PASMO(パスモ)は、2007年3月18日からサービスを開始した、株式会社パスモが発行するサイバネ規格/非接触型ICカード方式の鉄道・バス共通乗車カードである。PASMOの名称は同社の登録商標である。カード番号のはじめの文字は、PBであり、このPBは、パスモの前身であるバスネット・バスICカード株式会社の頭文字のPASSNET BUSをとったものである。
現在の「パスネット」及び「バス共通カード」加盟事業者を中心とした関東地方及び山梨県、静岡県東部(一部を除く)の鉄道・路線バスで使用できる。
事前にチャージ(入金処理)した金額分が使えるプリペイド(前払い)方式を採用し、電子マネー機能を有している。また、クレジットカードに紐付けるオートチャージ(自動入金)機能付きPASMOのほか、クレジットカード一体型PASMOも発行されている。
2008年8月30日には発行枚数が1,000万枚を突破した。
目次
1 名称の由来
2 概要
3 カードデザイン
4 PASMOの種類
5 購入方法
6 使用方法
6.1 鉄道での利用
6.2 バス・路面電車での利用
6.2.1 バス利用特典サービス
6.2.2 IC定期券
6.2.3 IC一日乗車券
6.3 チャージ(入金)
6.3.1 パスネット残額の引き継ぎ
6.4 履歴表示
6.5 電子マネー
6.5.1 関係企業以外の参入状況
6.6 PASMOオートチャージサービス
6.7 その他
7 導入事業者一覧
7.1 鉄道
7.1.1 2007年3月18日より
7.1.2 2009年3月14日より
7.1.3 導入予定
7.2 バス・路面電車
8 相互利用
8.1 サービス開始当初
9 歴史
9.1 販売制限
10 注意点
11 脚注
12 関連項目
13 外部リンク
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PASMOは、「PASSNET」の「PAS」と「もっと」の意味を表す「MORE」の頭文字「MO」から名付けられた。また、「パスモ」の「モ」はパスネットとバス共通カードが合体した「&」を表す助詞の役割も果たし、「電車も、バスも、あれも、これも」利用できるようになるという拡張性を表す意味の「モ」でもある。
PASMOは、関東地方を中心とする鉄道・路線バス事業者(主にJR以外の大手私鉄や地下鉄、公営交通)が加盟する共通乗車カードである。ただし、鉄道26事業者とバス75事業者のうち一部事業者(主にパスネットやバス共通カードを発売していなかった事業者)では順次導入される予定である。
サービス開始と同時にJR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道・埼玉新都市交通などのIC乗車カード「Suica」との相互利用も行われ、Suica加盟事業者の利用エリアのうち「首都圏エリア」でもPASMOが鉄道やバスで利用でき(2008年3月29日からは仙台・新潟都市圏の各Suicaエリア内の鉄道線でも利用可能となり、Suica全エリア鉄道線における相互利用が開始された[1])、逆にPASMO加盟社・局ではSuicaの利用ができるため、関東地方の鉄道・路線バスのほとんどがPASMO又はSuicaにより1枚のカードで利用できることとなった。
サービス開始以降、一部事業者を除き多くの加盟鉄道事業者と駅でPASMO・Suica対応の自動券売機および自動精算機、ICカード読み取り機を設置した自動改札機および簡易入金機が設置され、利用可能となっている。各機器には「PASMO」と「Suica」が併記してある場合が多い。駅や機器によっては「Suica」の記載がない場合があるが、Suicaでの乗車や入金も問題なくできる。また、加盟バス事業者が運行する路線バスでも運賃箱の上にICアンテナを取り付けてPASMO(Suica)の利用が可能になっている。ただし、こちらは順次導入となっているため、現時点で利用できない路線・車両がある(バスでの利用参照)。
サービス開始から1か月弱で300万枚を売り上げ、在庫が僅少となったため、2007年4月12日から9月9日までPASMO定期券を除き一時発売を停止していた。また、クレジットカードによるオートチャージPASMOも同年4月13日から9月28日まで一時申し込み受付を停止していた。詳細は「販売制限」の節で記述する。