東洋アフリカ研究学院
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ヴァーノン・スクウェア・キャンパス周辺では昨年のユーロスターセント・パンクラス駅の乗り入れを契機とした大規模な再開発が進行中[7]である。

2016/17年度からヴァーノン・スクエア・キャンパスを閉鎖し、Senate Houseの北棟を利用開始した。これによってSOASの全ての施設はラッセル・スクウェア・キャンパスに集結することとなった。
学部構成

SOASは三つの学部 (Faculty)で構成されている。学部には数個の学科 (Department)が所属している。またSOASには学部所属または学際的な研究所が40以上存在し、そのうち幾つかは学科とほぼ同様の役割を担っている。
Faculty of Law and Social Sciences (法学・社会科学部)

Department of Development Studies (開発学科)

Department of Economics (経済学科)

Department of Finance & Management (金融・経営学科)

School of Law (法学科)

Department of Politics & International Studies (政治・国際学科)

Centre for Gender Studies (ジェンダー研究センター)

Centre for International Studies & Diplomacy(国際研究・外交センター)

Faculty of Arts and Humanities (学芸・人文学部)

Department of the History of Art & Archaeology (美術史・考古学科)

Department of Music (音楽学科)

Department of History (歴史学科)

Department of Religions & Philosophies (宗教・哲学科)

Department of Anthropology & Sociology (文化人類学・社会学科)

Centre for Media & Film Studies (メディア・映画研究センター)

Department of English Studies (英語学科)

Faculty of Languages and Cultures (言語・文化学部)

Department of China and Inner Asia (中国・内陸アジア学科)

Department of South Asia (南アジア学科)

Department of Japan and Korea (日本・朝鮮学科)

Department of Linguistics (言語学科)

Department of the Near and Middle East (中近東学科)

Department of Africa (アフリカ学科)

Department of South East Asia (東南アジア学科)

日本との関係
人的交流・学術交流

SOASは国立・私立問わず多くの日本の大学と交流協定を結んでおり、多くの日本人学生がSOASのキャンパスで学んでいる。特に東京外国語大学とは関係が深く、同大のロンドン事務所がSOASの施設内に置かれている。以下、SOASと交流協定を結んでいる日本の大学である[8]

国立大学

北海道教育大学東北大学東京外国語大学お茶の水女子大学一橋大学京都大学大阪大学神戸大学


私立大学

駿河台大学麗澤大学慶應義塾大学国際基督教大学上智大学清泉女子大学早稲田大学京都外国語大学同志社大学立命館大学関西大学大阪経済法科大学立命館アジア太平洋大学

正規課程の日本人学生や日本の大学からの留学生に加え、SOASにはIFCELS (International Foundation Courses and English Language Studies)があり、ここではイギリスの大学の学部課程への入学資格取得を希望する高卒者やイギリスの大学院に進学予定者など多数の日本人が在籍している。
日本研究

日本はSOASの研究対象である。そのためSOASでは社会科学系の学部で日本の政治・経済の研究を行っている他、日本の言語・文化を研究する学部を擁している。さらに日本を研究するための専門研究所The Japan Research Centre (JRC)[9]があり、40名以上の研究者が日本研究に従事している。また日本の芸術および文化研究のための研究所Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures[10]もある。その他、語学に関する生涯学習を担う言語センター(Language Centre)では、一般向けに日本語のクラスが提供されている。

なお、第32代駐日英国大使であるディビッド・ウォレン(英語版)もSOASの関係者である。日本にあるSOAS同窓会の名誉総裁は三笠宮崇仁親王である。
SOASの呼称

SOASは'the School of Oriental and African Studies'の略称として知られており、以前にはSOAS, University of London(コンマあり)として表記されることが多かった。独自の学位を授与し始めた2016/2017年度にSOAS University of London(コンマなし)を正式名として採用したが、翌年には正式名ではなくは通名として使用するようになった。理由はOrientalが特にアメリカでは差別的な意味合いを持つこととされている。また、地元の人は従来からSOAS Universityと呼んでいた。
評価

SOASは前述のようにイギリスでは類を見ない地域研究に特化した大学である。故に他の大学との比較は困難であるが、イギリス政府の公式調査および新聞社が提供する指標を見ると、イギリスに119校ある大学のなかで、また世界におけるSOASの位置づけが見えてくる。
Research Assessment Exercise

Research Assessment Exercise (RAE)は、数年に一度、イギリス政府がイギリスにある全ての研究機関に対して行う研究成果の調査および査定である。イギリスの研究機関で行われている研究を何十もの分野に分け、その分野の専門家がお互いの研究成果を査定し、イギリス政府はその結果に基づいて国内の研究機関への資金配分を決める。RAEはこれまで1992年、1996年、2001年、2008年の4回実施されている。

最新のRAE(2008年版)によると、総合ランキングでSOASは第29位[11]であった。評価方法が変更されているので正確な比較はできないが、この結果は前回、2001年の調査とほぼ同じ順位[12]である。

また2001年の調査ではSOASにおける研究活動の約11%が世界トップレベルの研究だと査定されていたが[13]、今回のRAE2008 では約19.7%[14]と改善している。

今回のRAEを分野別に見てみると、SOASは研究の質の項目でアジア研究 (Asian Studies)で1位[15]文化人類学 (Anthropology)で2位[16]と健闘した。しかし、前回の調査で最高水準の評価を得た歴史学 (History)、音楽 (Music)がそれぞれ15位[17]、12位[18]と低迷した。なお、今回のRAEによると、SOASにおいて現在行われている研究のうち、規模が最も大きいのは開発学 (Development Studies), 次いでアジア研究 (Asian Studies)、3番目に歴史学 (History)となるようである[19]

2014年にRAEの後継となるResearch Excellence Framework (REF)が実施され、音楽学(5位)と言語学(7位)の二学科が総合得点でトップ10に入った。ただし、今回のREFではアジア研究の項目が無くなったことに留意する必要がある
新聞社による評価

イギリスでは新聞各紙が独自の視点に基づいた大学ランキング(総合ランキングは下記の表を参照)を発表している。Sunday Times紙は1997年から2007年までの10年間の総合ランキングでSOASを21位にしている[20]。また詳細なデータが公開されているIndependent紙[21]とTimes紙[22]の2009年度版のランキングを見てみると、以下のようなSOASの特徴が読み取れる。

学生の満足度は他の都市型大学同様に低く70?80位

研究レベルではトップ10?20位

学部課程への入学難易度では25?30位 (志願倍率は約6倍[23]

教員一人あたりの学生数が10.5人とイギリスでも最も良い部類に入る

大学の設備に対する投資額でトップ10

*英国の新聞社による総合評価200920082007200620052004200320022001200019991998
Times24th[24]18th[25]19th[26]15th19th[27]22nd27th[28]23rd=14th14th6th
Guardian8th[29]11th[30]6th6th[31]4th[32]4th[33]4th[34]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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