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この記事では経済学(けいざいがく、: economics)について解説する。経済学の原語であるeconomicsという語彙は、新古典派経済学者アルフレッド・マーシャルの主著『経済学原理』(: Principles of Economics, 1890年)によって誕生・普及したとされる[1]

日本語で「経済学」と言った場合、economicsだけでなく政治経済学: political economy)を指す場合もあるため、本記事ではこの「政治経済学」も併せて解説する。



目次

1 概要

2 特徴

2.1 科学性と非科学性(脱科学性)

2.2 数理的理論

2.3 実験・実証

2.4 政策

2.5 経済学の対象


3 歴史

3.1 重商主義学説

3.2 重農主義学説

3.3 イギリス古典派経済学

3.4 マルクスによる批判と経済学の分裂

3.5 近代経済学

3.6 マルクス経済学

3.7 現代


4 論争

5 学派

6 分野

6.1 理論

6.2 実証

6.3 応用

6.4 学際

6.5 思想史


7 経済学における主な用語・概念

8 脚注

9 引用文献

10 関連項目

11 外部リンク


概要
定義

広辞苑には、「経済現象を研究する学問」とある[2]。(総じて経済活動が研究の対象となっている。)

経済学の最も古い定義は、アダム・スミスの『国富論』によるものである。 政治家や議員にとっての科学分野と看做されている経済学は、2つの違ったものを提示する。ひとつは、人々に豊富な利益ないしは製品を供給し、更には利益や必需品が人々に益を齎す(もたらす)ようにする方法、または、そうした収益を国ないしは社会にサービスとして提供し、結果として人々と統治者を豊かにする手立てである。 政治家あるいは立法者の科学の一部門としてみた、政治経済学は二つの違った目標を目指している。第一に、人民に豊富な収入または生活資料を提供すること、もっと適切には、かれらが自分たちでそういう収入または生活資料を調達できるようにすること、そして第二に、国家または共同社会に、公共の業務に十分な収入を、供給することである[3]。 ??河出書房新社版訳


また、1878年頃、フリードリヒ・エンゲルスは、経済学について次のように述べた。 経済学は、最も広い意味では、人間社会における物質的な生活資料の生産交換とを支配する諸法則についての科学である。経済学は、本質上一つの歴史的科学である。それは、歴史的な素材、すなわち、たえず変化してゆく素材を取り扱う。[4] ??フリードリヒ・エンゲルス反デューリング論」第二篇 岩波書店

さらに、エンゲルスの盟友であり、マルクス経済学を確立したカール・マルクスは、『資本論』序言で次のように述べた。問題なのは、資本主義的生産の自然諸法則そのものであり、鉄の必然性をもって作用し、自己を貫徹するこれらの傾向である。[5] ??カール・マルクス資本論岩波書店

その後、経済学の定義について、ライオネル・ロビンズ1932年に『経済学の本質と意義』で最初に問題提起した。他の用途を持つ希少性ある経済資源目的について人間行動を研究する科学が、経済学である[6]。 ??ライオネル・ロビンズ、小峯敦・大槻忠志 共訳「経済学の本質と意義」京都大学学術出版会

しかし、こうした定義にはジョン・メイナード・ケインズロナルド・コースらからの批判もある。経済問題は性質上、価値判断道徳心理といった概念と分離する事は不可能であり、経済学は本質的に価値判断を伴う倫理学であって、科学ではないというものである[7] [8]

一方で、とりわけゲーム理論の経済学への浸透を受けて、経済学の定義は変化しつつある。たとえば、ノーベル賞受賞者ロジャー・マイヤーソンは、今日の経済学者は自らの研究分野を以前より広く、全ての社会的な制度における個人のインセンティブ分析と定義できる、と述べた(1999年)[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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