銀将(ぎんしょう)は、将棋の駒の種類の一つ。 本将棋・平安将棋・平安大将棋・小将棋・中将棋・大将棋・大大将棋・天竺大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。英語ではそのままsilverと訳され、略号はS。
目次
1 概要
2 本将棋・小将棋
3 平安将棋・平安大将棋
4 中将棋・大将棋・天竺大将棋・大局将棋
5 大大将棋
6 摩訶大大将棋・泰将棋
7 関連項目
8 参考文献
//
通称は「銀」。本将棋では金将とともに防御を担ったり、棒銀戦法を用いる場合などでは攻撃にも参加させやすい駒であり、銀を用いた戦法に棒銀のほか、腰掛銀、ツノ銀、ガッチャン銀などがある。また、銀に関する有名な格言に「銀は千鳥に動かせ」というのがあり、千鳥は斜めの動きを意味する。銀は斜めに動かすと効率的(逆に前に動かすと同じ位置に戻るのに三手要するため効率が悪い)であるという意味である。
この節には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください(テンプレート)。
名前と動き方から、金将と同じ系列の駒と思われているが、歴史的には角行と同じ系列で生まれた駒である[要出典]。これは海外のボードゲームでは日本将棋の銀将と同じ位置に、角行に相当する駒が配置されており、銀将も角行同様斜め4方向に動ける事が証拠の一つである。
銀と略す。銀将の成ったものを成銀という。銀将の駒の裏に彫られている字は「金」の異体字であるが(成ると金将と同じ動きになるため)、「全」にも似ている。このため、将棋駒の活字がない環境で、一字表記を行う場合はしばしば「全」と表示される。
本将棋においては、金将と銀将を総称して、俗に「金駒(かなごま)」「金気(かなけ)」と呼ばれる。また、斜め後ろに動ける共通点から、角行と銀将を総称して、俗に「斜め駒」と呼ばれる。
元の駒動き成駒動き
銀将(ぎんしょう)
○○○
銀
○ ○
斜めと前に1マス動ける。成銀(なりぎん)
○○○
○全○
○
縦横と斜め前に1マス動ける。
成ると金将。
元の駒動き成駒動き
銀将(ぎんしょう)
■■■■■
○○○
銀
将
○ ○
■■■■■
斜めと前に1マス動ける。金将(きんしょう)
■■■■■
○○○
○金
将○
○
■■■■■
縦横と斜め前に1マス動ける。
中将棋の場合銀と略す。成ると竪行。
元の駒動き成駒動き
銀将(ぎんしょう)
■ ■
○○○
銀
将
○ ○
斜めと前に1マス動ける。竪行(しゅぎょう)
■ │ ■
│
○竪
行○
│
│
縦に何マスでも動け、横に1マス動ける。飛び越えては行けない。
不成。
元の駒動き成駒動き
銀将(ぎんしょう)
■ ■
○○○
銀
将
○ ○
前と斜めに1マス動ける。---
元の駒動き成駒動き
銀将(ぎんしょう)
■ ■
○○○
銀
将
○ ○
斜めと前に1マス動ける。奔銀(ほんぎん)
\ │ /
\│/
奔
銀
/ \
/ \
斜めと前にどこまでも動ける。飛び越えては行けない。
関連項目
将棋類の一覧
将棋類の駒の一覧
棒銀
腰掛け銀
取られずの銀
参考文献
梅林勲・岡野伸共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』(将棋天国社、2000年)
本将棋の駒(自陣初期配置・括弧内は成駒)
歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)歩兵
(と金)
角行
(竜馬) 飛車
(竜王)
香車
(成香)桂馬
(成桂)銀将
(成銀)金将玉将金将銀将