棋士_(将棋)
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羽生善治渡辺明

棋士(きし)は、将棋用語としては俗に「将棋指し」・「プロ棋士」ともいい、本将棋職業(専業)とする人のこと。現代では日本将棋連盟に所属し、棋戦に参加する者を指す(狭義)。女性限定の制度による「女流棋士」(女流のプロ)やアマチュアへの普及・指導を担当する「指導棋士」は(狭義の)棋士ではない。

また、日本将棋連盟は各種アマチュア大会に出場するアマチュア(愛棋家)のことを「アマチュア棋士」ではなく「選手」と呼んでいる。


目次

1 沿革

1.1 新聞棋戦と日本将棋連盟の誕生

1.2 「棋士」の誕生

1.3 棋士番号


2 女流棋士と指導棋士

3 棋士になるための道

3.1 通常のコース

3.2 プロ編入制度

3.3 その他


4 引退

4.1 引退の日付


5 将棋史上の代表的な棋士

5.1 タイトル経験者

5.2 歴代の強豪棋士

5.3 中学生棋士


6 アマチュアおよびコンピュータとの棋力差

6.1 アマチュアとプロの棋力差

6.2 アマチュア選手プロ編入問題

6.3 コンピュータとプロの棋力差


7 脚注

8 関連項目

9 外部リンク


沿革
新聞棋戦と日本将棋連盟の誕生

前近代の日本において、将棋を生業とする者は「将棋指し」と呼ばれる遊芸師(芸人)であった。江戸幕府の崩壊により家元制度が消滅した後は、安定収入のある専業の将棋指しはほとんどいなくなり、賭け将棋で生計を立てる真剣師や他に生業を持つ者などが多かった。彼らはいくつかの将棋団体や将棋専門紙をつくって将棋の復興を試みたがなかなかうまくいかなかった。

1924年大正13年)9月8日、ついに東京の将棋指し三団体が関根金次郎(十三世名人)の下で合併し、「東京将棋連盟」を結成した。1927年昭和2年)には関西の将棋指しも合流して「日本将棋連盟」となり、1936年(昭和11年)に「将棋大成会」と改称、1947年(昭和22年)に現在の「日本将棋連盟」になる。統一的な将棋連盟が結成されることによって、なおかつ新聞紙上に実戦対局棋譜を掲載することによって、対局料や賞金による安定的な収入が得られるようになっていき、兼業だった将棋指したちがようやく将棋を専業とすることが可能になった。
「棋士」の誕生

将棋連盟結成と新聞棋戦賞金の収入によって専業プロの制度が確立するとともに、「将棋指し」に替わって「専門棋士」という呼称が広まった。当時は専門棋士の社会的地位は低く、特に田舎などではバクチ打ちの様にみなされていた。大山康晴(十五世名人)によれば、彼が少年の頃(昭和初期)には専業プロをすでに「専門棋士」と呼んでいたようであるから、大正頃に「専門棋士」という呼び方ができたと考えられる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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