秒速5センチメートル Part8
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22:見ろ!名無しがゴミのようだ!
07/08/26 11:18:24 J7Dm6kOH
>>20
これは心底同意ですねー。
明里が「今この手紙は電車の中で書いています」と書いていたのも伏線で、
ふとした時でも貴樹に手紙を書きたかった、すぐ伝えたかったから、
だから明里はいつも、朝の電車でも待ち合わせ駅のホームでも手紙セットを持っていたのだと。
そして、その対比が「風に飛ばされた貴樹の手紙」です。
「受話器越しに明里が傷付くのが手に取るように分かった。でも、どうしようもなかった」
「あの日、あの電話の日、ボクよりもずっと大きな不安を抱いているはずの明里に対して、
優しい言葉をかけることの出来なかった自分が、ひどく恥ずかしかった」
「約束の今日まで2週間かけて、ボクは明里に渡すための手紙を書いた。
明里に伝えなければいけないこと、聞いてほしいことが、本当にボクにはたくさんあった」
貴樹の手紙は肝心な部分の内容が明示されないが、電車の中で貴樹が思った通り
・ずっと心にわだかまってた、明里を傷つけてしまったこと。
・「伝えなければいけない」こと。
(ここも対比。第3話で花苗が鏡の前で告白を決心するのは、第1話での新宿駅の貴樹と同じ表情)
以上のことから、過去の失敗と謝罪、明里への告白、遠く離れている断絶を埋める意志を示す
極めて重要な内容だったのだと思う。
だからこそ貴樹は、小山駅で手紙を飛ばされた時に泣いた。それほど重要な手紙だった。
(貴樹が泣いたのは、この時だけ。卒業式で明里と別離した時も、遅れる電車の中でも泣かなかった)
しかし貴樹は結局、手紙を無くしたことも、その内容も伝えず、そのままにしてしまった。
おそらく貴樹はキスした事で過剰に"互いに想いが通じ合っている"と盲信してしまったのではないか?
重要な伝えなくてはならないことを曖昧にしたままなので、文通が途絶えても何かの行動もせず、
現実を受け入れられず、実際の明里とは異なる自分の中の「明里像」を盲信し続けたのではないか?
明里も貴樹も手紙を渡せなかったことは同じだけど、意味が全く違っていた。
だから、電車が遅れたことだけが原因ではなく、それがあってなおも貴樹が手紙を渡せて伝えられていたら、
何もかも変わっていたはずと思うんだが・・・。
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