魔導物語
ご協力下さい!!
■暇つぶし何某■

[Wikipedia|▼Menu]

この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。そのため偏った観点から記事が構成されているおそれがあります。議論はノートを参照してください。(2011年6月)

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2013年1月)

魔導物語
ジャンルダンジョンRPG
開発元コンパイルNECアベニュー、Goo!、アイキコンパイルハート、ゼロディブ、D4エンタープライズ
発売元コンパイルセガ徳間書店インターメディアNECアベニューアイキジー・モードD4エンタープライズコンパイルハート
1作目魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE
1989年12月10日
最新作?聖魔導物語?
2013年3月28日
スピンオフ作品ぷよぷよ
テンプレートを表示

『魔導物語』(まどうものがたり)は、株式会社コンパイルの3Dダンジョン型ロールプレイングゲームシリーズ。一般的には落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズのルーツとして知られている。

2003年にコンパイルが解散した際に、『ぷよぷよ』関連を除く本作の著作権が有限会社アイキに継承され[1] 、さらに2007年には株式会社D4エンタープライズに引き継がれた。また、2010年にはコンパイルハートがD4エンタープライズより家庭用ゲームソフトの営業権(開発・販売)を取得している(ライセンシー契約)[2][3][4]


目次

1 概要

2 設定

2.1 『真・魔導物語』設定


3 ゲームシステム

3.1 戦闘

3.2 成長システム

3.3 買い物


4 ゲーム作品一覧

4.1 魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE

4.2 MSX2版 魔導物語1-2-3

4.3 PC-9801版 魔導物語1-2-3

4.4 魔導物語I 3つの魔導球

4.5 魔導物語A・R・S

4.6 魔導物語II ?アルル16才?

4.7 魔導物語 道草異聞

4.8 魔導物語III 究極女王様

4.9 魔導物語A ドキドキばけ?しょん

4.10 魔導物語 はなまる大幼稚園児

4.11 魔導物語I

4.12 魔導物語 はちゃめちゃ期末試験

4.13 魔導物語I 炎の卒園児

4.14 魔導物語 魔導師の塔

4.15 魔導傳記 ????? ??

4.16 セガサターン版 魔導物語

4.17 iアプリ版 魔導物語

4.18 ?聖魔導物語?

4.19 その他関連作品


5 主なアイテム

6 キャラクター紹介

7 関連商品

7.1 攻略本

7.2 小説

7.2.1 角川シリーズ

7.2.1.1 オリジナル登場人物


7.2.2 真・魔導物語シリーズ

7.2.2.1 オリジナル登場人物



7.3 漫画

7.4 サウンドトラック

7.5 資料集・その他


8 ウェブコミック

8.1 ウェブコミック版の登場人物


9 脚注

10 関連項目

11 外部リンク


概要

コンパイル発売のMSX2用ディスクマガジン『ディスクステーション SPECIAL クリスマス号 (#SP5)』(1989年12月10日発売)に収録された『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』を元祖とし[5]、さらにそれを発展させた『魔導物語1-2-3』(まどうものがたり いっちょうめにばんちさんごう[6][7]1990年6月15日発売)を根幹とし、リメイク作品を含む様々なシリーズを重ねた。

コンパイルが経営破綻した1998年以降、本シリーズの派生作品であった『ぷよぷよ』シリーズの知的財産権がセガに譲渡された際に、アルルを始めとする本シリーズの多くのキャラクターの著作権がセガの管理下となり、一方で『ぷよぷよ』シリーズに登場しなかったその他のキャラクターと『魔導物語』シリーズのタイトル自体の著作権は2007年以降はD4エンタープライズが所有し、かつ2010年以降はコンパイルハートがD4エンタープライズの許諾の下で家庭用ゲームソフトの営業権(開発・販売)を持つ状態で、版権元が作品とキャラクターで2つに分断されており、処理がややこしくなっている。

なお、版権元が分断されてはいるが、過去に『魔導物語 はちゃめちゃ期末試験』などがアイキよりダウンロード販売されていたり、『MSXマガジン永久保存版2』に『魔導物語1-2-3』がそのまま収録、またセガからも携帯電話アプリとして『魔導物語』シリーズが移植されるなど、完全に移植・リメイクが不可能と言うわけではない。これらの移植作品は、いずれも「c D4 Enterprise, Inc.」および「c SEGA」のコピーライトが併記されている。

セガが著作権を持つキャラクターを使用しない作品も作られており、2007年にはD4エンタープライズの運営するサイト「コンパイルステーション」にてキャラクターを一新したウェブコミック『魔導物語』が連載開始、2013年にはコンパイルハートが同様にキャラクターを一新した新作『?聖魔導物語?』が発売された。
設定

ほとんどの作品で魔導師の女の子アルル・ナジャ(ただし、初期作品では名前がなかった)が主人公を務めているが、一部他のキャラクターが主役の作品も存在する。

キャラクターとして、主にヨーロッパの伝承から非常に多くの種類のモンスターを可愛らしくアレンジさせたりなどして(『PC-9801版 魔導物語1-2-3』のみ、逆に全てをリアルにさせて)登場させている。

本シリーズ『魔導物語』の派生作品である落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』は同社の代表作となったが、『魔導物語』より『ぷよぷよ』の方が圧倒的に知名度が高くなってしまった結果、『ぷよぷよ』自体が魔導物語シリーズに影響を与えることもあった。[8][9][10]『MSX2版 魔導物語1-2-3』をよりおどろおどろしくコミカルにリメイクしたのが『PC-9801版 魔導物語1-2-3』であるが、『初代ぷよぷよ』発売後は『MSX2版 魔導物語1-2-3』をより人間味あってファンタジックにした魔導物語が主流となる。なお、魔導物語シリーズには正伝と外伝が(一応)存在していたが、『コンパイルクラブ』と『DiscStation』では報じられたものの、それ以外には正伝と外伝の違いが語られることはなかったため、ユーザには単に『魔導物語シリーズ』として受け入れられることになる。この正伝と外伝の区別は社内でもキッチリ決まっているものではなく、DSやコンクラに書かれていた区別が新しい号で書き換わっていたりと曖昧で信用できない。[11][12][13]『魔導物語A・R・S』脚本担当のうゑみぞは魔導物語外伝と命名するつもりだったが、正伝にしたい社長と揉めて折衷案でA・R・Sとし、その後に変更して正解だったと語っている。[14]魔導物語には複数の作品があり、同タイトル作品などでの矛盾やキャラクターの言動の違いなどから、パラレルワールドといえる作品も存在する。[15]す?ぱ?ぷよぷよ通』の取扱説明書での主人公アルルの紹介欄には「ゲームによって、微妙に違う人生を送っている」とも書かれている[16]。『MSX版の1-2-3』『PC98版のA・R・S』『はちゃめちゃ期末試験』『魔導師の塔』などの一部を除くPCでプレイできる魔導物 008000 語シリーズ、コンパイル製作の初回発売のぷよぷよシリーズ、コンパイル後期のディスクステーションの魔導物語の世界を舞台としたゲームでは比較的矛盾や設定の違いが少ない。新作と以前の作品とで設定に細かな変更点があることもある(アルルのバストサイズ・体重など)。
『真・魔導物語』設定

後に、コンパイル内で今までの『魔導物語』シリーズの世界観と設定を再構築し、正伝と外伝の間にある矛盾点を解消して同じ時間軸・同じ世界での統一設定を作ろうという動きが起こった。この新たな世界観では、『ぷよぷよ』の舞台となる世界は『魔導物語』の時代から約1000年後とされ、それぞれの作品のキャラクターは同じ名前と姿を持った別人(世界はある理由から一度滅んでおり、後にサタンの手で再生されたことになっている)とされた。また、それまで作品によってバラバラだったキャラクターの設定も細かく定められていた。このときのディレクターは『魔導物語 はちゃめちゃ期末試験』などを担当した織田健司であった。

当初はセガサターン版『魔導物語』のシナリオとして、この設定に準拠したシナリオを採用する予定で作られていたが、コンパイルの経営破綻などの影響で元々のシナリオは没になり、製品版では異なるシナリオが採用された。その後、開発中に没となったオリジナルシナリオは商業二次の小説『真・魔導物語』シリーズとして展開されることになり、この設定に沿ったキャラクターの設定資料などはファンブック『魔導物語 ファンブック イラストレーション&アザーズ』に収録される。以降、ゲーム本編では『ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ』など一部の作品を除いてこの設定はほとんど反映されず、小説やファンブックに収録された年表などで補完されるにとどまっている。これらのことから、この設定は小説版のタイトルより『真・魔導物語』設定と呼ばれている。ディレクターである織田健司自ら「これは僕の頭の中だけで描いている魔導物語」と記述しており[17][18](設定に対する批判の声が多かったのも一因とされている)、『真・魔導物語』設定が魔導物語の正式な統一設定となることはなかった。
ゲームシステム

セガサターン版『魔導物語』(以下『セガサターン版』)および『?聖魔導物語?』はシステムが大幅に異なるので、ここでは『セガサターン版』『?聖魔導物語?』以外の作品に関して説明する。

主人公はパーティーを組むことなく、一人だけでダンジョンを冒険する。冒険の目的は、試験や遭難からの脱出、趣味などである。ほとんどの作品は3Dダンジョン探索型のRPGになっており、主人公が移動する空間は最初から最後までダンジョンで占められており、買い物もダンジョン内で行う。ただし、『はなまる大幼稚園児』と『セガサターン版』のみ2Dフィールド型で、町などが存在する。

現在では当たり前の機能だがオートマッピング機能が搭載されている。通過した地点からダンジョンの地図が自動的に描き上げられ、更に現在位置と方角も確認できるので、3Dダンジョン初心者でも比較的とっつきやすい。ただし、2Dフィールド型の2作品と最初の作品であるMSX・ディスクステーション版『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』(以下『MSX-DS版』)には搭載されていない。しかし、『MSX-DS版』もマッピング不要とは謳っていた。[19]基本的に1フロアが8×8マス、最後の2フロアだけ16×16マスという狭いダンジョンだったが、このゲームには真上に移動する魔法があり、上下のつながりを理解したうえでこの魔法を使わないと入手できないアイテムもあるので、マッピングをしたほうが無難である。

この他、シリーズに共通する特徴として、以下の要素が存在する(一部の作品を除く)。
ファジーパラメーター
自他のパラメータを数値ではなく、文章で表示する。
マジカルボイス
キャラクターが戦闘時等に音声でしゃべる。現在は当たり前だが、当時はかなり斬新だった。特にMSXでは、PSG音源で音声を再生させていた。
戦闘

主人公と敵との1対1の戦いになる。主人公か敵のどちらかが逃げ出すか、体力(いわゆるヒットポイント)が無くなるまで戦闘を続けるのが基本だが、敵によってはアイテムを差し出して許しを請うことがある。

主人公は魔法(または技)を用いて戦い、炎の魔法(ファイヤー、ホットなど)と氷の魔法(アイスストーム、コールドなど)で攻撃を行なう(後期作品では更に雷の魔法(ライトニング、サンダーなど)も使える)。これらの属性魔法は基本的な魔法なので、魔導力(いわゆるマジックポイント)を消費せずに使える。それ以外の大半の魔法は上級魔法ということで、使うと魔導力を消費する。

ダメージ量や残り体力・魔導力は数値では表示されずに、「痛さの余り転げまわった」「痛さのホームラン」「げげげ、内蔵吐いちゃうよ」「もう フ?ラフラ!」「ヨロレイヒー 元気ー」「もうだめ。ぼくはこのまま死んでしまうのかな」「魔導力 そろそろ危ない」「魔導力 蚊の涙ほど回復」といった文章や表情、音楽で表示される。このシステムをファジーパラメーターシステムといい、『ぷよぷよ』シリーズにおいても、おじゃまぷよの予告量が数字ではなく予告ぷよという形で表示される、ピンチになると表情や音楽が変わる、といった形で採用されている。

また、敵ごとに弱点が設定されているので、炎と氷のどちらに弱いかを見抜くことが勝利への早道となる。炎を吐くモンスターや氷の精霊ならば弱点は容易に想像できるが、同名モンスターでも作品によって弱点が異なる場合がある。結果として「ノーリスクで魔法が使え、常に敵の相性を考えねばならない」という特徴をもっている。[要出典]

主人公や敵が攻撃をするときやダメージを受けたときにはサンプリングボイスが再生される場合がある。当時としてはこれは珍しく、初期の作品ではマジカルボイスRPGと呼んでいた。これもアーケード版以降の『ぷよぷよ』シリーズにおいても採用されている。ただしアーケード版の『ぷよぷよ』が登場した頃は格闘ゲームの全盛期であり、徐々に当たり前になりつつあった。

また、ダイアキュートと呼ばれる次の魔法の効果を増強する魔法を使った場合は、次の魔法の詠唱をするときに頭の部分だけ二回ずつ(作品によっては一回)ダブるという演出がなされる(例:ダイアキュート→ファファ・ファイアー、ダイアキュート→ダダ・ダイアキュート→ファファファファ・ファイアー)。『わくわくぷよぷよダンジョン』や『セガサターン版』以降では単に戦闘中での攻撃力上昇の魔法となり、この演出も無くなってしまった。その後『魔導物語』自体続編が作られなくなり久しかったが、セガ製作の『ぷよぷよフィーバー』においてこの演出が再登場した。
成長システム

戦闘に勝利すると他のRPG同様経験値が手に入るが、経験値もまた数値では表示されない。画面の外周にちりばめられた宝石が光るという形で経験値量を表している。この宝石を経験球(けいけんだま、経験玉と表記する作品も)といい、全ての経験球が光るとレベルが1上がり、同時に体力と魔導力も全て回復し、経験球は再度輝きを失う。得られる経験値は主人公と敵とのレベル差によって決まり、主人公のレベルが上がると弱い敵を倒しても経験値が全く入らないか、入ったとしても極僅かある。この経験球システムは『なぞぷよ』シリーズにも採用されている。唯一の例外が『炎の卒園児』であり、伸びたリボンの長さで経験値の量を判断できる。
買い物

前述の通り主人公はダンジョンの外で冒険をすることは一切無いので、買い物はダンジョンの中で店を開いている魔物商人と行う。誰も寄り付かないようなダンジョンの奥深くでも店を開いており、人間から迫害され逃れてきた魔物たちが住む森の中でも、人間である主人公との売買に応じてくれる。

『はなまる大幼稚園児』では人間の住む町があり、そこで買い物を行う。しかし、人間の住む町にもかかわらず、店員は魔物商人である。なお、『セガサターン版』では大きめの町では人間が店舗を開いており、魔物商人は小さな村で露天商を営んでいるか、大きめの町を行商している。
ゲーム作品一覧

シリーズを大きく分けると『魔導物語1-2-3』系統とそれ以外に分けられる。ただし、同系統の作品でも機種によってストーリー内容が変化している。
魔導物語1-2-3
主人公の女の子(アルル・ナジャ)が、幼少期に卒園試験に挑む「エピソード1」と、16歳に成長して旅をしている最中に事件に巻き込まれる「エピソード2」および「エピソード3」で構成されたタイトル。

1-2-3(3エピソード同時収録)

魔導物語1-2-3(MSX2):1990年6月15日発売 - 2003年・2008年・2015年にはWindows用MSXエミュレータと共に限定販売

魔導物語1-2-3(PC-98):1991年11月23日発売 - 2015年にはWindows用MSXエミュレータと共に限定販売


エピソード1

魔導物語I 3つの魔導球(ゲームギア):1993年12月3日発売 - 2008年に携帯電話アプリに移植

魔導物語 はなまる大幼稚園児(スーパーファミコン): 1996年1月12日発売 - 2Dマップを採用。卒園試験を受けるまでの前日談がメインのため、他機種のエピソード1とは大幅に内容が異なる作品。

魔導物語I(メガドライブ):1996年3月22日発売

魔導物語I 炎の卒園児(PCエンジン):1996年12月13日発売


エピソード2

魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE(MSX2):1989年12月10日発売『ディスクステーション SPECIAL クリスマス号 (#SP5)』に収録 - MSX2版『1-2-3』のエピソード2の元になった、プロトタイプ的な作品。2008年・2015年にはWindows用MSXエミュレータと共に限定販売

魔導物語II ?アルル16才?(ゲームギア):1994年5月20日発売 - 2008年には携帯電話アプリに移植


エピソード3

魔導物語III 究極女王様(ゲームギア):1994年12月30日発売 - MSX2/PC-98版『1-2-3』とは全く異なるストーリー。 2009年には携帯電話アプリに移植


その他の作品


魔導物語A・R・S(PC-98):1993年12月10日発売 - アルル、ルルー、シェゾの3名を主人公にした3本のストーリー。2015年にはWindows用MSXエミュレータと共に限定販売

魔導物語A ドキドキばけ?しょん(ゲームギア):1995年11月24日発売 - PC-98版『A・R・S』のアルル編とは全く異なるストーリー。


魔導物語 道草異聞(PC-98):1994年7月15日発売『ディスクステーション Vol.3』に収録

魔導物語 はちゃめちゃ期末試験(Windows95):1996年9月6日発売『ディスクステーション Vol.12』に収録

魔導物語 魔導師の塔(Windows95):1997年9月6日発売『ディスクステーション Vol.16』に収録

魔導物語(セガサターン):1998年7月23日発売 - 2Dマップを採用。サブタイトルはないが独自のストーリー。

魔導物語(iアプリ):2005年12月14日配信開始 - サブタイトルはないが独自のストーリー。2006年6月に配信終了。

?聖魔導物語?(PlayStation Vita):2013年3月28日発売 - コンパイルハート発売。キャラクターを一新した作品。

日本未発売


魔導傳記 ????? ??(Windows95):韓国にて、1998年3月20日発売『??? ???? (Disc Station) Vol.5』に収録

その他、関連作品小説ウェブコミックなどが存在する。

以下、発売年月日順に解説する。
魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE

魔導物語
EPISODE II CARBUNCLEジャンルダンジョンRPG
対応機種MSX2
Microsoft Windows XP/Vista/7/8
開発元コンパイル
発売元MSX2: コンパイル
Win: D4エンタープライズ
人数1人
メディアMSX2: 3.5インチフロッピーディスク
Win: CD-ROM
発売日

MSX2: 1989年11月7日

『DS SPECIALクリスマス号 (#SP5)』に収録

Win XP/Vista: 2008年9月1日

『魔導物語1-2-3 MSX2版 for Windows』に収録

Win Vista/7/8 2015年3月31日

『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』に収録

テンプレートを表示

1989年12月10日発売のMSX2版「ディスクステーション SPECIALクリスマス号 (#SP5)」に収録されたゲーム[20]。ゲーム中のタイトル画面の表記は単に『魔導物語』のみであり、通称『MSX-DS魔導』、または単に『DS魔導』と呼ばれる。後の『魔導物語1-2-3』の元となる作品である。本作ではまだオートマッピング機能は搭載されていない。
ストーリー
魔導師を目指して古代魔導スクールへの旅に出た16歳の女の子が、旅を初めて3日後、格好はいいが目つきがおかしい、変態の目をした魔導師のお兄さんに捕まってしまう。女の子は見張りの魔物を色気で騙して脱出を試みる。その途中で彼女は、鳥型の魔物商人ミイル・ホォルツオ・ベンジャミンと「ライラ遺跡に眠っている宝石カーバンクルを探してくれたら、ウラノス・スタッフというと交換する」という商談を結ぶ。無事に魔導師の手を逃れて脱出に成功した女の子は、ミイルに言われた通りライラの遺跡の地下迷宮へと向かうのだった。

この作品のバックストーリーでは、作品の舞台は「混沌の神が支配している世界」とされている他、主人公の女の子が目指す古代魔導スクールの入学試験は、乗り物などを使わず学校の申請室まで自分の魔導を使って行くことが条件とされている。

この作品は2008年に『魔導物語1-2-3 MSX2版 for Windows』にて『魔導物語1-2-3』と併せて限定復刻され、2015年には同様に『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』にて『魔導物語1-2-3』『魔導物語A・R・S』と併せて限定復刻された。いずれも次節にて詳述する

MSX2版 魔導物語1-2-3

魔導物語1-2-3ジャンルダンジョンRPG
対応機種MSX2
Microsoft Windows XP/Vista/7/8
開発元コンパイル
発売元MSX2: コンパイル
Win XP: アスキー
Win XP/Vista: D4エンタープライズ
人数1人
メディアMSX2: 3.5インチフロッピーディスク
Win: CD-ROM
発売日

MSX2: 1990年6月15日
Win XP: 2003年12月3日

MSXマガジン永久保存版2』に収録

Win XP/Vista: 2008年9月1日

『魔導物語1-2-3 MSX2版 for Windows』に収録

Win Vista/7/8: 2015年3月31日

『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』に収録

テンプレートを表示

MSX-DS版『魔導物語』の人気を受け単体で製品化。1990年6月15日発売。通称『MSX魔導』、または『MSX-DS版』と区別をする為に『MSX1-2-3』と呼ばれる。タイトルの通り、「魔導物語1」「魔導物語2」「魔導物語3」の3つのエピソードから成り立っている。エピソード2は『MSX-DS版』の改良版にあたり、グラフィックやマップなども含め一部リニューアルされている。それぞれのエピソードは完全に独立しているが、「1話→2話」もしくは「2話→3話」へのデータコンバートを行うことによってやや強い状態で始めることができる。本作よりオートマッピング機能が搭載された。
エピソード1
女の子が6歳のとき、魔導幼稚園の卒園試験に挑むことになる。ところが、卒園試験を受けることの出来る優秀な生徒は、今年は彼女一人だけ。幼稚園の敷地内にある塔。この塔で「魔導球」を3つ探し、脱出できれば合格である。凛と勇気を奮い立たせ、彼女は塔の中へと入っていく。
エピソード2
『MSX-DS版』とほぼ同内容。ただし、探し出す宝石の名称がルベルクラクに変わっているなど、いくつかの変更がある。
エピソード3
「エピソード2」の出来事から3日後、カーバンクルを旅の仲間に加え再び魔導学校を目指す女の子だが、突然、道ですれ違った色っぽい女性が声を上げた。女性はカーバンクルを見るや、「サタン様と結婚したのね」と怒り心頭に発し、遂には牛頭の魔物(ミノタウロス)を呼び出した。たまらず逃げ出した女の子は、気が付くと生きて出たものは誰も居ないという、迷いの森に迷い込んでしまっていた。

エピソード1の終盤には、塔から脱出したと思いきや、それはイリュージョンで、まだ試験は続いていたというイベントがある。また、この作品の取扱説明書で、エピソード2冒頭に登場する銀髪の魔導師にシェゾ・ウィグイイという名前がつき、「神を汚す華やかなる者」という意味があると語られた。ゲーム中の表記は単にシェゾである。

アルルの幼稚園時代を描いたエピソード1は実際にはシリーズ初作ではないが、後に「『魔導物語』の1作目」扱いとして単体で何度もリメイクされることになる。

2003年12月3日発売のムック『MSXマガジン永久保存版2』(アスキー刊、ISBN 4-7561-4374-1)にこの作品がMSX2の公式エミュレータとともに収録されており、Windows XPでこの作品を遊ぶことができる。

2008年9月1日には、「魔導物語復刻プロジェクト」の第2弾として、Windows XP/Vista用ソフトとして『魔導物語1-2-3 MSX2版 for Windows』が2000本限定生産でD4エンタープライズより限定発売された。こちらはMSX2版『1-2-3』に加え元祖『DS魔導』を復刻収録している。なお、本作は一般発売に先駆けて、2008年8月に開催されたコミックマーケットでも販売されていた。

2015年3月31日には、Windows Vista/7/8対応ソフトとして『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』がD4エンタープライズより限定発売。こちらはMSX2版『1-2-3』と元祖『DS魔導』に加え、PC-98版『1-2-3』と『A・R・S』まで含めて復刻収録している。カバーは『1-2-3』と『A・R・S』のリバーシブルとなり、当時のマニュアルも可能な限り復刻され、MSX2版およびPC-9801版に付属していた「カードゲーム」も同梱収録されている。

PC-9801版 魔導物語1-2-3

魔導物語1-2-3ジャンルダンジョンRPG
対応機種PC-9801
Microsoft Windows Vista/7/8
開発元コンパイル
発売元コンパイル
人数1人
メディアPC-98: 3.5インチフロッピーディスク
Win: CD-ROM
発売日

PC-98: 1991年11月23日
Win Vista/7/8: 2015年3月31日

『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』に収録

テンプレートを表示

『1-2-3』をPC-9801移植したもの。1991年11月23日発売。通称『98魔導』。シナリオの流れは概ねMSX2版と同様だが、グラフィックがリアル志向であり、流血などやや過激な表現が見られるなど、後のシリーズと比べてやや異色となる演出が最大の特徴。それにより、エピソード1のイリュージョンはより迫力が増しており、エピソード2のシェゾの結末も変更されている。

「○○が現れた」という判を押したようなメッセージを廃止。「ぷよぷよ上から落ちてきた」「ウィッチのおでまし」「ケリをみまった」「舌がムチのように伸びる」「心臓凍結」「かき消える」など、敵キャラごとに登場・攻撃・退場メッセージが異なるようになった。ほかにも、強力だが命中率の低い攻撃呪文「ジュゲム」、装備するとぺらぺら喋って持ち主の意思とは勝手に行動する杖「魔導杖」、魔導力回復アイテムの「酒」類が初登場。それに伴い、福神漬けやカレーライスなどカレー関連アイテムの効果は体力回復のみに統一され、以降の作品もそれに倣っている。

この作品から主人公の女の子にアルル・ナジャという名前が設定された。また、エピソード2冒頭に登場する銀髪の魔導師の名前がシェゾ・ウィグィィ(後半のィが小文字)に変更された。ゲーム中の表記はシェゾのまま。 本作でリアルな敵キャラクターが『魔導物語』のイメージに合わないという手紙が多々届いたため『ARS』よりデフォルメされた可愛いキャラクターに戻された[21]

なお、MSX2版『魔導物語1-2-3』を元にしたパズルゲームであるMSX2版・ファミコンディスク版『ぷよぷよ』は本作の約1ヶ月前に発売されたが、その時点ではキャラクター要素が薄く、その翌年の1992年に『魔導物語1-2-3』のキャラクター達を多く登場させたアーケード版・メガドライブ版『ぷよぷよ』が発売され、同作の攻略本などで『魔導物語』が紹介された際には、当時最新の移植であったこのPC98版『魔導物語1-2-3』が紹介されることが多かった。

2015年3月31日には、前述した『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』の収録ソフトのひとつとして限定復刻となった。

魔導物語I 3つの魔導球

魔導物語I 3つの魔導球ジャンルダンジョンRPG
対応機種ゲームギア
iアプリ
S!アプリ
EZアプリ (BREW)
開発元コンパイル
発売元セガ
人数1人
メディアGG: ロムカートリッジ
発売日GG: 1993年12月3日
i: 2008年8月1日
S!: 2009年2月2日
EZ: 2009年7月2日
テンプレートを表示

『1-2-3』のエピソード1をゲームギアに移植した作品。1993年12月3日発売。コンパイルが開発し、セガから販売された。通称『GG魔導I』または『GG-I』。パズルゲーム『ぷよぷよ』の人気を受けて作られた初の『魔導物語』といえるが、企画自体は『ぷよぷよ』がアーケードゲームとして稼動するより前からあった。まだこの時点では『ぷよぷよ』の影響は薄く、魔物としてのぷよぷよが全部で5色登場し、前述のように4匹集まると星になって消えてしまうことぐらいである。本来はアルルが6歳の時点ではオワニモが開放されていないので、消えないはずなのだが、これ以降のリメイク作品にも見られる演出である。

攻撃魔法が移動中でも使え、これを使った謎解きが存在する。アイテムや魔法がアイコンで表示される。など以後の『魔導物語』シリーズでも用いられるシステムがこの作品から登場した。尚、ゲームギア版のシリーズには「ジュゲム」の魔法は登場しないが、何が起こるか使うまで分からない「るいぱんこ」(逆から読むとコンパイル)の魔法が登場する。

1エピソード単品で商品化したため、フロアの数は『1-2-3』のエピソード1の約1.5倍になった。しかし魔法の数は少なくなってしまったので、不採用になった魔法と同等の効果を持つアイテムで代替された。また、ゲームギア版オリジナルキャラクターとしてライバルの男の子カミュが登場。なお、本作に登場する商人のタウタウは他作品での猫の姿ではなくパララの姿をしているが、これはスタッフの取り違えによるミスであり、この件で(仁井谷)社長が怒ったため後の『ぷよぷよ通』で元に戻ったというエピソードがある[22]

2008年8月1日には、セガの携帯電話向けサイト「★ぷよぷよ! セガ」にて、本作GG版のiアプリ移植版が配信開始された。グラフィックがより精細になった他、新要素として戦った魔物を閲覧できる「魔物図鑑」が追加され、マップを常時表示したままで移動できたり、ダンジョン内を移動する際にマップがスクロールするなど演出が強化されている(GG版と同様の表現に変更することも可能)。難易度もやや低下している。容量の都合でボイスはアルルのみとなり、敵キャラクターの音声は省略されている他、「かべのもと」で画面外に行ける不具合の除去や、ミニゾンビは体が崩壊するのではなく小さくなっていくなど、移植の際にいくつか表現の修正が施されている。一方でタウタウとパララの取り違えなど原作のまま変更されていない部分も多い。


◇ピンチです!◇
★暇つぶし何某★

[次ページ]
[記事の検索]
[おまかせリスト]
[ブックマーク登録]
[mixiチェック!]
[Twitterに投稿]
[オプション/リンク一覧]
[話題のニュース]
[列車運行情報]
[暇つぶしWikipedia]

Size:135 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Oak-1