【MAR】156 ..
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79:メルヘブン戦記 5/5 04/10/10 18:59:53 qBcBOIdk 再び、単身チェスへと挑むギンタ。 だが彼の身にかつての想像力は無く、その力は貧弱だった。 それでも挫けず、諦めず、前に進むギンタ。 挫折は彼を本当の意味で強くしていた。 そして遂にチェスの本拠に辿り着くギンタ。 だが其処で待ち構えるナイト達の力は圧倒的だった。 想像力と言う名の妄想を失ったギンタには成すすべも無い。 そう、そんな都合の良い力はもう存在しないのだ。まさに絶体絶命。 だが、そのとき無数の民衆がギンタを庇うようにチェスの前に立ちふさがった。 絶望し、苦悩し、自分を信じられなくなって、 それでも前に進もうともがくギンタの姿に、ただ他力本願で全ての責任を、 メルチームに押し付けていた人々が変わり始めたのだ。 まるでギンタの成長に呼応するかのように。 民衆の怒り、数の力、次々と倒れてゆくナイト達。 もう彼等はかつての他力本願な大衆ではなかった。 自分の力で未来を切り開こうとする力ある勇者達だった。 そしてファントム=ダンナと対峙するギンタ。 「ギンタ・・・お前は俺が出来なかった事をやってのけたんだな。」 ダンナの顔に満足感が浮かぶ。 そして最終決戦。ギンタの一撃がダンナに決まる。 「ギンタ、大きくなりやがって・・・・もう、餓鬼扱いできねぇな・・・なぁ、 元の世界に帰ったら・・・アイツに済まなねぇってつ・・・た・・・ え・・・」 大量の血の海に倒れ賦すダンナ。ギンタは自らの両の手をかざす。 その手は、血まみれだった。 「親父、これが現実なんだな。」 そして元の世界へと帰るギンタ。 自分の部屋にあった多くの本を空き地に持ち出し、火にくべる。 一緒に来た小雪が尋ねた。 「燃やしちゃっていいの? 童話とか漫画とかゲームとかライトノベルとか同人誌とか、 ギンタが大好きだったものばかりじゃない。」 「良いんだよ。もう物語の世界は必要ない。だって俺は・・・」 空を眺める。 そこには輝く太陽が。 そしてメルヘヴンで経験した多くの出来事が走馬灯のように蘇る。 「だって俺はこの現実の世界で生きていくんだからな!!」 -完- 長い間、ご愛読有難うございました。
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