映画のレイティングシステム
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映画のレイティングシステム(えいがのレイティングシステム、英語: film rating system)とは、映画鑑賞の際にその映画を見ることができる年齢制限の枠、およびその規定。

先進国を中心に多くの国で規定されており、日本では映画倫理機構(映倫)が審査を行っている。


目次

1 各国の比較

2 日本

2.1 区分

2.1.1 現行の区分

2.1.1.1 G

2.1.1.2 PG12

2.1.1.3 R15+

2.1.1.4 R18+


2.1.2 審査適応区分外

2.1.3 旧区分

2.1.3.1 一般指定

2.1.3.2 一般映画制限付

2.1.3.3 成人指定



2.2 日本の指定一覧


3 アメリカ合衆国

3.1 現行の区分とその指定基準

3.1.1 G(General audiences)

3.1.2 PG(Parental guidance suggested)

3.1.3 PG-13(Parents strongly cautioned)

3.1.4 R(Restricted)

3.1.5 NC-17(No one 17 and under admitted / Adults only)


3.2 アメリカの指定一覧


4 イギリス

5 韓国

6 香港

7 マレーシア

8 脚注

9 関連項目

10 外部リンク


各国の比較

各国または各地域で現在使用されているレイティングシステムの分類・規定の比較を下記の表で示す。

国/地域・団体123456789101112131415161718+[1]備考
日本映画倫理機構GPG12R15+R18+ 
韓国・映画物等級委員会全体12可15可青不
アメリカ合衆国MPAAGPGPG-13RNC-17
カナダケベック州以外の
映画等級委員会GPG14A18AR/A州ごとの規定であるが、大きく分けてケベック州とそれ以外の州で異なるレーティングを使用している。PGは年齢制限なし。
カナダ・ケベック州G13+16+18+
メキシコ・RTCAAABB15C 
ブラジル・MJ/DEJUSER / L1012141618
イギリスBBFCUPG12/12A1518誰でもPGや12Aの映画を見ることができるが、それぞれ8歳以下または12歳以下の子供には適さないコンテンツが含まれていると親への注意が喚起されている。
ドイツ・FSK06121618
ポーランド・KRRiTBO7121518/217は「公式の」レイティングとは考えられていない。
フィンランドVET/SFBK-3K-711+15+18+3歳以下の子供はK-3から15+の作品は保護者同伴でないと見ることができない。
香港・通訊局IIIAIIBIII18歳以上のみカテゴリーIIIの映画を見ることが許されている。
台湾文化部影視局普遍級
(普)保護級
(護)輔導十二?級
(輔12)輔導十五?級
(輔15)限制級
(限)保護級の作品は保護者または教師の同伴が必要。
オーストラリアACBGPGMMA15+R18+MA15+とR18+のみ法律で制限されている。
ニュージーランドOFLCGPGR13R15R16R18全年齢でMの作品は見ることができるが、16歳以上により適したコンテンツであると親への注意が喚起されている。
M

日本

映倫維持委員会(映画業界内で構成)が定め、第三者機関である映画倫理委員会が実施・管理する映画倫理規定(通称:映倫規定)が用いられる。1976年より中学生以下の鑑賞には成人保護者の同伴が必要となる一般映画制限付(R指定)・成人指定が導入された。1998年5月には一般映画制限付がR-15指定、成人指定がR-18指定に名称が変更された他、新たにPG-12指定が導入された。さらに、2009年5月には「映倫の大改革」に伴い、下記のように区分名称が変更された[2]。また、区分ごとに区分表示マークの色分けが実施された。

かつては性的シーンの有無が重要な判断要素とされていた。しかし、神戸連続児童殺傷事件などの猟奇的な犯罪事件の発生を踏まえ、1990年代以降は暴力や殺人などの反社会的行為に関する描写も重要な判断要素の1つとなってきている。

2006年7月に設置された映像コンテンツ倫理連絡会議で、ビデオ(DVD/Blu-ray Discなど)作品やゲームソフト等とのレイティングの審査基準・表示の統一化が検討されており、将来的に審査区分が変更される可能性がある。
区分
現行の区分
G全ての年齢層が鑑賞可能な区分。1998年5月以前の一般指定及び1998年5月 - 2009年4月末までの一般指定を改定したものに相当する。区分表示マークの色はグリーン。General Audience(全ての観客)の略号[3]である。
PG1212歳未満(小学生以下)の鑑賞には、成人保護者の助言や指導が適当とされる区分のこと。1998年5月から2009年4月末まで導入されていたPG-12指定を改訂したものに相当する。区分表示マークの色はスカイブルー。Parental Guidance(親の指導・助言)の略号[4]である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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