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「音」のその他の用法については「音 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

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ここでは音(おと)について解説する。
目次

1 概説

2 聴覚の内容

2.1 音楽における音

2.2 音響心理

2.3 他


3 物理学における音:音波

3.1 音速

3.2 音圧

3.3 音圧レベル

3.3.1 音圧および音圧レベルの例



4 音紋

5 音を扱う装置

6 生物と音

7 出典

8 関連項目

9 外部リンク

概説

音は、辞典・辞書類には次のように解説されている。

物の響きや
や鳥獣の[1]

(物体の振動が空気などの振動(音波)として伝わって起す)聴覚の内容[1][2]

またはそのもととなる音波[1][2]

心理学的には聴覚的感覚を「音」と呼ぶため周波数が人間の可聴域にあるもののみを指す。物理学的には音波そのものを音と呼び超音波低周波音も含める[3]#聴覚の内容#物理学における音:音波の節をそれぞれ参照)。

音は楽音と騒音に分けることができる。→#聴覚の内容

音楽的には楽音噪音にわけられる[4]#音楽における音の種類の節を参照)。

音の類語に、音響(おんきょう)がある。
聴覚の内容

音は「聴覚の内容」、聴覚によって感覚される内容(感覚の内容)である。

百科事典では、音は楽音騒音に分けることができる、とされている[5]。百科事典の説明では次のように説明してある。

楽音」とは、楽器の音のように規則正しくて 一定の周期で続く音[5]

騒音」とは、不規則な振動、あるいは互いに無関係な周期の振動が同時に起こっている音[5]

楽音の場合は(あくまで楽音の場合の話)、音の「強さ」「高さ」「音色」が聞き分けられる[5](一般的に言えば、聞き分けられる人が多い、ということ)。かくしてこれらは「楽音の三要素」と呼ばれている[5][6]

騒音のほうは、エンジニアが機械類・装置類(例えば、新幹線ジェット機)を作るようになって、社会問題になっている[5]。人にひどく不快な体験をさせ、体調を崩す人、健康を害す人すらも出てくるからである。
音楽における音

音楽においては、ここちよい美しい音とそうでない音を区別することばとして、楽音(がくおん、: musical tone)と噪音(そうおん、: unpitched sound)がある。

楽音の例19th century piano soundFrederic Chopin's Etude Op. 25, No. 12, on an Erard piano made in 1851Modern piano soundThe same piece, on a modern piano
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楽音
狭義には音高がはっきり認識できる音を指し、広義には音楽に用いられる音全般を指す[3]

例えば人の歌声やピアノバイオリンギターなどの楽器類の音は楽音である。
噪音
狭義には楽音ではない音を指し、広義には(後述の)騒音を指す[3]

なお、シンバルなど明瞭な音高を持たない打楽器の音は狭義の噪音であり広義の楽音である。

また、英語で一括りに noise と表される音は、日本語では騒音(そうおん)と雑音(ざつおん)の2つに区別される[3]
騒音
望ましくない音。楽音であっても聞き手が不快あるいは邪魔だと感じる音は騒音と呼ばれる[3]
雑音
振幅や周波数が不規則に変動する音[3]。ただし、自然科学や工学では音以外についても有意な情報を含まず必要な信号を取り出す邪魔になる成分を雑音と呼ぶ。

例えば、風の音・波の音は雑音である。電車の走行音・物の壊れる音などは雑音でもあり騒音でもある。
音響心理

人間の聴覚の特性は音響心理とよばれ、音響心理学などで研究されている。MP3などの音声データ圧縮技術に利用されている。例えば、たとえ可聴域の空気振動であっても、特定の周波数の音圧が強いと、その直近の周波数帯で音圧が小さな振動は感じられない、つまり人にとってはその音(感覚の内容)は実際上存在していない、などといったことが起きているのであり、それを利用してその帯域のデータの記録を省略するなどということが行われているのである。

人間が知覚できる音の周波数(可聴域)は20 Hz から 20 kHz までである。ただしこれは年齢・性別・過去に受けた聴覚障害などによってばらつきがある。大多数の人は10代には既に 20,000 Hz を知覚できず、年齢が上がるにしたがって高い周波数を聴く能力が衰える。人間の会話のほとんどは 200-8,000 Hz の間で行われ、人間の耳は 1000-3,500 Hz で最も感度が高い。聴覚の限界より周波数が高い音は超音波、低い音は低周波音と呼ばれる。したがって、いくら空気が振動していても、各人にとっては、聞こえない周波数帯については音(聴覚の内容)は存在していない。

#音圧および#音圧レベルの節で後述するとおり、音の大きさはその圧力または常用対数を用いたデシベル値で表される。人間が聴くことのできる最も小さな音はおよそ 20 μPa (音圧レベル 0 dB re 20 μPa)である。音圧レベルが 85 dB を越える音を長期間聴きつづけると、耳鳴り難聴などの聴覚障害を引き起こすことがある。130 dB では人間の聴覚が安全に耐えうる限界を越え、重篤な痛みや永続的障害の原因となりうる。 耳経路で感じられる場合の、 音波が神経細胞の発火に変換されるまで (青:音波、 赤:鼓膜、 黄:蝸牛、 緑:有毛細胞、 紫:周波数スペクトル、 オレンジ:神経細胞発火)[7]。 注 - この図は皮膚から感じられる音については説明していない。

人間や多くの動物は音を聴くのにを使い、聴覚器官の聴覚細胞が音によって刺激されることにより音を感じる。ただし、低い周波数の大きな音は体の他の部分を通じて触覚により振動として知覚される。「聴覚」、「感覚」、および「現象」も参照
物理学における音:音波詳細は「音波」を参照

物理学においては、音とは物体を通して縦波として伝わる力学的エネルギーの変動のことであり、波動としての特徴(周波数波長周期振幅速度など)を持つ音波として表せる。

音波を伝える物質は媒質と呼ばれる。音波は圧力変動の波動として伝わり、ある点での密度の変動を引き起こす。媒質中の粒子はこの波によって位置を変え、振動する。


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