広島東洋カープバトルロワイアル第四章
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50:リレー>> ◆uMqdcrj.oo 07/06/04 00:10:19 XdJL+IQv0 (4/4) 「……おい、逃げるぞ」 森のユニフォームの腰をそっと引き梅津が囁いた。 「え……あ、あ……」 確かにそれしかできない。じりじりと後ずさり、出てきた草むらに体が隠れると同時に身を翻し走り出した。 (何だ?何だ?何だ?いったい何がどうなっとるんや?) 次々と目の前に現れる不条理。頭の中が疑問符で飽和し森はたまらず立ち止まった。 「なんや……なんなんやこれ!なんやっちゅーんや!!」 数歩行き過ぎて梅津も立ち止まり、森に向き直った。 「銃を突き付けられて為す術もなく逃げるだけやなんて、こんな……」 「余計な事を考えるな。何ができた訳でもないだろ。あれが何かも分からないんだ」 「せやけど何かこんなの……情けないやんか!」 「んな事ねーよ。どうしようもない事なんだ。そうだろ?」 「……」 分かってる。梅津に甘えてだだをこねているだけだ。こうやって自分の中の鬱憤を吐き出して、また助けてもらった。 (ほんまに情けないのはこんな俺やわ……) 「……ごめんな」 「何が?いいから行こう。さっきの所まで戻ってきちんと行き先を決めよう」 「せやな……ごめんな」 「やめろって。謝られる意味分かんねーから」 「うん……ありがとうな」 「礼を言われるのはもっと分かんねーって……」 行き先についてどこがいいか等と話し合いながら、来た道を二人は再び登りはじめた。 森と梅津に追い立てられたウサギは兵士達の横を擦り抜け、その先の草むらへと入っていった。 かなりな年月を経たと思われるボロボロに朽ち果てた『KEEP OFF』の警告テープを踏み越え、奥へ奥へ……。 徐々にその動きは緩慢になり、ふと立ち止まり鼻を数回ヒクヒクと動かすとパタリと倒れた。 それきり二度と動く事はなく、静かに冷たくなっていった。 【生存者残り 34名】
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