阪神タイガースバトル ..
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255:924(2/5) 07/03/01 01:06:33 H6qWW3SF0 記憶を取り戻してくれるなと頼んだところで、本人とてどうにもできない。 むしろ意識させるだけ危険は増す。今でさえ、殺人行為などものともしない ふてぶてしさをいやというほど見せつけてくれたのだ。あの時に確信した。 記憶を失う前、桜井はゲームに乗り、久保田ではない誰かを殺したと。 この男が怖かった。記憶を回復されるのが怖かった。自分の命が危うく なるのが怖かった。そのとおりだ。 だが、今は別の意味でもっと恐ろしいことがあった。 「んなわけないでしょ? こんな全然知らん場所でわけの分からんことに 巻き込まれて、俺一人やったら絶対、頭がおかしなってたと思う。桟原さんが おらんかったら、俺はどうしたらいいか分からへんのやから」 桜井は沈黙を肯定と受け取ったらしく、答えを待たずに話を進めてきた。 「やっぱり、さっきのことで怒ってはるんですか? 俺が言うこと聞かんと あいつを殺したから。……けど、ほかにどんな方法がありました? 生かし といたって、どうせあいつはまた誰か殺そうとするに決まってるんやから」 少しずつ、桜井の声が怒りを帯びてゆくのが分かる。 「だいたい俺は、桟原さんが危なかったから、なんとかせなあかんと思って、 それで……。そやのに、なんで怒られんとあかんのです? 自分をだまして 殺そうとしたやつがそんなに大事ですか? それとも、あのまま殺されてた 方が良かったんスか!?」 不意に伸びてきた二本の腕が、桟原の襟元を乱暴につかんだ。目の前の顔が 今にも泣き出しそうなほどにゆがんでいる。 「……ほんまやな」 桟原がため息まじりの声でつぶやくと、桜井の手の力が緩んだ。 「お前が来てくれんかったら、俺はたぶん殺されてた。そやから、お前に礼を 言わんとあかんのに……。そもそも、こうなったんも全部俺のせいやのにな。 喜田さんの本心を見抜けんかったのも、殺されそうになったのも……。けど、 なんていうか……ショックやったんや。喜田さんが、俺らをだまして殺そうと したってことが……」 (あの人は――三東さんとは違う)
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