校長
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校長(こうちょう、: principal、: head teacher)は、学校などの教育に関する事業を行う教育機関教育施設におかれる最上位の職員。学校長(がっこうちょう)ということもあるが、学校教育法ではこの表現は用いられず、正式な名称ではない。


目次

1 日本

1.1 概要

1.2 校長の懲戒権

1.3 校長への就任資格等

1.3.1 文部科学省所管の学校等

1.3.2 文部科学省以外の省庁が所管する教育訓練施設

1.3.3 無認可校



2 日本以外

3 脚注

4 関連項目


日本
概要

校長は、校務(学校が行う業務)をつかさどり、教員事務職員技術職員などの所属職員を監督する。

大学短期大学を含む)においては、他の学校種における「校長」に相当する職位を、法制度上学長(がくちょう)と呼ぶ。学長は大学によって総長(総合大学の場合)、塾長(じゅくちょう、慶應義塾大学の例。なお、学習塾でもこの名称が用いられることがある)、学頭(がくとう。秀明大学)などの独自名で呼ばれることがある。なお私立大学の場合、総長が学長とは異なる理事長やその他の職)を指す場合もある。

幼稚園(広義的には、認定こども園を含む)では同様の職位を法制度上、園長(えんちょう)と呼ぶ。また教育機関からは外れるが、保育園でも同様に「園長・所長」の呼び方が使われている。東京都では、特に重要かつ困難な職責を担う校長の職として「統括校長」が制度化されている。

校長を教員の一種とする考え方もあるが、必ずしも教員免許状は必要としない。法制度上通常は別の概念であるとされる。校長の職務には、在学者に対して直接教育を行うことは含まれず、教育を行う場合には校長の職とともに教員の職を兼ねる形となるのが通例である。ただし幼稚園の園長に関しては、教員としてカウントする自治体が多く、実際、小学校併設幼稚園以外の幼稚園の専任園長は、他の教員と同様に現場教育に係わりながら管理職も兼ねるケースも多い。

校長経験者に対しては、その没後に位階あるいは勲章を授与されるケースが多い。例えば公立学校校長の場合には本人及び遺族からの辞退の申し出があった場合・本人または所属校における重大な不祥事を起こした場合を除き、「正五位」から「従六位」程度の位階を授与されている。
校長の懲戒権

学校教育法昭和22年法律第26号)第11条および学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第26条に基づいて、校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、学生生徒児童懲戒を加えることができる(幼児に対しては規定がなく、また善悪の判断について未成熟であるためできない)。但し、体罰を加えることはできない。

懲戒のうち、退学停学訓告の処分は、それらの処分の重要性に鑑みて、各教員ではなく校長が行うことになっている(大学においては、学長の委任を受けた学部長も同様の処分を行うことができる)。
校長への就任資格等
文部科学省所管の学校等
就学前教育初等教育中等教育
幼稚園(広義的には、認定こども園を含む)・小学校中学校高等学校中等教育学校特別支援学校の校長(園長)となるために必要な資格は、学校教育法施行規則第20条・第21条および第22条によって定められている。国立学校公立学校私立学校を問わず、1級、1種(高等学校を除く)、専修(かつての高等学校の1級を含む)のいずれかの教員免許状を持ち、5年以上教育に関する職にあった者または、教員免許状の種類・有無に関わらず10年以上教育に関する職にあった者の中から任命権者・雇用者(教育委員会学校法人など)が選考を行うことが多い。教育に関する職は、教諭だけでなく養護教諭栄養教諭はもちろん、教員免許状が必須ではない実習助手寄宿舎指導員といった教育職員、さらには行政職員である学校栄養職員学校事務職員も含まれる。しかし、近年では学校教育法施行規則の改正によって諸条件が緩和され、民間企業の出身者をはじめとした教員以外の経歴を持つ校長(いわゆる民間人校長)も増えつつある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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