西武ドーム
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西武ドーム
(メットライフドーム)
Seibu Dome
(MetLife Dome)


施設データ
所在地埼玉県所沢市大字上山口2135番地
座標北緯35度46分6.6秒 東経139度25分13.8秒 / 北緯35.768500度 東経139.420500度 / 35.768500; 139.420500座標: 北緯35度46分6.6秒 東経139度25分13.8秒 / 北緯35.768500度 東経139.420500度 / 35.768500; 139.420500
起工1978年6月
開場1979年4月14日
(ドーム化1999年3月18日)
所有者西武鉄道
管理・運用者株式会社西武ライオンズ
グラウンド野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」
ダグアウトホーム - 3塁側
ビジター - 1塁側
照明照度 - バッテリー間:2500ルクス
     内野:2000ルクス
     外野:1500ルクス
設計者早稲田大学池原研究室(球場建設)、
石山建一(設計アドバイザー)、
鹿島建設(ドーム化工事)
建設者西武建設、鹿島建設(ドーム化工事)
旧称西武ライオンズ球場(開場 - 1997年)
インボイスSEIBUドーム(2005年3月1日 - 2006年12月31日)
グッドウィルドーム(2007年1月1日 - 2008年1月8日)
西武プリンスドーム(2015年3月1日 - 2017年2月28日)
使用チーム ? 開催試合
埼玉西武ライオンズ(開場 - 現在)
収容能力
33,556人(内野:24,888席、外野:4,607人、立見:4,061人)
グラウンドデータ
球場規模グラウンド面積 - 12,631.29m2
両翼 - 100 m(約328.1 ft)
中堅 - 122 m(約400.3 ft)
左右中間 - 116 m(約380.6 ft)
フェンス3.2 m(約10.5 ft)- 4.37 m(約14.3 ft)
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スコアボード周辺の屋根 ドーム遠景 2007年セ・パ交流戦・横浜ベイスターズとの1回戦の様子

西武ドーム(せいぶドーム)は、日本埼玉県所沢市にあるドーム球場である。プロ野球パシフィック・リーグ(パ・リーグ)の埼玉西武ライオンズが本拠地としている。施設は西武鉄道が所有し、株式会社西武ライオンズが運営管理を行っている(一部の施設運営・管理・警備・清掃業務は協栄などに外部委託)。

当初は屋根が無い西武ライオンズ球場(せいぶライオンズきゅうじょう)だったが、のちに屋根を架設してドーム球場となった。ドーム架設以前は西武球場の通称表記が多用されており、最寄り駅の駅名はドーム架設後も変わらずに西武球場前駅である。

現在はメットライフ生命保険が施設命名権(ネーミングライツ)を取得しており、名称をメットライフドームとしている(詳細は後述)。
目次

1 概要

2 歴史

2.1 建設

2.2 ドーム化

2.3 2007年 - 2008年の大改修

2.4 2017年から2021年の整備


3 施設概要

3.1 球場データ

3.2 フィールド

3.2.1 フェンス


3.3 スタンド

3.3.1 売店・売り子


3.4 球場広告

3.5 スコアボード・ビジョン

3.6 バックスクリーン

3.7 西武球場・西武ドームと花火

3.8 屋根

3.9 照明

3.10 場内アナウンス


4 命名権

4.1 インボイスSEIBUドーム

4.2 グッドウィルドーム

4.3 西武プリンスドーム

4.4 メットライフドーム


5 周辺の付属施設

5.1 現存しない施設・店舗


6 プロ野球以外での使用

6.1 アマチュア野球

6.2 コンサート

6.2.1 コンサートを開催した主なアーティスト


6.3 高校生クイズ

6.4 ゴルフ

6.5 格闘技

6.6 その他のイベント


7 交通機関

8 脚注

8.1 注釈・出典


9 関連項目

10 外部リンク

概要

埼玉県の南西部の狭山丘陵に立地し、周囲を緑に囲まれたロケーションの中に位置している。平地にスタンドなどの構造物を建設するのではなく、丘陵地を掘り下げて構造物を設置する手法が用いられており、掘り下げ部の斜面を利用してスタンドが設けられている。掘り下げ式のため、観客は外野バックスクリーン後方の中央口から入場し、外野スタンド外周のスロープ状の通路を経由して、各座席へ誘導する動線が取られている。そのためバックネット周辺の座席へ向かうにはスタンドを概ね半周することになるが、ネット裏のボックスシートを利用する観客には専用の出入口が別途設置されている。

1997年1998年のそれぞれオフ期間に2箇年を掛けて工事を実施し、球場全体に屋根が架設された。だが屋根を支える柱はあるものの、他のドーム球場と違って壁面を設けず、スタンドと屋根の間の全周をフルオープンとして通気性を高めた構造を採用しており、自然の空気を取り込めることから空調設備はない(但し、1塁側3塁側売店部分に巨大スプリンクラーはそれぞれある)。屋根部は外周部がドーナツ状の金属製で、中心部には東京ドームと同じフッ素樹脂(通称テフロン)の屋根膜材が総面積17,000m2に及んで一重に鉄骨に組んで張られており、耐候性や不燃性がありながらも自然光を取り入れることができる屋根になっている。現存するドーム球場の中で最も低コストで造られ、最も環境に配慮した球場として、西武グループでは「自然環境共存型スタジアム」としてPRを行っている。また狭山丘陵の豊かな自然を活かした部分などが評価され、埼玉県が優れた景観の建造物等を表彰する「彩の国景観賞」を1999年に受賞している。壁面が無いため、日本で唯一「場外ホームランの出るドーム球場」である。2001年から2007年まで西武ライオンズに所属していたアレックス・カブレラは、しばしば場外弾を打っていた。また天候条件によっては上段の客席まで雨が吹き込み、雷鳴も屋外と変わらない大きさで聞こえる。

内陸の狭山丘陵に位置する立地条件から春先や秋口は寒く、夏場はナイトゲームでも蒸し暑い。ドーム化によって日差しが遮られ、熱気や湿気がこもりやすくなったため、この傾向はより顕著になった。春先や秋口、降雨時には寒さ対策が、夏場には熱中症対策が必要になる。強制的に換気を行う設備が設けられていない(外気を取り入れる大型扇風機を複数設置しているが、効果は限定的である)ことから、降水時には湿気がこもり、時にはフィールド内にが立ち込める。壁面がないため、デーゲーム時には日が差し込む。暑さが厳しいことから、他の全天候型のドームと異なり、夏場にはデーゲームの開催をしていない。

分煙の上では問題が残っており、ドームの屋根内には消防法上の規定により喫煙所を設置できないため、内外野共に屋根に覆われない部分に喫煙所を設置している。しかし喫煙室など空調を備えた別棟は設けておらず、露天のまま灰皿を設置しただけの簡素な形式であるため、風向きによってはタバコの煙が通路やスタンドに流れ込むこともあり、完全分煙化には至っていない。

2008年度までは他の多くの球場と同じく、1塁側ベンチをホームチーム用としていたが、2009年度からは球団事務所、練習場、合宿所等の諸施設に近い3塁側をホーム用として使用している。日本プロ野球で3塁側をホームとするのは札幌ドーム宮城球場(楽天生命パーク宮城)に続き3例目である。この他、西武が主催公式戦を開催する埼玉県営大宮公園野球場も3塁側をホームとしている。


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