自動車
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貨物車の例(日野・レンジャー特殊作業車の例(ダンプカー

自動車(じどうしゃ、: car, automobile)とは、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条架線を用いずに上を走るのこと[1]


目次

1 概要

2 歴史

2.1 蒸気自動車

2.2 ガソリン自動車

2.3 初期の自動車レースとガソリン車の優位性の証明

2.4 個人所有と共用

2.5 機械の生産方式や人々の労働への影響

2.6 2000年代における技術開発の動向


3 構造

3.1 車体構造

3.2 原動機

3.3 動力伝達

3.4 操舵装置

3.5 制動・拘束装置

3.6 運転装置


4 分類

4.1 法令上の分類

4.2 普通自動車の分類

4.2.1 スペースによる分類

4.2.2 姿形による分類



5 自動車の利用

5.1 乗用車としての利用

5.2 サービス業での利用

5.3 スポーツ、趣味での利用


6 負の影響

6.1 環境問題

6.2 交通事故多発問題

6.3 自動車利用犯罪

6.4 その他


7 自動車の普及

7.1 自動車生産台数の推移

7.2 自動車保有(普及)台数

7.3 自動車社会ロサンゼルスの現状

7.4 日本の自動車保有台数

7.4.1 都道府県別の自動車普及率


7.5 登録台数予測


8 自動車産業

8.1 代表的な自動車グループ

8.2 乗用車の世界シェア

8.3 グループ別

8.4 ブランド別


9 脚注

10 参考文献

11 関連項目

12 外部リンク


概要

大辞泉には、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条や架線を用いず上を走る、とある。鉄道とは異なり、専用の軌道を必要としないので、進路の自由度が高いという特徴がある。

角川の1989年の国語辞典には「発動機の動力で軌道なしに走る四輪車」と記載されている[2]。 一般的には、車輪の数が三輪以上で、かつ乗員が車室内に備えられた座席に座る構造を備えたものが「自動車」として認識されている。ただし、3輪の扱いは微妙で、法令上の規定・扱いは国ごとに異なる。(#分類参照)

英語の automobile はフランス語を語源としている。日本語の自動車という語は、先述の automobile(オートモービル)に由来しており、auto は「みずから」mobile は「動くもの」という意味を持つことから作られた。なお、同じ漢字圏でも中国語では別の語・汽車(繁体字)/汽?(簡体字)を用い、自動車という語は自動運転車の意味になる。また、英語で単に car といった場合、馬車鉄道車両なども含めた車両全般を指す。

自動車を動かすこと・操ることを運転という。自動運転技術も研究されている。基本的には人や荷物を運ぶ実用的な道具として用いられるものではあるが、旅行のため、また運転を楽しむため(スポーツ・ドライビング)に使われたりするほか、所有して整備すること("機械いじり")が目的の趣味として扱われたり、高級車の場合はステータスシンボルとして利用したり、または資産や投資対象として保有される場合もある。
歴史フランス陸軍の技術大尉が1760?70年代に開発したキュニョーの砲車のレプリカ
蒸気自動車

最初の自動車は蒸気機関で動く蒸気自動車で、1769年フランス陸軍の技術大尉ニコラ=ジョゼフ・キュニョーが製作したキュニョーの砲車であると言われている。この自動車は前輪荷重が重すぎて旋回が困難だったため、時速約3キロしか出なかったにもかかわらず、パリ市内を試運転中に塀に衝突して自動車事故の第一号となった[3]

イギリスでは1827年ごろから定期バスとして都市部および、都市間で広く用いられ、1860年ごろにはフランスでも用いられるようになった。1885年に、フランスのレオン・セルボレが開発し1887年に自動車に搭載したフラッシュ・ボイラーにより蒸気自動車は2分でスタートできるまでに短縮された。1900年ごろにはアメリカ合衆国で、石炭の代わりに石油を使った蒸気自動車が作られ、さらに普及していった。この頃は蒸気自動車の方がガソリン自動車よりも騒音が少なく運転が容易だった。アメリカ合衆国では1920年代後半まで蒸気自動車が販売されていた。

1865年にイギリスで赤旗法が施行された。当時普及しはじめた蒸気自動車は、道路を傷め馬を驚かすと敵対視されており、住民の圧力によってこれを規制する「赤旗法」が成立したのである。この法律により、蒸気自動車は郊外では時速4マイル(6.4 km/h)、市内では時速2マイル(3.2 km/h)に速度を制限され、人や動物に予告するために、赤い旗を持った歩行者が先導しなければならなくなった。その結果、イギリスでの蒸気自動車の製造・開発は、この赤旗法が廃止される1896年まで停滞することになり、それに続くガソリン自動車の開発においても、ドイツやフランスが先行する事になる。初期のガソリン自動車、1885年型ベンツ。3輪である。同じく初期のガソリン自動車のマルクスカー。(1888年)

日本では1904年明治37年)に、電気技師の山羽虎雄が制作した蒸気自動車が最初で、これが日本国産自動車の第1号だといわれている[4]
ガソリン自動車

1870年ユダヤ系オーストリア人ジークフリート・マルクス(Siegfried Samuel Marcus)によって初のガソリン自動車「第一マルクスカー」が発明された。1876年ドイツ人ニコラウス・オットーがガソリンで動作する内燃機関ガソリンエンジン)をつくると、ゴットリープ・ダイムラーがこれを改良して二輪車や馬車に取り付け、走行試験を行った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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