビエル「ほお…これは見事な。いったいどれほどの数が降り注いでいるのでしょうな。」
ひょーりみ「本当に綺麗だ。そうだ、願い事でもしちゃおうかなあ〜」
334:聖天使ザビエル∬》^_ゝ^》つ† ◆llkBnTV0DI
08/01/16 20:21:16
偽クマッタwwwコテの特徴が上手く書かれていますねwww
335:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 20:23:02
ザビエルは美化されてるよなw
336:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 20:25:12
>>335
ザビエル自演すんなや
337:聖天使ザビエル∬》^_ゝ^》つ† ◆llkBnTV0DI
08/01/16 20:27:58
>>336 自演してませんよ。吉野家スレを懐かしく見ていました
338:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 21:03:15
広漢の郡城に帰り着いたひょーりみ一行は、その惨状を目の当たりにした。
もはや区別もつかないが、累々の焼死体の中には彼らの知人も多いことだろう。
「ちっ…畜生、畜生、畜生!」 瓦礫を蹴り、行き場のない怒りをぶつける果物キラー。
「どなたも、助かってはおりますまいね。」 肩を震わせ、静かに涙を流すザビエル。
「多くのものを、失ってしまったね。」 無感動に、ぽつりとこぼすひょーりみ。
三人はしばらく無言のまま立ち尽くしていたが、やがてひょーりみが口を開く。
「…僕は関中に向かおうと思う。自分に力がないことが悔しくて、苦しむのはもう嫌だから。」
「関中に行って強い力を味方につけようと思う。広漢の、天下の仇を討つためにさ。」
「ザビエル、果物キラー、君たちとはここでお別れかな。今まで、ありがとう。」
「何を仰るのです。ひょーりみ殿がお立ちになるなら、私もぜひお手伝いをいたしますぞ。」
そう反論するザビエル。その隣で激しく首を縦に振って同意を示す果物キラー。
ひょーりみ「君たちの気持ちは嬉しい。でも、人生は二度とめぐってはこないんだよ。」
ザビエル「…ええ、ひょーりみ殿。二度と再びめぐってこないから、人生とは甘美なのです。」
果物キラー「ああ、その通りだぜ。安穏と暮らしてても、世がこんなじゃあちっとも安まらねえや。」
二人の言葉を聞くと、ひょーりみは嬉しそうに微笑む。
「ありがとう。それじゃあ、いずれ君たちの力を借りようと思う。必ずね。」
「だけど、今はここで別れたほうがいいよ。三人がそれぞれの行き先で自分を磨き、」
「味方を見つけ、力を得て、そしてまたここで会おう。次に会うときは、出陣の時だね。」
三人はしばらく友の顔を惜しむように眺め、やがて異なる道を歩みだした。決して振り返ることなく。
339:ひょーりみ ◆7rAzqBFcf.
08/01/16 21:05:16
前々から思ってたんだけどザビエルと組まさんでもらいたいんだよネ
おじさん彼が嫌いなんだ^^
340:二番手
08/01/16 21:06:06
>>339
路線の変更は、多分もうできないと思います。
341:二番手
08/01/16 21:29:26
わかりにくいと思ったので、現在の位置関係を地図にしました。
URLリンク(www6.uploader.jp)
342:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 21:38:15
>>339
最初に言うべきだったな
ま、何はともあれ乙
343:魔法剣士情熱的 ◆DWSEsadVNQ
08/01/16 23:53:32
二番手こそ天下無双のもののふよ!
344:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 15:59:13
実はあるコテだけど、俺もこのスレ楽しんでる。
どんなチョイ役でも、出してくれるとうれしいな。
(まだ一度も出て来てないコテです。)
345:二番手
08/01/17 16:13:27
予想以上に多くのコテさんが読んでいらっしゃるのを見て驚きました。
ご覧になっているのを知ってしまうと、書いていて心苦しいこともありますが、
必ずしも全員のお気持ちを汲み取ることはできないかもしれません。
それでも宜しければ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
346:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 17:54:26
>>344
自分で小説を書けばOK。俺もそうしたのだww
347:二番手
08/01/17 20:59:29
時代錯誤的な復古政治で混乱していた揚州の転換期は、まさにこの日であった。
かつて朝廷の高官であり、現在は職を辞して地方に下っていたKowLoonと会見した雷音は
切々と現状の打破のために力を貸して欲しいと説いたが、
徹底した原則主義者のKowLoonは建前上法を遵守している金の排斥をよしとしなかった。
雷音「…ですから、是非にKowLoon殿のお力が必要なのです。どうか、何卒…」
KowLoon「困りましたな。現状に些かの問題はあれ、金侯は何ら法を犯してはいないのですよ。」
雷音「KowLoon殿、揚州の深刻な飢餓を「些かの問題」とは、お言葉が過ぎましょうぞ!」
KowLoon「…私が心配するのは民草の飢餓よりも、むしろ無法な政変がまかり通ることでござる。」
雷音「KowLoon殿!」
KowLoon「雷音将軍。そもそもあなたは分を弁えられよ。一武官が政治に介入するなど、前例がない!」
雷音「……。何を申しても暖簾に腕押しのようでございますな。御免!」
雷音は席を蹴って退席し、自宅へとって返す。
隠れ麋竺オタは雷音の気が鎮まるのを待ち、次善の策を説いた。
「『江南の二絶』と呼ばれる名文家、渦中の司馬懿とsleepknotをご存知でしょうか。」
「上からの改善が成り立たぬのであれば、下からの改善をなすほかはあるまいかと。」
雷音はこの提言を受け入れると、家人の星英をして秘密裏に二人を呼び寄せ、
大衆の心を巧みに煽動するように文面を凝らした檄文をしたためさせた。
金宰陽自身の行状はおろか、父・金正日、祖父・蕎序に及ぶまでの誹謗中傷を連ねた
この檄文は本来非難されてしかるべきであるが、非常に美しい修辞を用いて書かれていたため
後世では名文とされ、漢文の教科書にも採用されることになるが、それはさておき。
この文章が揚州全土に流布すると、各地の太守はおろか、民衆までもが義勇兵となる
大規模な反乱が勃発した。
348:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 21:07:59
お、来てた。お疲れ様です
349:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 21:16:32
金かわいそうだろ
350:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 21:18:30
>>349
ネタはネタとして(ry
351:二番手
08/01/17 21:37:37
古今東西、反乱軍は指揮系統が惰弱だという弱点を内包している。
まして豪族の連合体である揚州にあって指揮系統を一本化させることは
中堅の武官である雷音には到底不可能であったため、彼女は、
かつて鬼神と称されながら病を得て昏睡状態にあるムコーニン将軍を旗頭に擁立し
その代理という名目で各地の太守に命令書を発行した。その陣容は以下のとおりである。
【総大将】 車騎将軍のムコーニン
【機密担当軍師】 会稽太守、討逆将軍の雷音
【書記官】 記室参軍の渦中の司馬懿
【書記官】 記室参軍のsleepknot
【金銭糧食担当頭領】 盧陵太守、威虜将軍のはいだらー
【騎兵軍頭領】 豫章太守、破虜将軍の宇喜多直家信者
【歩兵軍頭領】 ?陽太守、宣徳将軍の仙台藩百姓
【水軍頭領】 新都太守、討寇総軍の無双ファン
【騎兵軍将校】 義勇軍のリンリン大友
【歩兵軍将校】 義勇軍のはにわ様
【水軍将校】 義勇軍のアダルト日出夫
序列が定まった後、反乱軍は一斉に丹陽郡へと侵攻する。
攻勢を維持できるか否かは、丹陽を落とせるかどうかに懸かっていた。
352:二番手
08/01/17 22:26:20
陣幕にて、反乱軍の諸将による会談が行われていた。
宇喜多直家信者「…ついにこの時が参りましたな。武者震いがいたします。」
仙台藩百姓「ははは。臆病風に吹かれたの間違いではないですかな?」
宇喜多直家信者「何だと!?」
いつものように口論を始める二将。雷音はやめないか、と嗜めた後に口を開く。
「揚州の危急存亡の秋に際しての諸将の義挙、ムコーニン将軍に代わって御礼申し上げます。」
「至らぬ身ではございますが、粉骨砕身努力いたしますので、何卒お力添えをお願いいたします。」
雷音が一礼すると、暖かい拍手が挨拶を締めくくる。陣幕には良い雰囲気が流れていた。
無双ファン「それにしても両先生の檄文には感動したぜ。なんかこう、熱くなってくるんだよな。」
リンリン大友「分かりますよ。私も、仕官を断られた時は諦めて故郷に帰るつもりだったのですが…。」
渦中の司馬懿「なんの。思いのたけを紙にぶつけただけですよ。そうでしょう、sleepknotどの。」
sleepknot「(うほっ、いい男が多いな…)」
はにわ様「そうだ、これからの団結を期して酒盛りと参りますか!」
アダルト日出夫「おお、良いですなぁ!」
この二人の提言に続き、そうだ、そうだという声があがる。
雷音はこれを一蹴すると、その理由を説明した。
「古来、いくさの勝利は、将才をもって天運を引き付けて初めて得られるのです。」
「一瞬の油断は将才のある者のすることではないし、天運にも見放される行為でしょう。」
この諸将はこの言葉に納得すると、おのおのの持ち場に着いた。
353:二番手
08/01/17 23:02:55
交州に派遣された八戸ロコ金四郎という男をご存知だろうか。
出自は不明ながら処世術に長け、婚姻を利用して八戸家、ロコ家、金家の戸籍を得た男である。
当人にはさしたる才知はなかったが、日の出の勢いの八戸家、名門ロコ家・金家の家格は
彼にとって大いに有利に働き、今では交州の軍政を統括する侯となっていた。
「ほ〜お、揚州の南部が決起、宰陽大人が苦境に立たされている、か。」
「ここは静観して勝ったほうに恩を売るのが賢いが、俺が流れを変えるのも一興だぜ。」
「どのみち俺が宰陽大人につけば反乱軍は挟撃を受けてにっちもさっちもいかなくなる。」
「ハハハハハッ、また出世の神様が俺に微笑んでるのかもしれねえな。」
金四郎は出陣を即断、二万余の軍勢を率いて揚州の南部に向けて出陣。
北上した反乱軍の虚を突き、一気に瓦解させるのが目的である。
一方、反乱軍の陣幕では。
はいだらー「雷音将軍。念のため斥候を放っておいたのですが、厄介な報せが届きましたぞ。」
雷音「厄介な知らせ。というと…?」
はいだらー「交州の八戸ロコ金四郎が、血縁と新党朝への忠義を楯に揚州南部へ進撃中とのこと。」
雷音「…なるほど。それは迂闊でしたね。」
はいだらー「酒盛りをお止めになったことが、不幸中の幸いでした。今ならばまだ間に合います。」
雷音「ええ。一挙に丹陽を落とし、短期決戦で揚州を席巻できなかったのは悔しいけれど…。」
はいだらー「長期戦は必至、ですな。…兵站と財務はお任せを。」
こうして、雷音は諸将に撤退を命令する。反乱軍は烏合の衆とはいえ、この危機に際してよく団結し、
南北に抱える敵の侵入を決して許さなかった。まさに呉越同舟の言葉どおりだろう。
これ以後、金軍と雷音軍は睨みあいを続けたまま、時を過ごすこととなる。
354:二番手
08/01/17 23:04:40
きょうはこのあたりで。
次回はひょーりみと老党の接触を書きます。
355:二番手
08/01/17 23:33:29
そういえば、話も長くなってきましたし、
さまざまな境遇のコテも出てきましたが、
これまでのこと・これからのことでご意見がございましたら
どんなことでも書いてくださいますと、
今後の細部の作り込みの指針になりますので大変嬉しいです。
356:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 23:50:28
今年の3日目くらいから見ています、頑張ってください。
あ、でも作者さんは違うんですよね?
357:二番手
08/01/17 23:56:50
ありがとうございますw
はい、私は>>275以降ネタを投下してるんです。
ひょーりみさんとザビエルさんを組ませたのは、
前の職人さんのネタを参考にさせていただきました。
358:無名武将@お腹せっぷく
08/01/18 12:25:07
あわびも出してあげて!
359:猿コテ
08/01/18 20:37:54
好きに書いてみて欲しい。
一番良くないのはコテハンへの遠慮なのだから。
360:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 10:12:45
>>351
はにわ様=八戸のぶながだぞw
361:二番手
08/01/19 10:27:39
ご意見、ありがとうございます。
昨日は疲れてて、更新を欠かしてしまいました…
今日は投下しますね。
362:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 10:49:43
無理すんなよ、気長に待ってるから。
363:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 15:54:44
まさに三戦板、唯一の良スレ。
364:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 17:37:01
「うほっ」ワロタ
365:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 18:40:54
そろそろ投下?
366:二番手
08/01/19 19:13:28
漢中の豪族、剥家の当主剥離は仁者として知られ、よく旅人を遇することで知られていた。
ひょーりみは関中への途上でここに立ち寄ると、剥離と歓談して宿舎の提供を受ける。
「気楽でいいねえ。やっぱり旅は一人に限るよ。」
義舎で空腹を満たしながらそんな事を考えていると、一人の書生風の青年が声を掛けた。
青年「いや〜、突然すみませんね。話し相手が欲しかったものですから。」
ひょーりみ「いえいえ。どちらからいらしたのですか?」
青年「ああ、僕は先月まで鮑家荘に逗留していたのですが、そろそろお暇して…関中へ向かおうかと。」
ひょーりみ「関中へ! 偶然ですね、僕もこれからそちらの方に。」
青年「あはは、そのようですね。旅のご無事をお祈りしますよ。それでは。」
ひょーりみ「ええ、僕もお祈りしています。ところで、お名前をお聞かせ願えますか?」
青年は、自らを諸葛均と名乗った。ひょーりみも名を名乗ると支度を済ませて
邸を出ようとしたところ、そこで家人に呼び止められる。
どうやら主人剥離がひょーりみに興味を持ち、少し時間を割いて欲しいということであった。
彼はこれを承諾すると、剥離に面会した。
「いや、申し訳がございませんな。慌しいところを引き止めてしまいまして。」
「それにしても…あなたをひと目見た時から、不思議に思っておりましてね。」
そう述べる剥離。ひょーりみが詳細を訪ねると、彼はさらに言葉を続けた。
「このようなことは滅多にないのですが…先日あなたのお話を伺い、五行に照らし合わせて」
「みましたところ…あなたは必ずや大望を果たし、至尊の位に就かれると出ました。」
「いえ、これのみならば良いのです。気がかりなのは、この後のこと。」
「私は些か人相見のわざも心得ているのですが、相を見ます限り、あなたは類稀なる凶相の持ち主です。」
「かならずや本懐を遂げられず、非業の死を遂げることになる…としか読めないのです。」
「いや、不可思議なことです。」
367:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 19:14:07
逸る気持ちは分かるが、急かすもんじゃない
368:二番手
08/01/19 19:40:58
ひょーりみ「…なるほど。五行に照らし合わせれば吉と出るのに、相を見れば凶と出たと。」
剥離「ええ、申し訳ございませんな。旅立ちの日にこんな話をとは思いましたのですが。」
ひょーりみは暫く考え込んでいたが、やがてふっと笑う。
「それなら僕は五行の方を信じますよ。先の事はわからないのだから、前向きにね。」
そう言い残すと、彼は一路長安をめざして駒を進める。
長安を治めるのは、かつて政権の中枢を担ったものの新党朝の腐敗に失望した老臣たちである。
いまだ隠然たる勢力を抱える老党、そして彼らの背後に控える涼州の軍閥。
どうやって接触を果たそうか、そんなことを考えていると、後ろから声をあげて呼び止める者がいた。
剥離「ふう、やっと追いついた…。よかった、もうお会いできないかと思いました。」
ひょーりみ「どうかなさいましたか? ご当主自ら僕を追いかけられるなんて。」
訝るひょーりみに対し、晴れやかな顔で応答する剥離。
「はははっ、いや、もう当主ではございません。荘は先ほど弟に譲って参りました。」
「…いえね、私も占術を扱って久しくなりますが、このようなことは初めてでございましたので。」
「やはり興味を抑えることが出来なくなりまして…ひょーりみどの、どうかご同行をお許し願えますか。」
「微々たるものではありますが、私の名は些か関中にも知れてございます。」
「あなたがただ戦乱を避けたいがために関中へ往かれるなら、私は無用の道連れとなりましょうが、」
「もしもあなたに大望がおありならば、きっとお役に立てるのではないかと。…いかがでございましょうかな。」
ひょーりみ「考えるまでもありませんよ。ご同行、感謝いたします。」
この出会いはひょーりみに人脈が与えられたことを意味した。
彼が歴史の表舞台に立つきっかけは、これであったと言っても過言ではない。
369:無名武将@お腹せっぷく
08/01/20 00:09:13
続き来た〜!
370:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 00:19:54
急に書き込みが・・・
371:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 09:17:44
続きが待ち遠しい
372:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 15:48:17
だったら俺が別の話を書こうか?
373:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 17:27:52
頼む
374:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:23:24
むかしむかし、あるところに。
ひょーりみという青年がおったそうな。ある時、ひょーりみの一族は武田信虎
とかいう極悪人に襲われ、一家離散。ひょーりみは復讐を誓って近畿地方へ
落ち延びていった・・・。
375:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:29:50
1918年、近畿でひょーりみは復讐代行の張春華の山寺を訪れていた。
ひょーりみ「永楽銭、7,000文だ!これで俺の一族の仇をとってくれ!」
張春華「え〜!?7000文!いいね〜!OK!」
ひょーりみ「おおっ!それでは早速、武田家当主、武田信虎の首を・・・」
「ブッ!!」すると春華は濃茶を噴いた!
春華「無理!無理!無理だって!さすがに大名は無理!もっと小物にしてよ!」
ひょーりみ「そんなこと言わずに!お願いします!!」
とひょーりみは頼み込んだ、すると春華は困ってしまった。
376:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:37:04
春華「そ〜だね〜!仲間とか集めなきゃいけないから300000文くらいあれば
いけるかな〜」
ひょーりみ「そんな!そんな大金は・・・ありません。」
春華「はいはい。そうだろうね。帰った帰った!」
こうしてひょーりみは手荒く、山寺から追い出されてしまった。
ひょーりみ「お金お金、300000文もどうやって集めようかな〜」
こうしてひょーりみは途方にくれていると、張り紙が
「ん〜何々。私と一緒に日本海で黄金の鯨をとりに行きませんか?成功報酬は
一人報酬は200000文・・・小銀玉by」
ひょーりみ「黄金の鯨?わけがわからないけど、儲かるなあちょっと足りないけど
参加するしかないか!」
377:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:40:03
・・・で指定された場所へ向かったひょーりみ。そこに立っていた浅黒い漁師に
声をかけた。
ひょーりみ「あの?黄金の鯨を取る会の小銀玉さんですか?」
小銀玉「オウヨ!黄金の鯨を取る会会長の小銀玉さんだよろしくな!」
378:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:40:40
一応、10日くらいで完結する話です。たぶん・・・。
379:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:47:33
ひょーりみ「ところで、黄金の鯨ってなんですか?」
小銀玉「オウヨ!黄金の鯨ってのは全身がまさに黄金で出来ている伝説の鯨だ!
俺の村では小さい頃からよく聞かされている。」
ひょーりみ(うさんくさ〜そんなのいるわけないじゃん、辞めようかな)
小銀玉「オウヨ!黄金の鯨が取れなくても日給はちゃっと支払うから安心
してくれ、まあ安い給料だがな、そのうえ釣った魚を食うから食費もかからんぞ!」
ひょーりみ「ええっ!そうか!それならやる!やります!」
小銀玉「ところで、アンちゃん、結構華奢だけど大丈夫か?毎年、黄金の鯨探索で
結構若いのが死んでるんだぞ、体力ないと危ないぞ!」
ひょーりみ「は・・・・はぁ・・・・死人が出てるんですか・・・」
380:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:48:15
とりあえず今日はこの辺で。
381:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:49:03
乙
382:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:10:38
>>379
正直つまらない。
何を語りたいのかも判らんし話の組合せが最悪。
前二回ともひょーりみが主役で三回目にまた同じだとはっきり言って興ざめ。
383:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:15:57
同
384:二番手
08/01/23 20:50:57
お騒がせいたしました、ここ数日書く意欲が減退していて・・・
これから続きを投下してもよろしいですか?
385:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:51:15
いいよ
386:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:52:22
>>384
ktkrまあ自分のペースでやってきゃいいよ
387:二番手
08/01/23 20:53:39
秦嶺山脈。漢中より関中へ抜けようと思えば、この天然の要害を避けては通れない。
厨華に広く口伝される伝説において、益州に存在したとされる蜀の宰相諸葛亮が
桟道を築いて交通の便を図ったとされるが、実際に着工にあたったのは新党朝の宰相こおろぎである。
それはさておき、秦嶺の桟道を越えたひょーりみと剥離はまともな足場に辿り着き、一服していた。
ひょーりみ「はあ…はあ…いや、疲れたよ…」
剥離「ひょーりみ殿、あなたを先ほどからずっと負ぶっている私の方が、より疲れております。」
ひょーりみ「ごめん…」
一刻の後、漸く息も落ち着いてきた二人がそろそろ発とうと話を決めたとき、
複数の騎馬の足音が近づいてきた。咄嗟のことで隠れることもできず、
騎馬の大将と思われる男は二人に目を留めると、隊を留めて声をかける。
「そこなるは何者であるか。情勢が情勢だ。素性が分からぬとあらば、間者の嫌疑は免れまいぞ。」
渋い顔をするひょーりみに笑いかけると、剥離はよく通る声でこれに答えた。
「私は南鄭の剥離と申します。旧知を訪ねて長安へ赴くのに、何か不都合がございましょうか。」
これを聞くと大将は気色を改めると、言葉を続ける。
「左様か、失礼致した。余は長安のきどたかよしと申す。朝廷は露も知るまいが、」
「先日陛下に謁見を請うて処刑された益州のひょーりみという寒人の生存説が老党内で浮かび、」
「ぷらっと将軍より、その者の捜索と確保を仰せつかっているのだ。」
思わず顔を見合わせるひょーりみと剥離だが、いずれ目的を果たすためには
老党との接触は不可欠であり、これがそのきっかけになるだろうと判断した彼らは真実を告白した。
「僕がひょーりみでございます。」
388:二番手
08/01/23 21:18:31
ひょーりみの賭けは、どちらかといえば吉と出た。彼にとって不本意だったのは監視のもとに長安へと連行され、
京兆の廷尉にあたる京極に厳しい審問を受けた程度のことで、その後には手厚くもてなされたからである。
新党朝の中枢に失望して半独立の状態にある京兆、涼州の為政者の方針としては自然なことといえよう。
食事会のおり、老党の巨魁で京兆尹を務めるぷらっとは、ひょーりみにこう述べた。
「諫言の結果、命を奪われた忠臣は数多くいる。お前はたまたま生き延び、党内に支持を得ただけだ。」
「これはお前ではなく、お前の強運のたまものだ。くれぐれも、勘違いはせんようにな。」
ひょーりみはこれに同意した後に口を開いてぷらっとを炊きつける。
「僕は何の力も持たない寒人ながらも生き延びただけで支持を得られたのならば、」
「確たる力を持っていらっしゃるあなたが動くことがあれば、どれほどの声望が集まりましょうか。」
「その利益があれば、とうに動いているさ。動くよりもこうして地方の支配を確固たるものにし、」
「豊かに暮らすに越したことはない…そうではないのかね?」
ぷらっとのこの返答に対して口を開いたのは剥離であった。
「ところがぷらっと翁、そうもいかなくなってまいったようですよ。」
「地方分権を推し進めよ、とは丞相のご意向だそうでございますが、近頃は春華派が首をもたげて参りました。」
「対応が遅れましては、伝説上の人物ではございますが、韓信や英布といった輩の後を追うことになるかと。」
ふーむ、と唸り、暫く腕を組み目を閉じて考え込んでいたぷらっとだが、やがて結論を述べる。
「老党の抱える人脈、物資、兵力は貸してやろう。だが、ワシは表に出る気はないぞ。」
「もしも事が成れば、老党の幹部を政権の中枢に置く…という条件を飲めるならの話だがな。」
話はまとまった。ぷらっとは涼州の小銀玉に書状を送り、羌族の首魁とひょーりみとの面会を取り付けた。
389:二番手
08/01/23 21:49:26
広大な西域にあって厨華に隣接する羌族の首魁は名を桜龍伯玉といい、すでに齢八十を数える老人である。
彼は非常に子が多く、末娘の桜龍紫玉はまだ若干を越えたばかりだが、この紫玉は涼州の軍閥の首長、
神楽・馬といった面々とともに厨華への乱を起こしたことで知られている。
「あい分かった。小銀玉殿の頼みとあれば、断れませぬわい。ワシはもうこの歳で満足に戦えぬが、」
「有事には娘の紫玉を将として五万の援軍を出そう。娘は強いぞ? ガッハッハ…」
伯玉はこう述べると、羌にある自らの国へと帰還した。涼州から長安へと戻ったひょーりみは
ぷらっとの手引きを受け、老党の主だった人材に引き合わされた。
ほんの一部であるが、例を挙げれば以下の通り。
【総帥】京兆尹、鎮西将軍のぷらっと
【相談役】大司農の中野区民憲章
【秘書】尚書の八作
【辺境統治】涼州牧の小銀玉
【武官】伏波将軍のきどたかよし
【食客】諸葛均
食客の諸葛均はそう身分の高くない官吏の子であったが、剥家荘でひょーりみと会談し、
その生存をぷらっとに伝えたことで食客として召抱えられていた。
彼とひょーりみは歳が近かったこともあり、ぷらっとの計らいで机を並べて教育を受けることになる。
しばらくは平穏な日々が続き、その間にひょーりみは老党内に馴染んでいくことになるが、
翌年、ひょーりみにとってのさらなる転機が訪れた。
390:二番手
08/01/23 22:16:47
その年のうちには、ひょーりみはぷらっとの後見を受けて実質上の総帥となっていた。
教養に乏しく、才能も一級とはいえないが、優れた人士を靡かせる才能を持ち、
また権力欲に乏しくよく功を譲る人柄が人を惹き付けたのである。
関中には善政が敷かれ、民は生活に困窮せず、道に落ちているものも拾わない有様であったが、
どこか厭戦的な雰囲気が政庁に蔓延していたのもまた事実であった。
打倒朝廷を掲げてはいるものの、実際に動くのを提言すれば反対に遭う。
「もう、肌寒くなってきたね。」
そんな独り言をこぼしながら、気晴らしに山野を散策するひょーりみ。
やはり土地柄、険しい山道が続いていたが、ふと土地が平らかになり、
水が心地よい音を立てて流れる渓流が現れた。
「平和になったら、ここで魚でも釣りたいものだよ。…ん?」
ふと遠くに目を向けると、一人の男が水に釣り糸を垂らしているのが目に入った。
その男は何時間も座り続けていたのだろう、心なしかうつらうつらとまどろんでいた。
ひょーりみはその男を見て懐かしみ、側に寄るとこう問いかける。
「釣りをしているんだね。釣れるかい? ザビエル。」
「…いやはや、たった今大物がかかりましたようで。」
391:二番手
08/01/23 22:17:38
今日はこのあたりで。次回はまた中央に舞台を移します。
392:無名武将@お腹せっぷく
08/01/25 00:59:15
乙
ウィキ更新されてないのか
393:無名武将@お腹せっぷく
08/01/26 02:19:45
尾張国名古屋城主奇矯屋onぷらっと
讃岐国高松城主ひょーりみ
陸奥国八戸領主八戸のぶなが
394:無名武将@お腹せっぷく
08/01/28 21:18:51
age
395:無名武将@お腹せっぷく
08/01/30 14:34:56
止まってるけどどうしたのかな?
396:無名武将@お腹せっぷく
08/02/01 18:56:10
やるなら最後までやってくれよ…
397:無名武将@お腹せっぷく
08/02/04 19:39:48
誰か書かないか?
398:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/04 20:49:58
まだ止まってから一月も経っていないから、そのうち二番手さんは
予告どおり中央から書いてくれると信じています。
399:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/05 22:06:25
三戦英雄傅
第一回〜天帝の息子三戦に舞い下りた天使の赤玉から始まる物語〜
むかし、むかし。まだ人類が出来上がっていない頃の中国、天界でのこと、
天界を治める天帝には三人の馬鹿息子がおりました。
長男の名は『三戦に舞い下りた天使』といい、次男を『偽クマッタ』、三男を
『渦中の司馬懿』といいました。この三兄弟、どうも出来が悪いので父親の天帝も
心を痛めておりました。
三戦に舞い下りた天使:「ちきしょー、毒男板でもいい画像がねー。万年思春期の渦中の司馬懿ならエロ本の一冊もあるだろう」
ある日、ズリネタに困った長男の三戦に舞い下りた天使が三男の渦中の司馬懿の部屋を家捜ししていると・・・・
弟の渦中の司馬懿の書いた男色ショートショートを見つけました。
三戦に舞い下りた天使:「げぇえ!! 我が弟はガチホモか!!」
仰天した三戦に舞い下りた天使でしたが、すぐに男色の世界に順応し、サルのように●ナニーをしました。
三日ほど経った頃でしょうか。
三戦に舞い下りた天使:「と、止まらねえ。こ、これは孔明の罠だ!!」
三戦に舞い下りた天使は右手の動きが止められず、とうとう、赤玉を出してしまいました。
偽クマッタ:「最後に赤玉が出るって本当なんだな」
400:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/05 22:07:23
渦中の司馬懿:「都市伝説ファンとしてはいい症例が取れました。ありがとうございます。兄さん」
天帝:「息子よ。お前の出せる精液はもはや無くなった。お前は子孫を残すことはできぬ」
三戦に舞い下りた天使:「ノォオオオオオ!! 子孫を残さぬは中華の最大の不孝にして罪!!
父上は息子を罪人にしたいのですか!!」
天帝:「いや、私とてかわいい息子の子孫を見ないのは悲しいこと。これより遥か先の世にお前の
最後に放った赤玉を人間として人間界に放つことにしよう。お前は自分の子孫を、偽クマッタと渦中の司馬懿は
自分たちの甥や姪の様子をしかと見届けるがよい」
三兄弟:「ははっ!」
こうして時は経ち、時は後漢、霊帝の御世となりました。三戦に舞い下りた天使の赤玉の生まれ変わりは
後漢の中華に生まれ変わっておりました。
401:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/05 22:17:52
て、都洛陽に何進という肉屋がおりました。
何進:「お嬢さん、この鶏のコラーゲン、年齢と共に減少するんですよ。お嬢さん綺麗だから安くしておきますよ」
この何進、色黒で引き締まった肉体とスマイルでおば様方に大人気の肉屋で世の旦那様方の敵でもありました。
この頃の諺に『何進の肉屋、進むのは肉ばかりではなく肉欲なり』という旦那様方への戒めのものもありました。
これから何進の妹がこれから霊帝に召しだされ寵愛を受け、何家は栄耀栄華の限りを尽くすのですが、続きはまたいつか。
評判が悪ければ、このままお蔵入り。良くて続けたとしても創作なので各固定さんは笑って許してくださいね、
(本人も痛い役で出しましたのでおあいこで)それでは、また次回。
402:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 06:23:51
意外に良いw
続けて
403:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 08:54:24
エロ・下品は他板で
404:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 09:08:08
まだそんな事言ってる奴いたんだな
405:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 19:50:53
がんばれ。結構面白いし。
406:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/06 20:11:31
三戦英雄傅
第二回〜何家の夜明け〜
世の旦那様方の強敵にして世の奥様方のアイドルであるイケメン
肉屋・何進には一人の腹違いの妹がおりました。名を『小銀玉』と申しまして、
年は芳紀、十八歳。その容貌は古の西施の生まれ変わりとも言われ、持て囃され、
細い柳腰はまるで折れそう。男の征服心を擽ります。
小銀玉は美しいばかりではありません。頭も才媛・蔡文姫に似るとも劣らず賢く、
当時の知識人は下心とテントを張りそうな下半身を押さえつつ何進の肉屋に
買い物にきました。
知識人:「小銀玉さん、老子の言う無とは何ですか」
小銀玉:「ググれカス」
そう、小銀玉はその美貌からは想像できない毒舌でした。
何進:「うーむ。我が妹は儂に似て美形なのだが、あの毒舌では嫁の貰い手も
提灯に火をつけて探すしかあるまい。妾ならいっぱい口がありそうだが、実の
妹を妾になどしたくはないものだ」
そんな小銀玉に目をつけた一人の男、蹇碩という宦官であります。
宦官とは男の中心にあるアレを斬られた官僚とでも言いましょうか。
とにかく、儒教の国、中国ではタブー的な存在であります。
蹇碩:「ほお、肉屋に毒舌の美少女がいる、とな」
噂を聞きつけた蹇碩は早速何進の肉屋へ行きました。
407:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/06 20:15:04
蹇碩:「ダンボール肉マン一つおくれ」
小銀玉:「知るか。あれは、手間隙かかるし、薬品のほうが高い。ダンボールもリサイクルの
価値もあるんだ。ボケ」(大量の唾と共に蹇碩を罵倒する)
蹇碩:「客に対しこの口調・・・・ほほお。噂に違わずなかなかの毒舌・・・」
何進:「お客様すみません。うちの妹は顔がいいだけの看板娘でして」
蹇碩:「・・・・素晴らしい」
何進:「へっ?」
蹇碩:「これなら、言葉責め好きのどMの霊帝も堪能されよう。いやはや素晴らしい。店主、この娘、
いくらで売る?」
何進:「いえ、うちは肉屋ですが、妹はさすがに売り物ではないので」
妹思いの肉屋・何進は丁重に申し出を断ろうとしました。
蹇碩:「帝がご所望なのだ。うまく行けば肉屋、お主三公になれるやもしれぬぞ」
何進:「・・・・(肉屋をフランチャイズ経営してもたかが知れてるしなあ・・・・搾取されるより
する側、か、)毎度あり〜」
いやはや、人間の欲とは恐ろしいものです。何進は妹の小銀玉を金で売ってしまいました。
蹇碩:「これ、娘、参れ!」(小銀玉を拉致する)
小銀玉:「放せ、ボケが!」
蹇碩:「ええい。毒舌はどMの帝の前だけにせぬか!」(小銀玉の鳩尾に一撃食らわせる)
小銀玉:「ぼふっ!!・・・・ちきしょう・・・・あ〜れ〜兄さん〜」
こうして、小銀玉は最後の台詞だけ娘らしい台詞を残し、蹇碩に拉致されていきました。
さて、宦官に拉致された悲劇の美少女・小銀玉がどうなるか、それはまた次回のお楽しみ。
408:魔法剣士情熱的 ◆DWSEsadVNQ
08/02/06 20:27:17
歴史時代の雰囲気をたもちつつギャグチックで・・・
すバラしい
409:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 20:33:43
小銀が女・・・
410:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 21:21:45
渦中の司馬懿さんなかなかやるのう…。見直しましたぞ。
411:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 23:47:44
水滸伝書いてくれ
412:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 09:37:44
人物がなあ…
413:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 16:32:04
下品ネタしか書けないのか・・・
414:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 17:11:28
面白ければいい
415:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/07 19:28:04
三戦英雄傅
第三回〜小銀玉・何皇后となり、何進・大将軍となる〜
さて、前回実の兄に売り払われ、蹇碩という宦官に拉致された悲劇の
毒舌美少女・小銀玉ですが、彼女は洛陽の宮中におりました。
小銀玉は蹇碩に必死の抵抗をしましたが、悲しいかな。そこは
男と女の力の差がございました。哀れ小銀玉は縄で縛られ、小うるさい
口には猿轡でしっかり封をされました。
蹇碩:「どうじゃ、この美貌に柳腰。まさに女の中の王たる風格」
段珪:「まさに女王。どMの帝の寵愛も欲しいままに違いあるまい」
張譲:「しかし、肝心の言葉責めができなくてはどんなに美しくてもな」
蹇碩:「ふっ、心配めされるな。ほれ」
蹇碩は小銀玉の猿轡を外してやりました。すると、まあ、出るわ出るわ
罵倒の数々。放送したら、全て「ピー」とか「プー」の世界でございます。
十常侍:「おおっ!」
段珪:「くっくっく・・・・蹇碩、お主もなかなかの目を持つのお」
蹇碩:「ほほほほほ」
こうして、小銀玉はどMの変態で知られた霊帝の夜伽を勤めることになりました。
このお話は官能が主体ではないので、毒舌美少女小銀玉とどMの変態皇帝霊帝の
気になる初夜は皆様のご想像にお任せいたしますが、史書に拠ると
「小銀玉の責めは語彙が豊富で広辞苑にも勝り、帝は昼夜を忘れ交わる」とございます。
416:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/07 19:28:44
小銀玉は美貌と言葉責めの巧みさにより、帝の寵愛を一身に受け、
一年後には一人の皇子を産み落としました。これが、後の世の『弁皇子』でございます。
街の肉屋の娘の小銀玉は弁皇子を産んだことにより、皇后となりました。姓をとり
何皇后と呼ばれることになりました。小銀玉の出世により、イケメン肉屋の何進は一夜にして
肉屋から大将軍になりました。肉屋が大将軍になるという知らせは、当時の後漢の人々に
大きな衝撃を与え、人々は我が娘を第二の小銀玉にと挙って広辞苑を買い与え、書店から
広辞苑が消えたというほどでございます。
今や、肉屋の小娘・小銀玉は後漢で一番の女の位に上り詰めました。小銀玉は幸せだったのだろう?
いいえ、それは違いました。いくら毒舌でも小銀玉も一人の少女。自ら望んだわけでもない変態を
毎晩責めるのに身も心も疲れておりました。
何進:「どうしたのだ。妹よ」
小銀玉:「はあ・・・・肉屋の肉の臭いがなつかしいな。家に帰りたい」
霊帝:「元気の無い女に責められても気持ちよくないしな。よし、では皇后に年一回正月に帰省を許可する」
こうして、小銀玉は年一回の帰省を許可され、何進は自宅を『皇后が帰省しても恥ずかしくないよう』
大改造しました。元肉屋の敷地はさながら小宮殿となり、何進はこの邸宅を『大明園』と名付けました。
正月になれば綺麗な実家に帰る事が出来る。なのに、小銀玉の心は鬱々とするばかり。
小銀玉の出世のお零れに預かる十常侍としては気が気ではありません。
417:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/07 19:29:50
張譲:「仕方ない。背に腹は代えられぬ。ここは洛陽一の名医、小魔玉を呼ぼう」
段珪:「小魔玉をとな」
十常侍たちの間に軽く動揺が走りました。ここで、軽く小魔玉について触れておきましょう。
小魔玉は元の名を小魔[人偏+玉]といいまして、麻雀が大好きな男で、霊帝の脱衣麻雀仲間でありました。
まあ、変態の霊帝と気の合う仲間という時点でアレな人物でございます。
アカギの作者は小魔玉の奇怪なルールの麻雀を史書より取り入れ鷲巣麻雀や市川麻雀を考案したとも言われております。
さすがの霊帝も小魔玉の麻雀には少々お引きになり、「容赦ない麻雀を打つお主は人ではない」と名より人偏を外すよう
命じられました。霊帝の麻雀哲学は深く「打ち方は人柄なり」と仰っていました。
小魔玉の年は三十を少し過ぎたばかり、病死した先妻との間に一人の息子がおりました。
容姿は、少々痩せぎすなところはありますが、なかなか筋肉もついており女受けのする男でございます。
名を出しただけで十常侍を揺れ動かす小魔玉なる名医、この男こそ、
天帝の長男・三戦に舞い下りた天使の放出した赤玉の生まれ変わりの一人でございます。
さて、この小魔玉が物語にどう影響するか、それは次回のお楽しみ。
418:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 21:39:43
78点
419:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 22:18:47
>>417
お前スリプじゃね?
420:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 12:05:16
誰それ?
421:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 19:34:54
おおっ。ちゃんと続きも出ていた。
422:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:04:54
三戦英雄傅
第四回〜小魔玉、栄達の道を欲しいままにし、後漢王朝は衰退の道を辿り始める〜
珍しく威勢のない小銀玉に困り果てた十常侍達が呼び寄せた、一人の医師、
小魔玉でございます。
小魔玉:「今日の患者さんは誰かな〜( ^∀^)ゲラゲラ 」
小魔玉が小銀玉皇后の部屋に入室しました。小魔玉は骨ぎすな両手をきちんと交差し、
加藤鷹のゴットフィンガーのポーズで登場しました。
小銀玉:「小魔玉・・・・さん」
小銀玉の表情から険しさがみるみる消え、恥じらいを帯びた美少女の素顔に戻ります。
十常侍:「さん!?」
段珪:「(蹇碩、おい、二人は知り合いなのか?)」
蹇碩:「(知らんわ)お、お二人は顔見知りでしたか。いや、結構、結構」
小魔玉:「あれ、オイラの牛丼を雀荘まで毎回運んでくれた肉屋の小銀玉ちゃんじゃないですか。
今日もお店のお手伝いかな?偉いですね( ^∀^)ゲラゲラ」
そう、二人は小銀玉が肉屋の妹時代に既に出会っていた顔見知りでした。
小魔玉は大の牛丼好きで小魔玉の行きつけの雀荘には牛丼がないので、雀荘の店主は
小魔玉から牛丼の注文が入ると何進肉店に注文し、たまに小銀玉が配達していたのであります。
美形の兄・何進と共に育ってきた小銀玉にとって崩れた魅力を放つ小魔玉は初恋の相手であり、
自尊心の高さから告白することも出来ず、じっと小さな胸に淡い思いを封印していたのでした。
美形の兄弟がいる女の子はなぜか美形を好きにならない、これは都市伝説ではなく、
事実のようでございます。
423:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:06:12
段珪:「こ、これ、皇后陛下になんたる口を!!」
段珪は小魔玉に肘鉄を食らわせました。
小魔玉:「痛いですよ。皇后ってどこですか?( ^∀^)ゲラゲラ」
小銀玉:「いや、いいんだ。お前ら下がれ」
十常侍:「しかし、何皇后、」
小銀玉:「漏れと小魔玉医師を二人きりにさせてほしい。頼む」
小銀玉は段珪を刺し殺さんばかりの凄まじい視線で睨みつけました。
古代中国で後宮に入ることのできる男性は三区分ありました。
一人は皇帝、一人は宦官、そしてもう一人は医師。宦官以外は男根が付いており、
正真正銘の男でございます。十常侍らは、医師である小魔玉を医師としては信用していましたが、
ことが小銀玉を寵愛する皇帝に知られては自分たちの命が危ないので、躊躇しました。
しかし、結局小銀玉の要求を呑み入れ「何かございましたら、すぐにお声がけを」と部屋を後にしました。
この十常侍たちの一瞬の判断の過ちが中華を揺るがす『小魔玉の役』と呼ばれる禍を巻き起こすもとに
なるのですが、既に後漢という王朝の鼎の足は一本どころか二本ほど無くなり、再起不能の腐敗振り
だったのでした。
424:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:07:14
小銀玉は「ええい、儘よ」とばかりにこれまで小魔玉を慕っていたこと、霊帝の夜伽を拒もうと
罵倒したら余計に萌えられて子まで作らされたこと、夜を忘れて小魔玉に語りました。
そして二人は互いの気持ちを確かめるかのように睦みあいました。
小魔玉:「小銀玉ちゃん、本当にいいのですか?準備はいい?( ^∀^)ゲラゲラ」
小銀玉:「・・・・早くなさいよ」
小銀玉の霊帝しか受け入れたことのない初々しい肉体が、小魔玉の体を迎え入れました。
小銀玉:「ひぅっ」
小魔玉:「やっぱり女性は子供を一人産んだくらいが色っぽくていいなあ( ^∀^)ゲラゲラ」
小魔玉は二重の意味でゴットフィンガーを持つ男でした。
小銀玉:「う・・・んうっ・・・・・あふっ」
この夜のたった一度の交わりで小銀玉は小魔玉の子を懐妊しました。一度で懐妊とはよほど
相性が良かったのでしょう。事実、二人は最初から結合していたかのごとく離れることを
恐れるようになりました。
子供の本当の父親を知るのは小銀玉のみです。このとき、小銀玉は己の胎内に宿った新しい命の存在に
気付かず、用が済むと「次はいつ来てくれるんだ」と小魔玉に次回の逢引の約束をさせ下がらせました。
十常侍は小銀玉の鼻の下に怪しい汗が噴いてるのに気付きましたが、「どうせ、また例の短気を起して
小魔玉を罵倒したときにかいた汗だろう」と気にも留めませんでした。
425:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 21:08:15
渦中の司馬懿。。。
通報ものだろ。。。
426:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:08:41
小銀玉という後ろ盾を持ち、小魔玉は太尉にまでなりました。弁皇子は三才になり、小魔玉との間に出来た
徽皇子は一才になっていました。
好色の小魔玉は宮女を手篭めにするわ、好みの官僚を見つけては
脱衣麻雀の相手にさせるわともう、宮中は小魔玉の好き放題です。
霊帝は小銀玉の毒舌さえあれば他はいらぬ、何進は大将軍の地位さえあれば、
小銀玉は愛する小魔玉さえ側にいればと皆己の欲しか頭にはなかったのです。
小銀玉:「変態との間に出来てしまった弁などいらぬ。洩れは、小魔玉との愛の結晶の徽を世継ぎにしたい」
小魔玉:「そうなるとオイラは皇帝のファザーか。いいですね( ^∀^)ゲラゲラ」
小銀玉:「じゃあ、毒薬でも盛って弁を殺してくれ」
小魔玉:「了解( ^∀^)ゲラゲラ」
この二人の話を聞いてしまった一人の宮女がおりました。司徒王允の娘・貂蝉です。
貂蝉:「た、大変だわ・・・なんたることでしょう」
貂蝉は理由を弁皇子に話し、弁皇子に知恵の足らぬ演技をするよう額に床付け頼みました。
弁皇子:「我が母上が・・・・信じられぬ・・・・しかし、母上ならさもあらん」
貂蝉:「どうかお命を粗末になさらぬよう」
弁皇子:「アウ・・・・アウ・・・アウ(どうだ貂蝉、これでどうだ?)」
貂蝉:「皇子・・・・・」
貂蝉はある知恵を隠すことでしか身を守れぬ弁皇子に深い同情を寄せ、涙ぐみました。
これを盗み見ていた小魔玉はすっかり弁皇子の演技に騙され、弁皇子への警戒を解き、
小銀玉へ「弁皇子は頭がアレなんで大丈夫っす( ^∀^)ゲラゲラ」と報告しました。
427:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:09:33
唯一の後漢の希望の星・弁皇子の頭がおかしくなったようだという実しやかな噂は
漢朝に忠誠を誓う忠臣たちの心を大いに痛めました。
袁紹:「なんたること・・・・ひとまず故郷に帰り、漢朝の腐敗を食い止める策を練らねば」
司隷校尉の袁紹は故郷に帰り、弟の袁術と共に私兵を募り『袁家軍』と名付けました。
その数百万。全て名門・袁家の威光を慕い、漢朝に見切りをつけた者達でした。
董卓:「李儒、我らはいかがするか」
李儒:「このまま小魔玉の汁を吸うも良し、袁紹に付くも良し、宮中はさらに乱れ面白いことになるでしょうな」
曹操:「ぬう・・・・とりあえず、うちも『曹家軍』を結成するか」
曹操も故郷に帰り、来る時に備え、義勇軍を募りました。
実は、ここに上げた諸侯の関係者に他の赤玉の生まれ変わりがいるのですが、小魔玉同様、
本人は未だ気付いておりません。
気になる続きは、また次回。
428:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 21:40:54
気持ち悪くなった
429:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 22:07:09
まずい
渦中の司馬懿は小魔玉をはじめとしたコテを敵に回した
430:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 22:08:11
文才はあるのにエロなのが惜しい
431:とあるコテ
08/02/08 22:08:42
やりすぎだろ
432:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 22:11:03
続きはエロなしで頼む
433:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:44:09
三戦英雄傅
第五回〜小魔玉の愛息リンリン大友殴られ、奇矯屋onぷらっと武芸の師範となる〜
さて、今や大尉になった小魔玉には先妻との間に十七になる愛息がおりました。
名を『リンリン大友』と申します。とても素直で、勉強熱心な息子を小魔玉は
目に入れても痛くない可愛がりようでそれはそれは可愛がっておりました。
小魔玉はリンリン大友の首に長寿の願いを込めた高価な玉のお守りをつけさせ、
煌びやかな衣装をつけさせ、家庭教師に当代随一の学者とされる『宇喜多直家信者』と
いう先生をつけ学問に励まさせました。
小魔玉の前職の医師は古代中国では、社会的身分の高い職業ではなく、小魔玉は
愛する息子に自分の苦労を味わって欲しくなかったからです。小魔玉は、良い父親でも
あり良き夫でもありました。
亡くなった先妻をとても愛していたのですが、先妻を愛する余り
妻がちょっと肉屋や魚屋へ行っただけで体の臭いを嗅ぎ、浮気を疑ったのでした。
最初は「愛されているのだわ」と思っていた妻でしたが、次第に自分を信じてくれぬ
小魔玉に痛いほどの悲しみを感じ拒絶するようになりました。
「オイラを拒むとは、お前は相当重症な疫病にかかったに違いない」と小魔玉は妻に取り付いた疫病の菌を取るべく
劇薬を処方し、妻は永遠に小魔玉のものになりました。この日から小魔玉のなかで
何かが壊れ、語尾に「( ^∀^)ゲラゲラ」とつけるようになりました。
小魔玉は妙に純な男でありました。純白の毛皮が汚れから逃れえぬ宿命と
同じく純粋な心を持つものは自らが壊れるか、逆に誰かを壊さねば生きてはいけぬ、
それが乱世なのでございましょう。
愛妻家の小魔玉は息子に流れる愛妻の血を愛でていたわけでございます。
434:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:44:43
そんな家庭の事情も知らず、リンリン大友はすくすくと育ちました。
しかし、少し素直に育ちすぎて母がいない寂しさからでしょうか。道行く人々に
話しかけるのを日課としておりました。
通行人1:「関所が閉まる前まえに帰らねば・・・・」
リンリン大友:「ねえ、おじさん」
通行人1:「あ?なんだい坊主」
リンリン大友:「おじさん、今日は何に乗って洛陽まで来たの?」
通行人1:「あ、徒歩だよ」
リンリン大友:「ふーん。そうか。じゃあ、そこのおじさんは?」
通行人2:「え? 麒麟だよw」
リンリン大友:「ふーん。そうか」
中華に麒麟が上陸したのは、遥か先のこと。この時代にはまだ麒麟はおりません。
想像上の麒麟は平和の象徴なので、リンリン大友はここで驚くべきか喜ぶべきなのでしょうが、
素直な彼は通行人の嘘を信じ、そのまま受け流しました。このように心の隙間を埋めるべく
リンリン大友は毎日関所の前で通行人に話しかけるのですが、関所というものは閉まる刻限があるので
せかせかした人々には相手をする暇もなく、短気な通行人にある日リンリン大友は一発殴られて
泣きながら帰宅しました。
435:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:45:43
リンリン大友:「ぶえぇええええん」
小魔玉:「おお!! どうしたのだ、マイサン!!」
息子を我が命よりも大切にしている小魔玉は慌てふためき狼狽しました。
リンリン大友:「殴られたんだあああ」
小魔玉:「なんと、大尉の令息であるお前を殴る不埒な輩がおるとな」
宇喜多直家信者:「旦那様、坊ちゃまももう子供ではありますまい。喧嘩の一つや
二つ勝たなくては男としていかがなものかと」
小魔玉:「先生はオイラの息子が悪いというのか」
宇喜多直家信者:「いえ、学問だけではなく、武芸の家庭教師をつけられてはいかが」
宇喜多直家信者の進言により宇喜多直家信者の友人の『奇矯屋onぷらっと』という武芸に秀でた男が推挙されました。
しかし、奇矯屋onぷらっと は腰痛が酷く起き上がることもなりませんでした。そこで
事情を書状にてしたため辞退の申し出をいたしました。
これに怒りを露にしたのは小魔玉です。彼は大尉という己の権力の椅子に酔っておりましたから、
奇矯屋onぷらっと の辞退を素直に受け取らず、奇矯屋onぷらっと が小魔玉家を濁流と見なしたと
取ったのでした。その場は 宇喜多直家信者の三寸の舌にて丸く収まりましたが、このままでは
友人の命が危ないので「這ってでもくるように」と宇喜多直家信者は奇矯屋onぷらっとに伝えました。
436:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:46:46
奇矯屋onぷらっとには年老いた両親と愛するべき妻がおりました。もし主の自分が死んだら、
皆路頭に迷うでしょう。奇矯屋onぷらっとは腰の激痛を抑えながら小魔玉家へ仕えることにしました。
奇矯屋onぷらっと:「奇矯屋onぷらっとにございます。大尉様にはご機嫌麗しゅう存じます」
小魔玉:「ほほお。腰が痛くて歩けないと聞いていたがな。大尉の称号が妙薬となったかな( ^∀^)ゲラゲラ」
自らが優れた医師である小魔玉は、髭をいじりつつ奇矯屋onぷらっとに疑いの目を逸らしませんでした。
小魔玉:「まあ、いい。ところで奇矯屋onぷらっと先生にはご家族は居られるのかな。我が離れをご用意したのだが」
奇矯屋onぷらっと:「はい。年老いた両親と・・・・妹が一人おります」
奇矯屋onぷらっとは妻を妹と偽り報告しました。好色で知られた小魔玉に妻を狙われるのを恐れたからでございます。
中国には同姓娶らずという決まりがあり、「李さん」は李さんと婚姻することはできませんでした。
幸いにして奇矯屋onぷらっとの姓は小魔玉と同じ姓であったのです。同姓であるなら、手を出さぬであろうと
奇矯屋onぷらっとは踏んだわけでございます。
ところが歴史は有能な人物には平穏な道を許さぬもの。この奇矯屋onぷらっとの嘘が後に大変な禍を
奇矯屋onぷらっとに齎すのでございます。
三戦英雄傅、物語はまだ始まったばかり。続きはまた次回。
437:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 00:24:32
ぷらっとは最初から這ってでも出てくる男なはずだ
438:誘導
08/02/09 00:29:03
雑談・質問スレッド其の37
スレリンク(warhis板)
439:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 11:00:32
そんなん言っても
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