中日ドラゴンズバトルロワイアル第六章
at BASE
[1からを表示]
50:代打名無し
02/09/30 12:39 mPvgvPad
保全さげ
職人様方、続き期待してます
51:代打名無し
02/09/30 22:02 tZAA88qI
161 希望の鍵
雨戸を閉め切った民家の中、朝の定時放送で自分の名前が死亡者として読み上げられるのを聞いて、
井端はホッとしたように大きく息を吐いた。
しかし自分の前に呼ばれた川上の名前に井端は目を伏せた。
例によって誰が殺したとは発表されないが、やはり中里に襲われたのだろうか?
あの時、無理にでも憲伸とともに居ればよかっただろうか。
いや・・・あのまま無理に残っても憲伸は・・・。
「憲伸も助けたかったんだがな・・・。本当はもう少し早く動きたかったんだが」
「監督・・・」
井端は顔を上げて目の前に座る山田を見た。
山田の顔にはこのプログラムを開始前に止められなかったことへの深い悔恨が刻まれていた。
その山田の隣にはやはり沈痛な面持ちで福原峰夫・内野守備走塁コーチが座っていた。
福原の前に1個の小さな金属の塊のようなものが置かれていた。
それは本部側の人間から託された、あの忌まわしい首輪の呪縛から選手を解き放つ磁力キーだった。
いくら本部側に属していてもやはりこのプログラムを平然として受け入れることの出来ない人間はいたのだ。
「子供のころからドラゴンズのファンです。なのに・・・なのにこんなことになるなんて・・・」
誰もいない廊下で近付いてきたまだ年若い男が、震える手でその磁力キーを福原に差し出した。
本部への背信行為は見つかれば厳しい制裁が下ることは想像に難くない。
しかし彼はそれでもその鍵を渡したのだ。
福原も表向きは仁村らとともに本部に従っていたが、やはり選手達がこんな理不尽な殺し合いをさせられているのを
諦めの気持ちで受け入れることは出来なかった。
なんとかしてこのプログラムを壊したい。何とかして・・・。
そんな時に福原は鍵を受け取った。
福原が反乱の機会を伺っていたのを、彼は察していたのだろう。
「いいのか?」
彼はコックリと頷いた。こんな重大事がバレたらただでは済まない。でも彼は強い瞳で福原を見つめた。
そして一礼して彼は去った。
「ありがとう・・・」
52:代打名無し
02/09/30 22:03 tZAA88qI
福原は思ってもみなかった福音を手に入れた。
そして本部内で運良く出会えた山田とともに選手達を救うべく、そしてプログラムを壊すために本部を後にしたのだった。
「大西、具合はどうだ?」
大西を救急車から連れ出したのも山田と福原だった。
大西はまだ横たわってはいたが前よりはるかに気力に満ちた顔を山田に向けた。
「かなり楽になってきました」
「そうか」
山田は深く頷いた。
もう残っている選手も少ない。
このプログラムを成功裡に終わらせることだけは避けなければ。
中日ドラゴンズをめちゃくちゃにされた、その報復はしなければ。
テレビの中で道化者にされて死んでいった者たちのためにも。
そして今まさにこの死闘の中であがいている者たちのためにも。
・・・自分の身の危険を顧みず、鍵を渡してくれた彼のためにも・・・
【残り10人】
53:代打名無し
02/09/30 22:58 GU30FkHl
おつかれでした。
そういうことですか!
鍵を渡した若者イイ!!
54:代打名無し
02/09/30 23:26 VIp+K4K9
職人さん乙
しばらく見てないうちに残り10人にまでなってしまいましたか
誰が生き残るのかなと考えてしまう
55:代打名無し
02/10/01 00:13 4iT6I1wc
162 遺品
「あう、あ、つ、つ、筒井…。」
地面に這いつくばりながら遠藤政隆は嗚咽を漏らした。
大西を捜して周囲をうろつくうちに遠藤は地上に横たわる『何か』を見つけたのだが、それが筒井の死体だと気付いた時には腰を抜かして動けなくなってしまっていた。
その状態で何分くらい経っただろうか、しばしの静寂の後に遠藤は少し落ち着きを取り戻して筒井の死体を凝視する事ができきるようになった。
酷いな……。
それが第一印象だった。
久慈さんの遺体はまだ綺麗なものだったけど、これは…。
いまだ血の跡が生々しく残っているのを見て背筋が寒くなった。
「…こんな気味の悪い所さっさと離れよう。」
それは人間の自然な感情だったのかもしれない。
そう思うとすぐに遠藤は立ち上がり筒井に背を向けて歩き出した。
だが、遠藤の心は晴れなかった。
………。
このまま通り過ぎていいのか?
あのままの状態じゃいくらなんでも酷すぎるんじゃないか?
一応チームメイトだったんだし…。
このままで……。
……くそっ!!
結局、自分の気の弱さを呪いながら遠藤は道を引き返した。
56:代打名無し
02/10/01 00:14 4iT6I1wc
「星野監督の甥っ子もこうなっちゃな……。」
身体からしみ出る嫌悪感を押さえながら筒井の遺体を道端の車の中に
移動させた。
そして、死後硬直の始まっているまぶたを無理矢理閉じさせて、手を胸で組ませた。
「筒井、せめてもの棺桶だ。
成仏してくれよ……。
………。
……なあ、こんなの絶対間違ってるよな。
死んでも葬式すらあげてやれないんだぜ…。
筒井、そうだよな、間違ってるよな?
答えろよ、筒井。
答えてくれよ!!!!!!!」
筒井からの返事はなかった。
遠藤は心の中に溜まっていたものを吐き出した後、車の横でしばらく呆然としていた。
「…じゃあ、俺大西を捜しに行くわ。
……ん?」
遠藤が車から離れようとしたその時、何か黒い物が道の隅に落ちているのに気付いた。
「これは……、筒井の荷物?」
筒井を襲った奴はこれと奪っていかなかったのか?
恐る恐る中を探ってみると何かの小ビンが出て来た。
「何だこれ?
……毒薬?!」
銃を持った奴がうろうろしてる中でこんな物持ってたって…。
…でも、一応貰っていくか。
筒井の形見にもなるわけだし……。
「……これ貰ってくぞ、筒井!
またどっかで会おうぜ!!」
自分を震い立たせるためにわざと大声を出した。
静寂に響くその声に、遠藤は出棺の時に鳴らすクラクションを思い起こしていた。
【残り10人】
57:代打名無し
02/10/01 00:27 RgV1iiaI
お疲れ様です
遠藤、強くなったね
これからもがんがれ!
58:代打名無し
02/10/01 00:39 WKMuNRnF
急展開だな
凡さんと井端に期待
遠藤カコイイ
59:代打名無し
02/10/01 01:46 wrb8BzUT
163 狂気のままに
「井端が消えた」
無線機の向こう、古田は乱暴にそう言った。
「消えたって、どういう事ですか」
もう巨大な病院は目の前だ。井端さえここに来れば何もかもが揃うというのに。
「…調査中や。ああ、追加された禁止区域は港区やから、近付かんようにな。
あとはお前の好きにしたらええわ」
「そんな」
それはもうスタッフ側が自分を関知しないということではないのか。
散々サポートするような事を言っておいて今更何なのだ。
ある程度当てにしていたものが急に使えないとなっては、計画が台無しだ。
「荒木を殺すのも、福留を殺すのも自由や。まあ、井端が見付かったら一応連絡したる」
あまりに突き放した言いように、中里は何かが切れるのを感じた。
「…いえ。解りました。もういいです。あんたたちには頼りませんよ」
言い捨てた勢いで無線機を近くの茂みに投げ、そして中里は痙攣するように笑った。
何か、無性に可笑しくてならなかった。
低く篭った笑い声が朝の空気を振るわせていく。
もういい。もういい。
俺は俺一人でヒーローになってみせるさ。
結局古田たちなど、踏み台に過ぎなかったと思えばいいではないか。
そう、ヒーローには柔軟さも必要だな。
ならば、井端は後回しでいい。まずは荒木だ。そして福留。
連中の首を井端に突きつけてやろう。
そして絶望する井端の顔面をこのサブマシンガンで吹っ飛ばしてやる。
…いや、それよりはじわじわと苦しめる方がいいだろうか。
まあ、それはまず荒木と福留を仕留めてから考えよう。
「俺が生き残るに一番相応しいんだよ」
声に出して言うとさらに気分が高揚した。たまらない。
第一日赤の病棟郡に向き直り、中里はゆっくりと歩き始めた。
俺はヒーローだ。俺は天才だ。
だから生き残って、このプログラムの若き覇者として名を残すのだ。
どいつもこいつも俺をコケにしやがって。
今に見ていろ。二度とでかい口を利けなくなるような惨劇を見せてやる。
【残り10人】
60:書き手A
02/10/01 01:51 wrb8BzUT
保管屋さん方は忙しいんだろうか…
そろそろ72時間タイマーの時間切れが近いですな。
ついでに書いておくと、ランダム爆破の対象は荒木、遠藤、正津、落合です。
61:代打名無し
02/10/01 07:58 NvYJL/3U
中里は激しくDQNだな(w
62:代打名無し
02/10/01 16:31 yUKHnvUG
>書き手Aさん
爆破の確率が1/4て、かなりコワイですね。
あうう…どうなっちゃうんだろう
63:代打名無し
02/10/01 17:57 m1qnqbXX
生き残りは前作と違う人きぼんぬ
って、誰が生き残ったっけ??
64:代打名無し
02/10/01 18:02 6+qQ8m85
>>63
憲伸、小笠原、井端、荒木、野口…あと誰だっけ?
考えたら前作は早々に孝介消えてたんだよなぁ
65:代打名無し
02/10/01 18:46 JvMFoYFi
>>64
選手はそれだけだったと思う。
最後に昌さんとヴォさんともう1人(忘れた)が壮絶な最期を・・・
66:書き手A
02/10/02 02:13 JZ4s0nwb
>65
もう一人は彦野です…
OBでは音とかも出てましたね。
個人的には生き残りはかぶらないようにしたいですが、
こればかりは他の書き手さんたちとの兼ね合いもありますので。
67:代打名無し
02/10/02 03:04 OolbgISM
>>65
もうひとりは現解説者の彦野タソ・・・かな?
違ってたらスマソ。過去ログから推察しかできんもんで。
完結編、早くhtmlにならんかな・・・。
彦野タソ(・∀・)イイ!!
68:67
02/10/02 04:42 OolbgISM
はわわ。書き手A氏とかぶってもた。
逝ってきます。
69:代打名無し
02/10/02 08:25 +VIEId1G
確かに前作と生き残りの選手がかぶるのはどうかな、とは思うけど…
井端も荒木も死んでほしくはないな
70:代打名無し
02/10/02 16:50 eyQdZADV
生き残りは被らないのを(・∀・)キボンヌ!でつ
荒木と井端もどっちか一人に…みたいな…
>>書き手Aさん
ダイ(・∀・)スキ!ガンガッテください
71:代打名無し
02/10/03 01:42 aSs2wDsd
保全sage
72:代打名無し
02/10/03 12:37 oMOG/9id
保守
73:代打名無し
02/10/03 21:44 rSkb1fPx
age
74:代打名無し
02/10/04 07:10 0iecL/AW
保全sage
75:代打名無し
02/10/04 19:23 f3542DYg
保守
76:代打名無し
02/10/05 07:45 YliGz3+0
164 ブラックスネーク
朝が来たというのに、落合は目を覚まさない。
正津は浅い眠りから覚め、何をするでもなく病室の中を歩き回っていた。
四日目の朝、か。
よくも自分がここまで生き残れたものだ。
熱田神宮で小山や森野と共にいたのが、ひどく遠い昔のことのように思える。
あの頃はまだ、心のどこかで助かるかもしれないと思っていた。
殺し合いの実感など無く、ただ、今この時が安全であればいいと思っていた。
その平穏が何となく続くものだと…
考えてみれば、そんな事はありえなかったのだ。
この逃れようのない「プログラム」という檻に閉じ込められた瞬間から、
自分がのんびりと、慎ましやかに生きていく道など絶たれてしまっていたのだから。
「くそ」
けれど、どうすればいい?
武器が無いわけではない。落合のボウガンと、気休めだが包丁もある。
だが…銃をを相手に、これらが何の役に立つというのだろう。
正津はすでに自分の無力を思い知っていた。
谷繁たちの襲撃を受けたあの時、偶然居合わせた森がゴメスに斬りかかっていなければ、
自分たちは嬲り殺されていたに違いなかった。
放送によれば谷繁もゴメスもギャラードも既に死んだらしいが、第二の襲撃がいつあるか。
なにしろ、あいつらはスタッフと内通していた。
内通者が連中だけだとは到底思えない。
いや、あの時点ではあれだけだったかも知れないが、
スタッフ側は視聴率の為に「やる気」になっている選手をどんどん勧誘しているに違いないし、
誰を犠牲にしてでも生き残りたい奴だっているだろう。
それに、落合の言っていた「黒い大蛇」。
あまりにも不吉なその単語は、何を意味しているのか…
考えつつ、正津はひとまず無人のベッドに腰掛けた。
バン、と廊下に面するドアが乱暴に開け放たれたのはその時だった。
しまった。
廊下に立っていたのは見慣れない黒人だったが、正津は直感した。
この男こそ、黒い大蛇に相違ない。
【残り10人】
77:代打名無し
02/10/05 10:47 KydKPJEK
うおー。正津どうなっちゃうんだー。うおー。
78:代打名無し
02/10/05 13:03 WPF60R58
地味な正ちゃん出番キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
負けんな〜!!!
79:代打名無し
02/10/05 22:23 ayav9v6Z
正ちゃんガンガレ!!
80:代打名無し
02/10/06 16:59 Y0sGMBqS
saage
81:代打名無し
02/10/06 21:29 PQ1qlf1w
age!
82:代打名無し
02/10/07 07:03 gKT4V3Up
保守
83:代打名無し
02/10/07 19:56 HizCCMDZ
保守sage
84:代打名無し
02/10/07 22:41 fllv1fRk
age
85:代打名無し
02/10/08 17:21 c29lwrZO
保守
86:代打名無し
02/10/08 21:23 sl7P46Qg
これからの展開気になるage
87:代打名無し
02/10/09 10:59 9lqz42Oz
職人様方、続き期待してます
頑張ってください
88:代打名無し
02/10/09 18:56 n+CBaYxN
保守sage
89:代打名無し
02/10/09 19:01 ATvH4LK7
165 希望を断ち切る時
静寂を破ったごく微かな足音が、容易に全身を緊迫させた。
ゆっくりとした足取りは、階段を登っているらしい。
右手に銃を、左手に刀を、それぞれ硬く握り締め、福留は立ち上がった。
誰であろうと戦うだけだ。容赦はしない…それがたとえ井端や川上であっても。
福留はもう心に決めてしまっていた。と言うよりも、強く思い込もうとしていた。
甘えも期待も持ってはいけない、自分の双肩には荒木の命がかかっているのだ。
ともすると青臭い連帯感のままに、チームメイトたちを信用したくなってしまうが、
それではいけないのだ。絶対に。
命は限りなく軽く、悲しいほど簡単に吹き飛ぶ。己のミスは荒木の死に直結する。
思い出すのは、プログラム開始直後のナゴヤドーム前で見た、立浪の殺意に満ちた目…
本当はあれを目の当たりにした時点で、割り切らなければならなかったはずなのに。
ずるずるとここまで引きずってきた希望を、ここで断ち切らなければ。
しかし…この部屋で戦うのはまずい。死ぬのは自分だけで十分だ。
荒木、生き延びてくれ。たとえ野球が出来なくなってもお前には生き延びる価値がある。
少なくとも人殺しの自分よりは、間違いなくある。
敢えて声をかける事はせず、黙って荒木の顔を覗き込むと、荒木もまた何も言わずにただ視線だけを投げてよこした。
ひとつ頷き、それから福留はできる限り静かにドアを開けて廊下に出た。
90:代打名無し
02/10/09 19:01 ATvH4LK7
澄んだ朝の空気が冷たく、乾いた喉に突き刺さる。
最後に水を飲んだのはいつだったろうか。もう思い出せない。
何者かの足音は確実に上昇してきている。後ろ手にドアを閉め、一つ息をついた。
まずはこの部屋から離れなければ…荒木がいる事を敵に悟られてはならない。
ではどちらへ行く?階段に近付くか?奥へ逃げるか?
一瞬頭を巡らせたが、どちらにせよ戦いを避ける事はない。
それならこちらから出向いてやろう。
一歩踏み出すと膝が震えていた。構わず歩を進めていくと、手まで震えている事に気付いた。
「今更…」
何が怖いというのか。すでに人を一人殺しているではないか。
わけもなく唇が歪む。
血の匂いを纏った足音は、階段を上りきろうとしていた。
気取られぬよう慎重に深呼吸をしてみる。何とか体は動きそうだ。
…さあ来い。誰であろうとぶっ殺してやる。
【残り10人】
91:書き手A
02/10/09 19:04 ATvH4LK7
バトロワ感想スレ
スレリンク(base板)l50
こんなの立ってますね。完結済みバトロワのみ扱うんでしょうか。
それにしても、読んでいくとつくづくYGBRの偉大さがわかります。
92:代打名無し
02/10/09 21:07 RRrCTKg/
/\
/ ヽ\
/ ヽ \ / \
/ ヽ \__ / ヽ \
/ ‐_ ヽ ――__/ ヽ \
/  ̄ / __ ヽ \
|  ̄ \
| |
| || |
| ゝ_ |||/ |
| ( ・ ブ ゝ__ ┃ ┃ |
|  ̄ ( ・ ̄ ̄ ブ ┛ ┗ |
| ゝ__ ノ ━┓ ┏ | ┃ ┃
| __  ̄ ┃ | ┃ ┃
| | ̄ ̄ーヽ | ┃ ┃
| | ヽ |
| | |ヽ | ━┓
\ _⊥_ | | ┃┛
\  ̄ ̄ヽ_⊥ |
\ | ┏━┓
\ / ┏┛
\ / ・
93:代打名無し
02/10/10 06:29 5ZPJf6OG
コースケ、頑張れ〜
と、言いつつDQN中里もビミョーに応援中(w
94:代打名無し
02/10/10 11:09 IFTd9hJN
age
95:代打名無し
02/10/10 16:35 OIt7oT7W
>>93
ハゲ(・∀・)ドウ!
中里のDQN色も応援してしまうw
ガンガレーーーーーー!
96:代打名無し
02/10/10 20:09 CiaqsYOJ
中里みたいなDQNキャラは他のバトロワ合わせても初めてじゃないかな?
期待してしまうよね。
97:代打名無し
02/10/11 11:32 ucVLT/Ex
保全
98:代打名無し
02/10/11 12:14 +61Ilt6S
ほっしゅ
99:代打名無し
02/10/12 02:20 7ZU2FotV
age
100:代打名無し
02/10/12 09:43 vnrsUrOP
>>96
他バトロワでは田中一徳がなかなかドキュソでよいよw
でも田中は頭は悪そうでつが…
101:代打名無し
02/10/12 18:54 8M15xnDv
102:代打名無し
02/10/12 19:05 UT4npp/Y
リナレスって急性白血病で死んだって聞いたんだけど本当かい?
103:代打名無し
02/10/13 07:53 ip63eBms
保守
104:代打名無し
02/10/13 19:06 VVKO0eYp
105:代打名無し
02/10/14 01:16 g00JQZKR
hosyu
106:書き手A
02/10/14 14:48 560Sv6hi
保管屋さんたちがお忙しいようなので第三保管サイト作った方がいいでしょうか?
ついでにあげ。
107:サンクスベースボール
02/10/14 15:06 30so0mrE
108:代打名無し
02/10/14 22:02 1h3l7eZ2
109:代打名無し
02/10/15 12:26 N76ysSBu
職人さんたち、頑張れー!
110:代打名無し
02/10/16 07:10 hVpNambf
保守
111:代打名無し
02/10/16 16:43 RG2o+dj/
捕手
112:代打名無し
02/10/16 23:00 6B9yElSG
職人さん方は忙しいのだろうか…
ひとまず捕手さげ
113:代打名無し
02/10/16 23:55 CxftYFs9
職人さん期待してますよage
114:藤王
02/10/17 00:09 8AnDxMMY
わしが復活したる!
115:代打名無し
02/10/17 02:39 uIaVT4/e
ageage
116:代打名無し
02/10/17 07:05 DJ8tM/Pd
保全さげ
117:代打名無し
02/10/17 11:53 sMwBRBaE
保守
118:代打名無し
02/10/17 19:10 0aRiQukU
sage
119:代打名無し
02/10/18 00:10 2sFVFYMd
職人様方はお忙しいのだろうか…
続きが気になるsage
120:代打名無し
02/10/18 03:02 auR9OVBh
保守
121:代打名無し
02/10/18 04:23 F4HbGaCq
ホシュ
122:代打名無し
02/10/18 12:56 Qcg+vhtq
123:代打名無し
02/10/18 16:09 riOtuuXb
これまでの人物動向を整理してみますた。
違ってたら指摘よろです。
【生存者】
福留&荒木(第一日赤)
井端&大西 (市内の民家)
落合&正津(名大病院)
遠藤(中区?移動中)
井上(中区?)
藤立(中区?井端を捜索中)
中里(第一日赤)
【その他の登場人物】
山田久志&福原峰夫(市内の民家)
星野仙一(名古屋市内)
古田敦也(ナゴヤドーム)
リナレス(?)
バルガス(名大病院)
今中&中村(ナゴヤドーム内スタジオ)
前田章宏(地下鉄浄心駅構内)
【禁止エリア】
東区、南区、西区、港区
あと、前スレがhtml化してましたので貼っときます。
URLリンク(sports3.2ch.net)
124:代打名無し
02/10/18 16:16 UyJ3HZEY
>>123
まとめ乙です。
選手が少なくなったの実感しますた…
125:代打名無し
02/10/19 00:49 sZWwa+7W
126:代打名無し
02/10/19 02:57 VG2j09hj
age
127:書き手A
02/10/19 03:46 wsD8ep/5
166 バトル
先んずる事だけを考えていた。
相手が銃を持っているかも知れない。爆弾を持っているかも知れない。…そんな事は考えなかった。
いや、複数の事を考える余裕さえ福留には残されていなかったのだ。
壁に張り付いた体勢から大きく足を踏み出して階段の方に向き直り、真っ先に認識したのは銃だった。
銃口が下を向いてはいるが、紛れもない実銃、それもマシンガンの類。
それから、まさに最後の段を上りきろうとしている「敵」。見慣れたユニフォームと深い青の帽子。
情報はそれだけで充分だった。
銃口がこちらを向く前に、左手の刀を捨てて飛び掛った。手ごたえがあった。重力のかかるままに敵の体を押し倒す。
視界が揺れてすぐにわけがわからなくなった。襲い来る幾度もの衝撃と共に、銃声が鼓膜に突き刺さった。
左の肩に熱が走る。すぐに撃たれたのだとわかった。しかし、肩ならいい。肩なら死ぬ事はないのだから。
それよりも、撃ってきたという事は、やはり、これは敵だ。では殺さなければならない。
夢中で両の腕に体重をかけ続け、気が付くと、福留は組み伏せた敵ごと踊り場のすぐそばまでずり落ちていた。
殺意に満ちた目が下から睨みすえてくる。
息が苦しい。全身から嫌な汗が噴き出す。頭はパンクしそうだ。
いや、落ち着け。福留は必死で己に呼びかけた。階段の上という不安定な場所ではあるが、
圧し掛かっている自分の方が有利である事に変わりはあるまい。まずは落ち着かなければ。
「放せっ」
暴れようにも押さえつけられ、さすがに身動きが取れないのか、相手は明らかに狼狽している。
あの物々しい銃はまだ手にしているらしいが、その右腕は福留の左手が押さえ付けていた。ほとんど無意識のうちに、だが。
更に左手に体重をかけようとし、飛び掛った時に肩を打ち抜かれた事を思い出した。
「ぐ…」
左手に力を入れようとする度、激痛が走り、腕が震えた。濃厚な血の匂いに吐き気までしてくる。
傷口がどくんどくんと怯えるように脈打ち始めていた。痛みで気が変になりそうだ。
「放せっつってんだろ!てめぇ!」
眼下の敵はなりふり構わず抵抗をしてくる。その振動さえ傷を苛んだ。
もし一瞬でも痛みに耐えかねて力を抜けば、とたんに自分の体は跳ね上げられてしまうだろう。そうしなってしまえば…殺される。
128:代打名無し
02/10/19 03:48 wsD8ep/5
左手の助けに右手をやりたかったが、右手も左手と同じように敵の左腕を押さえている。
敵は腕が自由になれば、こちらの頭や鼻を狙うに違いない。銃を封じる事に固執して素手に仕留められては意味がない。
では、足は。
足は今までどうなっているかも気に止めていなかったのだが、どうやら敵の腰か腹あたりに両膝が乗っているらしい。
敵はしきりに足をばたつかせていて、膝に発達した筋肉の動きが伝わってくる。
震えるのを堪えてことさら細く息を吐いた。冷静になれ、冷静になれ。
左肩の事を考えると、長期戦は不利だと言わざるを得ない。賭けに出てでも一気に決めるしかなさそうだ。
しかし、福留の頭の中にはどういう賭けに出るのか、それさえ思い浮かばなかった。
力を抜くわけにはいかないのに、いつまでも力をかけ続ける事も出来そうにはない。ではどうすれば。
「俺が生き残るんだ!それが一番いいんだよ!」
敵は飽きる様子もなく喚き続けている。
「いいって、何がいいんだよ…」
「中日のフロントだってファンだってそう思ってんだよ!お前なんかが生き残っても何にもならねーよ!」
声はまるで遠くから届いているかのように聞こえていた。現実のものではないかのように。
鼓膜が多少痛んで聞こえにくくなっているだけかもしれないが、ともかく、福留は妙に静かな気持ちで迸る声を聞いていた。
「お前が生き残れば、何があるんだよ」
「栄光」
「…栄光?」
「若いヒーローに対する賞賛と羨望と畏怖が俺の周りに集まるんだ」
「それがお前の栄光か…」
どうしようもなく笑いが漏れた。小さい男だと思った。全くもって、呆れるほど小さい男だ。
栄光だと。人を殺してでもそれを得たいのか。いや、人を殺さなければそれを得られる自信が無いのか。
129:代打名無し
02/10/19 03:48 wsD8ep/5
「俺が新しい時代の主役だ、俺が生き残らなきゃプログラムの意味も無いんだ!」
「じゃあ無意味なまま終わらせてやる」
それは本当に、不意に思いついた行動だった。
福留は肩が痛みを訴えるのを承知の上で、頭を振り下ろしていた。吼える若い男の鼻っ柱を目掛けて。
痙攣するように足下の体から力が抜けた。一瞬だったが、福留はそれを逃さなかった。
顔を上げざま、ほとんど右手の位置はずらさぬまま、向きだけを変えてデザートイーグルの引き金を引いていた。
無茶な体制から撃った割には覚悟していたほどの反動は来なかった。
そろそろ聞き慣れ始めた銃声が、しかし轟然と鳴り響く。
小うるさかった顔と頭の一部が見事に弾けた。
しつこそうな手合いだったが、これで間違いなく死んだだろう。赤やピンク色をしたものが辺りに飛び散ったのを見、
掃除が大変だろうなどと思いつつ、福留はぼんやりと立ち上がった。
何故か罪悪感は感じなかった。
このプログラムに意味を見出そうとする愚かさに腹が立ったせいかもしれない。
プログラムは悲惨なだけだ、何の意義もありはしない。あってたまるものか。認めるものか。
それにしても肩が痛い。左なのが救いだ。
とりあえず銃はベルトに挿し、左肩を庇いつつ持ち主を失ったサブマシンガンを拾った。
それから何となく背番号を確認して、ようやくこの敵が中里だったのだと知った。知ったが、特に何とも思わなかった。
そんな事よりも病室に戻って肩の治療をしなければならない。
【残り9人】
130:代打名無し
02/10/19 04:35 wsD8ep/5
167 血の海
まず、あまりに血生臭いのでおかしいと思った。
返り血を浴び、自分も左肩を怪我していながら
なお気になるほどの血の匂いなのだから、尋常のものではない。
それで、直後に背筋が冷えた。気管が詰まったように息が出来なくなった。
まず、この病室には荒木しかいなかった。
そして、中里以外にこの病院の、この階への侵入者はいなかった…はずだ。
中里と自分が小競り合いをしている数分の間に何者かが到達するという可能性も無いわけではなかった、が、
それは限りなくありえない事態だったし、もしそうだったところで、荒木に抵抗は出来ないのだから…
つまり、この咽るほどの血の匂いが、何故この病室に充満しているのかと考えると。
福留は再び吐き気がこみ上げてくるのを感じていた。
真っ白になりそうな頭の中に、ひとつのフレーズが浮かんだ。
「72時間ルール」。
あれのタイムリミットは、ちょうど今頃ではなかっただろうか。
72時間以内に誰も殺せなかった人間の首輪をランダムに爆破する、と、
アナウンサーだか古田だか、運営側の人間が確かに言っていた。
そんなルールはすっかり忘れていたけれども…もう残り人数もごくわずか、
誰も手にかけていない人間となればますます少なく、的中率はどれほど高くなっていたか。
無論のことだが、荒木は、誰も殺してなどいない。
自分も殺してくれるなとずっと願っていた。何の罪も無いままに生き残って欲しいと願い続けてきた。
まさか、それが。
131:代打名無し
02/10/19 04:35 wsD8ep/5
気が付くと冷たい床の上にへたりこんでいた。とてもではないが足に力が入らなかった。
カーテンの隙間からは陽光が差し込んでいる。
そう、今は朝なのだ。四日目の。あの宣告がされてから72時間目の。
いやしかし、まだ決まったわけではない。福留は必死で最悪の事態を考えるまいとしていた。
生来自分はプラス思考だし、それは常にいい結果を生んできていた、と思う。
もしかしたら、もしかしたら、この血の匂いは何かの錯覚かもしれないではないか。
床を這い、長い時間をかけて福留は荒木の寝ていたベッドに辿り着いた。
期待はあまりにあっさりと裏切られた。
白かったシーツは血に染まり、力なく垂れた手は明らかに血の気を失っていた。
それだけ見るのが精一杯で、とても顔を上げる事が出来ず、福留はそのまま床に蹲った。
気持ちが悪くなったので吐き、泣きたくなってので泣いた。
もう、何を信じていいのかわからない。
信じられると唯一思った友は死んでしまったのだ。
たった一人、こんな寂しい病室の片隅、誰かに恐怖を訴える事も叶わぬままに。
しかし部屋を離れた事を後悔はしなかった。
自分がここにいても、いなくても、中里と戦っても、戦わなくても、荒木が死ぬ事に変わりはなかっただろうから。
つまり…全ては無駄だったのだ。
気が治まるまで福留は笑い、脱力し、嘔吐し、それからやはり泣いた。
あまりに無力な自分を呪って泣いた。
【残り8人】
132:書き手A
02/10/19 04:37 wsD8ep/5
うあ、名前消し忘れ…まあいいか。
ゆっくりペースですみません。
133:代打名無し
02/10/19 08:46 aU4AB12p
書き手Aさん乙です
荒木たんが…(TT)
ドメこれからどうすんだろ…
134:代打名無し
02/10/19 10:14 LjZfHWwO
荒木…。
めちゃめちゃショックだ…。
こんな死に方イヤ〜!
中里もいなくなって寂しいな(涙
135:代打名無し
02/10/19 10:52 QItfYD8f
168 恩
「しっ」
首をつき合わせて今後の作戦を話し合っていた山田・福原・大西・井端は、井端の沈黙を促す仕種に口を閉じた。
息を潜めて外界に耳を澄ませる。
息詰まるような時間、たった1分あまりの時間だったが、長く長く感じられた。
しかし何の物音も聞こえはしなかった。
「・・・どうした?」
「いえ・・・今、自分の名前を呼ばれたような気がして・・・」
山田に問われ、井端は答えながら首をかしげた。ただの空耳だったのだろうか。
「いや、待て」
今度は大西が反応した。手元のレーダーに点が浮かんでいた。
誰だろう?
4人は再び押し黙り、神経を集中させた。
「・・・井端ー・・・どこだー・・・」
聞こえた声。4人は顔を見合わせた。
「藤立さんや!」
大西は上半身を跳ね起こした。
プログラムが始まってからずっと一緒にいた、そして自分を助けてくれた藤立がすぐ近くに来ている。
「藤立さんが来とる。助けんと」
「待て、大西」
立ち上がりかけた大西を福原が止めた。
「藤立は・・・敵だ」
「え?」
大西がいぶかしげな顔を福原に向けた。
「藤立は本部と通じているんだ」
「そんな、藤立さんは俺を助けてくれたんですよ。プログラム開始からずっと一緒にいて、そんな素振りはどこにも・・・」
福原の言葉が信じられずに大西はそう言い返した。
プログラムが始まってしまってどうしようかと思っていたところで出会えた藤立。
藤立といることで落ち着いていられた。
それなのに藤立が本部と通じていたとは・・・。
136:代打名無し
02/10/19 10:52 QItfYD8f
「そうです。俺も中日ビルで大西さんと藤立さんに助けてもらったんです。なのに敵だなんて」
井端も言う。福原は2人の言葉に、渋面を更にゆがませた。
「それは・・・」
「たぶん藤立の演出なんだろう。会うやつ会うやつを殺していって頂点に立つよりも、人情を絡ませたほうが視聴者にウケるからな」
福原の言葉を遮って山田が言った。
大西と井端は顔を見合わせた。
まだ納得出来ない表情の2人に、山田は大きく息を吐いた。
「じゃあ何で今、藤立は井端を探してるんだ? 井端はさっきの放送で死亡と言われたんだぞ。なのになんで藤立が井端を探す必要がある? 藤立が井端と特別仲が良かったんならともかく」
藤立は今季移籍してきたばかりだ。井端とはポジションも違うし、年齢も少し上だ。そんな藤立と、井端は個人的に話した事は数えるほどしかなかった。
井端の顔が曇った。
「本部は井端の死亡に疑問を持っているんだ。当たり前だな。何の前触れもなくいきなり反応がなくなったんだからな」
「・・・で、本部に言われて、俺を探してる・・・?」
信じたくはないが、しかし、言われてみればそうとしか思えなかった。
「でも俺、藤立さんを助けたいです」
ずっと俯いていた大西が顔を上げた。
「俺、こんなプログラムに放り込まれて不安やったんです。そやけど、藤立さんがいてくれたんで落ち着いていられたんです。俺が肩撃たれたときに担いで逃げてくれたんは藤立さんなんです。もしそれが本当に藤立さんの演出やったとしても、俺は藤立さんに恩があります」
大西は立ち上がった。福原も次いで立ち上がる。
「監督、藤立は私達にとっても大事な後輩です。首輪を外して本部と切り離してやればヘンなマネもしないでしょう。行ってきます」
大西と福原は山田の顔を見つめた。頷いてくれるのを待った。
「・・・藤立の首輪は外すな」
「監督?」
「本部と繋がったままにして、仲間になってもらう。本部側の情報もほしいからな。だから、上手くやれ」
山田の言葉に福原と大西は頷いて出て行った。
137:代打名無し
02/10/19 10:55 QItfYD8f
169 so late ・・・
井端は1人、第一日赤の前に立った。
仲間にすることに成功した藤立との、マイクを警戒した筆談の中で、第一日赤に福留と荒木がいること、そして藤立が自分をここに連れて行く役目だったことを知った。
「罠だから行くな」と言われたのを振り切って、井端は近くの民家から車を拝借して、誰もいない名古屋の街を疾走してきた。
これは藤立もよく知らなかったらしいが、中里もこっちへ向かったようだと言われれば不安も増した。
井端は目の前の建物を見上げた。
そびえ立つビル群に圧倒される。
この中に福留、荒木、そして中里もいるのか。
井端は一度頷いて、第一日赤の敷地に踏み込んだ。
静まり返った数々の棟を井端は慎重に、しかし足早に駆け抜けた。
その井端の足が止まった。
「・・・中里!?」
血まみれの死体。胸の番号は28。
誰が殺したのか。やはり福留だろうか。だとしたら、2人は無事なのか。
井端は少し安堵した。
しかしそこから点々と落ちて続く血痕が新たな不安をかき立てた。
「孝介!? 荒木!?」
名を呼びながら井端は血痕を辿った。
それが少し先の病室に消えているのを見て、井端は再び足を止めた。
あそこに居るのは誰なのか。
福留か荒木だと思っていたが、本当は全然別の奴かもしれない。
ここに来たのが藤立からの情報通りの福留、荒木、中里の3人だけとは限らない。
井端は足音を忍ばせながら足を進めた。
138:代打名無し
02/10/19 10:55 QItfYD8f
病室の扉は開いていた。
井端はそっと中を窺った。
血に染まるベッドがまず目に飛び込んできた。
人型に盛り上がった掛け布団。
しかし枕の方へ視線を移して、井端は嘔吐感に襲われた。
真っ赤なグチャグチャがそこにあった。
自分も人を殺した。
死体もいくつか見た。
でも・・・。
「孝介・・・?」
気を取り直し、それが誰だったのかを確かめるために室内に足を踏み入れて、井端はベッド脇に蹲る福留に気付いた。
福留は動かなかった。
「・・・・・」
井端は視線をもう一度ベッドに移した。
状況がそれを、荒木の変わり果てた姿だと、教えていた。
井端の身体がすぅっと冷えた。
その名を呼ぼうとして、唇が震えた。
声は出なかった。
ただ息だけが急速に乾いていく喉を通って、ひゅう、と小さく鳴った。
【残り8人】
139:135-138
02/10/19 11:11 K1+Fz2aH
>書き手Aさま
乙です。
でも荒木がぁ・・・(ToT)
ショックで慌てました・・・(^^;
140:代打名無し
02/10/19 13:47 u9J5euq3
新作うpされてる、と思ったら…(ナキ
141:代打名無し
02/10/19 17:01 8d2D9gsO
職人様方、お疲れ様です!
荒木…しかし予想外の展開、感服いたしました。
これから孝介と井端がどうするのか。
142:代打名無し
02/10/19 17:42 dNgRksSk
井端は荒木のそばに居てやらなかったこと後悔するだろうな。
孝介も大変だし(生きてるんだよね?)
今後の井端がどうなるのか不安だ。
143:代打名無し
02/10/19 18:34 e+FHoLoN
久々の新作うp乙でした>職人様方
すごい展開だなぁ・・・今後が全く予想出来ない。
144:書き手A
02/10/19 22:09 sSsSJI4V
170 それぞれの選択
「井端さん…」
体を起こした福留の顔は涙と吐瀉物にまみれてひどい有様になっていた。
目は平生の明るい輝きを失い、視線が虚ろに宙をさ迷っている。
「孝介」
「荒木なら死にましたよ」
抑揚のない声。抜け殻、という言葉がまず思い浮かんだ。
虚脱状態の人間とはこんなものなのだろうか。
「孝介、何があったのか教えてくれ」
感情よりも先に理性が働いた。努めて冷静に、井端は声を絞り出した。
「…首輪が」
福留は淡々と答えた。
「首輪?」
「72時間ルール、ってやつにやられて」
「72時間ルール…?」
そんなルールがあっただろうか。追加されていったものも含め、
ルールは全て頭に叩き込んだつもりだったが、全く聞き覚えがない。
「知らなかったんですか?まあ…今更知っても知らなくても関係ないですけど…」
「それ、追加ルールだよな?」
「二日目の朝に、72時間以内に誰も殺せなかった奴を一人殺すって…
五日目の夕方に発表されるって言ってたんですけど、
人数が減ったから、途中で四日目の朝に変更になったんです」
言われてみれば、72時間ルールを48時間に縮める、とかそういう放送があったような気がする。
意味がわからなかったので記憶に残らなかったのだが。
145:代打名無し
02/10/19 22:15 sSsSJI4V
「孝介。わかった。よくわかった。俺はその頃の記憶がないんだ。…だから知らなかったんだな。
…そうか…荒木は誰も殺さなかったのか。そうか…」
悲しみに浸る余裕はない。こみ上げる涙を必死で堪えた。
泣くのは後でいい。全てが終わってからでいいはずだ。
今は一人でも仲間を増やして戦う時なのだから。奥歯を噛み締め、井端は涙の波をやり過ごした。
「俺、こいつしか信じられなかった…井端さんもここに来たら殺そうと思ってた…
でももう、体に力が入らないんです」
「なぁ…孝介、俺と一緒に来ないか」
「…一緒に?どうしてですか?」
言葉とは裏腹に、福留の声は興味を引かれた風ではなかった。
むしろ、ほとんど投げやりな調子だ。自暴自棄になりかけているのかもしれない。
その気持ちは痛いほどわかるのだが…敢えて気付かぬ振りをして井端は続ける。
「監督やスタッフと通じてる藤立さんが仲間にいるんだ。プログラムを止められるかもしれない」
「ああ。死んでも嫌です」
強い声が返ってきたのに少しだけ驚いた。一体どこにこんな気力が残っていたのだろうか。
「どうして」
「荒木は運営側に殺されたんです。俺はスタッフと関係してる人とは一緒に行けません」
「孝介」
「行って下さい」
井端はもはや勧誘する言葉を失っていた。荒木を喪った悲しみの深さが理解できるからこそ、押し黙るしかなかった。
「わかった…悪かったな」
「いえ。…俺もこいつの仇を討つつもりです。一人ででも。
井端さんの話を聞いたら、そう思えてきました」
最後に荒木の死体の無残さを目に焼き付け、井端は病室を出た。
絶対に許さない。俺はこのプログラムをつぶすためなら、手段も協力者も選びはしない。
藤立には恩義もあるし、福留ほど子供ではないつもりだ。
【残り8人】
146:代打名無し
02/10/19 22:25 8IT6neAT
あう、先越されちゃいました。
考え直さなきゃ・・・。
これがリレー小説の大変な、だけど面白いところ。
頑張らなくちゃ。
147:代打名無し
02/10/19 23:06 aU4AB12p
新作うぷの嵐キタ−
!職人様乙です!
井端は福留の首輪のマイクぜんぜん気にしてないみたいだが…大丈夫なのかな?
148:代打名無し
02/10/19 23:21 aLisR6Ep
>>147
!!
149:書き手A
02/10/19 23:47 sSsSJI4V
しまった、首輪のマイクを失念していた…
すみません、ちょっと書き直します。
150:書き手A
02/10/20 00:41 25f26Lvr
145の書き直し版です。
--
「孝介。わかった。よくわかった。俺はその頃の記憶がないんだ。…だから知らなかったんだな。
…そうか…荒木は誰も殺さなかったのか。そうか…」
悲しみに浸る余裕はない。こみ上げる涙を必死で堪えた。
泣くのは後でいい。全てが終わってからでいいはずだ。
今は一人でも仲間を増やして戦う時なのだから。奥歯を噛み締め、井端は涙の波をやり過ごした。
「俺、こいつしか信じられなかった…井端さんもここに来たら殺そうと思ってた…
でももう、体に力が入らないんです」
「なぁ…孝介、俺と一緒に来ないか」
「…一緒に?どうしてですか?」
言葉とは裏腹に、福留の声は興味を引かれた風ではなかった。
むしろ、ほとんど投げやりな調子だ。自暴自棄になりかけているのかもしれない。
その気持ちは痛いほどわかるのだが…敢えて気付かぬ振りをして井端は懐からメモ帳を取り出し、
以下のように書き付けて示した。
『監督やスタッフと通じてる藤立さんが仲間にいる。プログラムを止められるかもしれない』
「ああ。死んでも嫌です」
途端に強い声が返ってきたのに少しだけ驚いた。一体どこにこんな気力が残っていたのだろうか。
「どうして」
訊くと福留が手を伸べたので、黙ってメモ帳とペンを渡してやった。
『荒木は運営側に殺されたんです。俺はスタッフと関係してる人とは一緒に行けません』
「孝介」
「行って下さい」
井端はもはや勧誘する言葉を失っていた。荒木を喪った悲しみの深さが理解できるからこそ、押し黙るしかなかった。
「わかった…悪かったな」
「いえ。俺は一人でやってみますよ。
井端さんの話を聞いたら、そう思えてきました」
メモ帳とペンを受け取り、最後に荒木の死体の無残さを目に焼き付けると、井端は病室を出た。
絶対に許さない。俺はこのプログラムをつぶすためなら、手段も協力者も選びはしない。
藤立には恩義もあるし、福留ほど子供ではないつもりだ。
【残り8人】
151:代打名無し
02/10/20 01:36 /85JG9Y5
福留、来季の背番号は「8」。
URLリンク(www.hachiban.co.jp)
152:代打名無し
02/10/20 02:04 qWiqUWQ/
これからどうなっちゃうんだー!!
燃える孝介と井端に期待。
職人様方、乙です。
153:代打名無し
02/10/20 08:53 BM7M/D7O
コースケ、がんがれ!
154:代打名無し
02/10/20 15:57 dFK3vs0p
職人様、いつも乙です
荒木・・・。
155:代打名無し
02/10/20 18:58 uguDXVrs
新作キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
と思ったら、荒木あっけなく死んじゃってて(´・ω・`)ショボーン
156:代打名無し
02/10/20 19:30 GwbSpf89
171 悲しすぎる別れ
福留と荒木は同じ年でプライベートでも仲が良かった。
一緒にメシを食べに行ったり、映画なんかも観に行ったりもした。2人とも情に脆い性格のせいか何度も映画館で泣
いたこともあった。どんなに周りが変な目で見ようとも関係なく2人で大泣きした。そしてお前泣きすぎとか鼻タレてる
ぞとかお互いの情けなすぎる顔を見てよく笑った。
そういえばあの時ティッシュが無くなるまで泣き続けたんだっけ?
すでに冷たくなったあらきを背負いながら福留は回想にふけていた。
井端たちが去った後、荒木の遺体を慎重に起こし、背負って病室を出た。荒木の遺体は首輪が爆発した首以外は
今までの傷なども多くあったが、比較的きれいな方だった。ただ首は今にもとれそうなほどえぐられている。ユニホ
ームに血が付こうが左肩が痛もうがそんなのは気にすることもなく階段を上がり続けた。
一段一段上がるたび自分の肩にぶら下がっている荒木の青白い腕が揺れ、それを見るたび泣きたくなった。
屋上へのドアを開けると朝の涼しい風が顔に当たり、新鮮な空気を久しぶりに感じた。
なぜ福留が屋上へ荒木と共に来たかというと一緒に朝日(今はもう昼近くになってしまったが)を見たかったのだ。
ただそれだけだった。
しかしそれは叶うことが出来なかった。東の空は昨日の中区爆発でまだ煙に覆われていて、ここ第一日赤の屋上
から太陽は隠れて見れなかったのだ。
そんな景色を見て福留はただ立ち尽くした。どこまで俺たちは付いていないのだろうと思い、ふっと笑った。
荒木を降ろし仰向けの体勢にして寝かすと、その隣に座った。
そして遠くでもくもくとたちこめる煙を眺めながら言った。「なぁ、荒木お前は知らないと思うけど・・・俺、1度死のうと
思ったことあったんだ・・・」
随分昔のことに感じてしまうが2日目に山崎を殺した時、自分の心の醜さ、情けなさが許せなくて、苦しくて死んでし
まった方がマシなんて考えたこともあった。でも・・・
「でもな、お前が元気づけてくれただろ?その時思ったよ。お前より先には死ねないってな・・・」
もう二度と動くことがなく、応えることもないとわかっているが荒木に話しかける。
157:代打名無し
02/10/20 19:31 GwbSpf89
殺人ゲームの最初からずっと一緒にいた。蔵本、山崎、井上、ギャラード・・・何度も殺されそうになり、何度も
修羅場を2人で乗り切ってきた。こんな目にあいながらも生き残ってきたのも自分たちだけだと思う。だから
そう簡単には死なないと思っていた。しかし荒木はあっけなく死んだのだ。72時間ルールという急に作られた
ルールの犠牲となって。
「なのにお前が先に死んでどうするんだよ・・・」
支えを失った福留は声にならない声で叫び、泣き始めた。
「俺はどうすればいいんだ・・・」
隣にいる青白い顔の荒木に訴えても答えることはもちろんなかった。
あの荒木はもうこの世にいないのだから。
【残り8人】
158:代打名無し
02/10/20 23:08 IeGNzy+n
アーラーキー!!!!
159:書き手A
02/10/20 23:23 SPvu+fRn
「72時間ルール」のリミットを誤って記憶していたので
ちょっと訂正を…二日目の朝から72時間後ですから、五日目の朝がタイムリミットでしたね。
ホントニスミマセン(;´Д`)人
130の十七行目の後ろに
そして、いつだっただろうか、人数が減ってきたからタイムリミットを一日分繰り上げる…
という放送も、あった気がする。
という文を挿入、十八行目は
×そんなルールは〜
○どちらにせよ、そんなルールは〜
に変更します。それから131の三行目は
×そう、今は朝なのだ。四日目の。あの宣告がされてから72時間目の。
○そう、今は朝なのだ。四日目の。繰り上げられたリミットに当たる、48時間目の。
に訂正します。
繰り上げ放送は三日目にあり、爆発や襲撃のどさくさで忘れてしまったのだと思っていただければと…
しばらく反省して全体を読み返しつつまとめ作業でもやります…
160:代打名無し
02/10/21 12:21 S7/3tT6O
新作キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
職人さん乙です。いつも楽しませていただいています。
これからもがんがってください!
あぁ、荒木が…荒木が…ドメがんがれぇぇ・゚・(ノД`)・゚・
161: ◆cmxYQkNOZE
02/10/21 16:11 8AZuGufw
ガシガシと話を引っ張ってて下さる書き手Aさんに、敬礼!!
保管サボッててゴーメンヨー
鯖移転してから初めて来たよ
162: ◆cmxYQkNOZE
02/10/21 17:19 8AZuGufw
お茶を濁しておりますが140まで暫定UP完了。(中里DQNチェンジのあたりまで)
URLリンク(dragons-br.hp.infoseek.co.jp)
保管しつつ少しずつ読み返させて頂きますですはい。
163:代打名無し
02/10/21 19:07 1I8NJ9Dr
172 手の平返し
大西は再び藤立と行動を共にしていた。
しかし不用意に発した言葉を藤立の首輪のマイクに拾われることを避けるために少し離れ、また監視カメラに映ることを防ぐために物陰を選んで歩くため、大西はまるで藤立を尾行しているような格好になった。
仲間達は『一緒に固まって歩くと目立つ』という理由から、合流地点と合流場所を決めて、この大西・藤立組、山田・福原組、そして井端単独という三手に分かれて進んでいた。
大西は先を行く藤立が時折振り返って自分を確認してくれると、ちょっと手を振って合図した。
こんな藤立が実は本部と繋がっていたなんて信じられなかった。
無線機を持っていたことそして藤立の持っている情報から、本部とのつながりは目の当たりにしたが、それでも大西はまだ理解したくはなかった。
自分にとって藤立はまぎれもなく命の恩人なのだから。
日はだんだんと高くなっていく。前を行く藤立が不意に立ち止まった。
耳に手をやっている。本部からまた何か指示が来たのだろうか。
大西は少し離れた場所からそれを見守っていた。
藤立が大西を振り返った。目で合図され、大西は付近に監視カメラのようなものがないかを確認して、藤立のもとへと走った。
「え・・・」
大西は藤立の前1m位のところで足を止め、絶句した。
藤立の手の中の銃、その銃口がまっすぐ自分に向けられていた。
「・・・俺たちの仲間になってくれたんやなかったんですか?」
その光景が信じられずに大西はそう言った。
「俺が本気でお前らの仲間になるて思うてたんか?」
藤立の言葉に大西は目を見開いて藤立を見つめた。
あの民家で筆談を交わして、一緒にこのプログラムを潰そうと誓ったではないか。
本部と繋がっていたことを告白し、仲間を演出として利用しようとしたことを詫び、固く握手を交わしたではないか。
それは嘘だったというのか。
164:代打名無し
02/10/21 19:07 1I8NJ9Dr
「所詮首輪なんかあってもなくても、詰まるところは本部側の手の平の上なんや。せやったらどっちに付いたが得かっちゅうのは分かるわなぁ」
「藤立さん・・・」
あの、自分を助けてくれた藤立が、本当にそんなことを口にするとは・・・。
それでも大西は信じたかった。
「じゃあなんであの時俺を助けてくれたんですか?」
藤立はその問いには答えず、銃を構えなおした。
「そろそろお前ともサヨナラやな。ま、恨まんといてくれや」
「ふ・・・っ」
藤立の名を呼びかけた大西の声は銃声に消えた。
大西は後ろに大きく弾き飛ばされ、撃ち抜かれた胸からはおびただしい鮮血が噴出していた。
大きく見開かれた目はまだ信じたくない気持ちを表すかのようだった。
【残り7人】
165:書き手A
02/10/21 19:30 /vKM/Mbc
ヒール藤立もイイですなあ(*´Д`)
◆xYQkNOZE氏と被ってしまったんですが、一応第三倉庫できました。
オフでも読めるようにお持ち帰り用ファイルをご用意しましたので、まあ刺身のツマにでもどうぞ。
URLリンク(cdbr-2.hp.infoseek.co.jp)
166:代打名無し
02/10/22 00:04 a58WwzNo
173 復讐するは我にあり
『追加禁止エリアは中村区です』
定期放送で流れたその一言が、泣き疲れた福留に踏ん切りをつかせた。
ここ第一日赤は中村区。あと二時間留まれば死ぬ。
…その冷酷な事実がなければ、いつまでもこの屋上から動けなかったかもしれない。
荒木の死体から離れられなかったかもしれない。
いっそ死んでしまいたい、とは、実を言えば今でも思っている。
けれども、荒木は自分を「死なせない」と言った。
人殺しの自分を励まし、庇ってやると言ってくれた。
だからまだ死ぬわけにはいかないのだ、きっと。
ここで死ねば荒木を裏切る事になってしまう。
「荒木。ごめんな。また一人にする」
荒木の首に自分の帽子を乗せて傷を隠してやり、福留は立ち上がった。
武器を詰め込んだ二人分のスポーツバッグは思ったより重かったが、
この程度なら移動に支障は出ないだろう。
絶対に生きて、生き抜いて、荒木の仇を討つ。
誰の助けも借りない。これは俺の戦いだ。
もしかしたら死ぬかもしれないし、或いはこのプログラム中にチャンスが掴めず、
何年もかかるかもしれない。
けれども、密室でただ一人で死んだ荒木の苦しみを思えば
怒りと悲しみがこんなにも身を突き動かすのだ。
太陽を背に、福留は歩き出した。
【残り7人】
167:代打名無し
02/10/22 00:25 FEIAEesa
荒木、本当にさよならだね…
「荒木。ごめんな。また一人にする」
に、ちょっと泣きそうになったよ。
168:代打名無し
02/10/22 07:26 aCxC8OQG
sage
169:代打名無し
02/10/22 12:37 4LLn8o3v
ほっしゅ
170:代打名無し
02/10/22 18:39 PRhOvRKf
174 急転直下
遠藤は廃虚となった中区で途方に暮れていた。
「大西は一体どこへ行ったんだよ……。
もうこの近くにはいないか……?」
大西とはぐれた付近をしらみ潰しに捜したけど人が立ち寄った痕跡もなかった。
怪我人の足でそんなに遠くに行けるものなのか?
まさか大西はもう……?
いや、そんな事はないはず。
大西はレーダーを持っているんだ。
怪我しているとはいえそう簡単には敵に遭遇することはないだろう……あの首輪をつけて
ない外国人を除いては。
とにかく、このままじっとしてるだけじゃどうにもならない。
でも、いったいこれからどうすれば……。
『----ガガガガガガ』
「ひ、ひぃっ?!」
……放送か。驚かせるなよ。
でも、さっき中村区が禁止エリアになったってのがあったばかりじゃないのか?
間隔が短いな。
『ガガガ みんな ガガ 聞いてるか!!俺だ中村武志だ!! ガガガ』
「!?」
『今中と ガガ 司令室に ガ 立てこ ガガガ もって ガガガ
ガガガガ 禁止エリ ガガ アは解除し ガガガガガ 今す ガ ぐ
ガガガ ドーム ガ に ガガガ 集ま ガガガガガガガガガ-------』
「い、今のって…!?」
【残り7人】
次ページ最新レス表示スレッドの検索類似スレ一覧話題のニュースおまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし2ch
5365日前に更新/171 KB
担当:undef