ハヤテのごとく!執事生活91日目
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600:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 07/11/20 22:51:14 zSZe114L われらの時代 「現代の若い日本人は猶予の時間をすごしているのさ、やがて執行される 時を待って独房に座っている」と靖男の弟が言うように、これは後に流行語 となる「モラトリアム人間」を扱った小説だ。 社会的に宙ぶらりんのモラトリアム人間が爆発的に増えたのは、バイトを つないでいけば食うに困らないほど日本が経済的に余裕を持ちはじめた60 年代後半からだと思うが、卒業しても就職して社会の中に入らずに好きな 小説だけを書き続けることができた大江は、いってみれば、モラトリアム人間の 先駆だったのではないか。 当時、佐々木基一は『われらの時代』を、テロリストを描いたアンジェイ・ ワイダの映画『灰とダイヤモンド』と対比しつつ、こう述べている。 「現代の日本の若者たちは、あのポーランド映画のような革命と反革命のせめぎ 合うのっぴきならぬ状況の中で、生と死のたたかいを展開し、血で血をあがなわ ねばならぬきびしい条件は存在しない (中略) 真に青春の名に値する青春、真に 生活の名に値する生活のないということへの悔恨をこめた反省ーーーこれがこの 若い世代を代表とする作家の手になる長編の主題である」(図書新聞 59年7月18日) 靖男は最後にフランス行きを捨てるが、それもアルジェリア革命への連帯という よりも、「不幸な若者たち」の爆弾ごっこと同様、どこか「遊戯」じみている。 むしろ彼は、フランスに行けば何とかなるという幻想からも覚めてしまったの だろう。 「おれたちは自殺が唯一の行為だと知っている、そしておれたちを自殺から とどめるものは何一つない。しかしおれたちは自殺のために跳びこむ勇気を ふるいおこすことができない。そこでおれたちは生きてゆく、愛したり憎んだり 性交したり政治運動したり、同性愛にふけったり殺したり、名誉をえたりする。 そしてふと覚醒しては、自殺の機会が眼のまえにあり決断さえすれば充分なのだ と気づく。しかしたいていは自殺する勇気をふるいおこせない。そこで偏在する 自殺の機会に見張られながらおれたちは生きてゆくのだ、これがおれたちの時代だ」 彼は、””自殺幻想にすら酔うことができない””のだ そんな「われらの時代」と同じ状況は、依然として日本に居座り続けている。
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