中日ドラゴンズバトル ..
116:代打名無し@実況は実況板で
05/06/28 01:17:17 fnA05yge0
>>113
残念だが予想ははずれだ。
リレーですよ。
ちゃんと保管庫をすみからすみまで読みましたか?
原作と映画は特に見なくても大丈夫でしょうが、
保管庫はきっちり読む事をおすすめします。
出来れば過去のリレーも読んでおいて損は無いとおもいますよ。
量は多いですが、がんばって。
117:代打名無し@実況は実況板で
05/06/28 09:02:04 7o6htl240
捕手
118:代打名無し@実況は実況板で
05/06/29 00:55:04 0Bs1hIC/0
ホシュ
119:代打名無し@実況は実況板で
05/06/29 01:29:17 8wr+KWTZ0
__,,,...............,,__、
.,,::'゙;'''""''゙''''゙゙""''ニ=;;;;..`.、
lッ'゙ ゙;;;;;;::.,,、
/´_,,,.. ..,,,_ ゙{;;;;;;;i
f''"゙ 、 . ' ゙゙゙"` 'i;;;f ヽ
l ;-。= .} =。-、 |:;l .;:!
}  ̄ ;  ̄ 1{ bl
!、 .,.,,,,、 ノ 、ソ 捕手タニシゲはもう要らないよ
'i ' `゛ ` i;;; クビだよクビ! ニヤニヤ
ヽ _,.=ニニニ=__,、 ' l;;'
i `¬―'´ ノ |
'i, ,/ |
)`ー---― '"
120:代打名無し@実況は実況板で
05/06/29 19:17:29 jyvKJdCZ0
( #‘∀‘)
121:代打名無し@実況は実況板で
05/06/30 11:55:06 Zspm4TJ80
ほす
122:代打名無し@実況は実況板で
05/06/30 21:38:32 U3CbJbIf0
保守
123:代打名無し@実況は実況板で
05/06/30 22:13:41 VXbjT00+0
__,,,...............,,__、
.,,::'゙;'''""''゙''''゙゙""''ニ=;;;;..`.、
lッ'゙ ゙;;;;;;::.,,、
/´_,,,.. ..,,,_ ゙{;;;;;;;i
f''"゙ 、 . ' ゙゙゙"` 'i;;;f ヽ
l ;-。= .} =。-、 |:;l .;:!
}  ̄ ;  ̄ 1{ bl 今日は野球ないし遊んでたよ
!、 .,.,,,,、 ノ 、ソ やっぱり若い子はいいね
'i ' `゛ ` i;;; (・∀・)ニヤニヤ
ヽ _,.=ニニニ=__,、 ' l;;'
i `¬―'´ ノ |
'i, ,/ |
)`ー---― '"
124:代打名無し@実況は実況板で
05/07/01 23:15:36 mr3Uv5ZH0
ホシュー。
125:代打名無し@実況は実況板で
05/07/02 15:25:40 sIYaMIN80
補習
126:代打名無し@実況は実況板で
05/07/02 19:24:41 AJ9fkGO/0
__,,,...............,,__、
.,,::'゙;'''""''゙''''゙゙""''ニ=;;;;..`.、
lッ'゙ ゙;;;;;;::.,,、
/´_,,,.. ..,,,_ ゙{;;;;;;;i
f''"゙ 、 . ' ゙゙゙"` 'i;;;f ヽ
l ;-。= .} =。-、 |:;l .;:!
}  ̄ ;  ̄ 1{ bl
!、 .,.,,,,、 ノ 、ソ
'i ' `゛ ` i;;; ニヤニヤ
ヽ _,.=ニニニ=__,、 ' l;;' ネチネチ
i `¬―'´ ノ | ニヤニヤ
'i, ,/ |
)`ー---― '"
127:代打名無し@実況は実況板で
05/07/03 18:50:35 S3yKBBwC0
\\ ドンドコ ドンドコ!!
ドンドコ ドンドコ!!//
∧ ∧ ,,─,−、 ノし
(*゚∀゚)/ ((糞味噌祭))) て 味噌アワレ〜
|つ/つ `ー─``ー' v'(⌒
〜| | ┣━┫┨ クソミソ クエ!!
U U ┠┤ ┣┫ ( ・∀・)⊃─∈● il||li _| ̄|○il||li ←味噌ヲタ
∧∧ ♪ 糞味噌ラガーは激まずー
('(゚∀('ヽ 売れ切れなんて味噌中味覚変やどー
♪ ('ヾ, ` ) おいおい糞味噌タフマンに連敗アワレ〜wwww
` 、,, /〜 ボロ負け街道まっしぐらー
(_,/ ナマイキに優勝なんて夢見んなよー
128:代打名無し@実況は実況板で
05/07/03 20:51:28 S3yKBBwC0
\\ ドンドコ ドンドコ!!
ドンドコ ドンドコ!!//
∧ ∧ ,,─,−、 ノし
(*゚∀゚)/ ((糞味噌祭))) て 味噌アワレ〜
|つ/つ `ー─``ー' v'(⌒
〜| | ┣━┫┨ クソミソ クエ!!
U U ┠┤ ┣┫ ( ・∀・)⊃─∈● il||li _| ̄|○il||li ←味噌ヲタ
∧∧ ♪ 糞味噌ラガーは激まずー
('(゚∀('ヽ 売れ切れなんて味噌中味覚変やどー
♪ ('ヾ, ` ) おいおい糞味噌タフマンに連敗アワレ〜wwww
` 、,, /〜 ボロ負け街道まっしぐらー
(_,/ ナマイキに優勝なんて夢見んなよー
ヾ _________ /
\ ,.r‐''''...................-、
/:::::::::::::::::::_ ::::::::ヽ
メ !::::::::::::::::::::::}十{::::::::::::::i つ
!::::::::::::::::::_,,、-'''''' ̄ ̄`'ヽ
─ |ミシ ̄ ̄ _ノ'' 'ヽ、_ !'''"
ニ─ .(6ミシ 《;.・;.》 《;・;.》 | 二─ ブヮーハハハハハハッ
ヽ し: "~~´i |`~~゛ .i
. ミ:::|:::::..... f ・ ・)、 ..:::i 味噌臭いのがAクラスなんて
ノ |::::ヽ:::::( トュェェェュュイ:/ 。 ゚
/ _ ノヽ:::::ヽ:::ヽ, -rー /ノ ・ 。 絶対ウソだろ
/ | | |\:::`ー-ニニニソ:|。\ : 。
. | |.r‐-‐-‐/⌒ヽ- .| | | \ 虚塵、貧鯉と最下位争いしてろ
ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノ.ヽ | | | |. ヽ
ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) | | |.|
ノ^ //人 入_ノ´´ ̄│ | | | |
129:代打名無し@実況は実況板で
05/07/03 22:07:00 mSPn6dMX0
>>127-128
保守乙!
130:代打名無し@実況は実況板で
05/07/03 23:11:14 JfO1uDEX0
捕手
131:代打名無し@実況は実況板で
05/07/04 02:05:26 Zpl+CfA60
>アルマンド・バルデス容疑者(27)を強制わいせつの疑いで逮捕した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
132:代打名無し@実況は実況板で
05/07/04 22:48:36 PZxAZ7++0
ほ
133:代打名無し@実況は実況板で
05/07/05 10:37:38 2rlBjy+k0
し
134:代打名無し@実況は実況板で
05/07/05 13:21:22 po09XFXV0
ゅ
「の」って来るとやだから…
135:358
05/07/05 19:20:20 Xopom5u50
183,揺ぎ無き、迷い無き……
聞きそびれていたことが一つあったのだ。
『人殺しじゃなく、もっと別の俺達にできることってやつをさ。』
余計なことは掘り返したくなかった。井端さんは正気に戻った。それで、いいじゃないか。
『2人殺すのも、3人殺すのも一緒だ…』
不安に駆られると他のことが考えられなくなる、この性分。
『その名はもう捨てた。』
そして―
見つからない、置いてきた親友の存在。
チームメイト同士の、殺し合いの現場。
尊敬する先輩の口からこぼれた、殺人の告白。
―今ここに助けてくれる人はいない。自分一人だけ、この状況と直面して。
立っている、というのは正確ではない。腑抜けたその体が、辛うじて何かにひっかかっている
という具合だ。手から落ちたマシンガンは泥に沈み、ぬるい雨粒に晒されている。
悔恨だろうか。一語でまとめようのない、彼の放つ雰囲気は何なのだろう。
「…平井さんを―」
言いかけた途端、井端の頭が跳ね上がり、驚いて言葉を失った。
その顔から感じられるのは殺意であった。森の中で見たあの表情と同じ。
しかしすぐに、右手の人差し指が空をかくと、怯えたように目をそらした。
いきなり、糸がぷつりと切れた操り人形の如く、彼は足の力を失ってへたりこんだ。。
俯いたその肩が震えてるのは、泣いているのか……笑っているわけではないと思いたい。
わけのわからない寒気が全身を走り抜ける。ぐしゃぐしゃと濡れた頭を乱暴に掻き回したが、
歯の根が鳴るのを止められない。信じてきたものが崩れていく瞬間。
そして、誰も助けてくれはしない、言葉にし難い孤独感……
雨だけが降っていた。木の葉を伝って漏れ落ちてくる水滴が、二人のユニフォームを染めていく。
36番のユニフォーム。ここにいない、他人の物。6番は確かに崖から落ちた。
指が痛くなるくらいに、己の武器を力一杯握りしめていたことに気づいて、
まじまじとその弓矢を見つめた。鏃は鋭く、冷たい金属光を放っている。
魔を破る矢。その向こうには、殺人者が一人。
136:358
05/07/05 19:20:46 Xopom5u50
おもむろに荒木は矢をつがえた。気配を察してか顔を上げた井端が、向けられた鏃に息を呑んだ。
「やめてくれ」
掠れた声で訴えたが、構えられた弓は彼を捉えたままだ。限界まで引っ張られた弦がきりきりと鳴っている。
井端は思わず目をつぶった。直後、風を切る音が聞こえた。
「……」
硬い響きが背後で起こったので、井端は振り返った。
矢は、向こうのほうに立っている木の幹に突き刺さっていて、矢羽が振動している。
「真っ直ぐ………真っ直ぐだ」
荒木がつぶやいた。もう弓は、おろしていた。そして大きなため息をつくと、井端にその手を差し出した。
「こんな時にぐらついてたら、どうにもならないから……」
井端が立ち上がったのを見て、天を仰ぎながらまたため息を一つ。
「すみません、脅かすようなことして」
「……」
背を向けたまま詫びる彼に、なんと返して良いかわからず、井端は黙った。
「…ヤナギさんのことは、立浪さんが目、覚ましたら聞きます。それまで―」
言葉を区切って、荒木が振り返る。先ほどまでとは全く違う、凛々しい表情をしていた。
「井端さん、今まで何があったか、話してくれますか」
彼の矢は、彼の中の魔を祓った。現実に直面するという恐怖に怯え揺らぐ、弱さという魔。
しかし―魔は全ての人の心の中に潜み……。
【残り14人・選手会10人】
137:代打名無し@実況は実況板で
05/07/05 21:30:00 zcgrFxE50
__,,,...............,,__、
.,,::'゙;'''""''゙''''゙゙""''ニ=;;;;..`.、
lッ'゙ ゙;;;;;;::.,,、
/´_,,,.. ..,,,_ ゙{;;;;;;;i
f''"゙ 、 . ' ゙゙゙"` 'i;;;f ヽ
l ;-。= .} =。-、 |:;l .;:!
}  ̄ ;  ̄ 1{ bl
!、 .,.,,,,、 ノ 、ソ
'i ' `゛ ` i;;; 今日はいい試合だったな君たち
ヽ _,.=ニニニ=__,、 ' l;;' (・∀・)ニヤニヤ
i `¬―'´ ノ |
'i, ,/ |
)`ー---― '"
138:代打名無し@実況は実況板で
05/07/05 21:31:32 nOgEX37h0
久々の新作キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!
荒木カコイイヨ荒木
139:代打名無し@実況は実況板で
05/07/05 22:10:46 r61nvFZ80
新作キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
荒木!荒木がかっこいい!!
140:代打名無し@実況は実況板で
05/07/06 00:18:20 rkCE9kgh0
__,,,...............,,__、
.,,::'゙;'''""''゙''''゙゙""''ニ=;;;;..`.、
lッ'゙ ゙;;;;;;::.,,、
/´_,,,.. ..,,,_ ゙{;;;;;;;i
f''"゙ 、 . ' ゙゙゙"` 'i;;;f ヽ
l ;-。= .} =。-、 |:;l .;:!
}  ̄ ;  ̄ 1{ bl
!、 .,.,,,,、 ノ 、ソ
'i ' `゛ ` i;;;
ヽ _,.=ニニニ=__,、 ' l;;'
i `¬―'´ ノ | ニヤニヤ
'i, ,/ |
)`ー---― '"
141:代打名無し@実況は実況板で
05/07/06 02:45:42 R+BQUGpv0
新作(σ゚∀゚)σゲ―――ッツ!!
職人様、ありがとう!!
>>116
確かに隅までは保管庫を読んでいませんです。
予想は外れましたが、過去のバトロワ共々、
気長に読破したいと思っております。ノシ
142:代打名無し@実況は実況板で
05/07/07 08:38:15 CYLO8Jx/0
ほす
143:代打名無し@実況は実況板で
05/07/08 00:50:02 3bKwbFJp0
捕手tanisige
144:代打名無し@実況は実況板で
05/07/08 01:51:58 XMc7GdCG0
スレリンク(gsaloon板)l50
中日日記、よかったらみてね
145:代打名無し@実況は実況板で
05/07/08 21:40:21 lm1I31wmO
圧縮が怖いのでage
146:代打名無し@実況は実況板で
05/07/09 21:05:55 oPL8kkXsO
ホッシュ
147:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 10:13:24 FxE6UB1n0
(⇔ヽ⇔)←リアルでは昨日久々の大活躍
148:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 12:51:29 DMwlR9ns0
中日ファンはパ・リーグ某応援団のドラムのバッチを盗ったり・・・・・・・・
その後、ドラムでの応援を出来なかったらしいじゃないですか!
メガホンと声だけの応援だけになってしまって、その球団ファンの
方々は非常に困惑してましたよ。
その他にも多々聞きます。
他の応援団に乱入して応援楽器を盗るなんてカワイソーな
事してあげないで下さい。
去年マジック2での神宮戦で、敗戦にも関わらず球場外で大音量でマーチを流す車を取り囲んで、
中日ファンは延々と大騒ぎして警察に通報されたよな
周囲のお洒落な飲食店には大迷惑。道も1車線占拠して渋滞作ってた。
神宮外苑であれヤルかよ・・・虚や珍でもやらんぞ
149:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 15:30:02 awuROr6F0
>>148
3行目ダウト
150:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 17:34:33 qngTizCk0
\\ ドンドコ ドンドコ!!
ドンドコ ドンドコ!!//
∧ ∧ ,,─,−、 ノし
(*゚∀゚)/ ((糞味噌祭))) て 味噌アワレ〜
|つ/つ `ー─``ー' v'(⌒
〜| | ┣━┫┨ クソミソ クエ!!
U U ┠┤ ┣┫ ( ・∀・)⊃─∈● il||li _| ̄|○il||li ←味噌ヲタ
∧∧ ♪ 糞味噌ラガーは激まずー
('(゚∀('ヽ 売れ切れなんて味噌中味覚変やどー
♪ ('ヾ, ` ) おいおい糞味噌負け越しアワレ〜wwww
` 、,, /〜 ボロ負け街道まっしぐらー
(_,/ ナマイキに優勝なんて夢見んなよー
ヾ _________ /
\ ,.r‐''''...................-、
/:::::::::::::::::::_ ::::::::ヽ
メ !::::::::::::::::::::::}十{::::::::::::::i つ
!::::::::::::::::::_,,、-'''''' ̄ ̄`'ヽ
─ |ミシ ̄ ̄ _ノ'' 'ヽ、_ !'''"
ニ─ .(6ミシ 《;.・;.》 《;・;.》 | 二─ ブヮーハハハハハハッ
ヽ し: "~~´i |`~~゛ .i
. ミ:::|:::::..... f ・ ・)、 ..:::i 味噌臭いのがAクラスなんて
ノ |::::ヽ:::::( トュェェェュュイ:/ 。 ゚
/ _ ノヽ:::::ヽ:::ヽ, -rー /ノ ・ 。 絶対ウソだろ
/ | | |\:::`ー-ニニニソ:|。\ : 。
. | |.r‐-‐-‐/⌒ヽ- .| | | \ 虚塵、貧鯉と最下位争いしてろ
ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノ.ヽ | | | |. ヽ
ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) | | |.|
ノ^ //人 入_ノ´´ ̄│ | | | |
151:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 18:23:49 uTkX+rtl0
バトロワSSリレーのガイドライン
第1条/キャラの死、扱いは皆平等
第2条/リアルタイムで書きながら投下しない
第3条/これまでの流れをしっかり頭に叩き込んでから続きを書く
第4条/日本語は正しく使う。文法や用法がひどすぎる場合NG。
第5条/前後と矛盾した話をかかない
第6条/他人の名を騙らない
第7条/レッテル貼り、決め付けはほどほどに(問題作の擁護=作者)など
第8条/総ツッコミには耳をかたむける。
第9条/上記を持ち出し大暴れしない。ネタスレではこれを参考にしない。
第10条/ガイドラインを悪用しないこと。
(第1条を盾に空気の読めない無意味な殺しをしたり、第7条を盾に自作自演をしないこと)
見守るに貼られていたので転載。今更な感じは否めないですが参考までに。
152:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 20:20:19 lbR08IcI0
184.狂気の末に
もみあいになってはいけなかった。
強引に馬乗りになってきた桧山を、押しのけるほどの力は英智にはないからだ。
「――ッ!」
なんて力だ、と英智は内心で毒づく。
確かに自分はプロ野球界でも非力な部類に入るが―
(それでも有り得ないだろっ!)
単純な筋力の差とは思えない。
もっと何か、別の―。
「いい加減、死なんかいっ!」
桧山がナイフを突き立てんと振り上げる。
(! 腹が、がら空きだ―!)
月並過ぎる言葉だが、今の英智にそれを気にかける余裕などない。
ナイフが到達するより先に、全力をこめた英智の蹴りが桧山の腹に突き刺さった。
「ぐ……!」
桧山がうめき、ナイフを取り落とした。偶然にも、英智の蹴りは桧山の鳩尾を捉えたのだ。
わずかな隙が、そこに生まれた。
その隙を逃さない英智ではない。ナイフは顔のすぐ横にある。
(今だ! ナイフを拾って、距離をとる――)
153:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 20:20:49 lbR08IcI0
「――え」
立ち上がれない。足に力が、入らない。
(なんで、なんで動かないんだ―)
そこで、初めて。
英智は、己の体の異常に気づいた。
右足の、ひざから下が。
関節の定めた方向とは、明らかにおかしな方向を向いていた。
(嘘だろ……!)
桧山がうすらと口元を歪めた。
(まさか―)
桧山は自分から隙を作ることで、英智の思考を誘導し―
(わざと、俺に隙を作らせたのか―)
そしてその目論見は成功した。英智がナイフに気をとられた瞬間、桧山は英智の右ひざを
踏み砕いていた。
「あっはははは! 終わりや、ひでのりぃぃ!」
桧山は高らかに叫ぶと、ナイフを振り上げた。
154:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 20:21:21 lbR08IcI0
ぱあん、と。乾いた破裂音が響いたのはそのときだ。
その音はなんとも軽く、この状況には不釣合いで。
英智も、桧山も、何が起こったのかすぐには理解できなかった。
「あ……?」
桧山はナイフを振り上げた格好のまま、呆然とした表情で己の胸を見つめていた。
そこに、赤い、紅い染みが広がっていく。
そうして。最期まで何が起きたのか理解できぬまま。
桧山進次郎は、まるでスローモーションのようにゆっくりと地面に倒れ伏すと、二度と動くことは
なかった。
(たす、かった、のか……?)
英智は桧山の背中の向こうに、拳銃を構えた小笠原の姿を見―そのまま、気を失った。
【残り14人・選手会9人】
155:358
05/07/10 20:36:32 O2m9CZVQ0
185,過剰演出
やっとゴーサインが出たので、無駄話に花を咲かせていたスタッフたちも配置に戻った。
ゴーサインといっても、『始めたければ始めろ、とおっしゃってます』という乱暴なものだ。
本部のいい加減な対応に、責任者の男はいらだちを感じていた。
「さぁいよいよ始まりました特別戦第二部。信じあう仲間たちの中から、一人の犠牲を決めるという
この過酷な展開、いったいどんな人間ドラマが繰り広げられるのでしょうか?!」
船越は大げさな表現を使いながら、嬉しそうにまくし立てた。再集合をかけられた選手らの
冷ややかな目線もどこ吹く風だ。彼はジュラルミンケースを高々と掲げ説明をはじめた。
「さて皆さんがこのバトルシップに乗り込んだとき使用なさった武器というのは、既に回収させて
いただきました。かわりに、こちらのほうで一人殺害するのに手頃な武器・道具を
ご用意させていただきました。そうです、このケースの中なのですが……」
そう言って選手の側でなく、カメラに向かって彼はケースの中身を示した。
「順にご説明しましょう。えー、まずこちら、ピストルですね。シグ/ザウエルP230といいまして、
日本でもSPが制式採用しております。それからこちら。よくご存知の方も多いのではないでしょうか。
そうです、ルパン三世にて使用されておりますワルサーP38ですね」
「昌さん以外わかるわけねーだろ……」
後ろのほうで誰かがつぶやいた。
「それからー、刃物はこちら。コンバットナイフ。そしてこれは麻縄。絞殺にどうぞ。
スパナと金槌は撲殺用。えーっとこの瓶は……三酸化砒素、猛毒です。
亜ヒ酸といったほうが皆さんには馴染みが深いかもしれません」
一通りの説明が終わると選手のほうを向いて、彼は続けた。
「この亜ヒ酸以外は自由に使っていただいて構いません。毒殺を計画される方はスタッフまでご相談ください。
一歩間違うと殺そうとした人が死んじゃうかもしれませんからね。それでは―」
締めの言葉を言いかけたところで、急に男が一人飛び出してきた。森である。
彼はジュラルミンケースからシグ/ザウエルP230をつかみ出すと、驚いて道をあけた選手らの
間を走りぬけた。カメラがあわててその後を追う。
「おーっと、さっそく一名の選手がピストルを持って走り出しました!一体彼の目的は!?」
156:358
05/07/10 20:36:52 O2m9CZVQ0
森は操舵室に駆け込んで、船を操縦していた軍服の男を引き倒した。
「一人殺せばいいんだろ」
そう吐き捨て、彼は銃口を相手の眉間に押しつけた。
「馬鹿な真似はやめろ、こいつは除外だと言ったはずだ。殺したってゲームは終わらんぞ」
近くにいた責任者の男が叫ぶ。
「ゲームとか……そんなの関係ねぇよ。こいつ殺さねーとなぁ、気がすまねえんだ!」
「やめろ!」
周りのスタッフも声を荒げた。
その時、軍服の男が森の腹を蹴り上げた。体勢が崩れるのと同時に手刀を横に切る。
ピストルが森の手からはじきとび、水平に回転しながら床をすべっていった。
「この野郎!」
しつこく首を絞めにかかってきた森を今度は投げ飛ばし、彼は慌ててそのピストルを拾った。
銃口を覗き込むと、その銃を床にたたきつけて言った。
「何を考えてるんだ……」
それは森に向けられた台詞ではない。スタッフらに向けられたものであった。
途端、責任者は舌打ちをし、カメラマンは逃げるように船室から出て行ってしまった。
空気が変わったのにも気づかず、森は三度軍服の男に殴りかかった。その腕を掴み、男は怒鳴った
「気づいてないのか?!あんたが死ぬとこだったんだぞ!」
「……あぁ?」
片方の眉をつり上げて聞き返した森を、スタッフが慌てて連れ出そうとする。
「なんだよ!はなせ!」
スタッフの手を振りほどこうと彼は腕を振り回し、狭い入り口の枠や壁にぶつかった。
「その銃の銃筒にはな、金属が」
「黙れ」
責任者の男が口を挟んだ。その隙に、森は外へと引きずられていってしまった。
「それ以上余計なことをしゃべるな」
「余計な事じゃない!あなたたちは」
「人質がどうなってもいいのか?」
通信機を軍服の男の鼻先に突きつけて、彼は言った。
「……」
157:358
05/07/10 20:37:18 O2m9CZVQ0
「こういう事をされると困る。こっちにも演出ってもんがあるんだ」
「演出……?暴発する銃を渡して、嘘くさい芝居で煽るのが演出なんですか?」
「道徳倫理の話はよそでやってくれ。そんな事より、次こういう邪魔したら覚悟してもらう。そのつもりでいろ」
もう一度通信機をわざとらしく揺らすと、それをポケットにしまった。
「心配するな、お前の命は保障する。最低限度の準備はあることだしな」
言い終わると、騒動の始まる前と同じように男は窓の外を眺めて、人影探しを始めた。
甲板はざわついているらしく、さっきまでよく響いていた船越の声もそれに紛れてしまっている。
「…私はそんなに重要な存在ですか?」
沈黙を破って、軍服の男が聞いた。
「一応、な。お前が死んだら船が―」
何気なく振り向いて、責任者の男は絶句した。
隠し持っていたのか、彼は別の拳銃を自身のこめかみに押し当てて、前に立つ相手を睨みつけていた。
「死んだら、困りますか?」
【残り14人・選手会10人】
158:358
05/07/10 20:43:36 O2m9CZVQ0
放送責任者の連絡手段について、本文中で表現できなかったので補足しておきます。
本部との連絡→基本的に通信機を使用
川上・正津捜索関連の連絡→182章の司令室からの船舶無線
159:358
05/07/10 20:47:10 O2m9CZVQ0
何度もすみません
>>157の最終行
>【残り14人・選手会10人】
は
【残り14人・選手会9人】
の誤りです。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
保管庫にも訂正依頼を出してきます。
160:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 21:09:49 GuUBHSa90
職人さん方乙ですー!
桧山やっぱ怖えー…。でもとうとう…・゚・(つД`)・゚・
ネガの続きも来ましたね!
ショーゴー瞬間沸騰しすぎだよショーゴー。
軍服の男は名前ないのがもったいないくらい。渋い人ですね。
161:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 21:21:07 Mwe2JFyN0
新作キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
桧山…今岡にはもう会えないのか…。
ハァ━━━(´Д`)━━━ン!!!!
軍服の人はかっこよすぎる…
名もないキャラではありますが、とてもいい味を出してますね。
職人さんこれからも頑張ってください!
162:152−154
05/07/10 22:12:55 lbR08IcI0
今日初めて書かせていただきましたが、勝手に書いてもよかったんでしょうか?
>その隙を逃さない英智ではない
これ変です、すいません。正しくは「その隙を見逃す英智ではない」です。
163:代打名無し@実況は実況板で
05/07/10 23:06:15 vn6LEYzP0
>>162
もちろん、新規参入大歓迎です!
>>151のガイドラインと保管庫を参考にして頂きつつ、これからも頑張ってください。
訂正がある場合は保管庫の「訂正依頼スレッド」にも書き込んでおいてくださいね。
164:代打名無し@実況は実況板で
05/07/11 06:08:10 jz8+ayen0
うわあひーやんあっさり逝った・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
165:代打名無し@実況は実況板で
05/07/12 00:45:43 +lyoF9cx0
続き期待 捕手
166:代打名無し@実況は実況板で
05/07/13 00:48:49 j2sCNmvk0
167:代打名無し@実況は実況板で
05/07/13 03:27:43 x3WceaB90
>>166
愛甲さん保守乙です
168:代打名無し@実況は実況板で
05/07/13 09:31:10 8s5DL4YkO
ホッシャ
169:126
05/07/14 02:14:00 VI8jbJbx0
186.影追い
たどりついた大木の下は雨よけには丁度良かったが、ぬかるみつつある地面だけは
如何ともしがたかった。
着ているものがユニフォームなら汚れも気にしないのに、と溜め息をつくと、向かいに座る
小久保からは「背もたれがあるだけましだ」というピント外れの答えが返ってきた。
「ほんまは、変にふさがん方がええと思うんですけど」
力任せに裂いたハンカチを手に、傷口にどうあてがえばいいものかと悩みながら言う。
錆色に変色したスラックスの裾を慎重にまくりあげたその下は、やはり目も当てられない
状態になっており、傷口の膿を洗う以外に処置の方法がないことに今岡は眉をひそませたが
─ 怪我を負った当人である小久保は仕方ない、と頷いてみせた。
銃弾の擦過によって浅く抉れた傷の部分をハンカチで覆い、その上からネクタイを巻きつけていく。
「……お前の話はわかった」
止血も兼ねてきつめに縛りつけられた布に目をやり、小久保が口を開く。
今岡は目を上げる。彼の額に浮く汗の一滴が、つうっと鼻筋を伝って落ちるのを見た。
「このトランシーバーがきっかけって、…そういうことなんだな?」
はい、と答えると、小久保は手にした無線機を(先程もそうしたように)隅々まで観察しながら
短く唸った(スイッチはもちろん切ったままだ。くれぐれも電源には触るなと彼にも言ってある)。
『コロセ』 ─ 無線機から聞こえた声はそう言っていた。確かに。
桧山が変貌したのはその直後。今岡からすれば、桧山の身に起きた何らかの異変と無線機を
切り離しては、どうしても考えられないのだ。
だからと言って、それを他人に説明するには抵抗がつきまとう。大体、『殺せ』という言葉を
聞いたから狂気に陥ったなどと、一体誰が信じるというのだろうか。
「オカルトだな。…何と言うか、そんなのは小説か映画の世界だけのことかと思ってたが…」
ひとりごちるように言い、小久保は空を睨む。そそぐ銀糸の音が静寂を埋める。
今岡は顎を引き、半開いたままの唇を締めた。
『狂わされたんです。人為的な方法で』
人為的な方法 ─
その時思い浮かんだのは、およそ九年前に世間を騒がせたカルト教団が信者に施していたという、
“洗脳”の二文字だった。
170:126
05/07/14 02:14:59 VI8jbJbx0
『操られた』かのような桧山の豹変ぶりを表現するのに、それは適確な言葉には違いない。
だが、果たして真実を言い当てているのかと問われれば、また袋小路に逆戻りしてしまう。
洗脳とは時間をかけて行うもののはず。たかだか無線機から一度、二度流れただけの声で
人を操ることなど本当に可能なのか?
(何か変や)
両眉の間隔が狭まる。思考、あるいは一つの行為に集中するとき、彼の下唇は自然と突き出た
形になるのだが、その癖を当の本人は知らない。
桧山のことはもちろんだが、他にも妙だと思っていることはある。
その最たるは、記憶がつながらないことだ。
島に上陸してから、今日のこの時に至るまでの記憶 ─
数日前、選手会が招集され、オーナーの討伐が決定されてからの記憶 ─
これら二つの繋ぎ目となる記憶が、自分には無い。
それに気がついたのは桧山に首を絞められ、ほんのわずか生死の境をさまよったあたりからだ。
“ミッシングリンク” ─ 小久保ではないが、ミステリの世界に迷い込んだかのような気分になる。
「今岡?」
「小久保さんは……」
ぽつり、一言目を紡ぎ出して、一端言葉を切る。
そこから先を口にするべきか迷ったが、ごく短い逡巡の後、今岡は彼に視線を合わせた。
「小久保さんは憶えていますか。俺らが ─ 」
─ この島に到着するまでに、何が起こったのかを。
「……え」
こちらを見返す彼の瞳に、困惑の色が見てとれた、その時。
(!)
かすかな震動が地面についた膝の下から伝わったような気がして、今岡は目を瞠った。
緊張とともに耳を澄ませるが、絶え間なく落ちる雨だれの音が集中を阻む。
水のある場所では音が伝わりやすいという。ならば感じたこの震動は錯覚ではない……?
どちらにしろ、胸中にくすぶっている焦燥をあおるには、充分過ぎる材料だ。
己が信じる人物の手にしていた武器が何であったのかを考えれば。
思わず肩越しに背後を見やり、雨模様の彼方に目をこらす。
171:126
05/07/14 02:15:52 VI8jbJbx0
「今岡 ─ 」
彼が自分を呼ぶ声は聞こえていた。
けれど首を後方に捻った格好のまま、今岡は振り返ることができなかった。
地面に吸いつく靴の裏を、すぐにでも剥がして駆け出したい衝動と、怪我人を見捨てては
行けないという、後ろ髪を引く思いがせめぎ合う。
冷静に物事の優先順位をつけられないのは自分の悪い癖だと、常々にそれは思うのだ。
この理不尽な戦いに関する肝の部分を、今自分は掴みかけている。
記憶の空白部分が存在する ─ これは明らかなダウトだ。
ありえないことが起こっている。自分のみならず、小久保もそうであるのか。
それを確かめねばならない。そんな時なのに。
「……桧山さん、なのか?」
「……」
「そうなのか?」
答えられなかったが、おそらく彼にはいやと言うほど伝わっているだろう。
ポーカーフェイスは何も自分の得意とするところというわけではなく、上手く表現できない
感情ならば最初から出さない方が良いと思っているだけだ。
だから、いつも言葉に迷う。
そして己は、まとう空気の変化まで抑えきれるだけの技量を持ち合わせていない。
致命的な欠点であるという自覚はある。 ─ チームを束ねる立場にある選手会長としては。
「……行けよ」
ぎこちなく首を戻しかけた時、小久保が沈黙を破った。
見れば、足の痛みを堪える顔つきで、彼が眼差しをまっすぐこちらに向けている。
「気になるんだろう。俺のことはいいから、行け」
「でも」
乾いた舌の味は苦かった。
せめてキャンプまでは一緒に。そう言いたかったが、先に小久保がかぶりを振った。
「言ったよな、俺は。お前の信じる相手を守ってやれって」
彼は言い聞かせるように、告げる。
「今がその時だ。 ─ 違うか?」
172:126
05/07/14 02:17:15 VI8jbJbx0
向けられる彼の双眸はどこまでも穏やかで ─ そして反論を許さない頑なな意思がある。
だがその顔のまま、唐突に小久保は話題を転換した。
「今岡、俺は憶えていないんだ」
「え?」
「さっき、お前が聞いた、あれ。この島に来るまでに、何があったか」
小久保の表情がわずかに変化する。眉をしかめ、怪訝さを含むものへと。
「それを俺に聞くってことは、お前も憶えてないってことなんだよな」
今岡はうなずいた。
「もやもやっとした感じだ。この島に来てから、どうも頭がすっきりしないと思ってたんだが…。
これはおかしいよな。はっきりさせないといけない」
─ だからこうしよう、と彼は続けた。
「俺はキャンプへ向かって、古田さんにこのことを話す。…時間はかかるだろうが、這ってでも行くさ。
お前は……わかるよな」
何度も同じ事を言わせるなよ。小久保の目が、そう告げていた。
今岡は唇を結んだ。打席に入る際の、頭のスイッチを切り替えるための行為。
右肩から下げている銃のストラップを握り、立ち上がる。
迷うときではない。覚悟を決めるときだ。
「小久保さん ─ 」
どうか、無事で。
言いつくせない様々な言葉をこめ、深々と頭を下げた。
雨の中、震音の届いた方向へと走り出した今岡は、ふと言い知れぬ不安に襲われた。
( ─ 佐伯さん)
携帯のこと、選手会の召集の時のこと。記憶の断片が濁流に飲まれて脳裏で渦を巻く。
小久保に告げなかった、いや告げることができなかった ─
今になって、何で。どうして。
胸が否応なしに圧迫される。しかしそれを後悔する時間は、自分には残されていない。
【残り14人・選手会9人】
173:代打名無し@実況は実況板で
05/07/14 13:09:14 DKocz3Kq0
うおおおお!!
新作キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
何か話の核に触れるような話ですね!
ワクワクしてきました。
職人さんファイト!
174:代打名無し@実況は実況板で
05/07/14 19:47:03 nOfDqZho0
職人さんアリガトー!乙です
175:代打名無し@実況は実況板で
05/07/15 00:58:19 iE0u0zvC0
\\ ドンドコ ドンドコ!!
ドンドコ ドンドコ!!//
∧ ∧ ,,─,−、 ノし
(*゚∀゚)/ ((糞味噌祭))) て 味噌アワレ〜
|つ/つ `ー─``ー' v'(⌒
〜| | ┣━┫┨ クソミソ クエ!!
U U ┠┤ ┣┫ ( ・∀・)⊃─∈● il||li _| ̄|○il||li ←味噌ヲタ
∧∧ ♪ 糞味噌ラガーは激まずー
('(゚∀('ヽ 売れ切れなんて味噌中味覚変やどー
♪ ('ヾ, ` ) おいおい糞味噌負け越しアワレ〜wwww
` 、,, /〜 ボロ負け街道まっしぐらー
(_,/ ナマイキに優勝なんて夢見んなよー
ヾ _________ /
\ ,.r‐''''...................-、
/:::::::::::::::::::_ ::::::::ヽ
メ !::::::::::::::::::::::}十{::::::::::::::i つ
!::::::::::::::::::_,,、-'''''' ̄ ̄`'ヽ
─ |ミシ ̄ ̄ _ノ'' 'ヽ、_ !'''"
ニ─ .(6ミシ 《;.・;.》 《;・;.》 | 二─ ブヮーハハハハハハッ
ヽ し: "~~´i |`~~゛ .i
. ミ:::|:::::..... f ・ ・)、 ..:::i 味噌臭いのがAクラスなんて
ノ |::::ヽ:::::( トュェェェュュイ:/ 。 ゚
/ _ ノヽ:::::ヽ:::ヽ, -rー /ノ ・ 。 絶対ウソだろ
/ | | |\:::`ー-ニニニソ:|。\ : 。
. | |.r‐-‐-‐/⌒ヽ- .| | | \ 虚塵、貧鯉と最下位争いしてろ
ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノ.ヽ | | | |. ヽ
ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) | | |.|
ノ^ //人 入_ノ´´ ̄│ | | | |
176:代打名無し@実況は実況板で
05/07/15 03:22:38 NV5V+ZpO0
新作∩(´∀`)∩ィィィイイイヤッッホォォォオオオオゥ―――!!!
職人様方、ありがとう!感謝です!!
177:代打名無し@実況は実況板で
05/07/16 07:18:06 QpxrZPE20
保守
178:代打名無し@実況は実況板で
05/07/16 15:03:41 lpr2snOz0
ほっしゃ
179:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 02:31:08 ClSGLhYEO
ほす
180:152−154
05/07/17 03:03:38 EUTd2gVA0
187.また、みんなで
「助けなきゃ……英智を助けるんだ」
俺は動かない大西さんの手に握られた拳銃に手を伸ばす。
大西さんの指はまるで蔦のようにグリップに絡みついていて、拳銃を離そうとはしない。
力を入れてその指を引き剥がそうとすると、ぱき、という木の枝を折るような軽い音と共
に、拳銃が離れた。
なんの音かは知らない。知りたいとも思わない。
「助けるんだ……」
拳銃を両手でしっかり握って、銃口を桧山さんに向ける。
英智は明らかに劣勢だ。このままでは間違いなく、殺されてしまう。
はやく、はやく撃たなくちゃ―
気は逸る。けれど震える手は、俺の意思に反して照準を定めてはくれない。
はやく撃たなければ、英智が殺されてしまうというのに。
そこまでわかっているのに、俺は何を迷っているというのか。
拳銃はあまりにも軽い。コレが人殺しの道具だなんて思えないほどだ。
……けれど、コレは間違いなく、人殺しの道具だ。
人差し指を曲げるという、ただそれだけの行為で簡単に人の命を奪うことができてしまう
代物だ。
引鉄を引けば、確かに英智を助けることができるだろう。
けれどそれは、桧山さんを、人を殺すことになるかもしれない。
助けるため、なんて大義名分があれば、ひとを殺しても許されるのか?
こんな状況だから、ひとを殺しても許されるのか?
そんな都合のいいことなんてありはしない。
たとえ、どんな理由があろうとも。
人を殺せば、それは罪なのだから。
俺は、背負えるのか?
殺人という罪の重さを。
残された者の憎しみを。
自身に残る後悔を。
181:152−154
05/07/17 03:05:21 EUTd2gVA0
――くそ、迷うな。
俺が撃たなければ英智が、仲間が殺されてしまうんだ。
そう、俺が本当に仲間を助けたいならば、とるべき行動はひとつしかないんだ。
覚悟を決めろ。
―そう、覚悟だ。
人を殺す覚悟じゃない。
全てを背負う覚悟。
いまの俺に必要なのは、それだけだ。
英智を助けたい。
……いや、助けたい、じゃない。助ける―助けるんだ。
そのためなら、なんだってしよう。
―なんだって、背負ってみせよう。
殺人という罪の重さも。
残された者の憎しみも。
自身に残る後悔も。
どんな罵倒の言葉も憎悪の眼差しも、生涯拭えはしない罪悪感も後悔も、何もかも全て。
大切な仲間を救うためなら、どんなモノでも背負ってやろうじゃないか。
俺はまたみんなと、中日ドラゴンズのみんなと野球がしたいんだ。
だからここで、大事な仲間を失うわけにはいかない―!
いつの間にか手の震えは止んでいた。
思考はクリア、時間が停止したとさえ錯覚するほど。
それはまるで、重要な場面で託されたマウンドの上に立っているときのような感覚。
迷いはもう無い。あとは全神経を指先に集中して、引鉄を引くのみ――!
182:152−154
05/07/17 03:06:41 EUTd2gVA0
ぱあん、という軽い銃声が一つ、森に響いた。
それはあまりにも軽く、けれどやけに大きく響く音。空に染み渡るように広がっていく
その音が、完全に消えたその直後。
銃弾を受けた桧山は、まるで糸の切れた操り人形のように力無くくずおれた。
小笠原は銃口を桧山に向けたまま、ゆっくりと近づいていく。
桧山は英智に覆いかぶさるようにして事切れていた。
「桧山さん……すいません」
心からそう告げて、小笠原は桧山の体を英智の隣に寝かせた。
桧山の表情には、苦渋や恐怖といったものは無い。ただ、何が起きたのかわからない、
というような驚愕に満ちたものだ。見開かれた双眸は焦点を失い、ただ薄暗い曇天へと向
けられている。
その目蓋を、小笠原は指でそうっと閉じさせた。
降りしきる雨は、まるで桧山の死を悼むようにその足を速めていく。
「撃った……のか?」
歩み寄ってきた井上が、桧山の顔を覗き込みながら訊いてくる。話すのもやっとなのだ
ろう、その表情は苦痛に歪み、声はかすれている。
「……ええ。俺が、撃ちました」
「……そうか」
井上はそれ以上の追及をしようとはせず、英智の方に視線を向けた。
「英智―よかった。息をしている」
井上の表情に安堵の色がさす。
……だが、それもつかの間。
「お前、足が―」
ありえない方向に曲がった英智の右足を見て、
「馬鹿野郎、外野手が足怪我してどうするんだよ……」
井上は悔しげに呟いた。自身も満身創痍でありながら、自分よりまず後輩のことを考えられ
るのがこの男の魅力なのだろう。
「……とにかく、雨を凌げるところへ行こう。―そうだな。あのでかい木の下なんてどうだ」
井上の指差す先には、大人数人がかりでやっと一抱えできる位の巨大な幹を持った木があっ
た。
183:152−154
05/07/17 03:07:05 EUTd2gVA0
「そうですね。俺が英智を背負いますから、一樹さんは先に行ってて下さい」
「大丈夫なのか? 疲れてるだろ」
「一樹さんこそ、刺されたんですよ? 俺はまだまだ大丈夫ですし、怪我もありません。いい
から任せてください」
そう言って小笠原は笑って見せた。
「……わかった。任せる」
井上はそう言って大木の方へと歩いていく。その背中をすこし眺めたあと、小笠原は英智へ
と視線を移した。その顔にはもはや先ほどまでの笑みは無い。
小笠原は地面にしゃがみ込み、片膝を立てて英智を持ち上げ、背に負った。
その重みは、疲労した体にはかなりの負荷だろう。
けれど小笠原はそれを微塵も表層に出しはしない。辛いとさえ思わない。
大木に向かって歩いていくその途中。引き結んだ小笠原の口が小さく開き、言葉を紡ぐ。
決意の言葉を。
「――絶対に生き残って」
また、みんなで野球をするんだ――
呟きは激しさを増していく雨音に掻き消え、誰に届くことも無い。
【残り14人・選手会9人】
184:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 04:28:10 nn1F5FRW0
キタキタキタ━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!!
新作乙であります!!
無敵の檜山がここであっさり亡くなるとは以外でしたが、
気付かぬ内に残り人数が少なくなっているんですよね。
実はお気に入りの選手がまだ生き残っているのが幸いです(笑
えぇ、誰かは内緒です( ̄ー ̄)ニヤリッ
185:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 08:27:02 ouC8DuKkO
新作キテタ━━━(・∀・)━━━!!!!!!!!!
ガサーラたんよく頑張ったな
ケンシン達&アライバはどうなんだ 23しく気になるガクブル
186:Classical名無しさん
05/07/17 09:09:30 zbz0JgAp0
>728(他の人にも)
朝っぱらからスマンが、判断をお願いしたい。
スレリンク(base板:58-60番)
スレリンク(base板:180-183番)
上で井上という人物が脇腹と右腕を撃たれたことがわかり、
さらに背中を刺されたという表現が加わっている。
にもかかわらず、下の183では普通に歩いているように読み取れる。
ちょっと無理あるかなー、と思って。
187:186
05/07/17 09:17:39 zbz0JgAp0
誤爆スマソ。
井上の怪我の具合についてちょっと疑問に思ったもので。
脇腹と右腕の銃創を、百歩譲って掠った程度のものだとして、
背中はブスリといかれたんじゃないかと読み取れるんだが(井上の力が弱まり、という描写から)。
183の最後で井上は普通に歩いているような感じだけど、無理なんじゃ? と思った。
どんなもんでしょう?
188:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 10:21:28 WbuGJ7l90
ヾ _________ /
\ ,.r‐''''...................-、
/:::::::::::::::::::_ ::::::::ヽ
メ !::::::::::::::::::::::}十{::::::::::::::i つ
!::::::::::::::::::_,,、-'''''' ̄ ̄`'ヽ ブヮーハハハハハハッ
─ |ミシ ̄ ̄ _ノ'' 'ヽ、_ !'''"
ニ─ .(6ミシ 《;.・;.》 《;・;.》 | 二─ 味噌臭ぇーーー!!
ヽ し: "~~´i |`~~゛ .i マジ臭ぇーーー!!
. ミ:::|:::::..... f ・ ・)、 ..:::i
ノ |::::ヽ:::::( トュェェェュュイ:/ 。 ゚ いつまでも夢見てんじゃねーぞ
/ _ ノヽ:::::ヽ:::ヽ, -rー /ノ ・ 。 寝言はねてからぬかせ
/ | | |\:::`ー-ニニニソ:|。\ : 。
. | |.r‐-‐-‐/⌒ヽ- .| | | \ オメーら糞味噌臭いど
ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノ.ヽ | | | |. ヽ
ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) | | |.|
ノ^ //人 入_ノ´´ ̄│ | | | | 今日中に消臭しとけよ
189:623
05/07/17 10:21:33 pQ0KmHii0
>>187
180章のほうを書き直しましょうか?
小笠原が187章で
「一樹さんこそ、刺されたんですよ? 俺はまだまだ大丈夫ですし、怪我もありません。いい
から任せてください」
と言っている以上、実は刺されていなかったというのは無理がありますが、
刺されたけれど傷は浅かったという感じにすれば、話はつながりますよね?
それでよろしければ、今晩中にでも修正文を用意して保管庫に訂正依頼を出してきますが……
190:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 10:41:46 zbz0JgAp0
>>189
アテネでも同様のことがあったけど(前の話を書いた人が書き直しを申し出た件)、
リレーで繋がっている以上、後の話に合わせて前の話を書き直すのはやってはいけない…
…というか、筋が違う気がする。
井上が背中を刺されたのは動かしようのない事実だから、
その描写を変えるとしたら、それは152-154氏がやるか、次に続きを書く職人さんが
やるべきことだと思う。
623氏の申し出はありがたいけれども、リレー小説なんだから、描写の責任は、
前の人が書いたものを受けて書いた最後の人が請け負わなければならないと思う。
個人的には他の読み手の意見と、152-154氏の意見もお願いしたいのですが。
191:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 10:55:27 WbuGJ7l90
\\ ドンドコ ドンドコ!!
ドンドコ ドンドコ!!//
∧ ∧ ,,─,−、 ノし
(*゚∀゚)/ ((糞味噌祭))) て 味噌アワレ〜
|つ/つ `ー─``ー' v'(⌒
〜| | ┣━┫┨ クソミソ クエ!!
U U ┠┤ ┣┫ ( ・∀・)⊃─∈● il||li _| ̄|○il||li ←味噌ヲタ
∧∧ ♪ 糞味噌ラガーは激まずー
('(゚∀('ヽ 売れ切れなんて味噌中味覚変やどー
♪ ('ヾ, ` ) おいおい糞味噌必死だな
` 、,, /〜 \\ ドンドコ ドンドコ!!
ドンドコ ドンドコ!!//
∧ ∧ ,,─,−、 ノし
(*゚∀゚)/ ((糞味噌祭))) て 味噌アワレ〜
|つ/つ `ー─``ー' v'(⌒
〜| | ┣━┫┨ クソミソ クエ!!
U U ┠┤ ┣┫ ( ・∀・)⊃─∈● il||li _| ̄|○il||li ←味噌ヲタ
∧∧ ♪ 糞味噌ラガーは激まずー
('(゚∀('ヽ 売れ切れなんて味噌中味覚変やどー
♪ ('ヾ, ` ) おいおい糞味噌負け越しアワレ〜wwww
` 、,, /〜 ボロ負け街道まっしぐらー
(_,/ ナマイキに優勝なんて夢見んなよー
(_,/ ナマイキに優勝なんて夢見んなよー
192:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 10:56:08 WbuGJ7l90
ヾ _________ /
\ ,.r‐''''...................-、
/:::::::::::::::::::_ ::::::::ヽ
メ !::::::::::::::::::::::}十{::::::::::::::i つ
!::::::::::::::::::_,,、-'''''' ̄ ̄`'ヽ ブヮーハハハハハハッ
─ |ミシ ̄ ̄ _ノ'' 'ヽ、_ !'''"
ニ─ .(6ミシ 《;.・;.》 《;・;.》 | 二─ 味噌臭ぇーーー!!
ヽ し: "~~´i |`~~゛ .i マジ臭ぇーーー!!
. ミ:::|:::::..... f ・ ・)、 ..:::i
ノ |::::ヽ:::::( トュェェェュュイ:/ 。 ゚ いつまでも夢見てんじゃねーぞ
/ _ ノヽ:::::ヽ:::ヽ, -rー /ノ ・ 。 寝言はねてからぬかせ
/ | | |\:::`ー-ニニニソ:|。\ : 。
. | |.r‐-‐-‐/⌒ヽ- .| | | \ オメーら糞味噌臭いど
ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノ.ヽ | | | |. ヽ
ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) | | |.|
ノ^ //人 入_ノ´´ ̄│ | | | | 今日中に消臭しとけよ
193:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 14:10:03 C/lWkg560
部外者ですが、考え方としては、
180章を受けるのなら井上が満身創痍には違いないんで、187章の方でもう少し
「必死で立ち上がってフラフラしながら大木まで歩いていった」て感じの描写を加えれば良い、てことですかね?
例えば、>>182の「撃った……のか?」の後を
>力尽きて桧山を制止し切れず苦闘の行方に気を揉んでいた井上も、背中の痛みを堪えて
>何とか立ち上がり歩み寄ってきた。
>血が流れているので頭がくらくらするが、必死に意識を保ち─それでも話すのがやっとなのだろう、
>表情は苦痛に歪み、声はかすれている。
こんな感じで少し描写を増やすとか、
あと>>183の会話を
>「そうですね。英智は俺が背負いますけど、一樹さんは独りで歩けますか?」
>「大丈夫だ」と言った声も吐息混じりだが、「お前こそ独りで背負えるのか?疲れてるだろ」と心配する。
>「一樹さんこそ、刺されてるんですよ? 俺はまだまだ大丈夫ですし、怪我もありません。いいから任せてください」
とちょっと小笠原に気遣わせて井上の歩行にも「重そうな足取り」という一言を加えるとかで、
解決出来そうな気がします。
と不躾にも勝手に考えてみましたが、152-154氏とその他職人さん方の思う通りに進めて下さい。
お役に立つようであれば参考にして頂ければ嬉しく思いますし、
立たないようであれば華麗にスルーでおながいしますm(__)m
194:152−154
05/07/17 15:15:29 EUTd2gVA0
本当だ、描写が足りてないorz
へたれ文章でスイマセン……今日中に変更してまとめサイトの方に修正を
おねがいしたいとおもいます。
186さん、ご指摘本当にありがとうございます。
623さん、私がへたれなばかりに気遣いをさせてしまって、すいません。
193さん、その表現、参考にさせていただいてよろしいでしょうか?
下手なりにがんばりますのでこれからもご指摘、ご指導よろしくおねが
いします。
195:193
05/07/17 16:30:11 C/lWkg560
>>194
どうぞどうぞ、参考になる部分があれば是非参考にして下さい。てか嬉しいです。
自分達は職人さん達に感謝するばかりですので、
これからも色々大変だとは思いますが、気持ちよく続けていただけるように、
影ながら応援しております。
196:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 16:58:32 4/YqwZRJ0
話も進んでいってるし、ちょっとした見落とし・描写不足が問題に
なりやすい時期ですよね。
職人さん方もより気を遣われて大変かとは思いますが、頑張ってください。
193氏と同じく、心から職人さん達を応援してます!
197:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 19:42:39 zXJhPNEt0
乙です!
今回、撃った側の小笠原の葛藤が丁寧に書かれていたのが良かった。
樋山の死も波紋を生んでいくのが分かったから。
職人さん方、これからも楽しみにしてます。
がんばれー!!
198:152−154
05/07/18 00:20:40 AIrcDwIZ0
>>182
ぱあん、という軽い銃声が一つ、森に響いた。
それはあまりにも軽く、けれどやけに大きく響く音。空に染み渡るように広がっていく
その音が、完全に消えた直後。
銃弾を受けた桧山は、まるで糸の切れた操り人形のように力無くくずおれた。
小笠原は銃口を桧山に向けたまま、ゆっくりと近づいていく。
桧山は英智に覆いかぶさるようにして事切れていた。
「桧山さん……すいません」
心からそう告げて、小笠原は桧山の体を英智の隣に寝かせた。
桧山の表情には、苦渋や恐怖といったものは無い。ただ、何が起きたのかわからない、
というような驚愕に満ちたものだ。見開かれた双眸は焦点を失い、ただ薄暗い曇天へと向
けられている。
その目蓋を、小笠原は指でそうっと閉じさせた。
降りしきる雨は、まるで桧山の死を悼むようにその足を速めていく。
「小笠原……」
その声は背後からかけられた。
小笠原が振り向くと、そこには井上の姿があった。肩で息をつき、そのユニフォームは
雨と泥と血にまみれている。特に出血がひどいのは右腕で、だらりと下げられたその指先
からは雨混じりの血液がとめどなく流れていく。
「! 一樹さん! 大丈夫なんですか?」
「……っ、ああ……なんとか、な……背中って言っても肩に近い位置だったから、致命
傷じゃあない……右腕は、動かせない……たぶん腱をやられた」
情けないな、と漏らす井上の顔は、血の気が失せていてひどく青白い。
立っているのはもちろん、話すのもやっとなのだろう。その表情は苦痛に歪み、声はか
すれている。
井上は足元の桧山に目をやって、それから小笠原の目を見て、
「……お前が、撃ったのか?」
真剣な眼差しで、そう問うた。
「……ええ。俺が、撃ちました。大西さんの銃で」
小笠原は目を逸らすことなく、答えた。
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