月夜見宮
所在地三重県伊勢市宮後1丁目
主祭神月夜見尊
社格等式内社(小)
創建927年以前
本殿の様式神明造
表・話・編・歴
月夜見宮(つきよみのみや)は外宮(豊受大神宮)別宮で、三重県伊勢市宮後1丁目にある神社である。
目次
1 概要
2 祭神
3 歴史
4 祭事
5 社殿
5.1 別宮
5.2 境内社
6 神路通り
7 信者団体
8 交通
9 関連項目
10 参考資料
11 外部リンク
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月夜見宮は外宮から北へ約300m、伊勢市駅から西へ約500mにある外宮別宮である。神宮の別宮は基本的に1の社殿につき祭神は1神であるが、月夜見宮は月夜見尊(つきよみのみこと)と、その魂の月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)の2神を祀る。1の社殿に2神を祀る別宮は他に外宮別宮の風宮(かぜのみや)と内宮別宮の風日祈宮(かぜひのみのみや)があり、いずれも祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)である。
「つきよみさん」とも呼ばれるが、同じく「つきよみさん」と呼ばれる内宮(皇大神宮)別宮の月讀宮は、祭神は同じであるが別の神社である。
最高神天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟神の月夜見尊が祭神であるが、外宮別宮としては豊受大神の魂を祭神とする多賀宮(たかのみや)、外宮の地主の神である大土御祖神(おおつちみおやのかみ)を祭神とする土宮(つちのみや)に次ぐ3位で、風宮(かぜのみや)より上位である。内宮別宮として第2位の月讀宮と異なる。内宮には境外別宮が月讀宮、瀧原宮、伊雑宮、倭姫宮の4社あるが、外宮の境外別宮は月夜見宮1社のみである。
境内北側の堀は、宮川の治水工事が行なわれる江戸時代以前の宮川の分流の名残と考えられている。堀の北側を通る三重県道37号鳥羽松阪線は、毎年10月の神嘗祭に併せて行なわれる初穂曳(お伊勢大祭)の会場となり、外宮へ初穂を搬入する奉曳車が通過する。
境内に外宮摂社の高河原神社(たかがわらじんじゃ)がある。ほかの境外別宮と同様に、神職が参拝時間内に常駐する宿衛屋(しゅくえいや)があり、お札・お守りの授与や、神楽や御饌の取次ぎを行なっている。
祭神
月夜見宮
月夜見尊(つきよみのみこと)
月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
高河原神社:
月夜見尊荒御魂とも、開拓の守護神とも言われるが、詳細は不明の宮川の高河原(みやがわのたかがわら)であったとする説などがある。
由緒は定かではないが、古くは高河原(たかがわら)と呼ばれ、農耕の神を祀る神社であったという。第60代醍醐天皇の927年(延長5年)の延喜式では外宮摂社の首位とされ、第83代土御門天皇の1210年(承元4年)に別宮に昇格した。
皇大神宮に準じた祭事が行なわれ、祈年、月次、神嘗、新嘗の諸祭には皇室からの幣帛(へいはく)がある。
1月
歳旦祭(さいたんさい)(1月1日) 新年を祝い、皇位の無窮を祈る祭り。
元始祭(げんしさい)(1月3日) 年始にあたり、天津日嗣(あまつひつぎ)の本始を祝う祭り。
2月
建国記念祭(けんこくきねんさい)(2月11日) 神武天皇の建国の創祀を祝う祭り。
祈年祭(きねんさい)(2月18日) 年の初めに穀物の豊穣と国家の安泰を祈る祭り。
5月
風日祈祭(かざひのみさい)(5月14日) 外宮内宮のほか、別宮末社摂社などに幣帛を供進し、風雨の災いなく五穀豊穣であるように祈る神事。
6月
月次祭(つきなみさい)(6月18-19日) 6月と12月の11日に国家の平安と天皇の福寿を祈った祭り。神宮では神嘗祭と合わせて三節祭または三時祭と呼ぶ。
8月
風日祈祭(かざひのみさい)(8月4日) 外宮内宮のほか、別宮末社摂社などに幣帛を供進し、風雨の災いなく五穀豊穣であるように祈る神事。
10月
神嘗祭(かんなめさい)(10月18-19日) 神官がその年に収穫された穀物を「大御饌(おおみけ)」として奉献する祭り。
11月
新嘗祭(にいなめさい)(11月24日) 天皇がその年に収穫された穀物を神に供えるとともに自らも食し、収穫を感謝する祭り。
12月
月次祭(つきなみさい)(12月18-19日)
天長祭(てんちょうさい)(12月23日) 今上天皇の誕生日を祝う祭り。