捜査を主眼とする検察として、証拠を追って事実の解明を重視する立場をとることから、疑獄事件など政治家が関与する案件では事態の拡大をためらわない立場に立つことが多い。批判として、検察が独走し特定の政治的効果を及ぼす検察ファッショである、との批判を受けることがある。
小林芳郎
刑事事件を相対的に評価し、国家にとって有用な人物の処断には配慮が必要との立場を取ることがある。西郷隆盛が山縣有朋の汚職疑惑でピンチに陥ったときに、陸軍卿として復活させた「国家有用論」と軌を一にする。思想検察ともいい、戦前は庶民にとって暗い印象が付きまとったが、検察の中ではエリートコースであった。法務総裁(法務大臣)の大橋武夫はじめ、多くの政治家が支持した。法務省と検察庁を往復するキャリアを積む。捜査に対しては政治的配慮からブレーキを踏む立場となることがあるといわれている。
塩野季彦 - 司法大臣、大審院検事局次長 東大卒
岩村通世 - 司法大臣、検事総長 東大卒
松阪広政 - 司法大臣、検事総長 東大卒
池田克
※参考・ ⇒検察庁事務章程
[13]。
検察の強大な権力は常に国民の側にいるべきで、検察の意に沿わないような社会状況・政治状況が出現した時は独善に陥る危険性があるため、検察権の行使は慎重であるべきである。[13]。
脚注^ 「男女ペア検事配置 裁判員制度で大阪地検」 ⇒産経新聞(2009年3月13日)
^ 三井環 『告発!検察「裏ガネ作り」』 光文社、2003年5月7日。ISBN 9784334973919
^ 佐藤優 『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』 新潮社、2005年3月26日。ISBN 9784104752010
^ a b 青木理『国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち』検察のリーク(28-40頁)刑事司法劣化(194-205頁)金曜日、2008年5月。ISBN 9784906605408
^ a b 「鳩山政権を挟撃する大メディアと官僚「霞ヶ関の笛」連合」、『SAPIO』第21巻第20号、小学館、2009年11月25日、p.81。
^ ⇒『鈴木宗男氏「狙われたら誰でもやられる」』産経新聞(2010年1月16日)
^ a b MARTIN FACKLER (2009-05-29). “ ⇒In Reporting a Scandal, the Media Are Accused of Just Listening” (英語). ニューヨーク・タイムズ. ⇒http://www.nytimes.com/2009/05/29/world/asia/29japan.html 2010-01-03 閲覧。
^ 読売新聞社会部編 『ドキュメント検察官』 中央公論新社、2006年9月。ISBN 4121018656
^ 『徹底抗戦』 164頁。
^ 『徹底抗戦』 164-165頁。
^ 「検察不祥事についての基礎知識」『日本の論点 2008年度版』文藝春秋、2007年。
^ a b c d 大鹿靖明 『ヒルズ黙示録・最終章』 朝日新聞社〈朝日新書〉(原著2006-11-30)、初版、pp. 216-217。ISBN 1022731133。2008-11-10閲覧。
^ a b 東京新聞特別取材班 『検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか』 光文社(原著2006-09-16)、初版、pp. 415-416。ISBN 9784334975050。