スペースランナーRA(SPACERUNNER RA)は、日産ディーゼル工業が製造している10?12m級の路線・自家用大型バス。
日産ディーゼルの大型路線バス名はかつて特に車種名は設けられず、型式名称(表記方法)としてR/RA ⇒ U/UA ⇒ UA ⇒ RA(その後にスペースランナーRAの愛称がつく)
という変遷を辿るが、当記事では、U/UA以降を扱う。
また、日産ディーゼル工業と三菱ふそうトラック・バスの業務提携により、当車種は、三菱ふそうへエアロスターSとしてノンステップバスと自家用車が、三菱ふそう・エアロスターからは、スペースランナーAとして、ワンステップバスが日産ディーゼルにOEM供給されているが、本項目では、後者も扱う。
目次
1 概要・型式名称について
2 沿革
2.1 U/UA系(ノンステップバスを除く)
2.1.1 U(UA)20/30、U35系
2.1.2 K-U(UA)31、36系
2.1.3 P-U(UA)32系
2.1.4 P-U(UA)33,50系
2.1.5 U-UA440,510(520)系
2.1.6 KC-UA460,521系、NE-UA4E0
2.1.7 KL-UA452系
2.2 ERIP(エリップ:蓄圧式ハイブリッド車)
2.3 UAノンステップバス
2.3.1 Fタイプ
2.3.2 Nタイプ
2.3.3 Gタイプ
2.4 RA
2.4.1 ADG-RA273A系
2.4.2 PKG-RA274A系/PDG-RA273A系(現行車種)
2.5 車体
3 三菱ふそうとの相互OEM供給
4 スペースランナー A
4.1 PKG-AP35U系
5 関連商品
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
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日産ディーゼル工業のバス製造事業においては、他のメーカーとは違い、自社内もしくはグループ内にボディー製造部門が存在しない。このためボディーは、資本関係のない富士重工か西日本車体工業で製造されてきており、2003年の富士重撤退以後は全て西日本車体工業で製造されている。このような経緯から、車種の外見が完全に変わっても、コーチビルダー側のモデルチェンジであって、車種そのもののフルモデルチェンジとは言い難い。
このため、これまでの型式名の変更は、モデルチェンジにあわせた表記変更やエンジン設置方法の変更などがその要因である。かつては、1990年(P-)までは、サスペンション形式が板バネ(リーフサス)の場合はU、エアサスの場合はUAとなっていたが、1990年(U-)からは、UAに統一され、型式末尾のアルファベットの2桁目が板バネ(リーフサス)の場合はS、エアサスの場合はAとなった。現在は、エンジンの設置方法が変更になったことにより、観光型と同じRAを名乗っており、さらに、社内のブランド仕様統一のため、2005年から「スペースランナーRA」の愛称が与えられている。
現在は、ノンステップバス・ワンステップバス・自家用ツーステップバスの3種類がある。また、国内のバスでは唯一、ホイールベース5.8mのP尺のノンステップバスが製造されている。かつてはノンステップバスは、床面フルフラットのバスが存在したが、現在はワンステップバスをベースとした、前扉から中扉までがノンステップのバスが製造されている。
なお、冒頭のように新長期規制にあわせて日産ディーゼル工業と三菱ふそうトラック・バスが業務提携を開始したことに伴い、三菱ふそうに「エアロスターS」として当車種のノンステップバスがOEM供給されている。