GSM
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この項目では、通信規格について説明しています。その他の用法については「GSM (曖昧さ回避)」をご覧ください。

GSM(: global system for mobile communications)は、FDD-TDMA方式で実現されている第2世代移動通信システム (2G) 規格である。


目次

1 概要

2 歴史

3 周波数帯

4 技術

4.1 音声

4.1.1 GMSK音声

4.1.2 8PSK音声


4.2 回線交換データ通信

4.2.1 CSD

4.2.2 HSCSD

4.2.3 ECSD


4.3 パケットデータ通信

4.3.1 GPRS

4.3.2 EDGE

4.3.2.1 Dual Carrier EDGE


4.3.3 EDGE Evolution

4.3.3.1 EGPRS2-A

4.3.3.2 EGPRS2-B




5 端末数推移

6 脚注

7 関連項目

8 外部リンク


概要

GSMは世界のほとんどの国・地域で使用されているが、日本韓国北朝鮮ツバルでは使用されていない。 2008年現在、世界の携帯電話端末市場の82%はGSM方式であり、携帯電話方式の中で最も使われている。世界の212ヵ国で約20億人が利用している。電波の利用効率が悪いことを問わない発展途上国では主流である。

基本的には第二世代携帯電話 (2G) に属する。しかし、最新技術を取り入れ、次々と改訂版を出している。ただし、従来機種で上位機能を使うことはできない。GPRSの拡張データ通信を含むことで第2.5世代と呼ばれ、さらに上位のEDGEを含むことで第2.75世代と呼ばれる。また、その上のEDGE Evolutionでは第3世代に近いデータ転送速度が出せる(後述)。現在ではGSMネットワークにおいてGPRSは一般的であり、EDGEも多くの地域で利用できる。

GSM方式やWCDMA方式のSIMロックされていない端末を1台持っておくと、現地の事業者が対応していれば、その発行するSIMカードを買い、現地の携帯電話として現地の電話料金で携帯電話を使用できる。多くの国では空港に携帯電話会社のサービス窓口があり、プリペイドSIMカードを入手しすぐに使用できる。

そのほか、自動国際ローミングを備えるため国が変わっても使用できることや、SIMカードでサービスアカウントを管理するため端末電気通信事業者を分離できプリペイド式携帯電話電話機の自由な取替えが容易であることなどの特徴がある。

また、GSMを採用した携帯電話キャリアは3G方式にW-CDMA (UMTS) を選択することを3GSMと呼ぶこともある。

なお、GSMに使用されているA5/1、A5/2などと呼ばれる通信プライバシー保護用の暗号化はいくつかの深刻な弱点が指摘されており、豊富な計算能力があれば数分で解読が可能である。暗号仕様設定当時よりもコンピュータの処理能力が飛躍的に向上し、当時であれば必要十分であった暗号強度も破ることが可能となった。
歴史

各国で異なるアナログ方式でサービスが行われていた欧州において、1982年に欧州郵便電気通信主管庁会議 (CEPT:Conference of European Postal and Telecommunications administration) が GSM (Groupe Speciale Mobile) でデジタル方式携帯電話の統一規格の策定を開始した。1987年に統一規格として採択され、これはGSM1987ともよばれる。1992年ドイツで初のサービスが開始された。

欧州各国で採用され、大量生産されたためシステムが安価となった。また、メーカー・欧州の標準化機関が一体となって他の地域でも採用されるように働きかけを行ったため、広く普及した。

日本のキャリアでは、ソフトバンクモバイルNTTドコモのほぼ全ての機種が対応し、auは3G対応機種の一部と4GLTE専用(VoLTE対応機種等)のほぼ全ての機種が対応する。なお、日本で発売される対応機種の殆どはGSMネットワークで使用される事の多い周波数(国際バンドと言われる周波数)へ対応してるため、多くの国と地域でそのまま国際ローミングが可能である(詳細は日本国外で使用可能な携帯電話端末の一覧参照)。
周波数帯

周波数帯上り (MHz)下り (MHz)間隔 (MHz)帯域幅 (MHz)地域
GSM400T-GSM380380.2 ? 389.8390.2 ? 399.8109.6×2
T-GSM410410.2 ? 419.8420.2 ? 429.8109.6×2
GSM450450.4 ? 457.6460.4 ? 467.6107.2×2
GSM480478.8 ? 486.0488.8 ? 496.0107.2×2
GSM700GSM710698.0 ? 716.0728.0 ? 746.03018×2
GSM750747.0 ? 762.0777.0 ? 792.03015×2
GSM800T-GSM810806.0 ? 821.0851.0 ? 866.04515×2中国
GSM850824.0 ? 849.0869.0 ? 894.04525×2北米
GSM900P-GSM900890.0 ? 915.0935.0 ? 960.04525×2アジア、アフリカ、オセアニア、欧州、中南米
E-GSM900880.0 ? 915.0925.0 ? 960.04535×2アジア、アフリカ、オセアニア、欧州、中南米
R-GSM900876.0 ? 915.0921.0 ? 960.04539×2アジア、欧州
876.0 ? 888.0921.0 ? 925.0454×2アジア、欧州
T-GSM900870.4 ? 876.0915.4 ? 921.0455.6×2
GSM1800DCS18001710.0 ? 1785.01805.0 ? 1880.09575×2アジア、アフリカ、オセアニア、欧州、中南米
1710.0 ? 1755.01805.0 ? 1850.09545×2PCS1900併用地域、中南米
GSM1900
PCS19001850.0 ? 1910.01930.0 ? 1990.08060×2北米、中南米

使用される周波数帯には、主に次の4つがある。

850MHz米国など

900MHz帯 欧州やアジアなど

1800MHz帯 欧州やアジアなど

1900MHz帯 米国など

もともとのGSM規格は、900MHzからスタートし、周波数枠を広げるために、ついで、1800MHzが使われた。南北アメリカは、周波数割り当てが異なったため、これらの地域では、1900MHz,850MHzでGSMが使われる。

900/1800MHz帯ないしは850/1900MHz帯に対応した携帯電話機をデュアルバンド(Dual-band)機、900/1800/1900MHz帯に対応した携帯電話機をトライバンド(Tri-band)機、850/900/1800/1900MHz帯に対応した携帯電話機をクワッドバンド(Quad-band)機と呼ぶ。

なお、北米向けでは850/1800/1900MHzというものもあり、これもトライバンドと呼ばれることがあるが、一般的にはトライバンドといえば前記のものを指す。

日本、韓国、ツバル以外の世界中で最低一つ以上の周波数帯域が割り当てられている。


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