軽トールワゴン(けいトールワゴン)とは、日本の自動車雑誌などで、軽自動車のミニバンを指す日本独自の和製英語であり、軽ハイトワゴンとも言う。スズキ・ワゴンR(4代目) 前部にボンネットを備えた、全高の大きなキャビンを持つ、2 BOX および 1.5 BOX のセミボンネットスタイルの軽乗用車である。 キャビンの高さを通常より高くすることにより、室内での乗員の姿勢を立ち気味(アップライトポジション)にすることで前後方向の占有面積を減らし、結果として十分な居住性と、荷室容積を実現する。そのほか、座面高が中庸で乗降性に優れる、運転中の視界が良いなどの副次的な効果もある。 エンジン配置はボンネット内の横置き配置が基本で、駆動方式はFFもしくは4WD。ドアの種類・配置は、側面にヒンジドアを前席用と後席用の左右2枚ずつ、後部にはバックドア1枚を備えた5ドア車が一般的で、スライドドアが採用されているのは、2代目 ダイハツ・タント、スズキ・パレットのみである。 ミニバンから細分化されたトールワゴンの軽自動車版ともいえ、現在の軽乗用車の販売台数ベースでは、主流となっているパッケージングである。特に、車体寸法に制限のある「軽自動車規格」では、利便性と操縦安定性を両立させるために都合の良い手法である。 世界的にはミニバンに含まれ、欧州ではサイズから超小型車(mini MPVs or microvans)に細分される。これを適用すれば「軽ミニバン」という呼称になる。 三菱・eKシリーズ/日産・オッティやスバル・プレオのスマートルーフ仕様車のように機械式立体駐車場に入庫できる高さが1550mmの車も含まれる事もあるが、こちらは軽セミトールワゴンに分類される事もある。また、三菱・iは車高1600mmではあるが、スタイリング重視で造られているため、軽トールワゴンとは言いにくい事もあり、現状では定義が曖昧である。 現在の軽トールワゴンの起源を探ると、FF + 背高キャビンと言うパッケージ手法を1972年の時点でいち早く実現した、ホンダのライフ ステップバンに行き着く。この非常に合理的なパイオニアも、当時は商用車そのままの雰囲気が多くの乗用車ユーザーに敬遠され、一方、商用車として見ると、積載力やトラクションの面ではTN シリーズに適わず、決して商業的に成功したとは言いがたい。この頃の市場は未成熟で、このような商品企画が理解され、広く支持されるには時期尚早であった。 その後、FF方式 が軽自動車に広く普及してからも、この手のジャンルで他社の追従はなく、長く市場からは消えることとなる。 1980年代後半から、折からのバブル経済に後押しされる形で、ローバー・Miniやシトロエン・2CV、ルノー・4など、個性的な輸入大衆車が販売台数を大きく伸ばしており、日本車でも、新たな付加価値を持つクルマが大挙して現れたこと、そして日産が一連のパイクカーを発表したことなどが影響し、車好き以外の消費者が、車に性能や利便性以外の「個性」を求める雰囲気が広まっていた。
目次
1 概要
2 カテゴリ名の呼称について
3 車高について
4 歴史
5 車種一覧
5.1 2010年現在生産されている車種
5.2 過去の車種
6 参考(近似)車種
7 脚注
8 関連項目
//
概要
カテゴリ名の呼称について
同カテゴリに対する呼称が業界もしくはメディア間で必ずしも統一されていないのは、各メーカーの販売戦略や車種構成が違うことによる他社製品との差別化というコマーシャリズムの影響である。背が高くボンネットの短い1.5BOXの車種を、セミキャブオーバースタイルの商用車と明確に区別して差別化するために、同カテゴリの発祥車種である車種名から取って「○○型」や「○○スタイル」などと呼称する場合も一部で見られる。またエンジン配置や駆動輪による峻別、車高による軽セミトールワゴンへの細分類も同様である。
車高について
歴史ホンダ・ライフ ステップバンミニカトッポ(初代)スズキ・ワゴンR(初代 4ドア)ムーヴ(初代)ライフ(2代目)トッポBJ
是非お友達にも!
◇暇つぶし何某◇
[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[この項目を更新]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]