青天井
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この項目では、構造物の部分について説明しています。関数・数学記号については「天井関数」をご覧ください。

天井(てんじょう)とは、部屋など構造物内部の上側の面である。天井仕上材及び天井下地構成材の総称である[1][2]


目次

1 概説

2 和風建築の天井

3 構造

3.1 吊り天井


4 中国語の天井

5 天井の装飾

5.1 天井画

5.1.1 天井画の有名な建築物


5.2 鳴き龍

5.2.1 鳴き龍の有名な建築物



6 天井の照明設備・空調設備

6.1 天井の照明設備

6.2 天井の空調設備


7 天井の剥落・崩落事故

8 比喩として

8.1 天井

8.2 青天井

8.3 シーリング


9 脚注

10 関連項目


概説

天井には室内の温度調整あるいは明るさの確保、収納、屋根裏からの塵埃の落下防止といった機能がある[1][2]

広い部屋なのに天井が低かったり、天井を暗い色彩の色にしてしまうと圧迫感を受ける。また、住宅でむやみに天井が高いと暖房の面で不利である。

日本では、居室の場合、建築基準法施行令(第21条)により、平均の高さは2.1m以上と定められている。なお、学校建築(床面積50平方m)の場合、3m以上という特例があったが、平成17年11月の政令にて削除された(教室#天井高規制を参照)。

天井の形状による分類としては、平天井、勾配天井、船底天井、下がり天井などがある[1][2]

鉄骨造の建造物では吊木によって上階スラブから天井面を吊るして支持する構造とした吊天井(二重天井)が一般的である[2]。日本では2011年3月の東日本大震災で大規模空間を有する建築物での天井の脱落事故が多数生じたことから、天井の脱落防止措置等について政令の改正が行われ2014年4月1日から施行されることとなった[3]
和風建築の天井折上小組格天井
仁和寺宸殿上段の間)

この節の加筆が望まれています。

構造

近世の農家では天井を張らず、小屋組を露出させていることが多かった(養蚕などで2階や屋根裏を造る場合は別)。農家でも床の間のある座敷を造るようになると天井を造るように変化してゆくが、土間部分では火を使うこともあって小屋組を見せるのが一般的であった。

寺院建築のうち、現存最古の法隆寺金堂を見ると、梁・桁の間に木材を格子状に組んだ天井を造っている(組入天井)。平安時代以降の和様の仏堂では梁・桁の下に格子を組んだ天井(格天井)を造るようになった。格天井は格縁天井ともいう[1]。組入天井では構造材(梁・桁)を見せるが、格天井では構造材を隠してしまう。和様特有の天井の低い穏やかな空間が生まれるようになった。これらに対して、禅宗様など構造材をそのまま見せる(天井を張らない)形式の仏堂も多い。

書院建築では、天井の造りによって格式が決まってくる。格天井の中で周囲の部分を一段持ち上げるようにしたものが折上格天井である(二重に持ち上げたものは二重折上格天井)。二条城書院を見ると将軍の座る位置が二重折上格天井で、その下手に折上格天井、格天井と格式によって天井の造りも変化させている。数寄屋造りの場合、こうした序列は用いず、竿縁天井とする。竿縁天井は小屋組等から吊木で野縁を吊って竿縁を渡し天井板をその上に乗せたものである[1]。茶室の場合は狭い空間の中に網代天井、掛け込み天井など変化を持たせる。
吊り天井

吊り天井は、吊り木や吊り金具で天井板を吊っている天井[4][5]。日本家屋の他、体育館やホール、トンネルなどでも採用されているが施工は簡素に留めている・引っ掛けているだけなど揺れに対して強度がある状態ではなかったため、地震[6]、特に東日本大震災で天井が崩落し被害が多かった事から学校などで対策が講じられている[7][8][9]。また笹子トンネル天井板落下事故以降、トンネルの天井施工についても問題が指摘されている[10]

江戸時代、幕府の重臣・本多正純が吊り天井を仕掛け徳川秀忠の謀殺を企てたとされる宇都宮城釣天井事件がある。
中国語の天井


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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