オリックスバファローズバトルロワイアル第2章
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498:「122・3つの思惑 6/8」 ◆UKNMK1fJ2Y 07/03/19 00:36:18 Nyhr6er90 (こうすれば両手が使えるのか) 平野はその針金の支え方をしっかりと見た。自分にもこの道具が必要だ。 「早川さん、何があったんです?」 後藤が優しく問いかける。しかし早川の正面ではなく、左横に並んで座った。 「これ、日本刀ですよね、先に布引っかかってますよね、誰かに会ったんですか?敵です か?恐かったですか?」 ゆっくりと、静かに早川が顔を上げた。しかし後藤の方を見ず、そのまま自分の持つ日本 刀を見つめた。 「………この刀が、呼ぶんだ」 「は?」 曖昧な返事を返す。早川の口調は予想外にしっかりしていた。キチンと自分の意思を持っ ている喋り方だった。ただ、目だけが日本刀に惹きつけられていた。 「………この刀、最初は持つまで不安だったんだ。ずっと鞄にしまってた。でも、一度手 にしたら……すっごくかっこよく見えたんだ。キラッて光って……なんだか由緒ある刀な のか、そのレプリカなのか知らないけど……持ってみたらすごく自信が湧いてきたんだ」 平野は刀を観察し始めた。一見普通の刀だ。長い日本刀。だが良く見ると、先に引っかか っている白い布に赤い染みが見えた。ゾクリを背中を寒いものが走る。 「最初は、その辺にある木の葉っぱとか斬ってたんだ……どんな風に、どれくらい斬れる のかって……けっこう気持ちよく斬れるんだよ。だから今度は背の低い木を斬ってみたん だ。低くて細いタイプの木がまとまって生えてたんで……そしたらさ、すっごい気持ちい いんだよ……よく斬れるんだよ……手応えもいいし、爽快感もあって……気づいたら夢中 になって斬ってた」 「森林伐採はダメっすよ。自然が泣きますよ」 後藤の妙なツッコミにも、早川は素直にうなずいていた。 「そうだよな、俺もそう思ったんだよ。だからそこを離れたんだ………でも」 「でも?」 「この刀から手を離せなくて……」 「そりゃあ武器だし。鞄にしまう必要も無いでしょ?むしろ丸腰になっちゃうし」 「そういう意味じゃなくて……」
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