千葉マリーンズバトル ..
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116:代打名無し@実況は実況板で
07/01/15 19:00:47 b+cMlP6PO
くそ…
BBHでマリバト仕様のロッテ…は無理そうだからマリバト仕様、ホセ・リック抜きで平下入りの楽天作りたくなっちまったじゃねーか…
コソーリ純もいれてやるからな…('A`)

117:代打名無し@実況は実況板で
07/01/15 23:10:11 L8as3AYRO
俺ら〜は〜さ〜けぶ〜
打て福浦〜打て福浦〜

118:代打名無し@実況は実況板で
07/01/15 23:22:20 2aAUxe3i0
>>116
純も入れてやるって、泣けるなあ


119:代打名無し@実況は実況板で
07/01/16 14:38:34 rx61nAdHO
     _
 ▼^   `▼
 イ fノノリ)ハ  保守…
  リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/___/

120:代打名無し@実況は実況板で
07/01/17 10:28:24 m9Glltj3O
     _
 ▼^   `▼
 イ fノノリ)ハ  保守…
  リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/___/

121:代打名無し@実況は実況板で
07/01/18 08:47:32 Xs2sLXeDO


122:代打名無し@実況は実況板で
07/01/18 14:13:57 Xoytj+TH0
     _
 ▼^   `▼
 イ fノノリ)ハ  保守…
  リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/___/

123:代打名無し@実況は実況板で
07/01/18 20:06:51 irJiTnlG0
     _
 ▼^   `▼
 イ fノノリ)ハ  保守…
  リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/___/

124:代打名無し@実況は実況板で
07/01/19 12:10:43 ir/600LRO


125:代打名無し@実況は実況板で
07/01/19 21:52:17 kSE3CQvzO
声え〜ん〜う〜けて〜
打て福浦〜打て福浦あ〜ぁ〜

126:代打名無し@実況は実況板で
07/01/20 13:36:38 3xsXTitNO


127:代打名無し@実況は実況板で
07/01/21 18:17:23 kd0XewVUO


128:代打名無し@実況は実況板で
07/01/22 08:25:48 ADz9veuiO
杉山

129:代打名無し@実況は実況板で
07/01/22 11:24:24 381IJAU9O
俺のレプユニ背番号93

130:代打名無し@実況は実況板で
07/01/22 21:51:14 LDkHd3PO0
     _
 ▼^   `▼
 イ fノノリ)ハ  保守…
  リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/___/

131:代打名無し@実況は実況板で
07/01/23 14:52:57 Hn9xSeiJO


132:エピローグ4・精密機械(1/4) ◆QkRJTXcpFI
07/01/24 00:15:58 vrRy9E6h0
「…やっぱりしぶとい奴だな、お前は」
そのベッドの脇に佇み、メガネをかけた細身の男はうつむきながら呟いた。
自慢の髭は今日の朝、4日ぶりに整えたものだ。
小宮山悟はしばらく自分の前に眠る男を見つめていた。
ベッドに仰向けに体を埋める初芝清。腹部の銃創の手術が終わり、今は眠っている。
酸素マスクが数秒ごと、等間隔で曇る。その寝顔は安らかだった。
もう会えないものだと思っていた彼は、こうして目の前にいる。
小宮山は身を翻すと、革靴の底で病室の床を鳴らす。
几帳面な彼らしい規則正しい音が響く。その彼の両脇にもベッドは並ぶ。
彼のチームメイト達が、その傷をやっと癒しているところなのだ。
まだ集中治療室にいる者もいるという。
小宮山は右手をスーツの左袖に添える。そっと離すと、右手の五本の指を入念にほぐした。

 脱出が成功し、船で近くの島へ行き着く前に彼らは救助された。
迎えが来たと言った方が正しいかも知れない。大きな船から知った顔が覗いたのだ。
ゲームは終わったのだと彼は言った。もっと早く来ていればと謝ってもいた。
その船に乗るやいなや、怪我人達はすぐにヘリで病院へと運ばれた。
大した怪我のない小宮山などはそのまま船で本土へと帰ったらしい。
らしい、というのは、救助されてすぐに小宮山は気を失って昏々と眠り続けたからだ。
 目が覚めたときに彼がいたのはとあるホテルのベッドの上だ。
起き上がった小宮山の傍らには、船の上から彼に謝っていた男がいた。
「起きたかい?」と李承■が尋ねると、少し放心の間を置いて小宮山は頷く。
「頼みがある」
起き抜けで髭もざんばらに伸びた小宮山の目が一瞬で覚めるほどの目つき。
その目つきが意味する重さが否応にも量られて、小宮山は沈黙して次の言葉を待った。
「チャンスは一度しかない」

 病院を出た小宮山を待っていたのは黒塗りの外車だった。運転手がドアを開けていた。
いかにも金持ちの、そして悪どいことをやり果たした人間の乗りそうな黒塗りの窓。
車に乗り込むと車はすぐさま動き出す。小宮山はまた左袖に手を当てた。
袖につけられたカフスボタンは何故か一つだけだった。その小さな感触を何度も確認していた。

133:エピローグ4・精密機械(2/4) ◆QkRJTXcpFI
07/01/24 00:18:10 vrRy9E6h0
「やあ。ささ、入りたまえ」
何層ものドアをくぐり、案内された部屋は少し薄暗い。
三度のボディチェックは、小宮山が全身に武器をまとっていないことを念入りに確かめた。
それだけの警戒を払いながら、なおも彼に会おうとする人間がそこにいた。
入った瞬間の音の反響でその部屋の広さが分かる。
奥に細長く伸びた部屋に、細長いテーブルがある。
その一番向こうに、大柄な男達に囲まれ老人が椅子についていた。
「ずいぶん身ぎれいじゃないか」
「一日の猶予をいただきましたから。失礼のないようにと」
上下のダークグレイのスーツ、そして整えられた髭と髪型。
一昨日まで熾烈な生存競争の渦中にいたはずの姿は見る影もない。
そんな小宮山の様子にその老人は少し不満げな様子だった。
「せっかく会うのを楽しみにしとったのに」
「泥と返り血を浴びたユニフォームで参じた方がよろしかったですか、ナベツネさん」
「くかか」
笑ったようだが、その眼鏡の奥の瞳までは見えない。だが渡辺恒雄の口の端は上がっていた。
「まあよい。生き残った者の中で怪我も軽く、年長者でもある君に来てもらったのは他でもない」
細長いテーブルを挟んで二人は動かない。渡辺は椅子に座ったままだ。
一方の小宮山はすぐ傍の椅子に目もくれず、そこに佇んでいる。
両者の距離はそのテーブルの奥行き分、およそ二十メートルほどである。
「マスコミは今回の件を飛行機事故として報道することになっておる。漏れることはない。
 懸命な小宮山君なら分かるだろうが、マスコミだけでなく政府も抱き込んでおる。
 即ち君達の犯した殺人の秘密は守られるというわけじゃ」
「あなた方が犯させた、でしょう?」
一瞬、沈黙が両者の間を駆け抜ける。しかし渡辺は悪びれることなく口に笑いを含んだ。
「どちらでも構わん。重要なのは今回の件を明らかにされるのは誰も望まんという話だ。
 貴様らはただ黙っていればいい。暴露や、まして復讐などと馬鹿なことを考えるな。
 それを生き残った奴らにも伝えておいてくれ。それが要件だ」
小宮山が左手の拳を握り、振り上げそうになるのを自らの右手で抑える。
力が拮抗して両腕が震えた。うつむいた顔から渡辺を見据える視線が突き刺さる。
渡辺は初めて満足げな顔を浮かべた。

134:エピローグ4・精密機械(3/4) ◆QkRJTXcpFI
07/01/24 00:21:46 vrRy9E6h0
「やはり死線をくぐるのは男を良い顔にさせるな。
 だが武器もなくこの距離をどうにかできると思わんことだ」
それは小宮山も理解している。渡辺の周囲を囲むガードマンがずっと彼の動きを見張っていた。
おそらく渡辺に向かって走り出せば、テーブルの半分も行かない距離で彼は殺されるだろう。
「たかが選手ふぜいが大それたことを考えるな。なに、マリーンズは存続させてやる。
 重光の倅が突然頼み込んできて、分け前を随分多めにくれたんでな。
 貴様らはそれで満足なんだろう、うん?」
薄ら笑いを浮かべ、渡辺は眼鏡の奥で目を細める。
小宮山は左手を右手で押さえたままの体制で黙っていた。もう腕は震えていない。
「分かった。みんなに伝えておく。だが一つだけ条件がある」
「ほう、なんだ?」
「その分け前とやら、俺にだけでも入ってこないのか? 命をかけたってのによ」
小宮山が少しだけ微笑を浮かべていた。少し左肩を前に出し、半身で渡辺に向く。
渡辺はそれを聞いてしばし不思議そうな顔をしたあと、みるみるうちに顔が歪んでいった。
「くかかかっっ。こりゃあ傑作だな!
 そうだな、所詮そうよな、金よな! 人間なんぞ、くかかか!!」
渡辺が目を細め、腹の底からの笑い声を上げる。大きく口を開けながら。
小宮山はその瞬間、左袖のカフスボタンを引きちぎる。一つだけの銀のカフスボタン。
いや、それはカフスボタンのように見えた、銀の小さな物体だった。
それを掴んだ右手はクイックモーションで、人間の目に止まらぬ速さで円い軌跡を描く。
その指先から放たれた銀は矢のように、一直線に渡辺の口に飛び込んだ。
渡辺の喉から空気を飲み込んだ大きな音がしたかと思うと、苦しそうに咳き込み始めた。
「きさ……がっ、何を……うげほっ! げほっ!」
間髪を入れずにガードマン達は銃を取り出す。ある者は小宮山を抑えようと走り出す。
だがそれよりも速く小宮山は内ポケットから携帯電話を取り出した。
「これは発信機爆弾のコントローラーだ」
ガードマン達の動きが止まる。同時にそれを聞いた渡辺の瞳孔が開く。
「なんだと……!」

135:エピローグ4・精密機械(4/4) ◆QkRJTXcpFI
07/01/24 00:25:51 vrRy9E6h0
「携帯にカモフラージュしているが、例の小型爆弾の爆発コントローラーだ。
 そうナベツネさん、あなたが今飲み込んだね」
「そんな話を信じるとでも……」
「コントローラーは複数ある。私がここから帰らなければ仲間の手でスイッチオンだ。
 重光さんの腹の中にあるのもついでに、な」
小宮山はコントローラーを高々と掲げ、そしてそのスイッチに手を触れる。
強がっていた渡辺の表情が崩れ、一瞬で青ざめる。小宮山はコントローラーごとポケットに手を突っ込んだ。
「その爆弾を腹に抱え込んでいくんだ。俺たちと同じにな。
 もっとも俺たちの爆弾のコントロールシステムは壊れてるがな。
 あなた達は一生あのゲームを味わうんだ。禁止エリアがないだけマシだが」
「な、何が目的なんだ、貴様」
「……生き残った者は、それぞれがそれぞれの目的を決める。
 その自由が奪われないために俺はここに来た。ま、年長者なもんでね」
と、渡辺がうずくまり腹を抑える。激痛に顔が歪み始める。
「いた、うぐぁ……いたたた… 医者だ、すぐに医者を呼べ。
 そうだ、手術で取り出せば」
「その痛み、もう胃壁を発信機が破ったんだろう。そうしたらそいつは体内を動くそうだ。
 医者が切っても切ってもすぐに動いて腹はズタズタになる。
 まして精密機械だ。ヘタにショックを与えでもしたら……」
渡辺の顔がひきつった。そのまま眼球が震えたかと思うと、口から泡を吹き前に突っ伏す。
ガードマン達に抱えられ顔を上げると、白目を剥いていた。

 その騒ぎを尻目に小宮山は部屋を出る。彼を止められるものはいなかった。
外まで続く廊下を歩く間、彼は右腕が今さら震え出すのに気付く。
あのとき、渡辺の口を狙って投げた発信機がもし外れていたらと思うと震えが止まらない。
右腕をじっと見る。しばらくして、ようやく震えが収まってきた。
ふと数日前、生き残るために引退を口にしたことを思い出す。遠い昔のような気がした。
右手を何度か開いては閉じ、最後に強く握り締める。
『精密機械』―それが彼の右腕についた名前だ。

【※■は火へんに華】

136:代打名無し@実況は実況板で
07/01/24 01:00:28 h+seQD6u0
職人さん、そしてコミさん、乙です…!

137:代打名無し@実況は実況板で
07/01/24 02:07:38 vvhrQgoEO
職人さま乙です!

コミさん…かっこいいいいいい!!

138:代打名無し@実況は実況板で
07/01/24 05:33:56 BlE8EIAcO
職人さん乙です。

コミさんかっこいい…。俺の体の震えが止まらない…!

139:代打名無し@実況は実況板で
07/01/24 12:26:40 gVa/v6Z4O
職人様本当に乙です。
コミさん…流石クレバーな男だ。

140:代打名無し@実況は実況板で
07/01/24 21:07:21 GXL9Iu6t0
職人さんおつです。

コミさーん!あんた本物の男だよ!

141:代打名無し@実況は実況板で
07/01/25 02:23:39 hXWmLI0f0
>【※■は火へんに華】

どうしてもここで吹いてしまうwww

142:代打名無し@実況は実況板で
07/01/25 21:45:38 kuHd00oC0
オー・ヤリチン

143:代打名無し@実況は実況板で
07/01/26 09:08:39 B0iFR3rEO
(訳:だから彼の名前はベニー・アズマンガだって!)

144:エピローグ5・僕は(1/5) ◆QkRJTXcpFI
07/01/27 00:09:01 ds3XBCUF0
「監督ぅー、ちょっとよろしいですか?」
よく晴れた空の下、千葉マリンスタジアムにはいつもより一際強い風が吹いていた。
気温はずいぶん高くなってきているとはいえ、やや肌寒い風の中で悠然と佇む一人の男がいる。
慣れない呼び名に、それが自分のことだと気付いていない様子だった。
「もしもし? 聞こえてらっしゃいますか? 園川監督っ!」
「ああ? ああ俺か。なんだ?」
「なんだ、じゃなくて。明日の先発は誰にするんですか?」
「いつも通り」
「またですか!?」

 オープン戦が始まっていた。今日はオフだが、明日はここ千葉マリンで試合が行われる。
一人グラウンドに立ちながら練習風景を見つめるのは新監督の園川一美である。
再出発を図るマリーンズの監督には彼が就任した。他に適任者がいなかったのである。
「本当にテキトーなんだから…」
ぶつくさと小声で文句を言いながら園川から離れて行く球団スタッフ。
しかし園川はそんな声も意に介さず、何事か考えているように腕組みをして立っている。

「コーチ、初芝コーチ!」
「はいはーい」
室内練習場に入ってきた先ほどの球団スタッフは入口に初芝清の姿を見つけた。
初芝は怪我の後遺症を理由に引退を決め、そのまま守備コーチに収まっていた。
「コミさん見なかった?」
「練習用ブルペンの方にいると思うよ」
球団スタッフがブルペンの方へと向かう道すがら、幾人かの選手とすれ違う。
新入団の久保康友と手嶌智が礼儀正しく挨拶をして行った。
ミンチー、セラフィニ、シコースキーが談笑している。
ブルペンには無償トレードで移籍してきた前田幸長や田中充が投げ込みを行っている。
それを受けるのは里崎智也や、新入団の青松敬鎔などである。
そして彼はブルペンの一番奥にやっと小宮山の姿を発見した。
「小宮山コーチ!探しましたよ」
「あのな」
小宮山がこちらを振り向く。と同時に不満そうな顔を向ける。

145:エピローグ5・僕は(2/5) ◆QkRJTXcpFI
07/01/27 00:11:05 ds3XBCUF0
「俺はどっかの誰かさんと違って選手兼コーチなんだよ。普通に呼んでくれ」
「そんなことより明日の先発なんですが……」
「……またか」
そう、ここまで先発ローテーション含む投手起用は全て小宮山が決めていたのである。
園川からは一切指示なくオープン戦の投手起用はなされていた。
「ちょっと考える時間をくれ」
そう言って小宮山はブルペンを後にした。入れ替わりに初芝が入ってくるのを無視して。
「どっかの誰かさん登場!……って出てっちゃった」

「あ、はつしばさん!」
「おう、調子はどうだい」
初芝の登場に歓喜の声が上がる。彼はそれまで小宮山に見守られ黙々と投げていたのだ。
成瀬善久が跳ねるような仕草で初芝を出迎えた。
「こら成瀬、あと3球で終わりなんだから!」
「あ、ごめんなさい!」
向こうの方から声が聞こえた。復帰した椎木匠がミットを構えている。
成瀬はすぐにプレートに足をかけ構える。高く足を挙げたかと思うと鋭く腕が振られる。
空気が細かく震えるような小気味良い音がブルペンに響いた。
「ほう……」
初芝は久しぶりにじっくり見た成瀬の球に心を奪われた。
左腕の怪我は既に治っているが、なるべく負担の少ないフォームを追求した。
リハビリも兼ねてオフの間もトレーニングに人一倍時間を割いた。
一緒に自主トレを行った初芝のアドバイスでもあったが、キャンプでそれが実を結んだようだ。
驚くほどのキレのある直球は、速さ以上の打ちづらさがあることを初芝の経験が教える。
「どうですか?ぼくのとうきゅうは」
「素晴らしい球だね。充分に戦力になるよ」
「ほんと!? ……でも、このまえのしあいは、のっくあうとされました」
そう、これだけの球を持ちながら先日の試合でリリーフした成瀬は大炎上したのだ。
マウンドに上がるやいなや落ち着きのない様子で、終始腰の引けた投球内容だった。
あの死線をくぐったにもかかわらず、いや、くぐったからこその今の彼がある。
闘うには優しすぎる人間になってしまった。それが今の成瀬だった。
落ち込む成瀬を励ましながら、初芝は彼をどう勇気付けるか思案し続けていた。

146:エピローグ5・僕は(3/5) ◆QkRJTXcpFI
07/01/27 00:12:43 ds3XBCUF0
 ブルベンを後にして、初芝はグラウンドに戻った。
内外野の守備の連携を練習している最中だったのだ。
もっとも守備コーチのはずの彼を抜きに練習はサクサクと進んでいたが。
グラウンドには西岡剛や今江敏晃、トレードで戻ってきた酒井忠晴に立川隆史。
ベニーとマット・フランコ、フリオ・フランコにイ・スンヨプ。
新入団の竹原直隆と大松尚逸も、一際大きな声を上げている。
それにしても野手が少ない、と初芝は改めて思った。
特例として外国人枠は元ロッテ在籍選手ならば7人まで使えるとはいえ、まだ不十分だ。
頭数こそ足りているが、互いにまだ慣れない面子も多い。チームとして形を成していないのだ。
その結果はオープン戦のここまでの戦績に現れている。現在まで0勝5敗。
投手起用が固まらないことも手伝っていることもあるが、打線もイマイチだ。
コーチとして、この選手層の薄さと急造チームという問題は実に頭が痛かった。
そういえば先ほどの小宮山の顔色が曇りがちだったのを思い出す。
投手起用を決めさせられている彼ならば余計にこの戦績に責任を感じているだろう。
もっとも、実はそれは初芝も同じだったりするのだが。
「どうだ、調子は」
「うわあ!」
いきなり横から現れた声と気配に初芝はおののく。そこには園川監督がいつの間にかいた。
「驚かさないでくださいよ!」
「勝手に驚くのが悪いんだ」
「こんなところで何してるんですか?」
「小宮山に怒られた。もう投手起用を決めるのは腹が痛いから俺がやれだと」
園川が憂鬱そうに、肩を落としているのを横目に初芝はズルイと心の中で思った。
なぜならここまで全敗しているスタメンオーダーを決めさせられていたのは初芝だったのだから。
「実は僕も野手起用を決めるのはもう嫌なんですけど……」
「なんだと? お前まで! それじゃ、それじゃ……」
園川の表情がみるみるうちに曇り、頭を抱えているのが分かった。
「投手と野手の起用法を、全て私が考えにゃいかんではないか!!」
「それが仕事でしょうが!」
初芝が顔を赤くして、大声を上げた。それに園川が一瞬気圧される。
「くっ、貴様、覚えてろよ……」
そう言い残して園川はどこかへ歩いていった。

147:エピローグ5・僕は(4/5) ◆QkRJTXcpFI
07/01/27 00:14:51 ds3XBCUF0
その恨みがましい表情に、初芝は嫌な予感を感じずにはいられなかった。

 次の日、オープン戦の6試合目はデーゲームで行われた。
スタメンオーダーが発表されると同時に、初芝の目が点になる。
『四番ファースト初芝』
ベンチの方を振り向くと、奥に消えて行く園川の背中が見える。
「どうしたの? 初芝くん」
「荘さん、あああ、あれ、なぜ僕がスタメンに……引退したのに」
すぐそばにいた荘勝雄が、空いた口がふさがらないままの初芝に微笑む。
「ああそれね。引退ってことになってるけど初芝くんは選手登録したままだよ?
 登録枠なんていっっっぱい余ってるからね!」
「そういえば任意引退の公示に出ないなと思ってたら……」
「頑張ってね! あ、もなか食べる?」
青ざめた小太りの眼鏡の男が一人、肌寒い風の中、冷や汗を流していた。この日の先発は成瀬である。

 成瀬は心臓に胸を当てては、高鳴る鼓動を何とか抑え込もうとしていた。
何度も落ち着けと自分に呟くが、落ち着かない。
手に人という字を書こうとしたが、漢字が思い出せない。余計に焦った。
そうこうしている間に試合開始の時間になり、トボトボとマウンドの上へ歩いて行く。
不安で両手が震えている。前回の登板の大炎上の記憶が甦ってきた。
「成瀬選手ー、ボールちょうだい」
ハッと成瀬は顔を上げる。目の前には10歳ぐらいの少年が立っている。
レプリカユニに使い込んだグローブ、マリーンズの帽子は少しブカブカだ。
始球式に呼ばれた少年だった。彼はその為のボールを成瀬から受け取ることになっていた。
「ごめんごめん。はい、これ」
「ありがとうございます!」
ボールを渡すと嬉しそうに受け取る。そしてマウンドの上に立つと大きく振りかぶる。
きっと初めての経験だろう。プロのマウンドに立ってボールを投げるのは。
山なりのボールは、しかしうまい具合にノーバウンドで捕手のミットに届く。
大きな拍手に包まれ、頬を赤くしながら少年は成瀬に深々と礼をした。
「今日ずっと見てますから、頑張ってください!」
そう声を張り上げて少年は駆け出そうとする。

148:エピローグ5・僕は(5/5) ◆QkRJTXcpFI
07/01/27 00:16:41 ds3XBCUF0
「まって!」
「何ですか?」
「きみは……ぷろになりたい?」
「もちろんです!」
 捕手から返ってきたボールを受け取り、成瀬はそれをじっと見ていた。
審判に促され投球練習を開始しようとして、成瀬はマウンドの上で構える。足を上げる。
「あ、はつしばさん!?」
右足を上げたその先に、一塁ベースの傍に立つ初芝の姿があった。
しきりに身体を動かし、全体をほぐしている。腰を回す仕草をしてみる。
「おっかしいなあ、ちょっと前までお腹の傷がすぐ痛んだんだけどなあ。
 今日は全然痛くないや。普通にプレーできそうだなあ」
自分自身に対して怪訝そうな様子の初芝だったが、意を決したように頬をはたく。
「仕方ない、復帰するかあ」

「はつしばさんと、いっしょにできるんだ」
プレイボールの声が聞こえた。球場内のざわめきが徐々に小さくなっていく。
成瀬はボールの握りを確かめると、一つ深呼吸をして捕手のサインを確認した。
少し上に視線を移すと、バックネット裏に先ほどの少年を見つけた。
きっと彼にとって、今日は一生の思い出になる試合になるだろう。
成瀬は更に観客席を見た。さっきの彼のような子供たちが大勢、成瀬を見ているのを感じる。
目を輝かせて見ている。彼らには、プロ野球選手達が輝いて見えるのだろう。
(ぼくと、おなじだ)
成瀬は高々と足を上げた。いつの間にか、あの不安感はどこかへ消し飛んでいた。
初芝の姿が一瞬だけ視界の中に入る。
成瀬は心から思った。今から投げる一球がとても素晴らしい一球であって欲しい。
自分の姿が、プレーが、野球の好きな子供たちにとって大切になって欲しい。
今こうしてプロ野球選手である自分のできること。彼らにとっての夢になりたい。
大きな罪を背負っても、やり直せると言ってくれた目の前の人のように。
「……なりたい」
徐々に加速する体の動きの中で、誰に誓うでもなくそっと成瀬は呟く。
「ぼくわ、僕は初芝になりたい」
快晴の青空に向かってどこまでも響いていきそうな、甲高いミットの音が球場にこだました。

149:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 00:53:10 dnlwdQnA0
なんだか…このメンバーのチームのほうがいいなと思ってしまったのはイケナイことだろうかw

150:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 00:53:40 yMTk/Hg90
あぁ、コミさん、初様、そして成瀬…。
さわやかに泣ける。

職人様、お疲れ様です。

151:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 01:30:48 9TjZnA+g0
成瀬……(つД`)ヨカッタナ
職人さんお疲れ様です。

152:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 01:46:37 lArvkyv/O
なんだこの監督は!!格がない!!!

153:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 01:56:41 eSGpprxL0
なるせわ、ずっとあのままなのかなあ…


って心配だったけど、漢字で喋れる様になった(・∀・)!ヨカタヨー
成瀬のあの状態は回収されないまま終わってしまうのか?と
ちょっと気になっていたので

154:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 02:02:56 047zCFDQ0
泣ける…
とってもいい話なのに…

「園川監督」の響きだけで笑いが止まりません
本当に(ry

155:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 03:04:24 Ip9PREPu0
( ゚┐◎┌゚ ) < 監督になるにも格というものが(ry

156:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 09:23:51 iiVRtDbZO
初芝の守備コーチ(笑)就任には異論なしですか?

157:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 12:43:50 Rti3GhPNO
球団職員が吉鶴に見えて仕方ないです。

園川監督・・・w

158:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 19:47:54 B339ec+w0
成瀬…よかったね…本当によかったね…
園様と荘さんはゆかいな〜の流れのままでワロタwww

159:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 21:54:34 wXR9D+KQO
久々に来てみたらなんちゅう布陣だよ・・・
厨臭いけど組まずにいれなかった。

2005年OP戦オーダー
1遊.西岡
2三.今江
3指.李
4一.初芝
5中.ベニー
6左.フランコ
7捕.里崎
8右.立川
9二.酒井
控え:椎木・青松・大松・竹原
先発:セラフィニ・久保・手島・ミンチー・成瀬・小宮山
中継:シコースキー・前田・田中充・戸田
抑え:薮田

監督:園川
投手:小宮山
守備:初芝
職員:吉鶴

なんてことだ・・・

160:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 22:04:55 cvHNjKre0
僕は初芝になりたい

先輩を呼び捨てですかw

161:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 23:37:30 GnDfqAtHO
職人さん本当に乙です!

園川監督で爆笑→もなかでも爆笑→成瀬に涙
もう訳ワカラン\(^o^)/

162:エピローグ6・今の僕にできること(1/4) ◆1Y1lUzrjV2
07/01/28 00:40:43 PeM9ka+/0
 ―シュッ。

 スパッ。

 ブルペンで内の球を受けていた椎木が「ナイスボール!」と声をかけた。
 内は小さく頷き、手応えを掴んだような表情を見せた。

 ―CMBRの後、チームは各選手の頑張りは勿論、熱狂的な支持にも後押しされ、プレーオフ進出が
手に届く位置にまで来ていた。
 内はデビューした年に先発をしていたが、チーム事情などから今は中継ぎに回っていた。
 同期で先発の成瀬と共に、若いながらも必死にチームのために投げていた。

「内、行くぞ!」
 連絡をもらった小宮山が、内に声をかける。
「はい!」
 そしてブルペンを出るためにゆっくりと歩き始めた。
 その途中、内は少し前の―あのことを思い出していた。


「…俺は志し半ばだったが…。お前は若いんだ。頑張れ。―ただ、俺や他のピッチャーの命までは
背負わなくていい。それは重すぎるし、そうする必要はない。約束してくれ」
「はい」


 夢の中で黒木と交わしたあの約束。

 自分や、CMBRで命を失った他のピッチャーの命を背負うなと、彼は言った。
 内はその言葉に、しっかりと頷いたのだった。

163:エピローグ6・今の僕にできること(2/4) ◆1Y1lUzrjV2
07/01/28 00:42:25 PeM9ka+/0
「―よし、任せたぞ!」
「はいっ」
 
 試合は3回に竹原、大松のホームランで2点を奪ったマリーンズが7回に1点を返され接戦であった。
 そして8回表、三振、ヒット、四球と初芝のこの試合3つめのエラーで一死満塁のピンチを迎えていた。
 マリンスタジアムに響き渡る、「ピッチャー、久保に代わりまして、内。背番号21」というアナウンス。
 ライトスタンドが、そして球場全体が歓声に包まれる。

 リリーフカーに乗るため、ブルペンから出るドアの前で薮田と小宮山が内を送り出す。
 内はふたりのことをまっすぐに見つめながら、出されていた拳に自分の拳を軽く当て、力強く頷く。
 そして内は被っていた帽子を一度脱ぎ、帽子の内側に書いたたくさんの字を見つめた。

『11 T.KANDA 12 S.FUJITA 13 K.ASAMA…』
 そこには、CMBRで命を失ったピッチャーの名前が書かれていた。

(ジョニーさん、ごめんなさい。僕は、約束を破ってしまいました)

 きゅっと帽子を被り直し、薮田が開けていたドアを出てリリーフカーに乗る。
 ライトスタンドのファンが、頭上から声援を送る。
「内くん頑張って!」
「頼むぞ!」
「抑えてくれー!」
 その声援を背中に受けながら、内はマウンドへ向かった。

164:エピローグ6・今の僕にできること(3/4) ◆1Y1lUzrjV2
07/01/28 00:43:50 PeM9ka+/0
 ―内は、黒木と交わした約束を破っていた。
 彼や他のピッチャーの命を、自分で背負っていくことを決めたのだ。
 過去の愚かな自分に対する罪滅ぼしでもあったのかもしれない。
 しかし、それだけではなかった。

(僕の背中なんかじゃ、小さすぎて皆の命を背負えきれないかもしれない…。でも…)

 ―自分を諦めるな―
 黒木の声が、思い出される。
 
(ジョニーさんの言った通り、僕は自分を諦めたくない。今はまだ頼りないけど、いつか皆の命を
背負って生きられるくらい、強い人間になろうと思う。僕が皆に対してできることは、それしかないから…)
 

 そう、僕は生かされている。
 家族に、友達に、チームの仲間に、ファンの人達に。

 その人達のために、僕が何をしてあげられるだろうか。

 あまりいい答えはまだ出ていない。
 でも、ひとつだけしっかりと意識している。

 自分を諦めないで、野球をやること。

(僕や他の皆がチームを…マリーンズを強くしていくこと。僕が今、皆のためにできることだ)

165:エピローグ6・今の僕にできること(4/4) ◆1Y1lUzrjV2
07/01/28 00:45:16 PeM9ka+/0
 マウンドの上で何度がピョンピョンと跳ねて、スパイクの土をとる。
 そしてすうっと大きく息を吸って、バッターと対峙する。
(8回表一点差、一死満塁。なかなかいい場面だよな)

 気持ちが入りすぎてボールが先行してしまったものの、その後はツーストライク
まで追い込み、フルカウントになった。
(よし)
 里崎が構えたミットめがけて、内は全力でスライダーを投げた。
 バッターはひっかけるのに精一杯で、打球はショートの西岡のところへ飛んだ。
 4−6−3のダブルプレー。
 ライトスタンドから歓声が、レフトスタンドから悲鳴が聞こえた。

 大歓声の中、内はベンチへ引き揚げる。
「ナイスピッチ!」
 守りについていたチームメイト達が、ぽんと肩を叩きながら内の横を通りすぎていく。

 ベンチへ戻り、内は帽子を取り汗を拭いた。

 帽子の内側を見た初芝が、ほんの一瞬だけ悲しそうな表情を見せてから、彼の
投球内容を褒め称えるように内の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
 内は嬉しそうに微笑んだ。

 ―彼は、少しずつ、少しずつ、前へと歩み始めていた。



 …帽子にたくさん書いてある名前の中で、「54 T.KUROKI」のところだけ文字がとても
滲んでいるのは、油性ペンで書いたせいだけではなかった。……

166:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 01:20:50 gAcdJ8RLO
お疲れです!
内………。

そういえば平下に推薦してもらった戸田さんはどうなったんだ?

167:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 03:31:13 bz3f5YTUO
>>163
>初芝のこの試合3つめのエラーで
ガーナチョコ吹いたw守備コーチww

168:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 11:58:31 U5OkePem0
>>159
フリオは?

169:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 12:03:30 rA5xYZYj0
内君…ウッ………頑張れ…

170:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 17:18:51 vH2d1AfqO
乙であります!

う、内………、頑張れよ……………
そして初様はもう少し守備を頑張ってください

171:エピローグ終・いくつもの日々を越えて(1/3) ◆vWptZvc5L.
07/01/28 19:36:30 wBppZcoX0
「いよいよ、か」
ふうと大きく息を吐くと、男は薮田安彦から受け取った力水を一気に飲み干した。
いつも通り登板前の儀式を終え、彼はブルペンを後にする―


2005年10月8日、あの「事故」から、もう1年近くが過ぎようとしていた。
今日の天気は荒れ気味で雨こそ免れたものの、マリンスタジアムに吹く風は一段と強い。
スタンドはレフトを除いて一面真っ白に染まる。曇り空のせいで空までもが白い。
信じられない。守備位置についた里崎智也はその光景に思わず見とれた。
もう見慣れてしまった場所なのに、これほどまで白い光景はかつて見たことがあっただろうか。
野手が全員守備位置につけば、球場の期待感は一段と高まる。
今か今かという高揚に包まれる中、お馴染みのウグイス嬢のコールが響く。
「ピッチャー、戸部」
流れ出す入場曲とともに、一気に客席が沸いた。
グランドに姿を現した戸部浩を見つめながら、里崎はこれまでの日々に思いを馳せた。

―思い返せばシーズン開幕当初、千葉ロッテマリーンズは大方の予想通り、苦戦を強いられた。
繋がらない打線、打たれだしたら止まらない投手陣、繰り返される凡ミス……
そこには戦力不足という言葉だけでは片付けられない何かがあった。
各々に「みんなの分まで自分が」という気負いがあったのだろう。
気持ちだけが空回りして本来のプレーができない、そして気持ちはさらに焦るという悪循環に陥っていた。
里崎自身も例外ではなかった。
「俺が決める」という思いが強くなりすぎて振りが大きくなり、打撃を崩してしまったのだ。
その影響は守備にまで及び、さらには右ひざの痛みもあって前半戦は休み休みの出場となった。

172:エピローグ終・いくつもの日々を越えて(2/3) ◆vWptZvc5L.
07/01/28 19:37:28 wBppZcoX0
もちろん、今日の先発投手戸部もそんな症状に苦しんだ一人であった。
投手不足から先発ローテーションに入ったものの、ゲーム中盤で急に崩れてしまうのだ。
立ち上がりは順調、コントロールも悪くない。なのにランナーが出ると痛打される。
そんな失敗を繰り返すうちにローテーションから外され、戸部はいつしか敗戦処理へと回された。
身体や技術の問題ではなく、精神的な弱さがあったのだろう。
もっとも、あれだけの出来事があったのだ。気負うなと言う方が難しかった。
そんな戸部を見るに見かね、声をかけた人物がいた。薮田である。
恐らく、先発をしていた頃の自分と今の戸部との間に共通するものを感じたに違いない。
「あのな戸部、平下が言うててんけどな、……」
「えぇっ! いいんすか、そんなこと!?」
「でもお前、このままやったらアカンで」
「……もう、どうなっても知りませんよ?」
里崎はそんな会話を盗み聞きしただけで、詳しい内容までは知らない。
だがその日から戸部は変わった。気弱な投球もピンチになるとすぐ崩れ出す悪癖も姿を消したのだ。
相手打者には鋭くガンを飛ばす、投球時に雄叫びを上げる、討ち取れば派手なガッツポーズをする、
仕舞いにはリードを取る走者に向かって、「チョロチョロすんじゃねぇ!」と怒鳴りつける始末だった。
しかしそれらはすべてマウンド上の姿であって、ひとたびグラウンドの外にでれば元の呑気な男に戻っていた。
そんな別人かと紛う投球から戸部は徐々に周囲の信頼を取り戻し、再び先発へと返り咲いていった。

173:エピローグ終・いくつもの日々を越えて(3/4) ◆vWptZvc5L.
07/01/28 19:38:09 wBppZcoX0
薮田は戸部に一体何を言ったのか。里崎は不思議に思って一度尋ねてみたことがある。
しかし薮田は言葉を濁すばかりで結局分からずじまいだった。
ただ「まさか、ああいう意味とはなぁ……」と意味深な一言だけを残していった。
戸部本人に聞けば「東芝じゃ、ナオより俺の方が上だったんだ」と冗談なのか本気なのかわからない答えが返ってきた。
そういえば戸部と清水直行は大学・社会人と同じチームに在籍し、入団も同期という長い付き合いだったらしい。
直行を長く見てきた戸部だったからからこそ、エースというものについて思うところは人一倍強かったのだろう。
春先の乱調はきっとそこからくる重圧のせいだったのだ。それが薮田の助言によって吹っ切れ、
戸部本来の力が出せるようになったに違いない。里崎はそう勝手に解釈することにした。
そしてそんな戸部の変貌とともに、あの忌まわしい「事故」に縛り付けられていた選手たちが徐々に変わっていった。
チーム状態もどん底から抜け出し、シーズン中盤には勝率5割に手の届く位置にまで回復したのだった。
ペナントレースは新生福岡ソフトバンクホークスの独走だった。
だが、マリーンズにはこれが逆に幸いした。ゲーム差はともかく、3位以内に入れば優勝の望みはある。
1球団が跳び抜け、4球団がダンゴ状態。そして1球団が下位に沈むという状態が長く続いた。
首位と5ゲーム差以内という条件は厳しいにしても、3位以内を目指してプレーオフの切符を手にする、
その目標の元にマリーンズはチーム一丸となって戦いを進めた。
9月にはいると、チームは急激に上り調子となった。
チーム編成が大幅に変わろうとも、オリオンズ時代から続く伝統に何ら変わりはなかったのだ。
そのマリーンズの快進撃に勝率5割を行ったり来たりだったダンゴ状態から、1球団、また1球団とふるい落とされていった。
このシーズン終盤の怒涛の追い上げは「園川マジック」と呼ばれ、他球団の戦慄の的となった。
最後は西武ライオンズとの競り合いになったが、9月の凄まじい勢いをたてにマリーンズはレギュラーシーズン2位の座を掴み取った。
首位ソフトバンクに実に18.5ゲーム差という大差をつけられての2位であった―

174:エピローグ終・いくつもの日々を越えて(4/4) ◆vWptZvc5L.
07/01/28 19:38:48 wBppZcoX0
長いようであっという間だった日々が矢継ぎ早に思い出され、里崎は身震いをする。
やっぱり信じられない。これまでの出来事は全て夢だったのではないかと疑ってしまう。
一度は死に掛けたマリーンズが、まさかこのプレーオフ1stステージにたどり着けるなんて。
2位も3位もプレーオフに出られるのは同じだが、一つ大きく違う点がある。主催権だ。
敵地と本拠地では大違いである。ましてやこの白い観衆、10m/sを越える風速、向こうからしてみればかなりの脅威だろう。
西武の先発投手は松坂大輔。手強い相手だが、この風を味方につければ勝機は十分にある。
そしてこちらの先発投手は戸部。大事な初戦を任され、多勢の信頼と期待を背に彼はマウンドに立つ。
今思えば、彼の変貌がマリーンズ上昇の契機だった。そして今、再び彼を中心として更なる高みを目指そうとしている。
投球練習の球を受けてもミットに伝わる感触は上々、キレもある。これなら大丈夫だ。
少し硬さが見られるのが気になるが、この緊張感の中ならそれも致し方ない。
ここからいかに本来の投球を引き出していくのか、この風をどう生かすのか、それが自分の仕事だ。

球審からプレーボールの合図がかかる。
左バッターボックスに立つのは西武の1番打者・栗山巧。
戸部が投じた初球、その行方は―

【エピローグ 完】

175: ◆vWptZvc5L.
07/01/28 19:39:49 wBppZcoX0
これで完全完結です

176:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 20:42:13 CDr7acZbO
ちょwww戸田最強伝説wwwww

177:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 21:50:08 L7yXGRzwO
職人様方、お疲れさまでした!


>「園川マジック」
何この格がない言葉の響きwwwwww

178:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 22:35:37 MAfjuMwo0
職人様方、お疲れ様でした。

そうか…戸田もエースになったのか…

179:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 23:46:41 dfcMVrQz0
完結おめでとうございます。
職人様方、長い間お疲れ様でした。

180:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 00:08:11 49O/gauj0
職人様お疲れ様です
そして戸野川!!エースとして頑張れよ!!監督格ないぞ!!www

181:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 00:41:36 5BV0VgzwO
本当に職人の皆様方乙でした!

182:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 00:44:17 GUN9VGxz0
職人の皆様方、大変お疲れ様でした!

じーんとくるいい話なのに、なぜか笑いがこみ上げるのは…「園川マジック」のせいなんだろうか…

183:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 01:12:06 VK8Xnmwx0
ちょww戸山がエースかいw

職人様お疲れ様でした。
最後まで笑いと涙が混在するマリバトらしいラストでしたね。
これまでのマリバトに携わった全ての職人様、お疲れ様&GJ!!

184:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 01:13:35 yfcV+e38O
職人様、本当にお疲れさまでした、戸田すげーw

185:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 02:57:16 QqkyFHk/0
完結と聞いて飛んできました
お疲れさま!

186:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 04:07:11 lenIK4i/O
職人様お疲れ様でした。
実はアキラがヒョッコリ帰って来るなんて思ってたんですが遺体もあがってないし…
何はともあれ完結(涙)

187:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 07:10:40 pyq3ifdQ0
ああ、完結か…
ほぼリアルタイムで読み続けてた。
始まった2004年は、なんとか合併だけは免れたか、というくらい本当に先の見えない年で、
そんな中始まったバトロワだからリアリティがあってゾクゾクしてた。
その翌年に優勝しちまうなんて夢にも思わなかった頃だ。
この頃は西岡や今江も全国区でもなんでもなかったよな。
ひとつのバトロワが終わるまでに、リアルでもいろんなことがあったな、と涙が出そうなほどに感慨深いよ。
そして物語にも楽しませてもらった。どの話も読み始めると息つく間もなかった。
どの職人さんにもGJを捧げたい。本当にお疲れさま。

語りスマソ

188:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 08:34:38 V1OsQtKHO
あぁ…ついに完結ですか…。
俺もほぼリアルタイムで読ませてもらってたけど本当に職人様方、乙でした。

戸塚のジョニー化に泣き笑いw
タイミングが良かったせいでリアルとリンク(?)させられた辺り最後まで職人様に感服でした、ともかくご苦労さまでした。

189:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 16:07:27 zDSvzqw1O
本当に素晴らしい作品でした
途中から読ませていただきましたがワクワクしながら読んでました
やっと完結ですね…おめでとうございます
職人の方々お疲れ様でした

190:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 18:43:38 8icIS/lt0
堀vs根元

191:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 21:04:38 DPj0QVkfO
はい、もう戸辺の一言に尽きますねwww

途中から読んでいたのですが、めちゃくちゃ面白かったです!
長い間お疲れ様でしたっ!!!!

192:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 21:26:17 n26CpKrt0
オー・ヤリチン!!!

193:保管庫 ◆CLM31pWOr6
07/01/30 00:28:25 Ds84VlrQ0
職人の皆様本当に本当にお疲れ様でした。
殆ど一読者として泣いたり笑ったりの約2年でした。

先程保管庫に未収録だった分を最後までうpしました。
毎回気が狂いそうになりながらやってた更新ももうやらなくなるのか…と思うと
中々寂しかったりします…w

いつかスレ上か見守るスレかでお約束した人気投票やらPDF化やら
取り掛かりたいと思います。
(その前に鯖引越しかもしれませんが)

PDF化に際して、職人の皆様、読者の皆様、誤字脱字等発見されましたら
保管庫の掲示板までお知らせくださいませ。

♪BGMはサブローの登場曲で
    栄光への架橋へと〜♪

194:代打名無し@実況は実況板で
07/01/30 08:28:59 o3B8PNCqO
おお、保管庫さん!

2年間も本当にお疲れ様でした!

195:代打名無し@実況は実況板で
07/01/30 12:49:04 zyQaudcsO
保管庫さんも他の職人さん方もお疲れ様でした!
本当に長いけど楽しませて頂きました。


人気投票は戸根がぶっちぎりそうな予感w

196:代打名無し@実況は実況板で
07/01/30 16:30:57 tYtXAet00
まさか戸琶で締めくくられるとは……!
そのチョイス最高です。お疲れ様でした!

197:代打名無し@実況は実況板で
07/01/30 16:39:16 WG67K4AHO
>>195
違う名前の1票が大量に出る悪寒w

198:代打名無し@実況は実況板で
07/01/30 22:15:00 C7mh6OLn0
職人様も保管庫様もほんとうにお疲れ様でした!

ところで保管庫様、登場人物一覧なんですが、戸部の支給品が「不明」となってますけども
最後の最後で出てきましたよ、ステキな支給品がw

199: ◆QkRJTXcpFI
07/01/30 23:12:26 4LS+MUjw0
2年以上にも渡ってこの話の面倒を見てくれた保管庫さんには本当に頭が下がります。
オマケも色々とつけてくれましたし、打ち合わせ掲示板は本当に重宝いたしました。
大変感謝しております。まだ色々としていただけるようですがひとまずは「お疲れ様です」と。

職人の方々もお疲れ様でした。
他の方の作品に幾度となく刺激を受けましたし、また楽しませていただきました。
皆様と一つの物を作りきったというのは本当に嬉しいです。ありがとうございました。

最後になりますが多くの名無し方々。お褒めの言葉は本当に励みになりました。感謝しています。
作品を書くのは職人ですが、皆様の反応は色々な部分で作品に影響をもたらしました。
2chのマリバトは職人だけでなくスレ住人の皆様が作っていました。お疲れ様でした。

この作品の職人として最後までやれて良かったです。本当にお疲れ様でした。

200: ◆1Y1lUzrjV2
07/01/30 23:30:42 D6bM6fAJ0
保管庫様、本当にお疲れ様でした。
投下後に発覚した誤字脱字など、修正してくださったり大変お世話になりました。

書き手の皆様もお疲れ様でした。述べ何人がこのスレの話に関わったかは定かでは
ないのですが、リレー小説で「完結」というひとつの形を迎えられて良かったと思います。
話を書いているうちに、他の書き手の方の話を読んで設定を変えてみようかなと
思ったり、この設定を使わせてもらおうと思ったり、リレー小説ならではのやり方みたいな
ものが初めてでしたのでいろいろな経験をさせていただきました。

また名無しに戻って鴎を応援します。皆様の感想等のレス本当に嬉しかったです。
それでは失礼します。

201: ◆vWptZvc5L.
07/01/31 01:14:11 jr9HXnEN0
私もこの流れに乗ります。
読み手さんも書き手さんも保管庫さんも、長い間お疲れ様でした。

保管庫さんのまとめは話を整理するのに大変役立ちました。
読み手さんの感想は書く上での活力になりました。
他職人さんの話は、大変楽しませていただきました。
初期職人さんの文章があったからこそ、自分も書いてみたいと思うようになりました。
色んな人たちの力があって一つの話ができたんだ思うと、感嘆の一言です。
書き手ならではの醍醐味も味わえました。色々ありましたが、参加してよかったです。
このスレに関わった全ての人に感謝します。みなさん、本当にありがとう。

202:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 15:01:31 7cx3Ika1O
おお、職人さん方が次々と…

みなさん本当にGJでした!!!!

203:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 18:32:38 vfVuqoVw0
>>199-201
本当に長い間お疲れ様でした!!
感動をありがとうございました!
できれば、いつかまたこういう話をまた書いてくれたら嬉しいです。

204:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 18:34:13 vfVuqoVw0
「また」を2回も書いてしまったorz

205:sage
07/02/01 20:32:57 ebd6IEEI0
職人の皆様お疲れ様でした!
保管庫様も大変でした!
エピローグは特に今か今かと
待ち続けました。
その甲斐があり最後まで泣けました&笑いました。

ところで話に水を差すようですが
>165で
ショートの西岡が捕ったのなら4−6−3ではなく
6−4−3ではないでしょうか??
せっかく完結したのに横やり入れてすいません。


206:代打名無し@実況は実況板で
07/02/01 20:37:38 ebd6IEEI0
書き込み方間違えました。

許してください

207:代打名無し@実況は実況板で
07/02/02 20:45:52 Emfk7QJd0
オー・ヤリチン(訳 今回は許してあげるよ!)

208:代打名無し@実況は実況板で
07/02/03 00:50:17 u2Zz3SVy0
マティー優しいなww

209:代打名無し@実況は実況板で
07/02/04 11:06:40 wZtQWPGN0
ほしゅ

210: ◆vWptZvc5L.
07/02/04 22:34:57 KKul8TnJ0
業務連絡です
ひとつ提案があるので、まだお時間のある職人さんは
ちょっと打ち合わせ板を覗いてもらえないでしょうか
よろしくお願いします

211:代打名無し@実況は実況板で
07/02/05 00:10:05 ipI64/JE0
ここまで書いて下さった職人様、整理して下さった
保管庫様、本当にお疲れ様でした。
有難うございました!

212:代打名無し@実況は実況板で
07/02/05 00:43:15 Bm3J/tk+0
お、何かまた企画があるのか?
ちょい期待しちゃう

213:代打名無し@実況は実況板で
07/02/05 20:30:13 YjgilUad0
「マーくんの中の人」っていうのはどうだ?












                            やっぱやーめた

214:代打名無し@実況は実況板で
07/02/06 18:36:46 rlQ96gwq0
保守!

215:代打名無し@実況は実況板で
07/02/07 10:40:00 /zYhAeqe0
ロッテの名称をスレタイに入れようよ。
食料管轄企業ロッテが全国の野球ファンを楽しませてるんだから。
一つの礼儀として感謝を表すのはどうだろう?

216:代打名無し@実況は実況板で
07/02/07 18:16:59 cxYTntWeO
戸井さんと松坂では勝負は見えている……。

217:代打名無し@実況は実況板で
07/02/08 02:48:49 d1IsP3R1O
戸辺さんが勝つんだな?

218:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 00:18:17 hsvpMu450
キャラクター人気投票は保管庫様でやってくれるので、それまで保守がてらの企画。

「心に残った話ベスト3」を挙げて下さい。
1位3pt、2位2pt、3位1ptで集計します。
好きな理由とかコメントつけてくれると盛り上がるかな?

219:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 08:49:13 7ygB+Nl/O
完結してホッとしたやら寂しいやら…
内容もだけど、音ゲーにTM西川、さらにはTM NETWORKと印象に残った題名も多いなあ…

ベスト3に絞るの難しいですねー

220:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 16:49:33 ycXnE2StO
それではさっそく…

1.ないものねだり
代田が哀しすぎる…。「ひらしたさん、どうしてないてるんですか?」がたまらない。
2.ナイトキャップスペシャル
島内で最も温度差の激しい二人の激突第2R。戸ストラーデがカッコ良すぎる。
3.ぼくわ
好き。

221:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 19:46:03 GvANXjF80
保管庫さんで読み返そうとしたら以下の章が見れなかった…_| ̄|○
自分だけ?それとも職人さんが何かやってるからメンテ中?

本編:1,4,6,9,10,11,13,14,17,20-28,30-32,34-36,39-42,45,47,50,52,54,57-60,
64-69,71,73,74,77,79-82,84,85,87,88,90-92,94-98,101,102,104,108,109,
115,116,118-120,123,124,128,130-132,135,140,143,145-147,154,157,159,
164-166,169-172,175,177,181,184,185,189,199-201,203,205,210,211,213,
217,219,221,223,226,227,233,236,238,239,242,243,245-247,250,251,253,
254,257-264,266,270,272,273,275,279,281-284,286,288,289,291,295,297,
299-302,306-309,313,316-318,320,322,324,326,327,329,330,332,334-336,
338,340,344,345,350,352,358,363,367-368,371,374,375,379,380,383,387-396
エピローグ:2,3,5,6,7
番外:留守を預かる者,流れ星たち
その他:掲示板,壁紙,参加者一覧

222:保管庫@会社 ◆CLM31pWOr6
07/02/09 20:28:17 ET4fb2R70
>>221
こちらからは普通に開きます。(XP+IE6)

OSとブラウザをお知らせ下さい。
帰ったら調査してみます

223:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 21:36:34 GvANXjF80
>>222
IEの履歴と一時ファイル削除したら直りました
お騒がせしました
お仕事中に申し訳ありません

224:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 21:47:13 TqXt7/QB0
1.俺たちの誇り
この作品の明は最強。本当に凄い男だった。

2.李承■と愉快な同士たち 終 ※■は火へんに華
所々痺れるセリフが多かった。スンヨプかっこいいよスンヨプ。

3悪夢はもう見ない
晋吾・・・タイトルも晋吾にちなんでて凄いいい。.

225:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 23:57:03 JoLFhFVY0
1キャッチボール
→アテネに続き、やっぱり報われない地味様
2疾風のごとく
→「僕は幸せかもしれない…」の辺りでとにかく泣いた
3白鳥の歌が聞こえる
→AA見て、後から記憶に残った

いずれも、誰かの死が他人に少なからず影響を与えた話。
そういう話が個人的には気に入っていました。

226:代打名無し@実況は実況板で
07/02/10 00:43:41 BcpBh/qL0
>>219
少しルール変えましょか。話の数もかなり多いし。

3位(1pt)に関しては複数回答可ってことで、挙げたいだけ挙げてください。
>>220>>224>>225さんも追加あればどうぞ。

227:代打名無し@実況は実況板で
07/02/10 01:49:03 fP/RzS8M0
1.308章 鳥籠から
小林雅と福浦の対比がいい。
「俺たちの死に様、どこまでも見せてやるしかないだろう」
この台詞が妙に虚しくて悲しい。

2.第395章 俺たちの誇り
なんでそんなにかっこいいんだ、大塚。

3.第55章 キャッチボール
地味様の、エースの誇りが滲み出ていて好きだ。地味だけど。
登場回数は決して多くないのに、マリバトの地味様は何故か印象深い。

第82章 決別、離別、そして出発
地味様と正人の命を今江が背負った瞬間かな、と思う。

第360章 君はなんて言う?
親バカ(´Д⊂


誰かが死ぬ話が好きらしいです、自分。
長々と失礼しました。

228:代打名無し@実況は実況板で
07/02/10 04:16:53 QJL7sVJU0
章で絞れないので、一部エピソードで申し訳ない

1. 対スンスケの時の大塚の言葉と、対コバマサ後のメールを見てしまう流れ
 彼らがマーダーに傾いた理由がともに「家族のため」であり、それを大塚は知らされている
 そして大塚自身、その感情が全く理解できない立場でもない…のが印象深かった

2. ぼくわ
 色んなバト見てるけど、ここまで2chネタをふんだんに盛り込んでるのってマリバトくらいのような…
 で、ロッテと言えばこれだと思っていたセリフがシリアスなシーンでするっと出てきたのですごいなーと、感心した

 疑心暗鬼に陥った将海さんのジサク(・∀・)ジエーン、既にマーダーだった金澤にぬるぽと言わせたのも
 2chならではと言う意味で秀逸だと思う

3.友情
 この2人はホント「なんでこんなことになっちゃったんだろう…?」な展開だった
 最期は読んでて鼻と目から汁が出て止まらなかった

229:代打名無し@実況は実況板で
07/02/10 21:51:37 KL/eyeD50
1 第378章 散々「ねえんだよ! もうそんなチームはなぁ!!」
上の台詞がすごく心に残ってます。平下…
これ読んでからエピローグを読むとなんだか感慨深いものがあります。

2 第367章 夢叶わず
この章含む西岡・浅間・金澤・早坂らの話。すれ違いが悲しすぎる…
同期の話は良いものが多いですよね…171章(明と福浦)と迷いましたがこちらに。

3 複数回答で…
第317章 ジョニーからの伝言
 次の世代へ、っていうの好きです
第353章 Romanticist
 里かっけぇえええええええ!! と思った章
第349章 『はなさないで』
 内・成瀬の二人はなぜか和む

頑張って厳選してみましたが…たぶんこれ以上はきりがないので。


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