ジャンプキャラ・バトルロワイアル PART.2
at CSALOON
1:名無しかわいいよ名無し
05/07/11 22:20:02 HOvzsM4p
このスレは週刊少年ジャンプのキャラクターで所謂バトルロワイアルのパロディをしようという企画スレです。
これはあくまで二次創作企画であり、集英社や各作品の作者等とは一切関係ありません。
それを踏まえて、みんなで盛り上げていきましょう。
※ここはSS投下専用スレになります。感想、議論は下のスレでお願いします。
ジャンプキャラバトルロワイアル PART.4
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ジャンプキャラ主人公&ヒロインバトルロワイアル
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2:名無しかわいいよ名無し
05/07/11 22:21:07 HOvzsM4p
3/4【こち亀】○両津勘吉 /○秋本麗子 /○中川圭一 /●大原大次郎
4/4【NARUTO】○うずまきナルト /○春野サクラ /○大蛇丸 /○奈良シカマル
4/4【DEATHNOTE】○夜神月 /○L(竜崎) /○弥海砂 /○火口卿介
4/4【BLEACH】○黒崎一護 /○藍染惣右介 /○更木剣八 /○朽木ルキア
4/4【ONE PIECE】○モンキー・D・ルフィ /○ニコ・ロビン /○ウソップ /○道化のバギー
3/4【銀魂】○坂田銀時 /●神楽 /○沖田総悟 /○志村新八
4/4【いちご100%】○真中淳平 /○西野つかさ /○東城綾 /○北大路さつき
3/4【テニスの王子様】○越前リョーマ /●竜崎桜乃 /○跡部景吾 /○乾貞治
4/4【アイシールド21】○小早川瀬那 /○蛭魔妖一 /○姉崎まもり /○進清十郎
4/4【HUNTER×HUNTER 】○ゴン・フリークス /○ヒソカ /○キルア・ゾルディック /○クロロ・ルシルフル
5/5【武装錬金】○武藤カズキ /○津村斗貴子 /○防人衛(C・ブラボー) /○ルナール・ニコラエフ /○蝶野攻爵(パピヨン)
5/5【SLAM DUNK】○桜木花道 /○流川楓 /○赤木晴子 /○三井寿 /○仙道彰
4/4【北斗の拳】○ケンシロウ /○ラオウ /○アミバ /○リン
3/4【キャプテン翼】○大空翼 /○日向小次郎 /●石崎了 /○若島津健
4/4【キン肉マン】○キン肉スグル /○ウォーズマン /○ラーメンマン /○バッファローマン
4/4【ジョジョの奇妙な冒険】○空条承太郎 /○ディオ・ブランドー /○エリザベス・ジョースター(リサリサ) /○ブローノ・ブチャラティ
3/4【幽遊白書】○浦飯幽助 /○飛影 /○桑原和馬 /●戸愚呂兄
4/4【遊戯王】○武藤遊戯 /○海馬瀬人 /○城之内克也 /○真崎杏子
3/4【CITY HUNTER】●冴羽リョウ /○伊集院隼人(海坊主) /○槇村香 /○野上冴子
4/4【ダイの大冒険】○ダイ /○ポップ /○マァム /○フレイザード
4/5【魁!!男塾】●剣桃太郎 /○伊達臣人 /○富樫源次 /○江田島平八 /○雷電
3/4【聖闘士星矢】○星矢 /●サガ /○一輝 /○デスマスク
4/4【るろうに剣心】○緋村剣心 /○志々雄真実 /○神谷薫 /○斎藤一
6/6【DRAGON BALL】○孫悟空 /○クリリン /○ブルマ /○桃白白 /○ピッコロ大魔王 /○ヤムチャ
4/4【封神演義】○太公望 /○蘇妲己 /○竜吉公主 /○趙公明
3/4【地獄先生ぬ〜べ〜】○鵺野鳴介 /○玉藻京介 /○ゆきめ /●稲葉郷子
4/4【BLACK CAT】○トレイン・ハートネット /○イヴ /○スヴェン・ボルフィード /○リンスレット・ウォーカー
4/4【BASTARD!! -暗黒の破壊神-】○ダーク・シュナイダー /○アビゲイル /○ガラ /○ティア・ノート・ヨーコ
3/5【ジャングルの王者ターちゃん】○ターちゃん /○ヂェーン /●アナベベ /●ペドロ・カズマイヤー /○エテ吉
4/4【とっても!ラッキーマン】○ラッキーマン(追手内洋一) /○勝利マン /○友情マン /○世直しマン
3/4【世紀末リーダー伝たけし!】○たけし /○ボンチュー /●ゴン蔵 /○マミー
118/130 (○生存/●死亡)
3:名無しかわいいよ名無し
05/07/11 22:24:05 HOvzsM4p
前スレ
ジャンプキャラ・バトルロワイアルSS投下専用スレ PART.1
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4:盗賊の極意
05/07/11 22:31:34 trho/HeZ
「盗賊の極意(スキルハンター)」
片手をかざしオールバックの男がそう唱えると、魔法のように本が現れ男の手の中に納まった。
この男―A級首の盗賊集団、幻影旅団の団長クロロ・ルシルフルは。
このゲームに参加した時点で『念能力を使用すれば心臓を潰される』という制約をかけられていたが。
戦闘の避けられそうにないこの状況で能力が使用できなければ話にならない。
そう思い一か八か試してみたところ、心臓は潰されていないようだ。
もちろん、そうなるであろうという勝算はあったが。とりあえずはセーフだ。
「……白紙か」
生み出した本をパラパラとめくるが、中には何も書かれていない。
念能力を発動させても、鎖野郎の制約が働かなかった事。
盗賊の極意の中身が白紙に戻っている事。
この二点から見て、ここは自分たちのいた世界から完全に遮断された全く別物の世界といった所だろう。
この能力は術者から能力を盗んでいるだけだ、術者と遮断されてしまえばこの能力は使えない。
体術だけでもそれなりに戦えるだろうが、能力も欲しい、出来れば強力な武器も。
宝も、人も、能力も。
欲しいから奪う。
それが盗賊だ。
欲しければ奪うまでだ。
名簿の中で知ってる限り、念能力を使えるのはヒソカのみか。
食えない男だ、ヤツから能力を盗むのは難しいだろう。
他の次元の特殊能力も奪えるだろうか?
こればかりは試してみない事にはなんとも言えない。
機会があれば試してみるとしよう。
思考を打ち切り、至急品を確認しようとしたクロロは、すぐ近くに気配を感じその手を止める。
集中しなければ気づけない程の小さな気配。
熟練したプロの動きだ。何らかの能力者である可能性は高いだろう。
なにを思ったかクロロはオールバックに固めた髪を下ろす。
そして暗闇から気配の方向に駆け抜けると、男の顔面目掛け蹴りを放った。
5:盗賊の極意
05/07/11 22:32:53 trho/HeZ
掃除屋スヴェン・ボルフィードは暗闇の町を歩く。
気配を殺しながらもその足取りは速く、どこか焦りの色が見えていた。
トレインの野郎は簡単にくたばるようなヤツじゃない。
リンスもなんだかんだで、こんな状況でも上手くやり通せるだろう。
問題はイヴだ。いくら強いといってもまだ子供だ、こんな異常な状況に耐え切れるわけがない。
すぐにでも保護しなければならない。
気配を殺しながらも、さらに歩調を速め道を急ぐ。
そんなスヴェンの目の前に、暗闇から突然男が現れスヴェンの顔目掛け蹴りを放った。
その蹴りは鋭く、明らかに熟練した格闘者のものだろう。
だがこちらも、あの黒猫の相棒を務めるほどの一流の掃除屋だ。
不意打ちとはいえ、その程度の蹴りは当たらない。
スヴェンはその攻撃を、顔を反らしギリギリで避ける。
そして落ちかけた帽子を片手で押さえ、スヴェンは男を睨みつける。
見た目はただの若い青年に見える、だが先ほどの動きから戦闘馴れした戦闘者だろう。
「不意打ちとはご挨拶じゃねえか、つまりお前はゲームにのってるってことだな」
「…そうだ」
男は短くそれだけを答えた。
「そうか、なら容赦はしねえぜ」
スヴェンは男に向かって駆け出した。
そしてスヴェンは男と激しい格闘戦を繰り広げる。
その実力は互角。
例え愛用の武器が無くとも、あらゆる状況に対応するのが掃除屋だ。
格闘戦でもそれなりには戦える。
事実、目の前の男と互角に渡り合えている。
そうスヴェンは自信と確信を持つ。
だが、その均衡は徐々に崩れつつあった。
男が顔面に蹴りを放つ、先ほどかわしたはずの攻撃が頬を掠める。
続いて放たれた拳を両腕で受けるが、受けた骨がミシリと軋む。
気のせいか徐々に攻撃が速く、重くなってきている。
まるで自分の実力に合わせているような…。
遊んでいるのか? そんな風には見えないが。
なんにせよこのままでは勝てない。
そう確信したスヴェンは素早く眼帯を投げ捨てる。
そして現れた瞳が青く輝く。
それは亡き友人から受け継いだ能力『予見眼(ヴィジョン・アイ)』
未来を見通す異能の眼。
6:盗賊の極意
05/07/11 22:33:28 trho/HeZ
その瞳を気にせず男が迫る。
―蹴り。
男が足を大きく振りかぶり、こちら目掛け鞭のようになぎ払う。
その蹴りがこちらに届く前に、素早く攻撃範囲内から脱出する。
―突き、突き。
男が拳を二発繰り出す、正確に急所を狙ったその攻撃を片手で払い、反撃の蹴りを決める。
敵の行動が手に取るようにわかる。
それは読みなどというレベルの話ではない。
見えるのだ、敵の次の行動が。
ならばどれだけ敵の行動が早かろうと、こちらはそれにあわせて動けばいい。
「なっ…!」
正確に反撃を食らった男は、後ずさり驚愕の声を上げる。
「無駄だぜ、あんたがどれだけ早かろうと、俺の目には見える」
「…それはどういうことだ?」
怯えたように男は問いかける。
「―未来が見えるってことさ」
その様子に勝利を確信してしまったのか、つい口がすべる。
「…そうか」
その答えを聞き、男はそれだけを呟き俯いた。
そして、ユラリと揺らめいたかと思うと、男の姿が闇消えた。
次の瞬間、この予見眼が捕えた光景は、10m程離れていたはずの男が自分の腕をつかんでいる光景。
その動きは、来るとわかっていても反応しきれない程の動き。
その光景をなぞるように男は駆け、あっさりと予見した光景が再現される。
見下ろすと腕を掴んだ男と目が合った、その表情は先ほどのまでの怯えた表情は消え、完全に色をなくしていた。
そして、職業柄その男の目を俺は良く知ってる。
冷たく凍りついた殺し屋の眼だ。
これまでの全ては演義だったとでいうのか?
折られる、瞬間的にスヴェンはそう思ったが、男は意外な行動に出た。
7:盗賊の極意
05/07/11 22:34:26 trho/HeZ
盗賊の極意の手形に男の手を合わせる。
それだけを行うとスーツの男を蹴飛ばし、転がる男をそのままにその場から離れた。
「…成功だ」
広げた本を見つめクロロは僅かに笑みをこぼす。
これで実証された、この世界の特殊能力も盗める。
だが術者が死んでしまえば盗賊の極意で奪った能力は使えない。
殺してしまっては意味が無いし、あの男がこのゲームで誰かに殺されても消えてしまう。
それに生かさず殺さず、ギリギリまで追い詰めて能力を使わせるというのは骨が折れる。
だがそれでも奪う、奪えるものは全部、道具も、力も、それが盗賊、幻影旅団だ。
【茨城県/黎明】
【スヴェン・ボルフィード@BLACK CAT】
[状態]:僅かに疲労、ダメージ、眠気、予見眼使用不可
[装備]:無し
[道具]:荷物一式(不明)
[思考]:1イブを探す(ついでにトレインとリンスも)
【クロロ・ルシルフル@HUNTER×HUNTER】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:荷物一式(不明)
[思考]:1能力を盗む
2アイテムを盗む
[盗賊の極意]:予見眼
8:888
05/07/11 22:57:49 vxs/kVHi
「おいファッキンチビ。お前なら今の状況でどこに向かうのが効率が良いと思う?参號夷腕坊とお前の支給品があるこの状況でだ」
セナはヒルマの言葉に少しだけ考え込んで答える。
「とりあえず、東京を目指した方が良いと思います」
「何でだ?」
「まも姉や、進さんがいるかもしれないし……」
言葉は途中でヒルマに遮られる。
「考え所は悪かねぇ……が、外れだ。関東にはいずれは行かなきゃならねぇだろうが、まだ早い。俺達はいったん佐賀辺りに向かうぞ」
「えっ?何でですか?」
セナには意味が分からない。
「東京を目指すのは自明のことだ。そうでなくても、いずれ、九州は出るべきだろ。食料制限や制限時間のある今の状況じゃどうしたって人がいるであろう場所に行くしかねぇ」
「なら、何で佐賀に?」
「佐賀は例えだが、位置的には丁度良いだろうな。ともかく、この状況下でゲームに乗った奴ってのはどこで待ち伏せるよ?」
「それは……。だから、人が集まる都市は避けるって事ですか」
「半分当たり。もう半分は、本州に渡る経路の周辺だ。福岡はどっちの条件もはたしてやがる。コイツに乗ってりゃ負ける気はしねぇが避けた方が良いだろうよ」
「でも、それじゃ結局……」
「だから今はなんだよ。コイツを完璧に操るまでの間だ。なに、一日で仕上げてみせらぁ。って事で行くぞ」
ヒルマは夷腕坊を操り、二人分の荷物とセナを拾い上げる。
「足休めとけ。テメーは全力出した後はへばっちまうんだからな」
こうして二人は佐賀に向かった。
9:888
05/07/11 22:59:06 vxs/kVHi
「でもヒルマさん。味方を集めるにも都市の方が良いんじゃないんですか?」
「味方を集めるにもまず力をつけてだ。その方が集めやすい。それに、そう考える連中は他にもいるだろうよ。だから、そいつらと組めば良いのさ。さっき言った理由もそれだ。福岡は危険だと、ゲームにのらねぇ連中だって思うだろうよ。だから今は福岡を離れる」
セナは感心する。信頼はしていた。ヒルマなら何とかしてくれると。
だが、侮っていたとしか言いようがない。この人の頭はもう既に状況に冷静に対応している。
佐賀までの移動でヒルマは大分夷腕坊を使いこなせるようになっていた。
戦車を操るのとは大分違うが、いけるなこりゃあ。
その時、音がした。
岩の削れる大きな音。明らかに戦闘音だ。
「ファッキンチビ。声出すなよ」
ヒルマは集中し、限界まで音がしないように夷腕坊を操る。
夷腕坊は土色をしているし、人工物だ。気配も何も無い。
木の陰に隠れて見ると、髪に鈴をつけた和服の大男と奇術師の様な格好をした男が闘っていた。
決着が付くと思った時、爆発があり。おかしな羽を生やした男が割って入った。
あれがリーダー格か……。
ヒルマは冷静に観察する。
奴らは強い。仲間にすれば重要な戦力になる。
その時、髪に鈴をつけた和服の大男と奇術師の様な格好をした男が同時にこちらを見た。
気疲れたッ!!!!!
ヒルマはセナを放り出し、夷腕坊を駆って疾駆する。
リーダー格を人質に取る。セナが逃げる時間を稼ぐ。勿論、自分は生き延びる。
穿腕撃でリーダー格と思われる男の羽を抉り取り、そのまま押し倒すとその首に手を掛ける。
「誰も動くな!!!!!」
向かってこようとした髪に鈴をつけた和服の大男と奇術師の様な格好をした男の動きを声で制す。
さぁて、どうするか?ヒルマの思考はこんな時でさえ冷静だった。
10:888
05/07/11 22:59:36 vxs/kVHi
【佐賀県 北部海辺の崖/黎明】
【小早川瀬那@アイシールド21】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:荷物一式
[思考]:1.逃走する 2.ヒルマを助ける
【蛭魔妖一@アイシールド21】
[状態]:健康
[装備]:参號夷腕坊
[道具]:荷物一式 セナの支給品
[思考]:1.この場を逃れる 2.セナの心配 3.仲間を集める
【チーム名=奇人変人】
【パピヨン@武装錬金】
[状態]:微傷
[装備]:核鉄LXX@武装錬金
[道具]:荷物一式
[思考]:1乱入者の排除 2カズキとの合流 3主催者を抹殺
【ヒソカ@ハンターハンター】
[状態]:微傷
[装備]:無し
[道具]:荷物一式(支給品不明)
[思考]:1乱入者の排除 2知り合いとの合流、パピヨンと行動 3主催者の抹殺
【更木剣八@ブリーチ】
[状態]:微傷
[装備]:ムラサメブレード@バスタード
[道具]:荷物一式 サッカーボール@キャプテン翼
[思考]:1乱入者の排除 2志々雄と決着を付ける 3強いヤツと戦う
【志々雄真実@るろうに剣心】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:荷物一式
[思考]:1事態の把握 2刀を探す 3剣八と決着を付ける 4主催者の抹殺
11:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:12:55 xwJi1ylZ
前スレ>>232〜>>239の修正です。
―長野山中の別荘地
「オイおめえ!」
山吹色の道着を纏った黒いツンツン髪の男、孫悟空はその視線の先に居る最悪の吸血鬼。
悪の帝王ことDIOをジっと睨み吸えていた。その悟空の険しい表情にいつもの陽気さは微塵も無い。
「こいつにいきなり襲い掛かったってのは本当か?こんな馬鹿なゲームに本気で乗る気なのか?」
悟空は傍らに横たわっているルフィにチラリと目線を配った後、その真意を確かめる様にDIOを問い詰めた。
「だとしたら、どうだと言うのだ?そこの小僧が死のうが他の参加者を殺そうが所詮は取るに足らぬ人間共、
このDIOの知った事ではない」
事も無げに言い放つDIO、彼にとって自分以外の参加者など己の空腹を満たす餌でしかない。
主催者の意図に従う気は毛頭ないが腹が減れば参加者を殺し、その血を啜る。
詰まるところ今現在の彼の行動原理はそれだけであった。ただ本能に従い他者の命を吸い尽くす。
そんなDIOの言葉を聞いたルフィがブルブルと身体を震わせ彼を睨みつけた。
「コノヤロ〜!」
拳を握り締め今にも襲い掛からんと立ち上がったルフィだったが―
「やめろッッ!!」
悟空は手を前に突き出しルフィを静止させる。
「なんだよお前!?邪魔すんな!!」
「おめえじゃアイツには勝てねえ!殺されっぞ!」
先刻DIOと戦っていたルフィは悟空が割って入るまで一方的に痛めつけられ内臓にまでそのダメージを負っている。
悟空でなくともルフィに勝ち目がない事は誰の目にも明らかだった。
しかしその程度で引き下がるルフィではない、むしろ彼の性格を考えれば悟空の言葉は逆効果といえる。
「ンガー!!んなもんやってみなくちゃ分かんねえだろ!いいからそこどけよ!!」
悟空の言葉が癪に障ったのか、まるで駄々っ子のように食ってかかるルフィ、
悟空が譲らなければ延々と喚き続けるつもりだろう。
そして当然、隙だらけなその姿をDIOが見逃す筈もなく、
「フン」
鼻を鳴らしクナイを二本、悟空とルフィそれぞれダーツの的の如く狙いを付け投げつけるDIO。
狙うは頭部、命中すれば百点満点ゲームセットだ。
「危ねえ!」
間一髪それに気づいた悟空が喚き散らしていたルフィを蹴飛ばし飛んでくるクナイからなんとか身を避わす。
「いってえな!急に何すんだーッ!」
助けられた事にも気づかず単に蹴飛ばされただけと勘違いしたルフィは相も変わらず喚き散らすが悟空は既に取り合わず、
「・・・どうやら言っても聞いちゃくれねえみてえだな?」
意識は既にDIOの方へと向けられ敢然と対峙していた。
「フン、まずは貴様からだ!その後でじっくりと、小僧の方も始末してくれる!」
そう言って悟空に向かい歩を進めるDIO、迎え撃たんと身構える悟空、そして―
「WRYYYYYYYYィィィィッーーーッッ!!」
射程距離2mまで近づいたDIOは己の分身、ザ・ワールドを発現させ散弾の如き怒涛のラッシュを悟空に繰り出した。
(な!ざ、残像拳じゃねえ!!なんなんだこりゃ!?)
突如DIOの身体から出現した不可思議な人型のヴィジョンに虚を突かれたのか、
ガードの隙間から数発まともにパンチを食らった悟空は体勢を立て直すタメ後方へと飛びのきDIOから距離を取る。
「むぅ・・・先程の小僧といい貴様も『スタンド』が見えるのか?」
明らかにザ・ワールドが見えている悟空のその反応にDIOは声を上げる。
「スタンド?」
DIOの疑問に首をかしげる悟空、だがそれも当然である。
彼の世界に『スタンド』などという概念はそもそも存在しないのだから。
「フン、まぁどうでもいい、見えていても『それ』が使えないのであればな、所詮このDIOの敵ではない」
本来、『スタンド』は同じ『スタンド』使いでない限り見えないのが、そのルールだ。
しかし目の前の男は『スタンド使い』でも無いのにスタンドが見えているではないか。
これも、この島がもたらす現象の一つなのか?
12:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:14:04 xwJi1ylZ
しかし単に見えているだけでスタンド使いでないのならば最強のスタンドを持つ自分にとってなんら問題にはならない。
そう胸中で呟いたDIOは再び重火器の一斉放射の如くザ・ワールドのラッシュを放つ。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!!」
時速300km以上コンマ数ミリ秒で繰り出される超高速のラッシュが悟空を襲う。
しかし悟空、先程とはうって変って暴風の様に荒れ狂うパンチその全てをガードもせずに紙一重で避ける避ける避ける。
「む?こいつ!?」
原型も残さず葬るつもりで放ったラッシュが一撃も当たる事無く空振りに終わりDIOは思わず目の色を変えた。
「ひゅ〜、あっぶね!あぶねえ!さっきはつい驚いちまったけどよう、良く見りゃなんとか避わせっぞ!」
薄笑いを浮かべ挑発するかの様な悟空の台詞にDIOの顔が一層険しくなる。
しかし当の悟空は決して目の前の相手を挑発しているワケでも、ましてや侮っているワケでもなく、
それは未知の強敵に対する期待の表れ、つまりは『強いヤツがいるとワクワクする』彼の悪い癖だった。
「我が最強のスタンド、ザ・ワールドの攻撃を『良く見れば避わせる』だと?
マグレで避わせたからといって、いい気になるんじゃあない!」
DIOは思う。
マグレに決まっている。
でなければザ・ワールドのラッシュをスタンドも持たないタダの人間がどうして避わせるというのだ?
「マグレなんかじゃねえって、それにそんくらいならオラにだって出来っぞ?」
そう言って腰を深く落とし構えを取る悟空、
独特ではあるが前傾姿勢なその構えは明らかに攻撃重視の型である。
「ほう・・・ラッシュの速さ比べか?面白い」
その顔に再び余裕の色を宿らせDIOはザ・ワールドを発現させる。
相手は多少身体能力に優れているとはいえタダの人間。
今度こそ確実に葬り去ってくれる、そしてその血を貪って糧としてくれる。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!!」
三度、怒涛のラッシュが悟空を襲う、しかし悟空、今度はガードもせず避けもせず――
「うおりゃああああああああああああああっっーーー!!」
独特の前傾姿勢から一足飛びで懐に飛び込み散弾銃の如しザ・ワールドのラッシュに応戦。
手足が分裂したかと見紛う程の悟空の攻撃は宙空でザ・ワールドのパンチとぶつかり合い
まるで金属音の様な硬物同士が激しくぶつかり合う音をひっきりなしに辺りに轟かせる
「すっげ〜」
轟音を轟かせ激突する両者、その限界を超えた超人同士の戦いは傍らで見ていたルフィのド肝を抜く。
DIOと悟空、その二人の攻防は全くの互角と言えた。
しかしその均衡が段々と崩れてくる、悟空がザ・ワールドのラッシュを押し返し始めたのだ。
「なにぃぃぃ〜〜〜っっ!バ、バカなコイツ!コイツのスピードッ!ザ・ワールドより!!」
悟空の息もつかせぬ連続攻撃に次第に防戦一方となるDIO、その顔に既に余裕の笑みは無い。
「りゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃっっーーーっ!!」
その攻撃に既にガードすら間に合わなくなったDIOに対し止めと言わんばかりに悟空は蹴りを入れる
その蹴りを思い切り顔面に食らい後方の林まで吹っ飛ばされるDIO。
「ヌゥ、なんというヤツだ、ザ・ワールドのラッシュのスピードを上回るとは・・・」
すぐさま立ち上がるDIO、肉体的なダメージは思ったより少ないが完全に力負けした事実に心中穏やかではない。
「今のでわかったろ?オメエじゃオラに勝てねえ」
13:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:18:22 xwJi1ylZ
「今のでわかったろ?オメエじゃオラに勝てねえ」
降伏を進める悟空の言葉だったがDIOは全く聞き耳持たず「フン!」と鼻を鳴らし悟空にゆっくりと近づいていく。
「まだやんのか?しょうがねえヤツだな」
半ば呆れた様に声を上げ再び構えを取る悟空、しかし次の瞬間彼にとって予想だにしてなかった事が起きる
それは射程距離まで近づいたDIOがザ・ワールドを発現させ繰り出したパンチに悟空がカウンターを合わせようとした瞬間だった。
ドギャッ!!
後頭部からコンクリートを鈍器で叩いた様な鈍い音が鳴り響き悟空は前のめりにつんのめる。
振り向けば一瞬前まで前方にいた筈のDIOが悟空の死角、背後から後頭部を殴りつけたのだ。
「ク・・ど、どうなってんだ?スピードはオラの方が上だった筈なのに、なんでいきなり後ろに?」
確実に合わせられる筈だったカウンターを外され、その上視認する事もできず背後に回りこまれ殴られた。
その不可解な現象に膝をつきながら悟空はワケも分からずDIOを見る。
「チッ!煮崩れしたカボチャの様に頭を粉々にフッ飛ばすつもりだったのだが・・・・・・・・
貴様が単に頑丈なだけなのか?それとも我がザ・ワールドが思いのほか弱体化しているのか?」
舌打ちしDIOは見下ろしながら持っていたクナイを一本悟空に投げつける。
「クッ」
飛んでくるクナイを避けるタメに悟空は膝をついた体勢からジャンプし空へと逃れ、次の瞬間――
「 ザ
世 ・
ワ
|
界ル
ド
」
――時が止まった―――
空へ飛んだ悟空はそのまま宙に固定されてしまった、木々のゆらめきも草葉のざわめきさえも止まってしまった。
この何もかもが静止された世界でただ一人DIOは悠々と口を開く
「フフフ、正に世界を支配する能力、これが世界(ザ・ワールド)だ!もっとも貴様には見えもせず感じもしないだろうがな」
そして懐から残ったクナイ7本全て取り出し―
「さっきは仕留め損なったが、今度は逃さん!」
そのまま宙に固定された悟空目掛けその全てを投げつけ、悟空に刺さるほんの数センチ手前でクナイが動きを止める。
「クックック、チェックメイトだ!」
今にも悟空に襲い掛からんとするクナイの群れ、その恐ろしい光景を見てDIOが邪悪極まりない笑みを漏らす、そして―
「時は動きだす」
――静止された世界が再び動きだした。
「いっ!!」
クナイを避けるタメに宙に逃れたはずなのに、目の前には突如出現したクナイの群れ、
またもや理解を越えたその現象に悟空は不思議に思う暇もなく今まさに襲い掛かるクナイからもはや死は免れぬかと思われた、
その瞬間―――
「界王拳!!」
悟空がそう叫ぶと彼の身体は灼熱色に発光し、遅いかかるクナイから身を守るべく超反応で手足を突き出す。
数倍に高められた身体能力を駆使し死に至る急所だけは手足を盾にして防いだモノの数本のクナイはガードを掻い潜り悟空の胴体に無残にも突き刺さり、
「ぐぎ・・・」
鈍い呻き声を漏らし空中から力無く地上に崩れ落ちた悟空はそのまま気を失った。
14:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:20:38 xwJi1ylZ
「フン!土壇場で何か妙な技を使って即死だけは免れた様だが・・・・ここまでだな」
勝利を確信したDIOが邪悪な笑みを浮かべ瀕死の悟空に一歩一歩詰め寄る、倒れ伏した悟空の血を啜るタメに・・・
しかし―
「ム?」
横から異常に伸びきった拳がDIOに襲い掛かりその進行を阻んだ、そして後方にバックステップするDIO。
「お前の相手は俺だぞぉ!!忘れんなぁっ!!」
見るとすっかりダメージから回復しきったルフィがそこに立ち、猛っていた―――
――それは主催者の意図か、はたまた偶然か、
奇しくも長野の山中に飛ばされた彼は草葉の影で世にも恐ろしい光景を目の当たりにしていた。
手足が異常に伸びる麦わら帽子の男と刃物を投げつけ分身する金髪の男との殴り合い、
そしてそれに割って入ったツンツン頭の田舎クサイ男。
「ウキウキキキウキィーー!(訳:じょじょじょじょじょ冗談じゃないのだ!)」
彼は元々アフリカのサバンナに生きる野生の猿であった、気配を殺し気づかれない様にする芸当は得意な方である。
そうして彼は草葉の影に隠れ、事の一部始終を覗き見していた。
『・・・そいつがいきなり襲ってきやがったんだ・・・』
『・・・こんな馬鹿なゲームに本気で乗る気なのか・・・』
『・・・他の参加者を殺そうが・・・このDIOの知った事では・・・』
三人の会話の内容からして金髪の男が悪者である事は一目瞭然。
そして金髪男から麦わら帽子の男を助けようと割って入ったツンツン頭の男が刃物でメッタ刺しにされた。
それを見て復活した麦わら帽子の男も今再び金髪男に挑んでいるが――
「ウ、ウウ、ちっくしょ〜っ!」
――結果はご覧の通り、再戦虚しく麦わら帽子の男は金髪男の前に再び地を舐めた。
「フン!余計な手間をかけさせるな小僧!貴様のおかげでヤツの血が栓を抜いたばかりの
シャンパンみたいにドクドク外に溢れ出て勿体無いじゃあないか?」
――既に麦わら帽子の男に興味は無いのか、金髪男は既に虫の息なツンツン頭の方に歩いていく、きっと彼の止めを刺すつもりに違いない。
「小僧・・・貴様は後でじっくりと料理してやる、この男の血を吸った後でな・・・おとなしくそこで待っているがいい」
――ああ、どうしよう?やはり助けるべきなのだろうか?このままではツンツン頭が死んでしまう!
草葉に隠れて彼は自問自答していた、あの金髪男の得体の知れない力はあまりにも強大だ。
自分なんかが出て行った所でたちまちの内に殺されてしまうだけだろう。
しかしこの武器を使えば・・・・・あるいはあのツンツン頭を助けられるかもしれない!
そんな考えが頭をよぎり、彼は小脇に抱えた己の獲物をチラリと見やる。
そう、彼に支給された武器、それは・・・・・パンツァーファウスト!
およそ100mmもの弾頭直径を持つ弾を命中させれば、あの恐るべき金髪男だって一溜まりも無い筈。
しかし支給された弾はたった五発。
このまま黙って傍観に徹すれば、あの金髪男は草葉に紛れている自分に気づく事はあるまい。
麦わら帽子とツンツン頭の二人は殺されるだろうが、自分だけはまず助かる。
生き残りを考えるなら、たった五発しかない貴重な弾をこんな場面で使うのは愚の骨頂といえた。
しかし――(もしターちゃんなら・・・・)
「フフフ、さよならだ!このDIOの血肉となり生きるがいい」
そう言って意識を失い仰向けになった悟空の前に立ち、血を吸うタメにゆっくりと右手を振り上げるDIO。
もはや目の前の『餌』を食らう事しか頭になかった彼は、草葉の影からスコープで狙っている襲撃者の存在など予想もせず――
15:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:21:18 xwJi1ylZ
ドォン!!
悟空に向け右手を振り下ろした瞬間だった。
雷鳴を思わせる様な凄まじい爆炸音が鳴り響きDIOの即頭部を中心に大爆発!もうもうと白煙を上げた。
草葉に紛れていた襲撃者は寸分の狂いもなく見事ターゲットを、その100mm弾頭で撃ち抜いたのだ。
「ウキ!!ウキキキキ!ウッキーーーーー!!(訳:やった!やった!!やったのだーーー!!!)」
そして草葉の影に隠れていた襲撃者がターゲットを仕留めた事に感極まったのか叫びその身を躍らせながら姿を現す。
「な、なんだぁ?アレお前がやったのか?」
大砲を持った猿がいきなり現れたのを見て尻餅をついていたルフィが声を上げる。
そのルフィの言葉に応えるように猿はエッヘンと言わんばかりに胸を張った。
しかし――
「お、おのれぇ・・・」
立ち込める白煙の中、呪い殺す様な恐ろしい声が響いた。
「ウ・・・ウキ?」
「う・・・うそだろ?」
ルフィと猿が一緒になって目を白黒させる、白煙が晴れた中からまだ生きているDIOが姿を現したのだ。
ザ・ワールドの腕を交差させガードした奥から覗かせるDIOの顔には血が滴り悪魔的な形相を呈している。
そして右腕の肘から先が吹き飛んだその断面からは壊れた蛇口の様に血が噴出している。
スプラッター映画さながらな凄惨極まりないその姿は通常の人間なら悶絶するどころかショック死していてもおかしくはない。
しかしDIOはそれでも生きて立っていた。
マグナムをも上回る威力を誇るパンツァーファウストの100mm弾頭だったが、その弾道が弧を描き、かつ弾速が遅かった事。
この二つがDIOにとって幸いした。
悟空に止めを刺そうとした瞬間に弧を描きながら向かってくる弾頭を、着弾直前に目の端で捕らえたDIOは、
すかさずスタンドを発現させ、その不死身の肉体の唯一の弱点―頭部を守るべく右腕を犠牲にして防いだのだ。
そしてDIOの眼光はギラリと襲撃者である猿に向けられていた。
「・・・・・猿?猿だとッ!?たかが猿如きがこのDIOに対してッッッ!!!」
怒りに震えるDIOの形相はまさしく悪鬼羅刹といった表現がピッタリであろうか?
そのドス黒い感情を惜しみなく表情に出しDIOはルフィ達に突撃していく。
「コンニャロ〜!来るなら来いってんだ!!」
DIOを迎え撃たんと迎撃体勢を取るルフィ。
対してDIOは懐から支給品である手裏剣を一本取り出しルフィに投げつける。
顔面目掛け飛んできた手裏剣を間一髪見極めなんとか右の肩口にそらして受けるルフィ。
「いってぇ!」
そして手裏剣に気を取られている隙にルフィの懐まで飛び込んだDIOは、
「どけィッ!!」
ルフィを思い切り殴り飛ばし生い茂った林の奥までぶっ飛ばした。
「貴様は後で料理してやると言った筈だ・・・・・まずはそこにいる猿を殺さねば気がすまん!!」
そう言って恐ろしい形相でにじり寄ったDIOは猿の顔面を残った左手で掴み、その身体を宙吊りにする。
「ウ・・・ウキ・・・・」
「猿の血など吸うのも汚らわしい・・・このまま顔面を握りつぶしてくれる!」
そしてDIOは猿の顔面を握りつぶさんとその凶手に力を込めた瞬間――
ドォン!
握りつぶす前にDIOの背後が爆裂、その背中から白い煙が立ち上った
16:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:22:27 xwJi1ylZ
「ぐ!今度はなんだぁ!?」
見ると数m離れた後ろについさっきまで気を失っていた筈の悟空がヨロヨロと左手を膝につけ
今にも倒れそうな姿勢で、しかし右の掌だけはしっかりとDIOに向け立っていた。
「貴様か・・・大人しく気を失っておけばいいものを・・・」
クナイにその身を無残に刺し貫かれ己の血で悟空の道着は真っ赤に染まっている、だがそれでも―
「へ、へへ・・・オラまだ死んじゃいねえぞ?」
絶望的な状況に置かれながらも悟空の眼光は少しも揺らいではいなかった。
「よかろう!ならば貴様の血でこの傷の燻蒸消毒してくれよう!」
肘から先が無くなった右腕を悟空に突き出しDIOはその口元にある牙を光らせる。
「なぁ・・・血なんかよりもっといいモンくれてやろうか?」
「・・・なに?いいものだと?」
「かめはめ波だ」
ニヤリと笑みを零し悟空は両手を合わせると、その掌が輝きだし闇夜の山林を照らし始めた。
「か」
(なんだ?・・・なにをするつもりだ?)
「め」
その姿を見たDIOが本能的に危険を察知したのか―
「は」
掴んでいた猿を放り投げ―
「め」
構えている悟空に突っ込みスタンドを発現させ手刀を振り上げ―
「なにか分からんが食らえ!!」
「波ーーーーッッ!!」
DIOの手刀よりも悟空の行動の方がほんの一瞬早かった。
両手を突き出したと同時にそこから放たれた光波がDIOの腹部をブチ破る。
「な!なぁぁぁにぃぃぃっっ〜〜〜〜っ!!」
絶叫を上げ腹から噴水のように血が吹き上がり遥か後方まで吹き飛ばされたDIOはそのまま地面に倒れ伏した。
そして今の攻撃で全精力を使い果たしのかガックリと膝を突く悟空。
身体のあらゆる部位からは血が止まる事無く地面に滴り落ちている、精神も肉体も既に限界なのであろう。
今のかめはめ波で仕留められなかったら自分にはもう打つ手が無い、頼むから起き上がってくれるな――
しかしそんな悟空の願いも虚しくDIOは上半身をムクリと起き上がらせる。
「殺して・・・やる・・・・・」
DIOはボソリと幽鬼の様に呟き、殺意の塊を宿らした眼光を悟空に向ける。
「ま、まいったなぁ・・・あれでもくたばらねえなんて・・・・」
笑いながら悟空は半ば諦めたかの様に言った。
DIOはその場から立ち上がり悟空の元に歩を進めようとする―が、その足は小刻みに震えている。
「ヌ、ヌゥ・・・・」
そして、
――ガクン
二、三歩あるいた所で己の意思とは無関係にDIOはその場で地面に膝を付けた
17:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:26:38 xwJi1ylZ
「バ、バカなッ!このDIOがッ!!この程度のダメージでッッ!?」
ガクガクと膝を震わせながらDIOは這い蹲りながらも悟空を睨み据え、
(お、おのれ・・・ヤ、ヤツの・・・ヤツの血さえ吸えば、この程度の負傷なんぞ・・・)
餓えた狼の如く瀕死の獲物に近づいていく。
右腕を吹き飛ばされ腹にガッポリと大きな穴が開いているDIO
全身をクナイで刺され出血多量、そして気まで使い果たした悟空。
どちらも既に限界であったが、その不死身性においてDIOは瀕死の悟空よりまだ余力を残していた。
這い蹲りながら段々と近づいて行くDIO、もう動く事すら出来ないのか諦めた様に地面にヒザをつける悟空。
しかしその時、横の木々の間からガサガサと・・・・・・
「ウガー!!もう許さん!!ぶっ飛ばしてやるッッ!!!」
ついさっきDIOに林の奥までぶっ飛ばされたルフィが両手を広げ怒り心頭に戻ってきた。
(ク・・・小僧がいる事を忘れていた)
―DIOは考える。
今のこの状態で小僧と戦うのはマズイ!
忌々しい島の影響で不死性が弱まり更にスタンド能力さえも弱体化し連続して時が止められない今
仮に仕留める事が出来たとしても確実に時間を取られる上に更なる負傷も免れないやもしれん。
この場にいる二人と一匹を始末してしまえば、その血を吸って傷などいくらでも癒せるが、
殺すのをもたついてる内に夜が明けてしまうかもしれない。
このDIOにとってそれだけは避けねばならない―
(・・・・・どの道、太陽が昇るまでに身は隠さねばならん)
「うぇ〜!腹にデッケェ穴が空いてる〜!」
DIOの凄惨な姿にルフィが気を取られたその一瞬だった。
ビシュッ!
「うわっ!!」
DIOは右腕から溢れる出血をシャワーの様にルフィの顔面に浴びせ、そして―
「こ・・・このDIOが、こんなクソカス共相手に・・・」
ルフィの目が血に眩んでいる間にDIOは奥の山林に身を隠そうと無様にその身に這わせて行く。
「くぬ・・・・コンニャロ!逃げる気か!?」
瞼をこすりながら血でぼやけた視界でDIOが逃げようとする姿を見たルフィは当然それを追おうとする。
しかし興奮するあまり足元にまで注意が向かず、
「イデデデデデデー!!」
落ちていた『棘』に足の裏を刺したルフィはその場で足止めを食らってしまった。
DIOは逃げる際に支給された『まきびし』を用意周到に撒いていったのだ。
ルフィはその場にへたれ込みサンダルを脱ぎ素足にフーフーと息を吹きかける。
そしてその間にDIOは闇夜の山林の中に姿を消し、まんまとルフィから逃げおおした。
「くっそ〜!あんにゃろめ!!」
DIOに逃げられたルフィは引っかかったまきびしと悪戦苦闘しながら悪態を付く。
「ウキ!ウキキ!!」
「ん?どうした猿?」
ルフィがふと見ると猿が慌ただしく声を上げそしてその先には悟空がグッタリと横たわっていた。
「おい!大丈夫か!?死んじまったのか!?」
「ウキキキウキウキウキキキーー!?」
駆け寄ったルフィと猿が悟空に必死に声を掛ける。
18:宇宙最強の男VS悪の帝王 ・ 修正版
05/07/12 22:27:32 xwJi1ylZ
「あ、ああ・・・・で、でえじょうぶだ・・・心配すんなって」
ブルブルと唇を震わせ何とか『大丈夫』な事をアピールする悟空、しかしその姿はどこから見ても『大丈夫』ではない
「ウキウキキキィウキィ・・・・・」
「へへ、そっかおめえエテ吉って名前なんか?
サ、サンキュー、エテ吉・・・おめえのおかげであいつ追っ払う事が出来た」
言葉が分かるのか目の前の猿に礼を述べる悟空。
「うっは〜、お前、猿と話しできんのか?」
猿―エテ吉と会話した悟空にキラキラとまるで少年の様に目を輝かせるルフィ。
「あ・・・ああ、オラ、ガキの頃からずっと山で暮らしてたからさ・・・猿の言葉とか・・・大体分かんだ」
「へースッゲー!!スッゲー!!」
「へ、へへへ・・・そ、それよりおめえ名前なんてんだ?」
悟空の問いにルフィはスックと立ち上がり鼻をこすりながら答えた。
「俺はルフィ!海賊王になる男だ!!」
自信満々に応えるルフィ、その目には一点の曇りも無い。
「そ、そっか・・・オラ孫悟空ってんだ、なぁルフィ、エテ吉、わ・・・わりいんだけどオラをあの家まで運んでって休ませてくんねえかな?
オ、オラさっきのかめはめ波で力(リキ)全部使い果たしちまって・・・もう自分じゃ動けなくってさ・・・鼻クソほじる力もねえんだ」
そう言って悟空はDIOとの戦闘で外観が少々破壊されたコテージをブルブルと震える指で指し示した。
【長野県/黎明】
【別荘地のコテージ】
【チーム名=スーパーモンキーズ】
【孫悟空@ドラゴンボール】
[状態]:出血多量、各部位裂傷、極度の疲労、重傷のタメ早急に手当ての必要あり。
[装備]:無し
[道具]:荷物一式、支給品不明
[思考]:1、フリーザ達を倒す。
【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】
[状態]:各部位に打撲、右肩刺傷、基本的に軽傷、疲労小、空腹。
[装備]:無し
[道具]:荷物一式、支給品不明
[思考]:1、食料を探す、悟空の治療。
【エテ吉@ジャングルの王者ターちゃん】
[状態]:無傷、疲労小。(PT内では悟空とだけ会話可能)
[装備]:パンツァーファウスト(100mm弾頭×4)@ドラゴンボール
[道具]:荷物一式
[思考]:1、悟空の治療。
2、ターちゃん達と合流。
【山中】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:右肘部から先を損失、腹部に巨大な貫通傷、疲労大。
[装備]:忍具セット(手裏剣×9)
[道具]:荷物一式、
[思考]:1、夜が明けるまでに太陽から身を隠せる場所を探す。
2、参加者の血を吸い傷を癒す。
19:奇妙な遭遇 1/2
05/07/13 10:20:14 1fgzmX4c
「ね、ねえ……まだ歩くわけ……?」
「当然よ。こんな所で突っ立ってる訳にいかないでしょ?」
舗装された道路を歩く2人の女性。辺りは闇に包まれており、おぼろげな月明かりだけが唯一の照明となっている。
「ま、まだ歩くの……リンスレット。育ちの良い私には酷だわ…」
「ワガママ言わない、置いてくわよ。後リンスで良いって」
素っ気無いながらもどこか温かみを含んだ言葉。それを知ってか知らずかもう一人の女性、
ブルマは膨れっ面のまま歩き続ける。
つい先程の事、リンスレットはちょっとした崖の上に立っていた。
別に飛び降りようとした訳ではない。何もせずに自殺するほど潔くは無いし、するならもっと確実に死ねる場所を選ぶ。
気付いたら佇んでいた、つまり主催者達によって飛ばされたのだ。幸い舗装道路もすぐに発見し、その道なりに沿って歩き出した。
地図の通りならこのまま進めば街に着く。街ならば人も集まりやすいだろうし雑貨品等も手に入れられるかも知れない。
もちろん『乗った』連中に遭遇する危険もあるが、泥棒稼業をやっている自分にとってその手の対処は熟知している。
…絶対に切り抜けられる保証は無いが。
頭にトレイン達の事が思い浮かぶ。トレイン、スヴィン、イヴ、三人とも自分よりも腕が立つ実力者だ。
よっぽどの事が無い限り心配は無いだろう。そうタカを括ってみるものの、どうにも嫌な予感は拭えない。
あの三人も強いが、このゲームに参加している者はより異常であってもおかしくないのだ。
現に妙な光線を発した大男が、ロクに抗えぬまま主催者の一人に殺された。異常なのだ、これは。
自分一人で脱出するのは無理だろう。トレイン達のほか、信用できる有能な協力者がいる。
三人の事も気掛かりではあるが、まず自分が生き延びなければ話にならない。
リンスは一旦思考を切り替えると、引き続き夜の道の先を見やる。その時だった――
ガサッ
確かに音がした。脇の道、否、道とは呼べない草木が茂る奥から。
反射的に身構え距離を置き、緊張した目で木々の奥を見据える。そして現れた人物をその双眸が捉えた。
女性だ。年齢は自分と同じかやや上。体のあちこちが汚れており、心なしか両目が赤くなっていた。
泣いていたのだろうか…? 敵意は感じられなかった為、依然警戒を続けながらも尋ねる。
「貴女…大丈夫? 何かあったの?」
リンスレットの言葉にも呆けた様に反応しない女性、ブルマ。
話し掛けれた事にしばらく間を置いてようやく気付いたのか目に光が戻った。
次の瞬間、抱きつかれた。一瞬呆気に取られたが振りほどこうとする。しかしそれは途中で中断を余儀された。
ブルマは嗚咽を漏らして泣いていた。過酷なゲームにほっぽり出された彼女は平静を保てるほど強くは無かった。
出発地点から動く事なく震え、恐れ、泣いていた。涙も出なくなり呆然と虚空を見つめながら、
当てもなく歩き続きここに至ったのだ。
泣き続けるブルマからその経緯を知る事は出来なかったが、リンスレットはブルマを優しく抱きしめた。
20:奇妙な遭遇 2/2
05/07/13 10:21:30 1fgzmX4c
そして今、落ち着いたブルマを連れて街へと向かう道中。
最初の印象こそ弱気なブルマであったが、いつもの調子を取り戻すと途端に明るくなった。
そのギャップに少々驚きはしたが、さっきの悲しげな態度から回復したのは喜ばしい事だ。
ブルマだけでなく、一人だけで行動していたリンスレットにとっても、この出会いは嬉しいものだった。
ブーブー文句を垂れるブルマに目をやった後、正面を見る。そこには街が広がっていた。
懐の武器を確認する。支給品のベレッタM92、これが自分達が持つ唯一の武器…。
ブルマの支給品もあるにはある。精巧で特殊な力を持ち、山をも断つという剣だった。
しかし2人とも剣術の心得が無く、満足に振るう事すら出来なかった為、一度カプセルに戻して所持している。
徐々に不安と緊張が高まり、遂に街の領域に足を踏み入れる。
そこでリンスレットはある気配に気付く。ちょうど隣にある公園、そこに立つ一人の人物に。
「な、何?」
「しっ! 隠れて!」
急いで公園脇の茂みに身を隠す2人。公園中心部に居る人物に目を向ける。
後ろを向いているので顔は分からないが、何やらローブらしきものを纏っていた。
何やらボソボソ呟いている。興味本位で2人は聞き耳を立ててみた。
「…実に興味深いですね。別世界に属する住人を喚び出し制約の元に殺し合わせる。
お世辞にも良い趣味とは言えませんが素晴らしきはそのメカニズム。
私達が属する世界とはまた体系が異なる魔法と科学。恐らくこの舞台にはそれらが極自然に存在するのでしょう。
あの主催者達が何者なのかは現状では確認の仕様がありませんが、今の私達では打倒はまず無理無理無理ですね。
何よりもこの忌々しい首輪、いくらこの私といえどこの最悪の条件下で外す事は容易では無いでしょう。
業に入っては業に従えとも言いますし、まずこのゲームから生き延びることが先決でしょうね。
当然の様に私の魔力も随分弱まってしまっているようです。この分では他の参加者も己の弱体化に戸惑っている事でしょう。
ダーク・シュナイダーは鬼畜街道驀進中であるのは想像に難くなく、ガラは気楽に気分で行動と言った所でしょうか?
美しいお嬢さんが無事かどうかは分かりませんが、彼女のバイタリティを信用するとしましょう。
彼等との一刻も早い合流が理想ではありますが、いかんせん勝手の分からぬ未踏の地。
闇雲に探しても運良く再会できる確率は微々たる物でしょう。という事はそれまで独力か第三者と協力し合う
大別して2つの選択肢があり、この危機的状況では後者の方が望ましいと思われますがどう思いますお嬢さん方?」
まくし立てるように長ったらしい台詞を区切ると同時に、グルンと首をこちらに向ける人物。びびる2人。
ローブを纏った男性はにこりと笑っているらしいが、どこか妙な威圧感がある。というか怖い。
余りに唐突な出来事に絶句するリンスレットとブルマ。
返答を首を長くして待っている男性、アビちゃんことアビゲイル。
暗い公園を暫し静寂が支配していた。
【富山県東部、街の公園/黎明】
【リンスレット・ウォーカー@BLACK CAT】
[状態]:健康
[装備]:ベレッタM92(残弾数:予備含め32発)
[道具]:荷物一式
[思考]:1.目の前の男にどう答えるか考える。
2.トレイン達、協力者を探す。
3.ゲームを脱出。
【ブルマ@DRAGON BALL】
[状態]:健康(泣き疲れ)
[装備]:なし
[道具]:荷物一式 支給品:雷神剣@BASTARD!! -暗黒の破壊神-
[思考]:1.目の前の男にどう答えるか考える。
2.孫悟空達、協力者を探す。
3.ゲームを脱出。
【アビゲイル@BASTARD!! -暗黒の破壊神- 】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:荷物一式(支給品不明:本人は確認済み)
[思考]:1.お嬢さん方の返答を待つ。
2.ダーク・シュナイダー達と合流&脱出方法を探す。
3.ゲームの脱出。
21:カリスマ達1/3
05/07/13 15:52:44 +1ymSTA9
「屁のつっぱりはいらんですよ!!」
全身を筋肉で纏った男、キン肉マンは堂々と、そして真っ直ぐに歩いていた。
突然開始されたこんな馬鹿げたゲームに乗る気なんて彼には毛頭なかった。
以前の彼ならおびえて震えて逃げ出していただろう。しかし、今の彼は違う。壮絶な王位争奪戦に勝ち抜き、100の技を極め、そして王としての資格を得た彼には臆病さなどひとかけらも残っていなかった。
22:カリスマ達2/3
05/07/13 15:53:27 +1ymSTA9
「とりあえず状況を確認しなくては」
地図を広げてみると、見慣れた地図。そして、九州は大分県に赤い印が点いていた。「私は日本の超人だ。日本と、そして日本にいる全ての人を私は守ってみせる!」
そんなキン肉マンの様子を木陰で見ている少年がいた。全身筋肉の男、堂々とした姿、まっすぐな目。彼には一目でキン肉マンが信頼に値する男だと見抜くことができた。いや、どこか同じ臭いを感じたのかもしれない。
23:カリスマ達3/3
05/07/13 15:55:29 +1ymSTA9
ガサガサ!
「!!」
思わず警戒態勢をとるキン肉マン。しかしそこに現れたのは…
「ゲェー、おっさん顔の少年!!」
「俺の名はたけすぃ!!みんなのリーダーだ!!」
「わ、私はキン肉スグル。第58代キン肉大王だ!!」
【大分県西部、道路/黎明】
【キン肉スグル@キン肉マン】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]1,目の前の男への対処
2,仲間を探し友情をつくる
3,ゲームの脱出
【たけし@世紀末リーダー伝たけし!】[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]1,キン肉マンとの和解
2,みんなのリーダーとなる
3,ゲームの脱出
24:救世主
05/07/13 16:58:09 qJOjbOtw
ヤムチャはまもりに襲われてから約1時間苦しみと気絶を繰り返していた。
(クソっ、俺はまた死ぬのか・・・プーアル・・・)
その時ヤムチャのいる家の扉を誰かが開いた。そして入り口付近に倒れているヤムチャをすぐさま
発見する。
「・・ん?おいっ、大丈夫か!」
(うぅ・・)
「これはひどいな」
「全身に切り傷と・・それに毒も盛られている」
(メ・・メシア・・。)
ヤムチャの意識はそこでついえた。
「はっ!」ヤムチャは目をさました。いつのまにか全身を手当てされており、顔全体にマスクの
ような物をつけられている。しかも不思議なことに気絶するほどの苦しみがきれいさっぱり消えていた。
(俺は超神水の試練に打ち勝ったのか?)
「気がついたようだな」
目の前に辮髪の東洋風の男が座っていた。
25:救世主
05/07/13 16:59:14 qJOjbOtw
「あんたは・・」
「私の名はラーメンマン、自分の世界では正義超人をなりわいとしていた」
「既に気づいているかもしれないが、お前の体内に残っていた毒は私の支給品
モンゴルマンマスクで一時的に中和されている。
そのマスクをつけている限りは毒に苦しむことはないから安心しなさい。」
ヤムチャは胸をなでおろした。あのような激痛にあうのはもうごめんだ。
「ただし」
「マスクを外すと再び毒がお前を襲うことになる、そこは気をつけるようにな」
(なんだ、根本的な解決にはならないのか。まあ脱出さえできればドラゴンボールでなんとかなるだろう)
「助けてくれてありがとう、ラーメンマン。俺の名前はヤムチャ、こう見えても自分の世界では
仲間と一緒に世界の命運をかけて悪と戦った(仲間を手助けした)こともあるんだぜ」
「ははは、それは心強いな。まあ話は後だ。夜が明ける前に少し眠っておきなさい。
そうすればお前は強くなれる」
そう言われると確かにマスクをかぶっているとはいえ疲労は大きい。ヤムチャは素直に眠ることにした。
(さて)
ラーメンマンは考えていた。おそらくこの男の実力はたいしたことない。
むしろ怪我をしているので足を引っ張る可能性が高い。
また会場で周囲の人物を観察していたが、かなりの強者揃いであるように見えた。
超人である私の力さえ越える人物も中にはいるだろう。
街道で不意打ちをしかけられればこの男を守りきれない可能性は高い。
(あまり動き回るべきじゃないだろうな)
ラーメンマンは家の周囲にしかけるトラップの準備を始めた。
【ラーメンマン@キン肉マン】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]1,周囲に罠をしかけて篭城
2,仲間を探す
3,主催者を打倒
【ヤムチャ@ドラゴンボール】
[状態]モンゴルマンマスクにより毒は一時的に中和、ただしマスクを外せば再び毒におかされる
右小指喪失 左耳喪失 左脇腹に創傷 中量の失血
治療により失血は止まった
[装備]モンゴルマンマスク
[道具]無し
[思考]1,とりあえず眠る
26:救世主・修正
05/07/13 17:06:50 qJOjbOtw
「あんたは・・」
「私の名はラーメンマン、自分の世界では正義超人をなりわいとしていた」
「既に気づいているかもしれないが、お前の体内に残っていた毒は私の支給品
モンゴルマンマスクで一時的に中和されている。
そのマスクをつけている限りは毒に苦しむことはないから安心しなさい。」
ヤムチャは胸をなでおろした。あのような激痛にあうのはもうごめんだ。
「ただし」
「マスクを外すと再び毒がお前を襲うことになる、そこは気をつけるようにな」
(なんだ、根本的な解決にはならないのか。まあ脱出さえできればドラゴンボールでなんとかなるだろう)
「助けてくれてありがとう、ラーメンマン。俺の名前はヤムチャ、こう見えても自分の世界では
仲間と一緒に世界の命運をかけて悪と戦った(仲間を手助けした)こともあるんだぜ」
「ははは、それは心強いな。まあ話は後だ。夜が明ける前に少し眠っておきなさい。
そうすればお前は強くなれる」
そう言われると確かにマスクをかぶっているとはいえ疲労は大きい。ヤムチャは素直に眠ることにした。
(さて)
ラーメンマンは考えていた。おそらくこの男の実力はたいしたことない。
むしろ怪我をしているので足を引っ張る可能性が高い。
また会場で周囲の人物を観察していたが、かなりの強者揃いであるように見えた。
超人である私の力さえ越える人物も中にはいるだろう。
街道で不意打ちをしかけられればこの男を守りきれない可能性は高い。
(あまり動き回るべきじゃないだろうな)
ラーメンマンは家の周囲にしかけるトラップの準備を始めた。
【京都府 民家/黎明】
【ラーメンマン@キン肉マン】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]1,周囲に罠をしかけて篭城
2,仲間を探す
3,主催者を打倒
【ヤムチャ@ドラゴンボール】
[状態]モンゴルマンマスクにより毒は一時的に中和、ただしマスクを外せば再び毒におかされる
右小指喪失 左耳喪失 左脇腹に創傷 中量の失血
治療により失血は止まった
[装備]モンゴルマンマスク
[道具]無し
[思考]1,とりあえず眠る
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4737日前に更新/491 KB
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