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収録曲選定・発売

こうして個々の楽曲が完成した後も、それがすぐに発売されるとは限らない。CDに収録する曲の選定や順序は、各曲の完成度や曲同士のバランス等の理由から、発売直前まで検討されている。その一例としては、2回の収録延期がされた楽曲「Float World」がある。「Float World」は、当初2003年9月10日発売のCDシングル『君という光』に収録される予定の曲として公表された[45]。しかし、その直後に収録予定曲から外されている。再度「Float World」が公表されたのは、2か月後の11月12日発売のCDアルバム『Crystallize ?君という光?』の収録予定曲としてであり、それについての岡本の解説も音楽雑誌に掲載された[46]。しかし、再度収録予定曲から外され、最終的には2004年1月14日発売のシングル『僕らだけの未来』のカップリング曲として収録、発売された。このように収録予定のCDが次々と変わった理由は、他の収録曲とのバランスを考えた上でのことであった[47]

シングルやアルバムを発売する際は、プロモーションビデオやジャケット写真の撮影などが行われる。撮影場所は兵庫県[48]大阪港近郊等が撮影場所として紹介されたことがある[49]。ジャケット写真やCDのデザインは、他のGIZA studio所属アーティストの作品も手がける森美保や小島巖らによって制作されており、撮影された写真などはそれぞれの著書としてまとめられた(詳しくは関連書籍の節を)。また、メンバーのAZUKI七による写真もジャケットの一部として用いられることがあり、『first kaleidscope ?君の家に着くまでずっと走ってゆく?』や『二人のロケット』のジャケット写真はその一例である[50]。このほか、2006年にシングルCD『今宵エデンの片隅で』のジャケット撮影が行われた際には、ボーカルである中村によって撮影の指示がされている[51]


その他

こうした作曲・編曲・作詞・歌唱収録の各工程は、各メンバーそれぞれの個人作業の傾向が強い。この傾向は結成当初から同じであり、楽しみながら制作するバンドというよりも、役割分担を明確にして洗練された楽曲制作集団を各メンバーが目指していたことに起因する[52]。そのため、メンバー同士の意見交換や立ち会いがされるかどうかは流動的である。2001年当時にはメンバー同士の話し合いは当然のこととされていたが[7]、2003年には話し合いなしでレコーディングは進んだ[53]

また、一旦完成した楽曲が状況によって、再度古井の編曲によってキーテンポが調整されたり、AZUKI七によって詞に変更が加えられたこともある。その具体例としては、楽曲「僕らだけの未来」のたどった変遷がある。「僕らだけの未来」は、当初は砂丘を意味する「サンドヒル」という名で制作が行われており、スパニッシュなけだるいラテン系の曲であった[54]。その後、シングル化に伴ってテンポの速いロック調の曲に再編曲され、タイトルも「僕らだけの未来」となり、歌詞も変更された[47][55]


サポートメンバーおよび関係者

メンバーには専門のベーシストドラマーがいないため、そうした音色は先述の通り、古井弘人による打ち込みによって構成されるが、いくつかの楽曲収録時にサポートメンバーが参加した場合もある。その多くはメンバーと同じビーインググループ所属のスタジオ・ミュージシャンや、同グループと関わりのある編曲者である。特に大賀好修や、ミゲル・サ・ペソアをはじめとしたCybersoundメンバーの参加割合が高い。参加記録はCDのブックレットのほか、各ミュージシャンの公式ウェブサイトにも残されている(詳しくは節末に一覧表として示す)。またライブの際には、以下のメンバー等が加わることもある。

大賀好修(ギター)

岩井勇一郎(ギター)

大橋雅人(ベース)

David C.Brown(ドラム)

山口‘PON’昌人(ドラム)

福田和希(コーラス)

日向寺咲(コーラス、GIZAクリエイターズスクール受講生)

中平彩子(コーラス、GIZAクリエイターズスクール受講生)

楽曲及びライブのエグゼクティブプロデューサー名については、KANONJI(もしくはKANONJI ROCKAKU)と表記されている。

サポートメンバーが参加している楽曲曲名(リンク先は参加が確認できる初出CD)担当サポートメンバー
君の家に着くまでずっと走ってゆくキーボードミゲル・サ・ペソア
バッキングボーカルMichael Africk
アコースティック・ギターAaron Hsu-Flanders
サックス横路竜昇
in little timeコーラスMichael Africk
二人のロケット ?cool smooth ver.?キーボードミゲル・サ・ペソア
アコースティック・ギターAaron Hsu-Flanders
エレクトリックギターJohn Clark
夏の幻アコースティック・ギター大賀好修
水のない晴れた海へキーボードミゲル・サ・ペソア
バッキングボーカルMichael Africk
アコースティック・ギターAaron Hsu-Flanders
エレクトリックギターJohn Clark
二人のロケット
(アルバム『first soundscope ?水のない晴れた海へ?』収録のバージョン)ベース麻井寛史[56]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Momi