【MAR】156 ..
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78:メルヘブン戦記 4/5 04/10/10 18:59:21 qBcBOIdk 「久しぶりだな、ギンタ。 相変わらず夢ばっか見て現実を知らねぇ馬鹿息子。 昔の俺を見ているようで虫唾が走るぜ。」 もはや勝敗は決していた。 確かにダンナの力は圧倒的だった。 だがそれ以上に、ファントムが実の父だった事、 英雄気取りだった自分が実は世界を滅ぼしかけていた事、 それらがギンタに重くのしかかり満足に戦う事も出来きなかったのだ。 当然のように、ギンタは無残にも敗れた。 だが、ファントム=ダンナはギンタを殺さなかった。 呆然とただ呆然と地に賦すギンタ。 そして絶望に浸るメルチームの仲間達。 そして、再び開始されるチェスによる殺戮。 その惨状の中、メルヘヴンの住人の怒りはギンタとその仲間達に向けられた。 逃げるように散り散りになるメルチームの仲間達。 ドロシーとアランはそれぞれ行方を晦まし、 ナナシはメルヘヴンの現状に絶望して盗賊団を再結成し略奪の限りを尽くす。 ジャックは母親がメルチームの人間の親だというだけで、 近隣住人に嬲り殺しにされたのを機にチェスへと下る。 アルヴィスは呪いの進行に耐え切れず半ば廃人となり、 辛うじてアランの手回しで素性を隠して隠遁。 スノウとガイラはその世話をしている。 そしてギンタは、ただ目的を失い、ボロを纏って放浪を続けていた。 今まで自分を英雄ともてはやしてきた人々。 ただ一回の敗北でその人々から石をもって追われる日々。 そんな中で荒んでゆくギンタの心。 だが、わずかだが、ほんのわずかだがそんなギンタを暖かく迎える人達が居た。 何の見返りを求めることなく、具の入っていないスープを痩せこけた手でよそってくれた老婆。 民衆に暴行を受け、成すすべも無いギンタを自分の店に匿ってくれた雑貨屋を営む中年男。 メルの人達を見習って皆で団結してチェスを倒そう、そう言って街頭で演説するひ弱そうな青年。 彼等が凍てついたギンタの心を溶かし、救う。
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