阪神タイガースバトル ..
147:174(11/13)
07/01/27 23:42:16 E5f1KWJy0
助けてくれてありがとうとも。
一緒に来てくれてありがとうとも。
信用してくれてありがとうとも。
心配してくれてありがとうとも。
言わなきゃいけないことはたくさんあって、言うチャンスはたくさんあったはず
なのに。
「俺は何一つちゃんと伝えてない……ッ!」
軽口を交わせる居心地の良さに甘えていなかったか。
目の前を遮る枝をちぎり取る。自身への怒りの捌け口を求め、それすらも原動力
に変えて、鳥谷は限界の来た身体に鞭打って走り続けた。
(いつも同じだ)
和也も、桧山も、葛城も。
失う度に後悔ばかりしている。
自己への嫌悪感に、ココロがどうにかなりそうだ。
(もう、繰り返さない……)
涙と泥を袖でぬぐい、鳥谷は口を結んだ。
これ以上失いたくはない。伝え損ないたくない。
誰のために葛城を見捨てて来たのか、誰のためにここまで走り続けているのか、
それが明確なのだけが今の鳥谷にとっての救いだった。きっと何もなく逃げ出した
のなら、己が生きていることすら許せなくなる。
鬼のような形相で、刃物を振りかざす伊代野を前にして、咄嗟に足がすくんだ。
(俺は―)
無力だ。
誰かを見捨てて逃げるしか出来ない人間が、誰かを護ろうなんて思い上がりもいい
ところかもしれない。それでも。
「俺は―」
視界が開け、集落が近づいてくる。もう何度も通ったその道を、ほとんど感覚だけ
で走り抜け、鳥谷は一見の民家を目指した。
質素な門構えの一軒家が近づいてくる。
『矢野さんのこと、頼むぞ』
『お前が死んだらあの人はどうなるんだ!』
彼は―矢野輝弘は―あそこにいるだろうか。
148:174(12/13)
07/01/27 23:42:55 E5f1KWJy0
「俺は―っ!」
バタン!
蹴破りそうな勢いでドアを開け、締める。
土足のまま家に上がり、ある部屋のドアを開く。
「ハァ、ハァ……ッ」
「鳥谷……?」
息を切らし、飛び込んできた後輩に、矢野が驚いたように呼びかけた。
布団の中で身を起こし、目を見開いてこちらを見つめてくる先輩に、安堵と共に
疲労が押し寄せ、鳥谷はその場にへたり込んだ。
「起きてた……んですか……」
「いや、今起きたとこ。どっか行ってた?」
あっけらかんと言う矢野に影はない。
彼は葛城育郎がここにいたという事実すら知らないのだ。ならば、自分が眠って
いる間に起こった惨劇に、いたずらに心を波立たせる必要はない。
彼は多分、何も知らずにいた己の無力さを責め立てるだろうから。
(言わないと……)
それとは別に、伝えなければいけない言葉があると思った。
「矢野さん……ありがとうございます」
いざ伝えようと思ったとき、伝える相手がいなくなっている状況はもう嫌だ。
「……ここにちゃんといてくれて」
「……俺、寝てただけやし」
床に膝をついたまま、そんなことを言ってくる鳥谷に、矢野が困ったように笑った。
「なぁ、何があったん?」
気がつくと、布団から這い出した矢野が目の前にいた。目線を合わせてしゃがみ
込み、泣き出した子供の相手でもするような声音で聞いてくる。
149:174(13/13)
07/01/27 23:43:27 E5f1KWJy0
「何もないです」
「そんな泣きそうな顔で普通ぶられても、俺には何も分からん」
「…………」
「俺は超能力者じゃないからお前が黙ってても何考えてるんか分からんし」
「…………」
「お前も超能力者じゃないから、誰にも言わずに全部、何でもかんでも解決できる
わけちゃうやろ」
「…………」
なぜバレたのだろう、と考えるのも無駄なことだ。矢野輝弘がそういう男だという
だけだ。
こういう力強い言葉を、相手が望んでいる時に自然と口にしてしまうのが、彼が
精神的支柱と言われる所以の一つかもしれない。彼相手に、隠し通そうとした自分
の甘さを痛感する。
ポーカーフェイスは得意だったはずだが、こんな時に使えないなら何の役にも
立たない。
喉の奥から込み上げてくる熱を飲み込み、鳥谷は拳を握りしめた。
(強くなりたい)
もう少しでいいから強くなりたい。
こんなところで泣き崩れ、先輩に縋るような弱い人間ではいたくない。
「俺は役に立てへん先輩やけど」
すっと、差し出された右手。
「泣きそうな後輩の話を聞いてやるくらい出来るから」
差し伸べられた手に触れた瞬間、鳥谷は声を上げて泣いた。
【残り34人】
150:代打名無し@実況は実況板で
07/01/27 23:51:57 DgoalUnt0
新作キテター
職人さまおつです
。・゚・(ノД`)・゚・。
。・゚・(ノД`)・゚・。
。・゚・(ノД`)・゚・。
151:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 00:02:31 l9wBdY+S0
ぬおおおおおお!泣いたあああああ
152:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 00:10:01 94wgRL5F0
職人さん乙です
イクローの男らしさと矢野の優しさに泣いた。。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
153:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 00:15:43 044W9YgT0
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
おいらもマジ泣きしたよ!
ずっと言いそびれて、やっと口に出来た「ありがとう」の一言が、すごく重いよ!
葛城、伊代野、天国行きの勝訴もぎ取れよ!
職人さんGJGJGJ!乙!
154:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 01:12:50 THDlwEXe0
泣く…もう泣く……!!!・゚・(ノД`)・゚・
悲しいんだけど…最後の葛城と矢野に救われた…・゚・(ノД`)・゚・
職人さんありがとう…!!
155:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 01:44:31 mPw2OO6KO
職人さん乙です!
ああ駄目だ、リアル葛城のことあんまよく知らんのに… .゚。(ノД`)゚。
かっこよすぎだろ葛城ー!!
156:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 06:26:29 aFc/f6JZ0
あぁぁぁ・・・。矢野さんがやさしくて、もう!!!
157:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 09:08:14 SMAwsU8DO
すごいのキター!乙です!
葛城の最期も鳥谷と矢野のラストもすごい好きなんだが
あえて葛城と伊代野の会話が深いと言ってみる
鳥谷は、泣ける場所があるってのは実は幸せなことなんじゃないかと思った
とにかくありがとう
158:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 12:42:38 ToqtCzN20
うおお新作キテタ━━(゚∀゚)━━!!
なんというかもう……職人さん…乙です…!・゜・(PД`q。)・゜・
全てが切ないけど、最後のくだりがやさしいなぁ。好きだー。。
159:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 13:25:40 ZUwKfiRJ0
虎バトは心理描写、心の機微を書くのが絶妙
鳥谷や金本のような強そうな人の弱い部分や、矢野のような弱そうな人の強い部分に唸らされた
160:代打名無し@実況は実況板で
07/01/28 14:43:23 /mOf4PXW0
>>159
禿しく同意
もう悲しくて泣いたらいいのか
感動で泣いたらいいのかが解らん・・・泣いた・・・
アドゥー以来にめっちゃ泣いた・・・
本当に乙です。
これ誰か本に汁
161:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 00:19:22 rGMP2Yup0
本にしたいなぁ…
買い手も沢山つくだろうしなにより手もとに置いておきたい
162:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 00:55:19 gzK2/1Ma0
本いいよねえ
でも実際問題は同人誌になっちゃうんだろうけど…
誰かこっそりでもしてくれないかなあ
163:代打名無し@実況は実況板で
07/01/29 19:14:51 2w1bN+d20
データはいつか消えるからなぁ。
物にして残しておきたい。
同人誌にしたらどんだけ金とページがかさばるんだ・・・orz
164:代打名無し@実況は実況板で
07/01/30 21:01:20 UPQJJ9Xu0
保守しときます
165:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 12:03:50 bjEcZEEKO
今日初めて読みました。
リアル葛城&鳥谷ファンとしては感動物でした。
リアルでは影が薄いが、ここの葛城はかっこよかった。
職人さん、これからも頑張ってください。
あと、この話が最初から読める場所ってありますか?
166:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 13:02:22 Yh7vCp4U0
>>165
>>2の保管庫に行くといいよ
167:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 13:03:06 Yh7vCp4U0
ごめん、>>3だった
168:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 13:12:15 xDmkQcnx0
正捕手
169:代打名無し@実況は実況板で
07/01/31 13:43:50 bjEcZEEKO
>>166,>>167
ありがとう。早速読んでみるよ
170:代打名無し@実況は実況板で
07/02/01 19:46:10 QJ59iUp90
(* ・x・)<捕手
171:代打名無し@実況は実況板で
07/02/02 00:08:32 6Q9M+alaO
( ミネヲ)<保守〜
172:代打名無し@実況は実況板で
07/02/02 20:58:15 E65YopjZ0
ほしゅ
173:代打名無し@実況は実況板で
07/02/03 16:10:46 A2LAxkLgO
ほすほす
174:代打名無し@実況は実況板で
07/02/04 14:26:44 48d3G17o0
保守〜〜
175:代打名無し@実況は実況板で
07/02/05 00:06:00 jUJkVuXsO
峰夫恋しやホ〜ヤレホ〜守♪
176:代打名無し@実況は実況板で
07/02/05 21:41:02 4T+SpuXP0
あーみん?保守
177:924(1/6)
07/02/05 23:09:04 IE3K5sjq0
>>149より
144.処置なし
手前の民家や建物に隠れて見づらいが、数百メートルほど向こうの森の
あたりがうっすらと明るく、煙が立ち昇っている。それを除けば暗い風景の中で
うごめくものは何一つない。だが、自分たち以外に生き残っている34人が
確かにどこかに潜んでいる。皆、何を思い、どのように過ごしているのか―。
そんなことを考え、中谷仁(背番号66)は窓のそばを離れられなかった。
「中谷、どうしたんや? 寝えへんのか?」
藤原通(背番号2)が声をかけてきた。
突然響き渡った謎の轟音。小宮山慎二(背番号60)の提案で二階に上がり、
音がした方向の窓を開けてみると、遠くで火事が起こっていると確認できた。
おそらく、あの音は何かが爆発したせいだろう。気にはなるが、わざわざ
確かめに行くのも危険だ。結局、今夜はこのまま寝ようということになった。
「いや、外見てたら、みんなが今どうしてるんか気になってな。……とか、どこで
何してるんやろなあ」
さり気なく中谷は「彼」の名を出してみた。藤原が敵とみなす一軍の中でも特に
重要なポジションを占める男だが、同時に気のおけない同級生でもある。
小宮山の告白どおり藤原が果たしてそこまで異常な思考に陥っているのか、
これである程度つかめるはずだ。いかに一軍の選手を信用できない状態でも
「彼」をも敵視するとは考えにくい。
「井川?」
中谷の予想に反して、藤原の声はとがめるような調子を含んでいた。
「お前、井川のことなんか気にしてんのかよ?」
まさかそこまでは、と思いつつも中谷はそ知らぬ風で続けた。
「そら、まあ同い年やし、入団以来の間柄やし」
「やめとけ。心配するだけ損や」
今度はおそろしく冷ややかな声だった。
(こいつは……)
178:924(2/6)
07/02/05 23:10:28 IE3K5sjq0
「なんでや?」
中谷は徐々に強くなる動揺を抑え、尋ねた。
「あいつは一軍の人間や。それも主力中の主力、エース様や。俺らのこと
なんか、どうでもいいに決まってるやろ」
藤原は吐き捨てるように言った。中谷は自分の見通しが甘かったと思い
知らされた。予想以上に重症だ。この考えを改めさせることはできないのか?
「お前さあ、寝る前にもそんなこと言ってたけど、なんでも一軍の人間で
ひとくくりにしてしまうのは、ちょっと乱暴と違うか? 井川かて、あいつの
性格はお前もよく知ってるやろ? あんないいやつは、そうおらん」
反論を試みると、藤原の顔がふっと曇った。
「普段はいいやつでも……人間こんなことになると人が変わってしまうもんや。
悲しいけどな」
(俺はお前がこんなになってしもたのが悲しいわ)
中谷は心の中で嘆いたが、気を取り直して言い返した。
「一軍のみんながみんな、そうとは限らんやろ」
「お前は人がよすぎるんや。信用できんやつは、信じたらあかんのや」
「そしたら……お前はこの先もし一軍の誰かに会ったら、どうするんや?」
一番気にかかっていた問いを発してみる。
「そんなん、決まってるやろ。やるしかない」
「やるって?」
「殺す」
間髪をいれず当たり前のように返ってきた短い言葉。きっぱりと言い切る
藤原の「信念」に中谷は思わずたじろいだ。だが、引くわけにはいかない。
「……向こうにそんな気がなかったとしても、か?」
「ないわけないやろ。あいつらは絶対にこっちのことなんか見くだしてる。
会ったら殺そうとするに決まってる」
「けど、久保田かて具体的にお前らに何かしようとしたわけやないんやろ?」
「何かされてからでは遅いんや。やられる前にやらなあかん」
「それはそうやけど、一軍全員が敵ってのはいくらなんでもメチャクチャや。
一軍の人かて、お前が言うみたいな人ばっかりやないって」
179:924(3/6)
07/02/05 23:12:18 IE3K5sjq0
「中谷……。お前、なんでそんなにあいつらの肩持つんや?」
藤原は恨めしそうな目を向けてきた。中谷は困惑した。
(なに? 今度はそう来るんかよ?)
「いや、あのな。肩持つとか、そういう問題やなくて……」
「お前はあいつらの味方なんか? てことは、ほんまは俺らの敵なんか?」
やれやれ、と中谷はため息をつき、大きく首を振った。
「ちーがーう。俺はただ、殺し合いなんかまっぴらごめんなだけや。お前が誰か
殺すとこなんか、見たくないんや」
「俺かて、ごめんや。けど、この島にはそんな理屈なんか通用せんような、殺す
気満々になってるやつがいっぱいいるんや。もう二十何人も死んでるんやぞ?
やらなあかん時は、こっちかてやるしかない。お前や小宮山には無理かも
しれんけど、俺にはできる。そやから、俺がやる。この三人の中やと、俺しか
お前らを守れへんのやから」
一転、何かの使命感に取りつかれたかのように真摯な表情で語る藤原に
対し、中谷は複雑な思いを抱かざるを得なかった。
「うん、その気持ちは俺もホンマありがたいと思ってる」
彼に悪意はなく、むしろ純粋だ。だからこそ―手に負えない。
「ありがたいんやけど、誰かれの見境なしに殺すのだけはやめてほしいんや」
「見境なし?」
藤原は心外そうにじろりと中谷をにらんだ。
「なんか、まるで俺が殺人鬼みたいやんけ。俺がやるのは、敵だけや」
まずい、と思いつつ中谷は急いで次の言葉を探した。
「いや……そやから、その敵っていうのがな? お前の言う敵の定義ってのが
ほんまに正しいんか、もう一度考えてみた方がいいって言ってるんや」
なるべく藤原を刺激しないよう穏やかに言ったが、相手は聞こうとはしない。
「俺はよーく考えた。考えたからこそ、分かったんや。人間ってのは所詮、
自分と関係ないやつ自分と違うやつにはとことん薄情なもんや。そしたら、
俺らにとって誰が敵で誰が味方なんかは自然に答えが出るやろ? お前は
秀太さんに襲われかけたくせに、なんで分からん?」
180:924(4/6)
07/02/05 23:14:23 IE3K5sjq0
「そうや、俺は確かに秀太さんに庄田を殺された。けど、そのことを一軍の人
全員に当てはめるのは危険やと思てる。結局は、人それぞれや。一軍の中に
かて信用できる人はいるはずや」
「お前はほんま分かってへん!」
突然、藤原が声を荒げた。
「俺らは今、殺し合いの戦場にいるんやぞ? そうやって信用したらあかん
相手を信用することが、いちばん危険なんや」
ああ言えばこう言う相手に藤原はいら立っている。それは中谷とて同じだった。
「危険や危険や言うわりにはお前、俺のことはえらい簡単に信じたよな。
それはええんか?」
「当たり前やろ。お前は俺と同じ仲間やねんから」
一軍の人間、即ち自分と違う立場の人間は信用できないと言い張る藤原の
論理は、裏を返せば同じ立場の人間なら信用できるということだ。
だが、そこには大きな落とし穴がある。
「あのなあ、それこそ危険やぞ? 一軍やから信用できんとは限らんのと
同じで、二軍の人間やから信用できるってもんでもないしな」
「じゃあ、お前のことを信じるなって言うんか?」
またもや思いがけない問いをぶつけられ、中谷は言葉に詰まった。
「いや、そうやなくて……」
「結局、そういうことやないか」
「違うんや。……あー、なんかもう、わけ分からんようになってきた!」
中谷は大げさに両手で自分の頭を抱えた。なぜ、こうも極端なのか。
「俺かて、わけ分からん……」
少しの沈黙の後、しぼり出すように藤原がつぶやいた。
(―え?)
思わず顔を上げた。藤原の声があまりにも悲痛な響きを伴っていたのだ。
「なんで、お前にこんなこと言われんとあかんのか……分からん」
今にも泣き出しそうな声だった。いや、藤原はすでに―泣いていた。
「俺はお前のこと信じてるのに……お前はそうやないってことか……」
181:924(5/6)
07/02/05 23:18:40 IE3K5sjq0
「いや、藤原。俺はな……」
藤原の急変に面食らいつつも何か言おうとした時、横から声が飛んできた。
「あの……どうしたんですか?」
ハッとすると、小宮山が心配そうな顔で部屋の入り口に立っていた。
「こみ……やまあっ……」
藤原はぼろぼろと涙を流しながら彼に駆け寄った。
「藤原さん?」
驚く小宮山に対し、まるで悪さをされた子どもが先生か親に言いつけるように
藤原は訴えた。
「中谷が……俺のこと、信じられんって……。なんで、そうなるんや……」
小宮山はしばらく黙って聞いてやっていたが、やがておずおずと中谷に視線を
向けてきた。彼の表情も戸惑っており、藤原の話を鵜呑みにしている風では
ない。中谷は一つ嘆息し、気持ちを切り替えた。
「違うって。そんなわけないやろ? ……俺はお前のこと、信じてるって」
これは嘘ではない。自分を仲間だと思ってくれる藤原の気持ちは信じている。
だが、中谷は少し後ろめたい気持ちだった。
「……ほんまに?」
「ほんまやって。さっきはいろいろ言ったけどな」
その気持ちは信じている。信じたい。けれど―。
「それやったら……いいんやけど」
藤原はゆっくり何度もうなずくと、涙をぬぐった。
中谷は二人と共に一階の部屋に戻り、もとのように床についた。
だが、小宮山の衝撃的な告白に加えて藤原との言い争いで血が昇った頭は
完全にさえ切っており、これまでにもまして眠れそうになかった。
藤原がこんな風に壊れてしまったことが悲しく、悔しく、腹立たしく、同時に
恐ろしくもあった。いいやつだったのに。せっかく、仲間になれたのに。
(なんで、こうなるんや……)
突き詰めて考えていけば、彼をこうまで狂わせてしまった原因は一にかかって
このゲームにある。その意味では、藤原は哀れな被害者だ。
(それはそうなんやけど……でも―)
182:924(6/6)
07/02/05 23:22:17 IE3K5sjq0
真に怒りを向けるべき相手は他にいる。それはよく分かっている。だが、その
点を酌んで藤原を心から思いやってやれるほど自分はできた人間ではない。
元凶がなんであれ、相手が危険な存在であることに変わりはないのだから。
さしあたって考えねばならないのは、彼とこのまま行動を共にして良いかと
いうことだ。常軌を逸した思い込みに支配されてすでに殺人を犯し、この先も
犠牲者を増やしかねない男と―。
もう一つ気になるのは、猫の目のようにくるくると変わる彼の不安定な感情と
態度だった。それも、こちらが思いもよらないような変化を見せる。へたに
刺激すると何をされるか予測すらつかない不気味さと、得体の知れない
そら恐ろしさがある。
(逃げた方が……いいんと違うか?)
藤原から離れるという選択肢が頭をよぎった時、ふと隣で頭まで深々と布団を
かぶって横になっている小宮山のことが気になった。爆発音にさえぎられて
聞きそびれたが、彼は何を思って藤原と行動を共にしているのか。
パートナーを眼の前で殺害した男が自分に対しては好意と信頼を寄せてくる。
一緒に命を奪われないだけましとはいえ、実に気味が悪い話だ。中谷自身も
秀太に庄田を殺されたが、もしあのとき秀太が同じように接してきたとしたら、
受け入れられるわけがない。相手との武器の差や拒絶した時のリスクを
考えてひとまずおとなしく従うとしても、隙があれば絶対に逃げ出すだろう。
小宮山が藤原の異常さを恐れていることは間違いない。ならば、逃げる
チャンスがなかったのか、それとも恐怖で逃げるに逃げられないのか?
(もしそうやったら、小宮山も一緒に連れて逃げた方が……)
その時、奥の藤原が大きく一つくしゃみをした。自分の考えを読み取られて
いるような気がして、中谷はぎくりとした。
藤原は鼻をすすり、ごそごそと身体の向きを変えた。今度は、彼もすぐには
寝付けないようだ。
【残り34人】
183:代打名無し@実況は実況板で
07/02/06 00:32:18 R43pylTdO
乙です!
中谷がどう反応するかと思ったら、直談判とは。勇気あるな中谷……!
でも、その真っ直ぐさが今は心配でたまらない……
ところで一つ気になった箇所を。
>>177
>自分たち以外に生き残っている34人が 確かにどこかに潜んでいる。
とある部分は、中谷たち3人を除いた「31人」になるのではないでしょうか?
184:924
07/02/06 01:01:53 PX8j1V+r0
>>183
ご指摘をありがとうございます。
中谷は喜田・葛城・伊代野の死を知らないため
最新の放送時点での生存者37人から3人引いて34人としましたが、
考えてみればその後に死者が出ているかもしれないのに
「確かに」と言い切るのはやはりおかしいので、
>>177の3行目以下は次のように修正いたします。
うごめくものは何一つない。だが、自分たち以外に生き残っている34人が
確かにどこかに潜んでいる。皆、何を思い、どのように過ごしているのか―。
↓
うごめくものは何一つない。だが、放送後に新たな死者が出ていなければ、
自分たち以外に34人がどこかに潜んでいることになる。
皆、何を思い、どのように過ごしているのか―。
185:代打名無し@実況は実況板で
07/02/06 13:31:59 EQehnGpq0
新作投下乙です!
中谷の歯痒さも解るが藤原の歯痒さも解る・・・
ううう(´Д`;)
186:代打名無し@実況は実況板で
07/02/07 01:06:27 vtEa6NQA0
ほ
187:代打名無し@実況は実況板で
07/02/07 01:35:59 McxbarHvO
うわぉ!スリリング藤原キター!
中谷とのやりとりに冷汗出ました。
188:代打名無し@実況は実況板で
07/02/08 00:12:04 wjSOzrqv0
新作乙です!
藤原がいつスイッチ入るかとヒヤヒヤしながら読んだよ・・・
うあーもー藤原こえーー
189:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 00:20:43 SvR/zX7BO
ほしゅ
190:代打名無し@実況は実況板で
07/02/09 18:52:02 +O5tMgISO
ほすほす
191:代打名無し@実況は実況板で
07/02/10 11:06:54 Yp0BelTI0
ほしゅです
192:代打名無し@実況は実況板で
07/02/10 20:21:11 hR1uzHPmO
7番キャッチャー矢野
193:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 00:12:40 5PmK6SAe0
今岡に代わりまして〜代走浅井〜〜。
194:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 18:07:37 sgVQWsPl0
保管サイトで127まで読んで来ました。
桧山矢野鳥谷関連に泣けました。
195:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 19:24:35 QTwXoapDO
下柳も泣けた。
196:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 20:16:41 EgQsRdly0
俺は安藤吉野に泣けた。
そういえば吉野ってどうなってんだろう・・・
197:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 21:32:49 UfO+uh9R0
>>194
128以降は>>3の暫定板で読めるよ
吉野といえば片岡に死体と思われて助かったんだけど
放送でまだ生きていると分かったはずだから
片岡がどうするのかすげー気になる
198:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 22:08:33 CyX6q6P60
藪と井川でも泣ける
ゴレンジャーは、序盤はほのぼのする
199:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 22:47:38 sgVQWsPl0
>>197
194です。ありがとう、読んで来ました。
桧山派なので、なんでしryとか思うんですけど、あまりの美しさに許す、みたいな。
だから桧山関係(矢野鳥谷今岡)を主に読み飛ばしたのですが、今日改めて全部読みました。
おかげで頭が痛いw
関本も良いですよね、「やっぱ速い------!!」で、笑っちゃったんだけど
そこ笑う所じゃないかw
200:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 22:53:05 4FeExMlh0
安藤吉野は泣いた。
普通に売られてる下手に泣かせようとする病気ネタ小説とか比べ物にならんくらい泣いた。
関本は和む(・ω・)ノ
201:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 22:59:45 aTMZvOpY0
「ちくしょー!」って言いながら走って逃げるようなバカ熱いタイプには癒されます
202:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 23:26:18 nUlXxulyO
新作が来たのかと思っちゃったくらいスレ進んでるw
ここを読むようになってから、若手選手を(多少なりとも長い目でw)応援するようになったなあ…
感慨深い。
203:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 23:28:14 sgVQWsPl0
いいよね、セッキー。
やっぱりねえ・・・おはぎ入水の章が効いてると思うんですよ。
どんだけ笑う所が出ても、彼はおはぎの心を抱いて生き延びて二岡に会わにゃぁ・・・
というわけで、頑張ってくれよセッキー
204:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 23:53:34 fYcZEJ390
自分も安藤吉野は泣けた
吉野早く目を覚ませ!と思ってたw
桧山は退場したけどおいしい役だと思った。密かに影響度高いし
関本はワロタ
205:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 23:53:54 l/DXt24p0
桜井vs喜田の殺伐とした会話が大好きだ
206:代打名無し@実況は実況板で
07/02/11 23:56:34 aTMZvOpY0
しおらしい桜井いいよねw
207:代打名無し@実況は実況板で
07/02/12 00:06:29 sgVQWsPl0
もう、あまりにも面白くて
読みやすいように自分で登場人物付きインデックス作ってます。
208:代打名無し@実況は実況板で
07/02/12 15:59:08 tYRk59no0
ゴレンジャーと関本は少年漫画みたいな雰囲気があって燃える
209:代打名無し@実況は実況板で
07/02/13 05:14:25 IOFC5nyZ0
泣きながら保守
210:代打名無し@実況は実況板で
07/02/13 15:29:55 d3Yji3PG0
[`ー」ー]ほしゅ。
211:代打名無し@実況は実況板で
07/02/13 21:12:28 hsa5rCx80
小宮山ほしゅ
212:代打名無し@実況は実況板で
07/02/13 23:28:56 CZhKUCMTO
補習
213:代打名無し@実況は実況板で
07/02/14 00:01:10 xz6DWzDI0
214:代打名無し@実況は実況板で
07/02/14 00:26:13 /jpmJEZn0
金本さんの動きは出て来たけど、矢野、今岡はどう動くのかなあとか
215:代打名無し@実況は実況板で
07/02/14 09:43:26 oQE3ca5n0
…で、ポスト井川はどうなった?
216:代打名無し@実況は実況板で
07/02/14 20:24:09 2SN2xp+r0
桧山さんにはなかされっ放しでした。
今後のキーパーソンじゃないでしょうか?
今岡さんにとっても鳥谷さんにとっても。
217:代打名無し@実況は実況板で
07/02/15 16:27:27 kbg+XUhz0
ほしゅ
218:代打名無し@実況は実況板で
07/02/15 20:50:57 fGpAj4Dz0
矢野にとっての桧山はどうだったのかなと
鳥谷を一人にしてる間に二人は何か話したのかな?とか
矢野への関わりは既にやや遅い感もあるのでEXでもいいけど
今岡は宿題があるからきっと(桧山が)出ると信じてる分、早く出してー、と
219:代打名無し@実況は実況板で
07/02/17 00:53:36 WnQgGxaJ0
保守
220:代打名無し@実況は実況板で
07/02/17 15:49:20 Y1R/L42q0
1番・中・赤星
2番・二・今岡
3番・三・シーツ
4番・左・金本
5番・右・濱中
6番・遊・鳥谷
7番・一・林
8番・捕・矢野
控え・桧山、藤本、関本、桜井、赤松、野口
先発・福原、能見、下柳、久保田、安藤
中継・橋本、杉山、江草、ジャン、小嶋
抑え・藤川、ウィリアムス
221:代打名無し@実況は実況板で
07/02/17 16:10:07 Y1R/L42q0
2年後
1番・中・赤星
2番・三・喜田
3番・二・今岡
4番・右・林
5番・左・濱中
6番・遊・鳥谷
7番・一・桜井
8番・捕・浅井
控え・金本、矢野、桧山、藤本、関本、赤松
先発・藤川、能見、ジャン、久保田、ボーグルソン
中継・福原、橋本、下柳、江草、小嶋、安藤、杉山
抑え・ウィリアムス
222:代打名無し@実況は実況板で
07/02/17 19:29:13 AusZ6RN2O
>>221
まだ桧山辞めてないのかよww
223:代打名無し@実況は実況板で
07/02/17 19:37:00 NstWt22f0
88 :代打名無し@実況は実況板で :2007/02/16(金) 23:47:44 ID:Aym1i9KK0
名物名所がない名古屋にノリブランドの誕生だぎゃ〜!
89 :代打名無し@実況は実況板で :2007/02/17(土) 08:12:28 ID:pdLsdGUX0
日本の大都市で「中村区」があるのは名古屋だけ。
のりにはちょうどいいかも。
224:代打名無し@実況は実況板で
07/02/18 10:50:24 ttapO0Xh0
捕手
225:代打名無し@実況は実況板で
07/02/18 20:17:52 UfWjcmgs0
岡田監督が“サバイバル”決行明言
URLリンク(www.daily.co.jp)
約束どおり、サバイバルでいくで
226:代打名無し@実況は実況板で
07/02/18 20:27:23 fgV1YbxS0
狩野捕手
227:代打名無し@実況は実況板で
07/02/19 00:35:59 ViDW2YPBO
ジェフはどうなってしまうんだろう…。
228:代打名無し@実況は実況板で
07/02/19 23:30:27 ojr0YnPaO
保管庫がもう半年以上更新されてないな
229:代打名無し@実況は実況板で
07/02/19 23:45:07 74gyIfNS0
>>228
だね
一応全話読めるようにはなってるけど、初めて読む人とかわかりづらくないかな?
230:924(1/5)
07/02/20 23:21:27 QLuZ9j4e0
>>182より
145.それぞれの道
「なに!?」
金本が藤本に渡しかけたサブマシンガンをひったくった。
「まっすぐこっちに来ます! 一人です」
赤星は探知機を皆に見せた。スピードは遅いが、光が一つ確実にこちらへ
向かってきている。
「とりあえず、そっちに移動じゃ」
全員、金本がSMGで指し示した木々の陰に急いだ。
ほどなくして、濡れそぼった落ち葉をゆっくりと踏み分ける音が聞こえ始め、
次第に大きくなってきた。金本がSMGを胸元で構える。赤星は様子を
うかがおうとそうっと木の陰から顔を出した。その瞬間、近付きつつあった
人影が不意に崩れた。
「大丈夫か!?」
金本が一目散に飛び出して行った。三人が慌ててあとを追う。
「!? ―しっかりしてください!」
いちはやく相手を認識した金本の言葉づかいが急に変わった。地面に
うつぶせに倒れたその男は、二軍監督の木戸克彦(背番号70)だったのだ。
「木戸さん!?」
金本が抱き起こすと、木戸の右の鎖骨付近は血で真っ赤に染まっていた。
赤星は一瞬、思わず目をそむけた。
「……違う。俺は……敵やない」
木戸はうっすらと目を開けると、弱々しい声でつぶやいた。
「安心してください! 僕らも敵じゃありません」
藤本が声をかけたが、木戸の目はうつろで焦点が定まっていない。
「俺は……お前らを……」
そこで木戸の言葉は途切れた。同時にまぶたが閉じられ、彼はそれきり
動かなくなった。
231:924(2/5)
07/02/20 23:22:10 QLuZ9j4e0
「木戸さん!」
「しっかりしてください!!」
金本、藤本、的場が必死で声をかける中、赤星はおそるおそる探知機に目を
やった。画面中央に黄色い光が固まっている。その数は―。
「……大丈夫、です」
皆が一斉に赤星の方を見た。
「木戸さんは気を失っただけです。探知機の光は消えてませんから」
「ほうか……」
金本がホッとした声をもらしたが、藤本は安堵の色を浮かべかけた顔をすぐに
引き締めた。
「でも、このままじゃ……。アジトで手当てした方がよくないですか?」
「帰るのか? ユタカさんと秀太たちのことはどうするんだ?」
赤星が藤本に尋ねると、金本は眉間にしわを寄せてしばらく考えていたが、
やがて決心したように言った。
「……今夜のところは、しゃあない。木戸さんをほっとくわけにはいかんし、
一緒に連れて捜し回るわけにもいかん」
「でも……」
赤星が言いかけた時、横から的場が聞いてきた。
「あの茂みの二人はどうします?」
皆ハッとした。木戸の出現に気を取られ、誰もがすっかり忘れていたのだ。
赤星は素早く立ち上がった。
「見てきます!」
茂みの少し手前に来たところで探知機を確認したが、二つあるはずの光は
どちらも見当たらなかった。
(まさか―)
いやな予感がした。探知機の光が消える理由は二つしかない。茂みの
向こうにいた二人がその場を離れたか、生命の灯が消えたかだ。彼らが
推測したように重傷を負って動けなかったのだとすれば―。赤星は大急ぎで
茂みの裏側に回りこんだ。
232:924(3/5)
07/02/20 23:22:52 QLuZ9j4e0
「どうした!?」
まず金本、少し遅れて的場が駆け寄ってきた。藤本はひとり残って木戸の
そばについていた。
「……誰もいないんです。二人とも、消えてます」
赤星は足元の、二人がいたはずの湿った土の上をぼう然と見つめたまま
告げた。
「なんじゃと? 本当にそこで間違いないのか?」
金本は迂回するのももどかしいといった様子で乱暴に茂みをかき分けた。
「間違いありません。確かに、ここにいたんですけど」
「僕らが木戸さんを介抱してる間に逃げたってことですかね?」
的場が首をかしげる。
「分からないけど……そうとしか考えられない」
金本はしばらく辺りを見回していたが、やがてうつむき、ぽつりと言った。
「なんで、一緒に来てくれんかったんかのう」
赤星が危惧したように二つの遺体が横たわっていなかったことは喜ぶべき
だが、彼らが逃げたという事実は確かにショックだった。
「結局、信用してもらえんかったのか……」
「それは……」
赤星は何かフォローしようとしたが、うまい言葉が見つからなかった。ここに
隠れていた二人が誰であれ、動けるだけの体力があったということは、彼らは
確かにこちらの呼びかけを聞いていた。にもかかわらず応じてくれなかった。
その事実だけはゆるがない。
「逃げたとしたら、あっちですかね」
重い空気を破るように的場が森の奥を指差した。
「捜してみますか? もしかしたら、まだ近くにいるかもしれません」
「……いや、もうええ。向こうにも何か事情があったのかもしれん。それに、
今は木戸さんの手当ての方が先じゃ」
金本はきびすを返し、小走りに木戸と藤本のもとに戻った。赤星も続いた。
233:924(4/5)
07/02/20 23:23:34 QLuZ9j4e0
「木戸さん、これから僕らのアジトに連れて行きますからね?」
藤本が木戸に話しかけるが、まったく反応がない。
「木戸さんはわしが運ぶ。お前らは荷物を頼む」
金本は荷物をおろし、木戸の身体に手をかけた。
「あの、金本さん……」
赤星は遠慮がちに切り出した。金本が手を止める。
「先に……帰っていてもらえませんか」
「なに?」
「僕だけでも秀太たちを捜したいんです。やっぱり、今帰るわけには……」
木戸のことは大事だが、自分たちは中村と秀太を捜しに来たのだ。目的を
果たせないまま帰ることはできなかった。
「それは、許さん」
すぐさま、穏やかだが有無を言わせぬ答えが返ってきた。
「お前が捜しとる間、わしらがどんな気持ちで待つことになるか考えてみろ」
「金本さん……」
赤星はそれ以上なにも言えなかった。夕方、同じようなことを願い出た自分に
頭を下げた金本の涙が思い出されたからだ。
「大丈夫じゃ。あいつらなら、きっと……」
金本は噛み締めるように言った。赤星よりも自分に言い聞かせるかのごとく。
「あれ? 的場は?」
藤本がきょろきょろと顔を動かしながら言った。そういえば、いつの間にか
的場の姿が見当たらなかった。
「おーい、的場?」
赤星が呼ばわると、墜落したヘリの向こうから的場が姿を現した。
「すみません」
「何しとったんじゃ」
「いえ、さっきの二人が気になって、ちょっとその辺を捜してたんです」
「アホが。勝手にうろうろして心配かけるな」
金本は冗談めかして的場の額をこづいたが、その目は笑っていなかった。
234:924(5/5)
07/02/20 23:24:20 QLuZ9j4e0
「行くぞ」
木戸を背負った金本が立ち上がり、号令をかけると同時に全員がもと来た道を
引き返し始めた。
(秀太―)
赤星はそっとズボンのポケットに触れた。中には先ほど拾った秀太の地図が
小さく折りたたまれて収まっている。ぐっしょりと雨に濡れたそれが、肌にまで
染みとおってくるほどやけに冷たく感じられた。
(お前は大丈夫だよな?)
赤星は心の中でもう幾度も繰り返した呼びかけを、今どこで何をしているか
分からぬ友に向かって送った。
秀太はウィリアムスとアタッシュケースを携えまっすぐF-3を目指していた。
金本が近付こうとした時にはもはやこれまでと引き金に指をかけたが、
思いがけず事態は急転した。「ゴレンジャー」たちが突如として現れた第三者に
気を取られ、その何者かの方へ走り去って行った時、秀太は取るものも
とりあえず逃げた。彼らを殺すなら十分にチャンスはあったが、やはり今は
与えられた任務の遂行を最優先すべしと考えたのだ。
(それだけ―か?)
ちがう。
一方で、撃たずに済んだことにどこか安堵しているのもまた事実だった。
自分はまだ、彼らを―。
(もう、何も考えるな)
秀太は左右に頭を振った。自分の生きる道は、彼らとともに歩めはしない。
今はただ、学校へと急ぐのみだ。平塚と連絡を取って禁止エリアを一時的に
解除してもらい、ウィリアムスを送り届ければ当面の重苦しい仕事から解放
される。秀太は、足をはやめた。
【残り34人】
235:代打名無し@実況は実況板で
07/02/20 23:36:25 xdQnkEypO
新作乙です!
秀太…っ!もうホント泣ける。
そして何となく離れていた的場が気になる…。
236:924
07/02/21 00:04:48 QLuZ9j4e0
すみません。またもやミスがありました。
>>234二つ目の段落の1行目「F-3」は「F-5」の誤りです。
237:代打名無し@実況は実況板で
07/02/21 00:16:39 mzK7DOVF0
乙です。
秀太セツナス…
238:代打名無し@実況は実況板で
07/02/21 01:23:04 4T5aY93M0
乙です!
木戸さん誰にやられたんだろう・・・
秀太・・・
239:代打名無し@実況は実況板で
07/02/21 13:12:15 xKCg4ySh0
新作乙です。
ゴレンジャーが無事でよかった…
240:代打名無し@実況は実況板で
07/02/21 14:59:30 /Cs9dnW70
秀太さん・・・。
仲間の元へもどってくれないのかな・・・。
241:うぷぷくん ◆UPPw7Nnclg
07/02/21 15:01:14 3XgXQj1/0
( ^ω^)珍ヲタの巣窟ですかお
242:代打名無し@実況は実況板で
07/02/21 18:56:19 pqexQUGD0
捕手
243:代打名無し@実況は実況板で
07/02/21 22:13:59 QD7W2C1l0
職人さん乙です!
秀太さんの葛藤は切なすぎるね・・・泣けるよ
244:代打名無し@実況は実況板で
07/02/22 22:58:51 LnNrtFzyO
ほしゅ
245:代打名無し@実況は実況板で
07/02/23 11:52:39 Z+Um7J/n0
保守
246:代打名無し@実況は実況板で
07/02/23 23:31:37 6Y6VOYtjO
秀太せつないよ… 保守
247:代打名無し@実況は実況板で
07/02/24 17:02:30 r8eTEUrbO
捕手
248:代打名無し@実況は実況板で
07/02/25 11:01:35 cda9aE6+0
ほしゅ
249:代打名無し@実況は実況板で
07/02/25 20:56:13 miM3COIl0
今年
@8 赤星
A4 関本or藤本
B3 シーツ
C7 金本
D5 今岡
E9 浜中
F6 鳥谷
G2 矢野
H1 福原
2年後
@6 鳥谷
A8 赤星
B5 関本
C9 浜中
D7 林
E3 喜田
F2 浅井
G4 坂
H1 小嶋
250:代打名無し@実況は実況板で
07/02/26 18:29:38 lGPEqmnS0
捕手〜
251:代打名無し@実況は実況板で
07/02/27 07:39:18 v9KswXhB0
hosyu
252:代打名無し@実況は実況板で
07/02/27 22:16:39 XsthKKf0O
ほす
253:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 00:31:26 tx7CfoTC0
捕手
254:924(1/5)
07/03/01 01:05:33 H6qWW3SF0
>>234より
146.どうでもいい
「アホなこと? そうっスよ。俺の言ってることは、めちゃくちゃです」
開き直った台詞とともに桜井広大(背番号51)がなおも上半身をせり出して
きた。むっとするにおいが鼻をつく。そこで桟原将司(背番号40)は照明を背に
した相手の顔が赤く汚れていることに気づいた。まぎれもない人の血だ。
黒いジャージを着ているのでわかりにくいが、衣服にも大量に付着していること
だろう。
取り乱す桟原をよそに、喜田は覚悟を決めていた。彼はおそらく、落ち着き
はらったまま平然と殺されたに違いない。そして桜井は―。やはり平然と
殺したのだろう。あるいは、あざ笑っていたかもしれない。桟原は思わず
眉間にしわが寄るほど固く目をつむった。二人が淡々と繰り広げたであろう、
身も凍るような命のやりとりが鮮やかな映像となって見えてくる気がしたのだ。
「俺のこと、怖いですか?」
唐突な質問に、桟原はおそるおそるまぶたを開いた。
「あいつが言ってたんです。桟原さんは俺を怖がってるって。ほんまは一緒に
いたくないんやって。……そうなんスか?」
(喜田さんが……)
数時間前、桜井の目を避けて喜田にこっそり話したことを思い出す。怖いとか
一緒にいたくないとか言った憶えはない。しかし、怖くないと言えば嘘になる。
今さっきも、桜井が自分は既に人殺しだと口にした時には、記憶が戻ったのか
と一瞬ぎくりとしたのだ。
「なんでです? 俺、桟原さんになんかしましたか? するように見えますか?」
桜井は不安そうな目で重ねて問うてきた。喜田に対して示した冷酷な態度とは
裏腹に、今の彼が自分を頼りにしているということはよく分かる。
(けど……こればっかりはどうしようもないやろ?)
255:924(2/5)
07/03/01 01:06:33 H6qWW3SF0
記憶を取り戻してくれるなと頼んだところで、本人とてどうにもできない。
むしろ意識させるだけ危険は増す。今でさえ、殺人行為などものともしない
ふてぶてしさをいやというほど見せつけてくれたのだ。あの時に確信した。
記憶を失う前、桜井はゲームに乗り、久保田ではない誰かを殺したと。
この男が怖かった。記憶を回復されるのが怖かった。自分の命が危うく
なるのが怖かった。そのとおりだ。
だが、今は別の意味でもっと恐ろしいことがあった。
「んなわけないでしょ? こんな全然知らん場所でわけの分からんことに
巻き込まれて、俺一人やったら絶対、頭がおかしなってたと思う。桟原さんが
おらんかったら、俺はどうしたらいいか分からへんのやから」
桜井は沈黙を肯定と受け取ったらしく、答えを待たずに話を進めてきた。
「やっぱり、さっきのことで怒ってはるんですか? 俺が言うこと聞かんと
あいつを殺したから。……けど、ほかにどんな方法がありました? 生かし
といたって、どうせあいつはまた誰か殺そうとするに決まってるんやから」
少しずつ、桜井の声が怒りを帯びてゆくのが分かる。
「だいたい俺は、桟原さんが危なかったから、なんとかせなあかんと思って、
それで……。そやのに、なんで怒られんとあかんのです? 自分をだまして
殺そうとしたやつがそんなに大事ですか? それとも、あのまま殺されてた
方が良かったんスか!?」
不意に伸びてきた二本の腕が、桟原の襟元を乱暴につかんだ。目の前の顔が
今にも泣き出しそうなほどにゆがんでいる。
「……ほんまやな」
桟原がため息まじりの声でつぶやくと、桜井の手の力が緩んだ。
「お前が来てくれんかったら、俺はたぶん殺されてた。そやから、お前に礼を
言わんとあかんのに……。そもそも、こうなったんも全部俺のせいやのにな。
喜田さんの本心を見抜けんかったのも、殺されそうになったのも……。けど、
なんていうか……ショックやったんや。喜田さんが、俺らをだまして殺そうと
したってことが……」
(あの人は―三東さんとは違う)
256:924(3/5)
07/03/01 01:09:07 H6qWW3SF0
すでに昨夜、三東が牧野を襲う場面を桟原は目の当たりにしている。
だが、今はその時とは比べ物にならない打撃を受けた。当の自分が殺され
かけたというだけではない。牧野が「魔がさした」と解したように、三東の
凶行は恐怖と疑心暗鬼と衝動につき動かされての結果ということで説明が
つく。桟原もそう思おうとした。しかし、喜田は違う。
「そんでお前が助けてくれた後、平気であの人を殺そうとしたことも、同じように
ショックやったんや。……なんでみんな、こう簡単に殺そうとできるんや?って」
自分を殺そうとした喜田と、助けてくれた桜井。しかし、彼らはともに躊躇なく
他人を殺害できる人間として冷然と桟原の前に立ちはだかった。
「けど、もっとショックやったんは―俺がほんまは、心ん中のどっかで
お前らのことを『すごい』と思ってしまってることなんや」
桜井の手が離れると、桟原は頭痛をこらえる時のように片手で額を押さえた。
「なんか、俺もだんだん壊れてきてるんと違うかって……」
自分の内なるまがまがしい変化については、既に一度自覚している。首輪を
いじる桜井を止めたことを後悔しかけた時、おのれの心が恐ろしくなった。
そして今、常識もモラルも軽々と飛び越えて殺人を実行できる喜田と桜井の
人間性を厭う一方で、まったく矛盾する気持ちがじわじわと広がりつつあった。
それは、かの三東が殺人者に寄せる畏敬の念と羨望にどこか似ている。
むろん桟原には三東のように殺人者をあがめたてまつり、そうありたいと願う
つもりは毛頭ない。しかし先ほど喜田と桜井に向かってことさら「殺すな」と
言いつのった根底には、自分にはできないことをなす者たちに対する一種の
コンプレックスが確かに存在し、彼らのみならずそのように感じてしまう
自分自身を否定したいという思いもあったのだ。
「喜田さんに言われたように、俺が殺さへん、ていうか殺せへんのは、ただ
臆病で嫌な思いしたないだけなんやな。そやから、あの人にとどめを刺せん
かった俺がお前にどうこう言う資格なんかあらへんのやけど……。なんかもう、
そういういろんなことが頭ん中でワーッとなって、自分でもかなり混乱して
しもて……。助けてもらっといて、お前には悪いと思うんやけど……」
257:924(4/5)
07/03/01 01:10:10 H6qWW3SF0
自分でも何を言っているのか、よく分からなかった。桜井が聞きたがっている
のはこんな話ではない。当然ながら、桟原が話しやめると彼は尋ねてきた。
「それで……? 俺は、一緒におっていいんですか?」
(それは―)
「……いややって言うたら、どうする?」
桜井は肩をすくめ、キッと全身をこわばらせた。
「そやから……なんでです?」
刺すような目が桟原をとらえる。答えるしかない。
「……正直、俺はお前と会ってからおかしなってる気がする。それはお前の
せいやのうて、俺が弱いだけなんやけど……。今はお前が怖いというより、
そういう自分の方が怖いんや。どっちにしろ、こんなんでお前とは一緒に
行かれへん……」
「どうしても、ですか」
「……どうしてもや」
桜井は両手を膝の上につき、しばらく桟原を凝視していたが、やがてふっと
視線を落とした。
「そんならもう―しゃあないってことっスね」
冷めた声とともに桜井の右手がすっと引かれ、ベルトのあたりに移動した。
あ、と思った時、胸に硬い何かが触れた。下を見ると、コルトガバメントの
銃口がぴたりと押し当てられている。それを握る桜井の手から腕、肩、首、
そして顔へと桟原はゆっくり視線を移動させた。
「俺を……殺すんか?」
「そうやったら、どうします?」
低い声で聞き返してきた桜井は怒っているとも悲しんでいるともつかない
表情でじっとこちらを見つめている。そういえば、最初に遭遇した際にも銃を
向けられた。あの時ひどく狼狽した桟原は今、ちょうど心臓の位置に突きつけ
られた同じ銃をまるで他人事のように眺めていた。引き金が引かれれば、
たちどころにして死ぬだろう。一瞬くらいは痛いとしても、すぐ何も感じなくなる
はずだ。
ならば、それもいいかもしれないと思えた。
258:924(5/5)
07/03/01 01:11:49 H6qWW3SF0
―絶対に生きのびろよ。
ふと、耳元で今は亡き人の懐かしい声が聞こえた気がした。こんなに早く
あの世に行けば、あの人は怒るだろうか。
(けど、牧野さんかて……ずるいやないですか)
負傷した身が足手まといになるなどと勝手に決め付け、早々と離脱して
しまった先輩。自分を残して逝った彼の「優しさ」が今は無性に腹立たしい。
(俺は牧野さんがケガしてようとなんやろうと、一緒にいてくれはったら
それだけで良かったのに。そやのに、一人で置いてかれて……)
残された自分は生きるも地獄、死ぬも地獄の狂ったゲームの中でもがき
続けねばならない。否、この状況では死こそがむしろ天国だ。いつ殺されるか
分からぬ恐怖におびえ、他人の死に打ちのめされ、人間らしさを失いながら
生き続けるくらいなら、いっそ死んで解放された方がどれほど楽だろうか。
(こんなんで三東さんに会えても、多分なんもでけへんし……)
もう、何もかもがどうでもよく思えた。
「べつに、どうもせん。撃てや、桜井」
少し前の自分なら信じられない台詞をごく自然に桟原は口にしていた。
「撃てや。―俺を、殺せ」
「……ええんですか」
抑えた声が、驚くよりも確認するような調子で尋ねてくる。
「ええんや」
「ほんまに、それでええんですか」
「ええんや、もう」
「脅しやないっスよ? 俺がほんまに人を殺せるやつやってのは、桟原さんも
よう分かったはるでしょ」
拳銃にじりじりと圧力が加わる。ユニフォームを通して肌に食い込んでくる
金属が痛いが、それもあまり気にならなかった。
「分かってる。俺、もう疲れたんや……。楽にしてくれ」
桟原はグリップを握る桜井の手の甲にそっと自分の左手をあてがった。
【残り34人】
259:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 01:36:25 8dK+cmuwO
リアルタイム遭遇ヤホ━(゚∀゚)━!!!!
乙です!
サジッキー、思い直せー…
おまいが死んでしまったら、もう桜井も三東も救われんような気がする…(ノд`)゚。.
260:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 02:05:46 w5WdpaAz0
乙です!
サジッキーはほんまに優しい奴やのぅ。
しかし、もちろんずっと年下なんだけど、
あの顔のサジッキーがあの顔の喜田ゴに「喜田"さん"」て言うんだよなー
と思うと笑えるw
261:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 02:11:49 D0zpNOIl0
うああぁああ!!!サジーーー!!!!サジーーーー!!!
おお…もう…!!
職人さんいつもwktkな作品投下乙です!
262:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 12:15:28 DB/wrHbW0
サジーはよ気付けえええ!桜井見たってくれええええ
263:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 14:24:59 tx7CfoTC0
新作投下乙ですうううぁああああ!!!
さじきー!!頼むから桜井と一緒におってくれ・・・!!!
264:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 17:34:45 urcZKtKN0
投下乙です。
ってサジ―――!!
死んだら牧野がうかばれなくなるだろ――!!
265:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 19:33:31 G9lJA5Y80
おお職人さん乙です!
さじき……そんなんあかんよ、さじき(´・ω・`) 生きてくれよ……。
ってかみんなテンション高いなあwチョットワロタ
266:代打名無し@実況は実況板で
07/03/01 21:30:49 8dK+cmuwO
桟原の呼び方バラエティーありすぎw
267:代打名無し@実況は実況板で
07/03/02 12:01:07 YzDXKxUx0
515氏の話おもくそパクられてる
URLリンク(www.geocities.jp)
268:代打名無し@実況は実況板で
07/03/02 15:36:58 vOBZZ3ms0
>>267
これだね
URLリンク(kobe.cool.ne.jp)
515氏の第5話
似てるとかそんなレベルじゃないぞ・・・
269:代打名無し@実況は実況板で
07/03/02 20:33:23 9ZgAHtIB0
>>268
見たけど本当にまるかぶりだな
コメントのしようが無い
270:代打名無し@実況は実況板で
07/03/03 03:09:00 J0BzKcT30
2ちゃんに投稿した時点で著作権放棄と見なされるが、
だからってコピペして使っていいという訳じゃない
フォークロアであるAAと、作品である文章とでは、扱いが違うだろう
誰かあちらに指摘しに行った方がいいんジャマイカ?
271:代打名無し@実況は実況板で
07/03/03 03:14:22 J0BzKcT30
連投失礼
問題のこれ、他球団のバトロワからもパクりまくってるらしい
野球バトルロワイアル総合雑談所2
スレリンク(entrance2板)
詳しくはこのスレの836以降を参照
272:代打名無し@実況は実況板で
07/03/04 00:21:42 6zxih/eQ0
突然のことで恐縮ですが、わたくし◆0Z3l12M4xMはネギまロワイアルスレにて
こちらのスレの内容の一部を盗作、掲載したことの指摘によりその行為を認め謝罪をしにきました。
本当に申し訳ありません。二度とこのようなことをしないことを誓い、他のスレの皆様に迷惑を
かけないことをお約束させていただきます。
273:代打名無し@実況は実況板で
07/03/04 04:47:52 lWCgDjuK0
>>272
お前億バトには謝罪に行かないのかよ
億の205氏と571氏からもパクっただろうが
加えて、スレがないからって読売とダイエーとソフロワと公とアテネはスルーする気か
つうかこんな意味不明なテンプレ貼り付けただけで許されると思ってんのか
クラウンかしたらばに来い
今回の件で筆を置く職人さんが出たらお前のせいだからな
274:代打名無し@実況は実況板で
07/03/04 13:39:56 VXkE/xJI0
>>272
「指摘によりその行為を認め」謝罪してるんだね
つまり発覚しなければ、まだ続けてた可能性もあるという訳か?
もう二度と「職人」を名乗るな
虎バト職人さん、頼むから、こんな事で筆を折らないでくれよ
少なくとも俺は、毎回わくわくしながら続きを読んでるし、感動してる
たった一人の不届き者のために、住人たちの楽しみが奪われるなんて辛すぎる
具体的には何も出来ないけど、心から応援してるから
毎回、笑ったり泣いたり(ゲーム主催者に)憤ったりドキドキしたり、目が離せないんだ
完結するまでにはまだまだかかるだろうが、最後まで付き合うから、頼む
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