連邦捜査局
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Federal Bureau of Investigation
FBI 公式紋章
FBI 旗

捜査官のバッジ
組織の概要
設立年月日1908年7月26日
本部所在地ワシントンD.C. ジョン・エドガー・フーヴァービルディング
標語Fidelity, Bravery, Integrity
“信義・勇気・保全”
人員35,104[1] (2014-08-31)
年間予算83億ドル(2014年)[1]
行政官

クリストファー・レイ(長官)

デヴィッド・ボウディッチ(副長官)

上位組織アメリカ合衆国司法省
アメリカ合衆国国家情報長官
ウェブサイト ⇒www.FBI.gov
向かい側、ペンシルベニア大通り1000番地から見た連邦捜査局本部のフーヴァービル(所在地はワシントンD.C.ペンシルベニア通り935番地)

連邦捜査局(れんぽうそうさきょく、英語: Federal Bureau of Investigation, FBI)は、アメリカ合衆国の警察機関の一つ。アメリカ合衆国司法省において、連邦法に関する事案の捜査を任務としている。

具体的には、テロスパイなど国家安全保障に係る公安事件、連邦政府汚職に係る事件、複数の州に渡る広域事件、銀行強盗など莫大な被害額の強盗事件などの捜査を担当する。さらに、誘拐の疑いのある失踪事案では、事案認知から24時間を経過すると、広域事件として自治体警察からFBIに捜査主体が移される。

本部はワシントンD.C.ペンシルベニア通り935番北西(ジョン・エドガー・フーヴァービルディング)に位置する。ワシントンD.C.のポトマック川対岸にあたるバージニア州北部にクワンティコ本部が置かれている。エドガーフーヴァー・ビルは行政部門の中心であり、クワンティコ本部が捜査部門の中心となる。
目次

1 歴史

2 組織

2.1 指揮系統

2.2 FBIアカデミー


3 人員・装備

3.1 捜査官

3.2 銃火器


4 活動

4.1 刑事警察

4.2 武装要員

4.3 公安警察

4.4 サイバー戦


5 活動への批判

6 出典

7 参考文献

8 関連項目

9 外部リンク

歴史

イギリスによるアメリカ大陸の植民地化の過程で、多くの制度がイギリス本国から持ち込まれており、警察制度も同様であった[2]イギリスでは、地域の秩序・平和を維持する責任は地域住民各々が負うべきであるという自治の意識が強く、家族や地域住民による隣保制の時代が長かった[3]。この理念を導入したアメリカ合衆国においても、地域住民に依拠した隣保制や、その延長線上としての自治体警察が主となり、連邦政府の法執行機関は、ごく限られた特殊な領域を所掌するものに限られていた[4]

その後、アメリカ合衆国の発展に伴い、国民の生命・財産の保護を担当する連邦政府の法執行機関が要請されるようになった。建国当初より、令状の執行や法廷管理・警備など連邦司法制度の保護を任務とする連邦保安官があり、その任務の一環として一般警察活動も担当してはいたものの、あくまで所掌事項のごく一部に過ぎなかったことから、一般警察活動への要請増大に伴い、加速度的に対応が困難になってきていた。このことから、チャールズ・ジョセフ・ボナパルト司法長官は司法省直轄の一般警察機関の創設を検討したものの、中央集権的な連邦警察を嫌う議会によって却下されたため、苦肉の策として、財務省シークレットサービスの捜査官の派遣を受けて捜査活動に従事するようになった。しかしセオドア・ルーズベルト大統領の政権下で、西部国有地不正売却事件(英語版)のようにシークレットサービスの捜査官を広範に活用したことが議会で問題となり、1908年、シークレットサービス捜査官の活動を財務省の管轄内に制限する決議がなされたことで、司法省もシークレットサービス捜査官の増援を受けられなくなった[5]

この情勢を受けて、司法省直轄の捜査機関の創設が決定され、まず1908年7月26日、シークレットサービスの現役捜査官9名・元捜査官14名の移籍を受けて、スタンレイ・フィンチの指揮下に捜査局(Bureau of Investigation, BOI)が設置された。その後、第一次世界大戦を経て順次に権限が拡張され、実績が挙がった一方、捜査官の質が不揃いであり、劣悪な捜査官による弊害も顕在化した。このことから、1924年に29歳の若さで捜査局長に就任したジョン・エドガー・フーヴァーにより綱紀粛正が徹底された。そして1935年、現在の連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation, FBI)に改称された[5]
組織 組織図
内部部局
「長官」 (Director) 及び「副長官」 (Deputy Director) のもとに、下記の6つの部(branch)が設置されている。このうち、情報部、国家保安部、刑事・サイバー対策部、科学技術部は長官・副長官の直率下にあるが、情報技術部と人事部は「副長官補」(Associate Deputy Director)を介して指揮されている[6]

情報部 (Intelligence Branch) 

国家保安部 (National Security Branch) 

刑事・サイバー対策部 (Criminal, Cyber, Response, and Services Branch) 

科学技術部 (Science and Technology Branch) 

情報技術部 (Information and Technology Branch) 

人事部 (Human Resources Branch) 
それぞれの部は次官補(Executive Assistant Director)によって指揮されている[6]
地方支分部局
56ヶ所の地方局(field office)が配されており、それぞれが局長(Special Agent in Charge)によって指揮されている[7]
指揮系統
捜査局長 (Chief of BOI) (1908-1935)


スタンレー・フィンチ (Stanley Finch
) : 1908年 - 1912年

アレキサンダー・ブルース・ビエラスキ(1912年 - 1919年

局長代行: ウィリアム・E・アレン(1919年)


ウィリアム・J・フリン(1919年 - 1921年

ウィリアム・J・バーンズ(1921年 - 1924年

ジョン・エドガー・フーヴァー(1924年 - 1935年


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