ソフトバンクホークス ..
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293:代打名無し@実況は実況板で
05/07/15 21:52:44 j6TaFQef0
>>291
いつも乙です

294:代打名無し@実況は実況板で
05/07/16 14:41:54 y+4Cns8j0
  ∧_∧           ノノノノ  -___
 (;´∀`)          (゚∈゚ )  ─_____ ______ ̄
 (  M1 )          丿\ノ⌒\  ____ ___
 | | |          彡/\ /ヽミ __ ___
 (__)_)             ./∨\ノ\  =_
                  .//.\/ヽミ ≡=-
                 ミ丿 -__ ̄___________

   (⌒\ ノノノノ
   \ヽ( ゚∋゚)
    (m   ⌒\
     ノ    / /
     (   ∧ ∧
  ミヘ丿 ∩∀`;)
   (ヽ_ノゝ _ノ

     丿   ,;⌒⌒i.
  ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)   _______
 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;)  | WARNING   |
/⌒\/(   ) ヽ| |/ |;,ノ   |  エリア51   |
( ミ   ∨∨  | /  .,i. |___________|
 ノ  /     | | ,,i; ,,  ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;.     ;i,  .‖ヽ
 \ ) ) ..    ,,    ´ヽ (,,  ‖丿.,,,
 ///   ,,   ,,  .. ´ヽ  ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ ‖、,,

今だから聞くけど、小坂とエロズリーのシーンの元ネタってこれ?

295:代打名無し@実況は実況板で
05/07/16 22:08:10 gWcwy64R0
age

296:代打名無し@実況は実況板で
05/07/17 21:17:17 MWVpWFMG0


297:代打名無し@実況は実況板で
05/07/18 16:36:03 K94RNCZTO
田口

298:代打名無し@実況は実況板で
05/07/18 19:42:44 sJnAD3s70
>>294
なるほど
納得しちゃった

299: ◆UKNMK1fJ2Y
05/07/19 00:46:00 BKv5rOkc0
>>294
えーと…すみません、このネタ初めて見ました。
白状しますと、あの辺は童謡「森のくまさん」が元ネタです。
タイトルや使用アイテムもその辺から…

300:代打名無し@実況は実況板で
05/07/19 02:26:53 1KNP2Piy0
>>299
乙ですよ!
大丈夫、わかってますからw

>>294のネタのあてはまりっぷりにはワロタ

301: ◆7KR.e180t.
05/07/19 14:23:32 0N+6+6KH0
森の中で

「いない。逃げられたんか?」
彼はうっそうと茂る森の中、木の陰から顔だけこっそりと出してつぶやいた。
あたりを見渡す。木の陰に誰かいないかと目を凝らすが人の気配すら感じ取れない
「もうおらんか」
さきほどこの森の中で見つけた民家で仮眠を取っていたら大声が聞こえた。
その声で目を覚ますと、すぐさま飛び起き外に出た。
人がいるー
そう思った彼は荷物を一旦そこに置いて、すぐにその場所に向かった。
声からして距離は500メートルも離れていないはず
10分くらい経ってようやく今その場所についたのだが、そこには誰もいなかったのだ。
「さっきの声…誰や?寺原とかなんとか叫んでたが…投手か?」
いや、投手に違いない。寺原を探してるってことは殺したいってことだろ?
投手を殺したいのは投手に決まっている。

「ち、逃してもうたか…」
そこで彼は眠いのと腹が減っているのに気づいた。
「ふぁぁ…もうあたりも明るいけど、帰ってもう少しだけ寝ておくかな…」
そういって…竹岡和宏はまた森の奥深くへと潜っていった。

その右手にまがまがしい銃を持って。

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

302:代打名無し@実況は実況板で
05/07/19 17:24:14 vbu+xFtjO
竹岡キタ―Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)―!
次の犠牲は誰なんだろ?
職人さん乙です!

303:代打名無し@実況は実況板で
05/07/19 21:34:30 Kj37y3H90
西のシヴァはここに繋がるのか!
職人さん乙です!

304:代打名無し@実況は実況板で
05/07/19 21:48:34 canfaGqc0
圧縮怖いのでage

305:764
05/07/19 23:33:02 sLK6bbMg0
『仲間』


「ちょ!お前、な、はやまんなよ!」
後ろから大きな声で呼び止められ、中村浩一【48】は振り返る。
そこには、休憩を取っているはずの岡本克道【45】が深刻な表情でこちらを見ていた。
(ああ、岡本さんだ…)
「いいか、バカな真似は止せよ」
そう言いつつも岡本は大木から中村のいる崖まで、じりじりと距離を詰める。
「岡本さん、ダメなんですよ。俺」
中村は岡本の表情を見ながらゆっくり語り始める。
「ダメなんですよ。俺。修司さんを殺しておいて、生きてなんかいられないのに自
分で死ぬことも出来ないんですよ」
そこで一旦中村はごくりと喉を鳴らす。そして決意を込めた声で中村は
「岡本さん。……もし、よろしければ僕を殺していただけませんか?」
そう言って、岡本の表情を見つめる。

そして、岡本は決意を込めた表情でゆっくりとゆっくりと中村へと近づく。
岡本はゆっくりと手を上げ、その両手が首にかかる。
(ああ、これで……)
中村は目を閉じその時を待った。

306:764
05/07/19 23:33:22 sLK6bbMg0
……が、どうしたことだろう。
首にかかった手には力がこめられることは無く、やがてゆっくりと手が離された。
(……岡本さん?)
中村が目を開けると、岡本は中村を悔しそうな顔で見ていた。
そして一気に岡本がまくし立てる。
「死にたいなら一人で死んでくれ。ただ俺はお前を『仲間』だと思ってきた。そして
仲間になった時言っただろう? 俺は『仲間』は決して裏切らないし死なせない、と」
「岡本さん……」
「だから、死ぬなら勝手に死んでくれ。ただ死ぬんなら『仲間』を死ぬことで裏切っ
たんだということを忘れるな!!」
そう言って、岡本は、後ろを向くともとの大木の元へと向かっていく。
その後姿からは、何とも言えない悔しさがにじみ出ていたように中村の眼には見えて
いた。

(………………。)
中村は、その岡本の後姿を見てゆっくりと考える。
今までしてきたこと、そして今からしなくてはいけないこと。
「岡本さん!!」
そして中村は岡本へと大きな声で呼びかけ、岡本の元へ駆け寄る。
「試すような真似して申し訳ありませんでした。趣味悪いことしてすいません。」
岡本が決して信じないであろう取ってつけた侘びをして、深々と頭を下げる。

今回のことで中村は一つ心に決めていた。
人殺しは嫌だ。多分これからも出来ないだろう。
でも、もう少し生きてみよう。『仲間』と呼んでくれたこの人のために。

307:代打名無し@実況は実況板で
05/07/20 21:27:33 nyouAUPZO
職人さんまたキテタ―!乙です!
中村どうなるのか心配してたよ中村

308:代打名無し@実況は実況板で
05/07/21 18:51:05 6XXvtRZTO
じょうじま

309: ◆ioJSlGWZLA
05/07/22 11:25:43 l/25P2gf0
126「襲撃」

「ちょっと換気しますね」
そう吉武【34】に声をかけると、斉藤【66】は窓に近づいた。

朝の放送の後、一気に空気が重くなった。どうしようもない程に。
放送から数時間経って、ようやく動こうという気になった。吉武も肩を落としているのが見て取れた。
そらそうやなぁ。井口さん死んでもうたんやもんな。
そう思いながら窓に手をかけて、6時の放送の内容を反すうする。
『それでは発表します。死んだ順番です。17番山田秋親、44番水田章雄、25番大野立詞、33番星野
順治、7番井口資仁……』
チームの拠り所となる人物の死は、皆に重くのしかかっているだろうか。それとも邪魔者が消えた
と喜んでいるのだろうか。斉藤としては喜ぶ人間が居るとは思いたくないのだが、竹岡の事を考え
ると気が沈む。

「あかん。湿っぽいなぁ……」
「どうした?」
「あ、何でもないっス」
思わずつぶやいたぼやきを吉武に聞きとがめられ、斉藤は慌てて窓を開けた。
「ん?」
窓の外に広がるVR世界。昨夜寝る前に見たのとそう変わらないはずだ。だが、何か違和感を感じる。
「和巳、まだ寒いからしばらくしたら閉めてくれよ」
吉武が寒そうに腕をさする。
はい、吉武さん。そう答えようとした瞬間だった。


310: ◆ioJSlGWZLA
05/07/22 11:26:32 l/25P2gf0
「!!」
真下から何かがものすごい勢いで伸びてくる。何だ?という間もなく斉藤の右手首にそれはからみ
ついた。
からみついたそれが何か判別する間もなく、ものすごい勢いで窓の外に引きずり出される。あまり
にも急で、抵抗する事もできない程だ。
地面にぶつかる瞬間、思わず受身をとる。高校の柔道の授業、サボらんでよかったな。どうでもい
い事が頭をよぎった。
そのままぐるんと一回転し立ち上がると相手の方へと身体を向ける。

「さ、笹川!?お前何してんねん!」
目の前に現れた人物に驚いて思わず大声で叫ぶ。
「和巳さんだったんだ」
対照的に笹川の声は氷のように冷たい。
「俺やったら何か問題でもあるんか」
「別に」
「せやったら何でお前俺のこと引っ張ったりするねん。怪我したらどないしてくれるんや」
文句を言いながら、笹川の目つきがおかしい事に気づいた。
頭おかしいんか?こいつ。この世界が嫌でとうとう気が触れてしもたんか?
笹川の異様な雰囲気に気づき顔をそらしたい衝動にかられるが、何故か視線を外す事がためらわれた。


311: ◆ioJSlGWZLA
05/07/22 11:27:03 l/25P2gf0
「怪我くらい、大丈夫ですよ。どうせ死ぬんですから」
「は?」
「だから、和巳さんは死ぬんです。俺に殺されて」
ニヤっと笑って笹川は一歩、また一歩と前進してくる。それに合わせて斉藤はじりじりと後ずさる。
何やねんその気持ち悪い笑い方。こっちくんな。俺も何びびってるねん!心の中で悪態をつくが、
異様な雰囲気にのまれて身体は言うことを聞かない。
「お前キャッチャーで俺ピッチャーやろ。関係ないやん」
「ここのルール上では関係ありませんね。でも、人を殺すと、俺が気持ちいいんですよ!」
そう言うなり、笹川は一気に間合いをつめてきた。
「な……!」
何をする。そういう間もなく斉藤の腹に拳が飛び、強烈な一発をくらう。
ガードする間もなく、あまりの衝撃に斉藤の身体はくの字に折れ曲がった。

「たった一発でこれですか?瑞季の方がよっぽど手ごたえがありましたよ」
崩れ落ちようとする斉藤の胸倉をつかみ、無理矢理立たせる。
早くこうしていれば良かったんだ。何故もっと早く気づかなかったんだろう。ああ楽しい。
小さい時に蟻の巣に水を流し込んだ時も、こんな感じがしたような気がする。
「瑞季より早くくたばらないで下さいね。ちょっとくらいは抵抗して下さいよ」
「……げほっ……誰が、死ぬか………アホ」
「言いたい事はそれだけですか?じゃあ、始めますよ!」
笹川は子供のような笑顔で拳を振り上げた。

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

312: ◆ioJSlGWZLA
05/07/22 11:28:41 l/25P2gf0
今更ですいませんが17、34、38、48、54、62、83、93、100、120を
書かせていただいています。よろしくお願いします。

313:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 01:09:04 vN6JqWOIO
職人さん乙です。
やっぱり、笹川の目指した家にいたのは吉武と和巳だったのか…ガクブル。

あ、圧縮回避の為ageますね。

314:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 01:19:04 ZRxwiVLJ0
297 名前:名無しサイコーバイ! :2005/07/23(土) 01:16:58 ID:6RywFThg
URLリンク(page2.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page13.auctions.yahoo.co.jp)

旗泥棒だ!!


315:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 19:47:23 jeccPbPi0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――‐┬┘
                     .|
       ____.____    |
     |        |        |   |
     |        | ∧_∧ |   |
     |        |( ´∀`)つ ミ |  [苺み○く] 
     |        |/ ⊃  ノ |   |
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |

       〔吉○〕


316:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 23:06:02 r3e/yOXK0
亡き友よ

田中はずっと考えていた。
(溝口。お前何で死んじまったんだよ…)

殺されたのだろうか。
だとしたら、一体誰に?
…誰だ?…誰が溝口を。

「田中?おーい。田中ー?」
「…えっ?あ、はい!!」
「どうしたんだよ、黙りこんじゃって」

どうやら周りが見えなくなるほど考えていたらしい。
小椋が話しかけてきている事に、頭を軽く叩かれるまで気づかなかったとは。
こんな状態で一人でいたらどうなっていたことやら…。

「ボケっとしてたら危ないぞー。」
「柴原さんには言われたくないですよ。なぁ。」
確かに、と新垣もうなずく。
「ヒドい、二人とも…」
泣きまねをする柴原だったが、小椋に無視されてしまった。


317:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 23:08:15 r3e/yOXK0
「田中、お前武器って何だったんだ?」
「……。グローブです」
「グローブ!?…うわ〜、お前を見つけて本当によかったよ…
 しかもこれ左用じゃん。お前右だよな?」
「…溝口」
「えっ?」
「溝口は…左だった。あいつなら…あいつにはこれ、
 ちょうどよかったかなあ…。」
「田中…。」
「何で。どうしてなんだよ。何で死んだんだよ…。
 溝口と俺。二人してバカな事やらかしました。
 けど、もうしねえって!もう、あんなバカな事はしねえって…
 俺達はこれからだって…そうだろ溝口ぃ!!
 一緒にがんばって…いつか一軍に…
 ちくしょう…ちくしょう!!溝口…!!」
 
田中の目からは、いつの間にか大粒の涙が零れ落ちていた。
亡き友、溝口への涙。

「あいつも俺もこれからだって、そう思ってたのに…。
 誰かに殺されたのか?だったら…」
「田中!!!」

318:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 23:10:18 r3e/yOXK0
今まで黙って話を聞いていた新垣が突然怒鳴った。
「お前…復讐しようって気じゃないだろうな!?」
「……。」
「溝口が何で死んだのかはわからん。もし殺されたんだとしてもだ!!
 溝口はお前に仇をとってくれだなんて思ってねえはずだ!!
 殺した奴がいたとしたら、俺だってそいつが憎い。
 けどな、復讐なんざしたって溝口は喜ばねえ!!
 溝口のために!溝口の分まで生きるんだよ田中!!」
「…新垣さん…。」
「田中…もう復讐なんて考えたりしねえか?」
「小椋さん…。…はい!!」
「よーし、じゃあ行こう!西だ西!!」
「柴原さん、そっちは北。」
「あ、ありゃ。あはは…。」
「柴原さんが一番心配っすよ、俺は…。」


319:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 23:11:39 r3e/yOXK0
田中は柴原達と合流できて本当によかった、と思った。
彼らに会わなければ、溝口の仇を討とうとしたかもしれない。
人を殺そうとしたかもしれない。
溝口。俺、お前の分まで生きる。生きてこの世界を出てやるさ。
田中は固く心に誓った。

「あっ小椋君、もうすぐ放送だ…。」
「…そうっすね。今度の放送では誰も名前呼ばれないといいな…。」
「…そうだな」

しかしそれは叶わぬ願いであった。今度もまた、選手の名前が呼ばれる。
その中に彼らの探し求める者の名があろうとは。
そして今度の放送が新たな悲劇の幕開けになろうとは、誰も予想しなかった。

【残り37人】(残り9人でゲーム終了) 

320:代打名無し@実況は実況板で
05/07/23 23:52:57 yRvnI+G10
職人さん達がぞくぞく来てる!
葛藤する中村、イっちゃった笹川、怒る田中。雁の巣組みが熱いね。
柴原の天然っぷりがツボだな。

321:代打名無し@実況は実況板で
05/07/24 00:53:19 E4OHuLbo0
職人さん達乙です

シヴァかわいいよシヴァ(*´Д`)

322: ◆lMUhliVGvI
05/07/24 04:50:33 y88dDcpe0
無情なる現実

(・・・本当、だった・・・)
城島は、定時の放送の中に寺原の名前を聞き、呆然としていた。
横には藤井、そして同期の死を知って今にも泣きそうな杉内がいる。
城島は、寺原が死んだことを知らされていた。
彼に接触してきた声−秋山によって。

秋山と名乗るその声は、自分が知っていること、今までのことを話した。
そして、松中が寺原を殺したことも。
(嘘だ!松中さんがそんなこと・・・)
『本当だ。俺だって信じたくはないんだが』
(そんなの信じられない。第一あなたが秋山さんだって証拠も無い)
『松中が殺す側になった今、お前が皆をまとめてくれないといけないんだ』
(どうして俺が・・・)
『お前への信頼は厚い。この世界から脱出するためには皆がまとまらなくてはいけない。
こんなゲームに踊らされててはいけないんだ』
(そんなこと、言われなくても分かってます!)
『だからお前に頼むんだ。・・・藤井もいるしな』

323: ◆lMUhliVGvI
05/07/24 04:50:47 y88dDcpe0
(・・・藤井さんに残された時間は残り少ないって言ってましたよね)
『ああ』
(藤井さんを利用しろって言うんですか!?せっかく会えたのに・・・)
『ジョー、気持ちは分かる。でも今は、なぜ藤井がそこに現れたのか、その理由を考えろ』
(藤井さんが、現れた理由・・・)
藤井は、最期まで野球を愛していた。
しかし、病魔によってグラウンドから引き離された。
彼は命の重みを誰よりも知っているだろう。

(・・・藤井さんに、この事話してもいいですか?)
『ああ。藤井もきっと自覚はあるはずだろうしな。俺は直接話せないし』
(どういうことです?)
『こっちから藤井のデータに介入しようとしても弾かれるんだ。何故かは分からないが』
(やっぱり、この世にいない人だから、ですかね)
『そうかもな』
(もうすぐ定時の放送があります。そのときにテラの名前があったらあなたを信用します)
『それでいい。俺もそろそろここから離れないと逆探知されるだろうしな』
(じゃあ、またいつか)
『ああ。絶対に生きろよ』
そして言葉は消えた。

324: ◆lMUhliVGvI
05/07/24 04:51:04 y88dDcpe0
(秋山さんが助けにきてくれたのはありがたい。けど・・・)
それは、同時に大きな希望を失うことでもあった。
城島と松中は、絶対の信頼を置かれる主軸として共にチームを引っ張ってきた。
二人が言葉を交わす機会はあまり無いが、お互いに刺激しあい、競いあいながら成長していた。
松中が4番にいたからこそ、城島はここまで来れたと思っていた。
このゲームが始まってから、松中と合流できればと密かに願っていた。

しかし、その松中が『敵』になった。

和田の目の前で、寺原を殺した。
そして、これからも『裏切った誰か』を殺そうと動いている。
もしも松中と出会ったら、自分はどうしたらいいのだろうか。
自分に何が出来るのだろうか。
(・・・・・・とにかく、動こう)
一人重いものを抱えたまま、城島はこれからどこに移動するか考えることにした。

「・・・ふぅ」
ネットカフェの外は、まだ暗く寒かった。
(ひとまずは安心、だな。ジョーには辛い思いをさせるが・・・)
秋山は城島との会話を終えてすぐ、パソコンの中の足跡を消して店を出ていた。
(・・・とりあえず次のネットカフェに移動しよう。そこで少し休んでから次の手を考えるか)
疲れた目をこすりながら、秋山は人通りの少ない街を歩いていった。

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

325: ◆lMUhliVGvI
05/07/24 04:52:44 y88dDcpe0
長くなってすみません。秋山様担当です。
もう少し短くまとめられるようにしないと・・・(´・ω・`)ショボーン

326: ◆7KR.e180t.
05/07/24 13:08:54 L/RDaAOw0
乙です。

う。放送はもうおわってしまったってことでしょうか。
個人的に放送は話に1段落ついてからのほうがいいかと思うのですが。
今回は馬原の話がまだ未消化。

327: ◆7KR.e180t.
05/07/24 13:10:00 L/RDaAOw0
あ、でもやっぱり馬原のとこは一段落ついたとも言えますね。
なんかすいません

328: ◆ioJSlGWZLA
05/07/24 13:32:34 s+sZlLgOO
すいません、笹川の話はまだ途中なんです。
笹川の話がアップできたら、秋山の話の前に入れてもらえると助かります。

329:764
05/07/24 13:36:57 lCwCxgd/0
放送は放送で1段落入れたほうがよさそうですね。
秋山話はストーリー的には破綻してないので、保管庫さんは間に入れるべき
話を入れてから秋山話を保管してもらえれば、って感じでしょうか。

330:代打名無し@実況は実況板で
05/07/24 14:35:55 jMjy13jw0
◆UKNMK1fJ2Y氏版城島編
《12・七角錐》、《13・ここはサイバースペースか?》、《14・壁》
をアップしました。
「無情なる現実」はとりあえず12X話として保管させていただきました。
764氏のおっしゃるように間に入る話がアップされたらちゃんとした数字をつけさせていただく方向で
行きたいと思います。もし何かありましたらご連絡していただければ対応していきますので
よろしくお願いします。

331:36
05/07/24 14:36:27 jMjy13jw0
すいません。>>330は36です。

332:代打名無し@実況は実況板で
05/07/24 17:39:19 5Gg9cPrpO
秋山の椰子をそんなに他職人さんはフォローしなくていいと思う。
時々系列も考えられない椰子がリレーに入るなよ。

333:某スレ579
05/07/24 20:22:50 ShLkHzNf0
128「鳥」

荒金と大道。二人は昨晩に続き、川際を歩いている。
昨夜は川から少し入った盆地で過ごした。
実際に見えはしないが、すぐそこに民家があることが、地図から読み取れる。
荒金はそこで休みたがったのだが、何故か大道が民家へ行くのをいやがったのだ。
そして、早朝。海へ向かってまた歩き出している所だった。
と言っても、もう海は見えているのだが。本間さんはどうしただろうか―
「なぁ、荒金」
空を見上げていた大道が、後ろを歩く荒金に声をかけた。
「なんですか?」
下を見ながら考え事をしていた荒金が顔を上げる。
「お前肩強いよな。鳥が飛んでるんだけどさ、あれ狙えないか?」
大道が指した方を見ると、確かに鳥が飛んでいる。
カラスでも鳩でもないのは確かだが、何の鳥なのかはわからない。
「狙ってどうするんですか」
「いや、食えないかなーって」
「まだ食料も残ってるのに」
荒金は呆れたように言った。
「そんなのいつなくなるかわかんねぇじゃねぇか。意外と旨いかもよ。
ほら、狙うだけ狙ってみろよ」
そう言って、大道は石を渡してきた。
「無茶言わないでくださいよ。ランディ・ジョンソンじゃないんだから……」
ぶつぶつ言いながらも石を受け取ってしまう。
腕を回して軽く体操をした後、試しに投げてみた。
全然違う所を石は通り過ぎて行く。

334:某スレ579 2/2
05/07/24 20:24:38 ShLkHzNf0
「ほら、無理ですよ」
「じゃあさ、トスあげてくれよ。スコップで打ってみるから」
「え〜」
無理だと思いつつも一応手ごろな石を拾ってみる。
「いいですか? 投げますよ」
そう言って軽くトスをあげると、大道は軽々とそれをスコップで打ち上げた。
石は一直線に鳥へと向かう。
「……うそ」
鳥の「ギャッ」という声が聞こえたかと思うと、ひゅるひゅると落ちてきた。
呆然と見送っていると、そのまま川へと落ちてしまった。
「あ、ああ〜……」
大道が残念そうに見送っている。
「荒金……」
「取りには行きません! ほら、本間さんがどうなってるかわからないんだから!
行きますよ!」
荒金は皆まで言わさずに先頭に立って歩きはじめた。

**

「あの……『鳥』が何らかの事故によって壊れました」
「はっ!? VR世界に干渉するための中継ポイントである『鳥』がか?
録画映像をチェックして原因を見つけろ! 何なんだ一体」
職員は手もとにある資料を広げた。
「『鳥』……今回のVR世界に干渉するための中継ポイント。
不慮の事態が起こった時などは、鳥を操って干渉すること。
ホログラムとは違うので、VR世界住人の行動により破壊される可能性あり。
これが全て破壊されてしまうとVR世界に干渉するためには、
放送等による「音」しかなくなるので注意。」

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

335:代打名無し@実況は実況板で
05/07/24 21:28:04 c3pYr4fU0
>>330
いつもながら乙ですよ。
田口・゚・(ノД`)・゚・

336:代打名無し@実況は実況板で
05/07/24 22:42:12 K+7iRuC00
職人さん、保管庫36氏、いつも乙です。
城島編は、本編であまり目立たなかったメンバーが
主に頑張ってるんだね。
個人的にはクララ、頑張れー!

337: ◆ioJSlGWZLA
05/07/25 01:50:35 EKL+VbXz0
129「井戸」

「和巳!!……笹川?お前、まさか……」

その呼びかけに、笹川の動きが止まる。笹川の視線の先には、慌てて家を出てきた吉武の姿があった。
「あぁ、もう1人は吉武さんだったんだ」
何だ。またピッチャーか。なかなかキャッチャーに会わないな。元々参加人数が少ないからなんだ
ろうけど。
キャッチャーに会ったとしても、いきなり城島さんだと困るな。あの人、何か強そうだし。
でも吉武さんと仲いいから、吉武さん捕まえておとりに使うのもいいかも……。

吉武の出現で笹川の注意が一気に吉武に集中する。思わず斉藤をつかむ手も緩んでいた。
斉藤は慌てて笹川の手を振りほどくと、吉武と逆方向へ、よろよろと動き始めた。
「よったけさん……はよ、逃げて下さい!!笹川、お前……俺の事殺すんやろ?こっち来いや!」
殴られたせいで上手く喋れない上に、体が言うことを聞かない。くそ、俺の体ってこんな弱かった
んかよ!よったけさんから離れる為や、俺の体動け!動いてくれ!!
「いいですよ。まずは和巳さん、あんたからだ!」
後ろから笹川の声が聞こえたと思った瞬間、背中に衝撃が走った。耐え切れず地面に倒れこむ。
「……ッ!!」
何とか起き上がろうとした瞬間、後頭部を押さえつけられた。
「残念でした。それじゃ、そろそろ終わりにしましょうか!」



338: ◆ioJSlGWZLA
05/07/25 01:51:14 EKL+VbXz0
「やめろ!」
笹川が殴りかかるのと同時に吉武が笹川の右腕に飛びついた。
「何!?」
「笹川、もうやめろ!」
「うるさい!人の愉しみの邪魔しやがって!ああもう本当うるさいよ」
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいだまれだまれだまれだまれだまれだまれ
おれははやくかずみさんをなぐりころしてきもちよくなりたいんだじゃまばっかりしやがって
おまえはあとでっていってるだろほんとじゃまだよ
「さっきからうろうろして邪魔ばっかりしてる。吉武さんには、おしおきが必要ですか?」
そう言うと笹川は自分の腕に絡みつく吉武の左腕をつかんだ。
「こうすれば、黙っててくれますよね?」
「うぁああぁぁああぁぁ!!!」
みしみしという木が折れるような嫌な音に吉武の叫び声が重なる。
「腕、うで……が………」
ああもう、腕を折ってもうるさいなんて誤算だ。もうほっておこう。そうだ、和巳さんはどこだろう。
辺りを見回すと、先ほどまで倒れていた斉藤は少し離れた所まで逃げていた。

「和巳さん、先輩にかばってもらって自分は逃げるんですか?」
「逃げた思うんやったら、それで別にええよ」
「は?はははははハハハハハハハハ!」
あんたそれおかしいよ。無様に這いつくばって逃げてるんじゃないか。それで逃げたと思うな?馬鹿
じゃねえ?
「じゃあ、何だって言うんですか?何なのか俺に見せてくださいよ!」
答えを求めて、笹川は斉藤に飛び掛った。




339: ◆ioJSlGWZLA
05/07/25 01:51:42 EKL+VbXz0
来た!!
斉藤は言うことを聞かない身体を何とかひねり、ギリギリで笹川をかわす。
笹川が飛び込んだ地面の下には、井戸があった。吉武と交代し、周囲を探索していた時に見つけた
古井戸が。
ガサガサという音の後バシャンと派手な水音がして、作戦が成功したことを斉藤に知らせる。
「斉藤和巳!吉武真太郎!お前ら絶対に殺してやる!!絶対にだ!!!」
「アホか。自分のやった事考えろ。一生そこで頭冷やしとけ」
井戸から聞こえてくる声に思わず一言つぶやくと、斉藤は吉武に肩を貸して歩き始めた。

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

340:代打名無し@実況は実況板で
05/07/25 13:48:12 XYf70zQ00
すいません、ちょっと質問なんですが秋山の話で冒頭では
”城島は、定時の放送の中に寺原の名前を聞き、呆然としていた。”
とあるんですが、真ん中辺りでは
”(もうすぐ定時の放送があります。そのときにテラの名前があったらあなたを信用します)”
となっています。この話は放送前ですか?それとも放送後ですか?

341:代打名無し@実況は実況板で
05/07/25 14:10:19 uadrjk8W0
>>340
冒頭五行が放送後で、それからは回想では?
それは普通に読み取れるような。
全体の流れを理解してないから叩かれてるけど、
この書き手さんは文章力自体は問題ないような。

フォローしないでいいって話もあったけど、フォローしないと他の話も前に進めないんだよ。
丸っきり無視するわけにもいかないんだから。

それを踏まえた上で秋山パートの人は、
書きたい話を書くってだけじゃなく他との兼ね合いも考えて頂けると助かります。

342:340
05/07/25 14:19:05 XYf70zQ00
>>341
すいません、自分の読解力不足でした。同じ時間帯の話として
読んでいました。申し訳ないです。

343:341
05/07/25 15:44:40 uadrjk8W0
ageてた……すみません。
こちらこそ読み返すと何様だという文章になっていました。
色々とすみません。

344:代打名無し@実況は実況板で
05/07/25 16:56:21 XYf70zQ00 BE:65614526-
>>343
341さんのおかげでちゃんと読めたので、気にしないで下さい
ありがとうございます( ´∀`)

345:代打名無し@実況は実況板で
05/07/25 20:25:44 ZHSGmPr5O
>>343
そう思ってるならリレーからはずれてくれ。
お前が書かなくても話は進む。むしろお前がいないほうがトラブルがなくて大変ありがたい。

346: ◆ioJSlGWZLA
05/07/25 21:10:57 EKL+VbXz0
すいません、保管庫掲示板でツッコミ頂くまでポイントの事がすっかり抜けていました。
126「襲撃」で笹川に+1pで合計11p、129「井戸」で+3pで合計14pでお願いします。
次から気をつけますorz

347:343
05/07/25 21:36:56 vsnULQbO0
>>345
書き手さんですか?
そう言われるのでしたら、申し訳ありませんが後をお願いしてもよろしいでしょうか。
もし必要であれば、
相談用掲示板の方に今まで書いていたものの今後の方針をちょこちょこと書いておきます。

348:代打名無し@実況は実況板で
05/07/25 22:02:34 ik9FNEWSO
>>347
もちつけ。2ちゃんねるで名無しの言うことにいちいち
反応してたらキリがないよ。言い方キツイだろうけど。
自分は職人さんたちの話を楽しみにしてる人間だから、こういう事で
辞めないで欲しい。マジで。
それと、>>345の人は>>343の人と他の人を勘違いしてないか?

349:代打名無し@実況は実況板で
05/07/26 01:32:07 EK6x6O3/0
>>346
ポイント部分追加しておきました。お疲れ様です。

350:代打名無し@実況は実況板で
05/07/26 20:54:49 DwRrFHX/O
>>347
はいはい、やめるならさっさとやめなよ。誰かの擁護待ってんじゃねーよ。


351:343
05/07/26 21:57:10 xSn2KJ9D0
>>350
後を続けてくださる意志がないのでしたら、ちょっと……
放り投げるのも無責任ですし。
>>348
ありがとうございます。
本気で相手したかった訳ではなく、
何か発言するならそれだけの責任を持って頂きたかっただけです。

スレの空気を乱して申し訳ありません。

352:代打名無し@実況は実況板で
05/07/26 21:59:02 OUI4iLl60
ちょっと待て。
何かおかしいぞ。本当に>>343=>>347なのか?
>>343氏は>>341で「秋山の話の読み方」について書いた人。書き手とは限らないし、名乗ってもいない。
秋山の人についての意見まで述べている。
なのに>>347では何故か書き手ということになっていて、名前も「341」から「343」に変わっている。
>>347氏は秋山の話を書いた人なのか? それとも、別の話を書いたことのある職人さんなのか?
前者ならば、何故「343」を名乗ったのか教えてほしい。
後者ならば、中傷を気にする必要なんてないはず。

353:341=343=347
05/07/26 22:13:09 xSn2KJ9D0
あああごめんなさい。途中でID変わってますが、341=343=347です。
秋山パートさんとは別の書き手です。
345さんが343を秋山パート書いた人と勘違いして書いてんのかなぁというのはわかってましたが、
最近の無責任に排除する姿勢が嫌だったので、言ってる事には責任持ってね、というのを
真に受けたフリして婉曲に言おうとしたのですが。
まさか348さんのような別の人がつれる(言い方悪くてすみません)とは思わず。

なんかもう本気でスレの空気乱して申し訳ない……。

354:代打名無し@実況は実況板で
05/07/26 23:46:07 mO1ztgbU0
職人さん、変な煽りは気にしないで書いて欲しいです。
鷹関連のスレを荒らしてるアンチの可能性もあります。

>>345,350は、職人さんからの言葉ではないでしょう。
小説のネタを提供してくれる人物を排斥するのは、ありえないですね。

自分も何回か書かせてもらってます。
他の職人さん達のアイディアに、いつも助けてもらっています。

355:348
05/07/27 22:21:04 Zmbt2wZiO
>>353
釣られてみましたw
作品、楽しみにしてるのでがんがってください!

356:代打名無し@実況は実況板で
05/07/27 23:32:52 Zmbt2wZiO
ドラバトとマリバトとアテネ落ちて怖いのであげ

357:代打名無し@実況は実況板で
05/07/28 21:28:17 fS/gFUg/O
たぐち

358:代打名無し@実況は実況板で
05/07/28 22:16:27 T0ANArzC0
ごりら

359:代打名無し@実況は実況板で
05/07/28 22:48:55 8h1l5R7O0
住職のせがれ

360:代打名無し@実況は実況板で
05/07/29 00:13:18 IeEOiJn5O
停電の時に帽子ぬげと言われた人

361:代打名無し@実況は実況板で
05/07/29 12:00:48 boqCGaNX0
>>360
的場…

362:36
05/07/29 15:46:00 CZzXdsBK0 BE:109356454-
◆UKNMK1fJ2Y氏版城島編
《15・それでも》、《16・呪いの人形〜その顛末》
をアップしました。

363:代打名無し@実況は実況板で
05/07/29 16:27:06 LxHyKBhB0
>>362
職人さん、保管庫さん、乙です。
呪いのクマ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

364:代打名無し@実況は実況板で
05/07/29 20:00:31 ONfi3Bsf0
クマタン恐いよクマタン
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

365:代打名無し@実況は実況板で
05/07/29 22:05:26 dI/F6qLZO
>362
いつも乙です。
クマ…ガクブル(AAry

366:代打名無し@実況は実況板で
05/07/29 23:34:34 lxSjnt1p0
>>362
乙です。
人形怖すぎガクガクブルブル
まさか更なる犠牲者出ないよね?

367:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 12:53:37 xeRicvIa0
職人さん乙ですage


368:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 12:54:25 2lSLqi0/O
怖いのでage

369:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 16:18:23 oDo5odWu0
職人さん、保管庫さん、いつも乙です!

+αの呪いのクマ、最初の方の説明に書いてあったせいか、
どうしても日ハムのサネのクマAAで想像してしまう。
そうやって考えたら、今回の更新分の最後、恐かった…

370:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 18:41:45 l05fYE+z0
惨劇の幕開け

時刻は午前11時を過ぎていた。

現在も、川崎・井手・明石の三人は診療所にいる。
前回の放送後に移動も考えたのだが川崎はわき腹のケガで走れないし、
考えもなしに外に出て行くのはあまりにも危険すぎる。
結局その時点での移動にはメリットが無いと判断し、今後の行動についても話し合おうという事で
診療所に留まることにしたのだった。

「殺し合いに乗る気のない人だっているんだ。その人達と合流できれば・・・。」
「そうですよね。・・・でもどこにいるんだろう。居場所の見当とかつきます?」
「全然・・・。」
「はぁ・・・。」

超能力者じゃあるまいし、選手の居所などわかるわけがない。
川崎と明石は2人そろって大きくため息をついた。
井手は今見張り役である。

「・・・川崎さん」
そう言うと、明石は唐突に地図を裏返した。そこには5人の選手の名前が書かれている。
竹岡、和田、新垣、寺原、出口。
「この人達にもし・・・もし会っちゃったら・・・どうしたらいいんですか?」
明石の声は震えていた。
この5人は川崎達が危険、要注意とみなした選手達だ。新垣に関しては一応用心のため名前を出した。
井手は危険人物として寺原の名を聞いた時、最初は信じられないという反応だったが
その後すぐに黙って寺原の名を記入した。
信じたくなくても、受け入れなければならない事実なのだ。そう、事実。
コノヒトタチハキケンダ・・・

371:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 18:42:57 l05fYE+z0
「・・・。」
川崎は何も答えられなかった。
言い知れぬ不安と恐怖が襲ってくる。
「・・・城所は無事ですかね?
 馬原さんも北野さんも・・・みんなみんな・・・無事ですよね?
 殺されてたりなんか・・・ないですよね?」

無事だ!無事に決まってるだろ!!
川崎がそう言おうとした・・・その時だった。

『ピンポンパンポーン♪みなさん頑張ってますか?お昼の放送の時間ですよ〜』

頭の中にあの放送が聞こえてきた。腕の時計を見ると12時を示している。
こんな時に・・・。

『それでは脱落者の発表です。
 39番北野良栄、20番寺原隼人。以上2名です。
 おやおや、今回はたった2人ですか。皆さんちゃんと起きてますか?
 午後からははりきって殺し合いましょうね』

ガシャーン!!

突然外の方から大きな物音がした。銃を落とす音。
「正太郎!!」
「井手さん!!」

北野に寺原。井手とは同い年で同期入団の仲間。
彼にとってはあまりに酷な知らせだった。

372:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 18:44:15 l05fYE+z0
『続いて禁止エリアの発表です。14時にG-6。16時にB-6。18時にH-9。以上です』
禁止エリアをメモし、井手の元へと急ぐ。

『さぁ、ボーナスルーレットチャンスのコーナーです。・・・・・・
 あらら、また一桁の背番号ですね。背番号4、出口雄大選手です。5ポイント獲得で〜す』

二人の動きが止まる。
そんな!!よりによって・・・嘘だろ?
井手の話によると出口はすでに辻、ゴメス、溝口を殺害し、さらに井口を死へと追いやった。
そんな人に銃器が渡ったりしたら・・・

「・・・最悪だ・・・くっそぉっ!!」
川崎はそう呟くと、再び外へと向かって走り出した。明石も後に続く。

『それではまた6時間後にお会いしましょう。生きてる人にだけ・・・ですが。
 ・・・あはは、皆さん頑張って下さいね〜』

この放送が悪魔を完全に覚醒させてしまった。
この時悪魔はゆっくりと、そして確実にターゲット―井手正太郎へとその魔の手をのばしていた・・・

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

373:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 20:03:16 ZKPeUrmJ0
あああ新作乙です!!
正太郎・・・・゚・(ノД`)・゚・

374:代打名無し@実況は実況板で
05/07/30 23:05:53 VCldSpdh0
職人さん、乙です。
あぁ、俺だけの正太郎に危険が!!!

375:代打名無し@実況は実況板で
05/07/31 08:47:40 lvvb1AX10
保守あげ

376:代打名無し@実況は実況板で
05/07/31 21:38:26 brIMHGpmO
たぐち

377:代打名無し@実況は実況板で
05/07/31 23:30:24 zCJ8nN+q0
やまさき

378:代打名無し@実況は実況板で
05/08/01 03:59:41 R/DTJKu30
ほしゅ

379:代打名無し@実況は実況板で
05/08/01 21:59:34 R/DTJKu30
ささがわ

380:代打名無し@実況は実況板で
05/08/01 22:30:38 JroJ1Tdp0
きたの

381:代打名無し@実況は実況板で
05/08/01 23:26:36 9lIHDcvuO
なかにし

382:代打名無し@実況は実況板で
05/08/02 20:52:49 x7+AqrmQ0
りょうた

383:代打名無し@実況は実況板で
05/08/03 07:53:45 mjTRMCAy0
おおの

384:代打名無し@実況は実況板で
05/08/03 11:11:05 Bg00D1dbO
うちのくら

385:代打名無し@実況は実況板で
05/08/03 21:43:15 nxzkrcXC0
ぼうにし

386:代打名無し@実況は実況板で
05/08/03 23:20:24 mjTRMCAy0
何か最近職人さん急に来なくなったな・・・
やはり続きを書くのが大変なのか?

387:代打名無し@実況は実況板で
05/08/04 00:39:58 7apt03mK0
小久保が巨人から戻って来るって本当かな?
二年契約の二年目だし・・・
あと西武と巨人の合併説も気になる
ということは来期は1リーグか!???

まあ1リーグにした後で、
その上で分割リーグ案を話し合った方がまともな仕組みが出るだろうけど

388:代打名無し@実況は実況板で
05/08/04 02:11:09 79aLpWtE0
>>386
夏休みで帰省してるとかジャマイカ?

389:代打名無し@実況は実況板で
05/08/04 21:53:08 e30s1GgXO


390:代打名無し@実況は実況板で
05/08/05 04:27:53 bzwkQJC00
よしなが

391:代打名無し@実況は実況板で
05/08/05 11:47:28 3tFU60nx0
さゆり

392:代打名無し@実況は実況板で
05/08/05 18:53:32 LL9zcoqnO


393:代打名無し@実況は実況板で
05/08/06 17:07:14 1nmHrxnD0
もう一週間も職人さん来ない・・・

394:36
05/08/06 22:06:18 +uhMOcrY0
◆UKNMK1fJ2Y氏版城島編
《17・最後の力》、《18・Next number is…》
をアップしました。


395:代打名無し@実況は実況板で
05/08/06 22:28:36 4eXKh81qO
>394
職人さん・管理人さんいつも乙です!
。・゚・(ノд`)・゚・。

396:764
05/08/06 23:29:56 F4cJhSX60
夏季のごたごたで私はお盆明けくらいまでは投稿厳しいかもです。

その間に稲嶺&高橋動かしたければご自由にどうぞ。
岡本&中村は草案できてますので、こちらは遠慮してもらえれば、と思います

397:代打名無し@実況は実況板で
05/08/07 00:01:39 mpjYhL/f0
>>396
いちいち断らなくてもリレー小説なんだから、誰が何書こうが自由だと思うんだが。
別に担当制じゃないよな?

398:代打名無し@実況は実況板で
05/08/07 12:15:59 5ibQU5wb0
>>397
ですね。川崎なんかは何人もの職人さんが手がけてる感じだし。
自分も使わせてもらいました。
今週の半ばからお盆休みになりますので、投稿したいと思ってます。

399:代打名無し@実況は実況板で
05/08/07 12:42:35 KagUg89fO
キャッチャー

400:代打名無し@実況は実況板で
05/08/08 11:16:14 LgPkGL3sO
職人さんお待ちしてます保守

401:代打名無し@実況は実況板で
05/08/08 21:44:49 8gUohkZkO
わかな

402:代打名無し@実況は実況板で
05/08/09 13:27:22 fuKDVDEu0
進む!いいじマン 3

飯島は渡された「死んだ人間リスト」を見下ろした。
どういう理由なのか、誰が殺したかは、聞かなかった。聞いてどうなる情報でもない。
とりあえずまだ生きている人間はいる。まだ自分が助けられる人間は残っている。
「あの選手が寝てた機械ってどうなってるんだ?」
「仕組みを説明してもわからないだろうけど、あの機械で脳波に直接影響を与えている。
もうあの部屋はロックしてあるからあんたは入れないけど、もし入っても触らない方がいいぞ。
下手なことをしたら、今精神がいる空間から戻って来れなくなるからな。
身体が端末で、全員がランで繋がっているイメージを持てば良い。
下手に端末を壊すと『精神』と呼ばれるものがラン世界に取り残される。
ランを管理しているのはこの部屋だな。
この部屋でも下手な事をすると、今度は端末である身体は無事でも精神が壊れる可能性があるから気をつけな」
自分じゃ結局何もわからなそう、ということだけがわかる。
「そういえばオーナーは?」
「忙しい方だから、もう帰られるみたいだよ」
妙に親切な相手の対応に少し疑問は持つが、情報は引き出せるだけ引出さなければならない。
さて、どうしよう−−
飯島は相手の目をじっと見た。そして指先へ視線を落とす。
相手が自分の視線を追ったのがわかる。
指先で、机の上に文字を書いた。
「こ ろ さ れ る ぞ お ま え も」

403:代打名無し@実況は実況板で
05/08/09 13:28:08 fuKDVDEu0
相手の反応を息を飲んで伺う。
相手も指先で文字を書いた。
「ど う い う こ と だ」
飯島は内心ガッツポーズをする。
徐に男が傍らにあったパソコンにタッチし、飯島に言った。
「現在の状況を教えてやろう」
そして、口では違うことを言いながら、メモ帳に打ち込みを始める。
「今生きてるのはこいつらだ」

『俺たちが殺される?』

飯島も男がやりたいことを飲み込み、キーボードに手を延ばす。
「まだ結構生きてるじゃないか」
『オーナーが言った 施設から必要なもの運び出して爆破する その時研究員も殺すって』

「いつまでの命かな」
『確かか』

『直接聞いた 止める方法思い付かないか ゲームを止めさせる方法』
緊張で少し指先が震えた。会話の方が思わずおろそかになってしまう。

男が何かを考えている。そして文字を打っている途中、飯島は名前を呼ばれた。
「飯島さん、オーナーが帰る前にもう一度会いたいと言っています」

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

404:代打名無し@実況は実況板で
05/08/09 15:06:49 dd/urN/X0
飯島キターヽ(゜∀゜)ノ−!飯島どうなるんだ。気になる。
職人さん乙です!

405: ◆lMUhliVGvI
05/08/09 20:20:53 BcrZO2cj0
逡巡

次のネットカフェに到着した秋山は、途中コンビニで買ったパンを食べながら考えていた。
(BR世界に侵入することはできた。だが、それだけではまだ力が足りないな・・・)
サチコからの情報もあるが、それだけではまだこの計画のすべてが掴めない。
(他に誰か、内部に通じている仲間がいれば・・・)
一応王監督に電話をしてみたが、やはり通じなかった。
王監督がこのような事を許すはずもない。
やはり、どこかに幽閉されているのだろう。
(自由に動ける者は、OBぐらい・・・か?)
秋山は携帯を取り出し、アドレス帳の確認を始めた。
辞めていった選手には「いつでも相談に乗る」と言って必ず電話番号とアドレスを教えているのだ。
(この中にこの計画に関わっている者がいれば・・・)
秋山はそれぞれの名前と引退後の仕事を照らし合わせ始めた。

ふと、孫オーナーのことを思い出す。
(あの人は、何を考えている?)
ホークスの新しいオーナー。この計画の首謀者。
しかし、何か引っかかるところがあった。
(なぜ、こんなことをする必要が?)
ゲームは9人が生き残った時点で終了する。
しかし、普通に考えて9人でシーズンを通して野球ができるわけがない。
DH制もあるし、故障者も出る可能性もある。
第一、1年間1人の投手が投げ続けることなど不可能だ。
そんなことも知らないとは思えない。

406: ◆lMUhliVGvI
05/08/09 20:21:22 BcrZO2cj0
実業家としての「孫正義」は、わずか20年でソフトバンクを世界的企業にしたやり手である。
その才能もさることながら、大胆な企業買収も有名である。
どのような相手に対しても、臆することなく進んできた。

(まてよ)
秋山は違和感のひとつに気づいた。
(世界を相手にしてきた男が、国内に居座る老人どもに屈服するのか?)
しかし、このゲームはその老人どもの余興のように扱われている。
(なぜだ?)
サイトにあった孫の丁寧なあいさつ文に違和感を覚えたのもこれが原因だ。
(・・・なにか、あるのか?)
ゲーム、新規参入、老人、孫正義・・・

しばらく考えていたが、疲れていた秋山にはまだその意図が掴めなかった。
(とにかく、今は俺が出来ることをするだけだ)
彼はぬるくなったコーヒーを飲み干し、再び携帯に目をやった。
(まずは、スタッフになった奴から連絡を取ってみよう)
秋山の指が、携帯のボタンを押した。

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

407:代打名無し@実況は実況板で
05/08/10 00:29:59 NAzytB44O
新作キテタ―――━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━!
記念ageキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━

408:代打名無し@実況は実況板で
05/08/10 22:57:53 JOQz/81N0
新作乙です!飯島と秋山の連携クルーーー?

409:代打名無し@実況は実況板で
05/08/11 00:56:35 mpl4nvej0
職人さん乙です。飯島サイドの話、秋山の洞察力、どちらも面白いです。

410:代打名無し@実況は実況板で
05/08/11 19:10:17 vDlXTWi80
野球バトルロワイアルを見守るスレ出張所
スレリンク(entrance2板)


411:代打名無し@実況は実況板で
05/08/11 22:51:08 vLoU6bj00
◆UKNMK1fJ2Y氏版城島編アップしました。
ついでに捕手age

412:代打名無し@実況は実況板で
05/08/12 10:13:47 VjdNgNiK0
香川捕手

413:代打名無し@実況は実況板で
05/08/12 17:15:03 dcoYJlmp0
管理人さん&職人さん乙です。
そうか、だから最後の野球のシーンにあの人はいなかったんだ…

414:代打名無し@実況は実況板で
05/08/12 20:20:00 TQC6DEKW0
インボイスと提携すんの?
だったら猫戦では八百長の嵐じゃん。

415:代打名無し@実況は実況板で
05/08/12 23:47:49 fRawgpP+O
たぐ様

416:代打名無し@実況は実況板で
05/08/13 16:36:36 8WF0OIoX0
1 玄海灘の震災で 鍛えし体痩せ細り、放屁のごとく くさっそうと
セリーグめざし 消えていけ いざゆけ 部落のバカ鷹軍団
いざゆけ 包茎のバカ鷹軍団我等の 我等のソフト便器ーホークス

2 テナント撤退福岡で スパイが燃えて敵を打つ
一投一打 ゲロはきて白痴の住民 便器呼ぶ
いざゆけ 部落のバカ鷹軍団いざゆけ 包茎のバカ鷹軍団我等の 
我等のソフト便器ーホークス

 3 金の限り人集め 勝利で恒雄と大騒ぎ
輝く金に 大極の韓国国旗 ひるがえれ
いざゆけ 部落のバカ鷹軍団
いざゆけ 包茎のバカ鷹軍団我等の 我等のソフト便器ーホークス

417:代打名無し@実況は実況板で
05/08/13 19:08:17 UwjNnQBj0
ウクレレ

418:リモート・ビューイングact6 1/4
05/08/14 17:44:44 T4aeztwL0
 グーリンが見ていた地図で、王は意外なものを発見した。
「福岡ドーム?」
「みたいなものがあるニョホ。」
まったくの疑似世界の中に『福岡ドーム』がある。
皆が笑い涙し、汗とほこりにまみれ、共に勝利を目指す場所。
もしかしたら、そこがゴールなのかもしれない。

「福岡ドームを目指してくれないか?」
王は提案してみた。あくまでも提案。
現在地点とは、川を挟んだ反対側になる。かなりの大移動だ。
松中や城島に出会う前に大きな危険に出くわすかもしれない。

419:リモート・ビューイングact6 2/4
05/08/14 17:45:06 T4aeztwL0
 「いくつか準備を整えたら、向かうことにします。」
このパーティーでは最年長の本間が、慎重に答えを返した。
「福岡ドーム最高バーイ!」
ズレータがムードを盛り上げるように言う。
「何を用意すればいいニョホ?」
天然キャラのような風貌の策士グーリンが、目を光らせて尋ねてくる。
みな、王に心配をかけないよう、努めて明るい声を発した。


420:リモート・ビューイングact6 3/4
05/08/14 17:45:32 T4aeztwL0
 本間の提案はこうだ。
「まず、仲間。川のもう少し上流に大道さんと荒金がいるはずです。
 2人は、一応ヤル気はありません。」
「一応とは、大丈夫なのか?」
「大道さんが、ちょっと元気がいいくらいで…命の危険は無いはず…です」

本間が大道に突き飛ばされて川に落ち、おぼれて流されたことを王は知らない。

「もう一つ、これからは負傷者も出るかもしれないし、出会うかもしれない。
 近くに『診療所』があるから、そこに行って薬品でも揃えようと思います。」
なかなか良い判断だ。本間は大人しいが、細かいところに気の付く男だ。
「では、本間の指示に従って、グーリンとズレータも動いてくれ。」


421:リモート・ビューイングact6 4/4
05/08/14 17:45:55 T4aeztwL0
 「本間さん、キャプテン、よろしくバーイ。」
「よろしくニョホ。」
誰もが、これからの旅の危険性を感じていた。
だからこそ、わざと明るく笑いあいながら歩き出す。
心なしか唇のふるている本間。
瞳が落ち着きなく動き回っているズレータ。
そして、モニターでは見えないが、グーリンの表情も緊張していることだろう。
王は、3人の安全と成功を祈って目を閉じた。
(頼むから、誰も私の目の前でチームメイトを襲ったりしないでくれよ。)

【残り37人】(残り9人でゲーム終了)

422: ◆7KR.e180t.
05/08/14 20:51:33 gblXQe3P0
逃げる途中

四人は薄暗い森の中を走っていた。
もう昼間だというのにこの暗さ、日の光が森の奥までは届いていない。
もうだいぶ走っている。バーチャルだからなのか、いつもより息が切れるのが早い気がする。
それともただ単にこの状況がいつもより体力を奪っているからなのか。

「城所!」
後ろを走る田口が口を開いた。田口の横にいる森本も城所をじっと見ている。
城所は一瞬だけ後ろの二人を振り返り、また前を向いて走り出した。
「なんですか?もうちょっと行ってから隠れるとこを探しましょう」
「走りながらでも話せるだろ?いったいどうしたんだ?馬原がどうかしたのか?」
その問いには城所の隣を走る神内が答えた。
「馬原じゃないです」
「え?」
「あれは。馬原の姿をしてますが、馬原じゃないです。
どういう影響かしりませんが、あいつはもう馬原じゃないんです」
「ちょ、ちょっと待てよ。わけがわからないぞ」
軽く引きつった笑いを浮かべながら森本が言う。
「俺だって自分でもなにを言ってるのかわかりませんよ。でもあいつはもう馬原じゃないんです」
そう言って神内は足を止めた。
森の中を抜けて草原のようなところについていた。辺りは小高い丘に囲まれている。
「バーチャルの世界だし、現実世界で馬原に何かあったのかな…狂ってしまったのは」
「あいつは元々やる気だったんだ。現にポイントが…」
「これからどうすればいいんだろ…」
「馬原…」
各々がそれぞれ好き勝手に今後のこと、馬原のことを案じていた。


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