彗星
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この項目では、天体について説明しています。その他の用法については「彗星 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

「ほうき星、帚星、箒星」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「ほうき星 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

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アメリカ合衆国アリゾナ州のカタリナ天文台で1974年11月1日に撮影されたコホーテク彗星 クロアチアパジン1997年3月29日に撮影されたヘール・ボップ彗星

彗星(すいせい、英語: comet)は、太陽系小天体のうち主になどでできており、太陽に近づいて一時的な大気であるコマや、コマの物質が流出した尾(テイル)を生じるものを指す。
目次

1 概要

2 物理的特徴

2.1 核

2.2 コマと尾


3 軌道による分類

4 軌道の特徴と起源

5 彗星の明るさとその予測

6 彗星の崩壊と消失

6.1 太陽系からの離脱

6.2 揮発性物質の枯渇

6.3 分裂と崩壊

6.4 衝突


7 彗星の名前と符号

7.1 彗星の名前

7.2 旧方式符号

7.3 新方式符号


8 彗星観測の歴史

8.1 古代の記録と信仰

8.2 観察と考察

8.3 軌道の研究

8.4 物理的特徴の研究

8.5 彗星探査機による観測

8.5.1 これまでに行われた近接探査

8.5.2 実現しなかった近接探査



9 彗星の探索と発見の歴史

9.1 主なコメットハンター

9.2 自動捜索プロジェクトなど


10 大彗星

11 変わった彗星

12 有名な彗星・明るくなった彗星

12.1 周期彗星

12.2 非周期彗星


13 関連ドキュメンタリー作品

14 フィクションの中の彗星

15 出典

16 参考文献

17 関連項目

18 外部リンク

概要

太陽系の天体の分類恒星 (太陽)
太陽

周り

公転
する
天体惑星地球型惑星
木星型惑星
天王星型惑星
小惑星(minor planet)準惑星小惑星帯にあるもの(ケレスのみ)
太陽系
外縁天体
冥王星型天体
太陽系
小天体
その他の外縁天体
小惑星 (asteroid)
─彗星
惑星間塵
衛星 (未定義)
■Portal ■Project ■Template

太陽系外縁天体
エッジワース
・カイパー
ベルト

(海王星との
軌道共鳴)(3:4)
冥王星族 (2:3)
(3:5)
キュビワノ族 ( - )
(1:2)
散乱円盤天体
オールトの雲
類似天体ケンタウルス族
海王星トロヤ群
彗星(遷移天体
関連項目準惑星冥王星型天体
太陽系小天体
■Portal ■Project ■Template

彗星は、尾が伸びた姿から日本語では星(ほうきぼし、彗星、帚星)とも呼ばれる。英語ではコメット (comet) と呼ばれる。天体写真が似るため流星と混同されがちであるが、天体観望における見かけの移動速度は大きく異なり、肉眼による彗星の見かけ移動は日周運動にほぼ等しいため、流星と違い尾を引いたまま天空に留まって見える[1]

彗星と小惑星とは、コマや尾の有無で形態的に区別するため、太陽から遠方にあるうちは、彗星は小惑星と区別が付かない。彗星は、太陽からおおよそ3 AU(天文単位)以内の距離に近づいてから、コマや尾が観測されることが多い。その位置は火星軌道と木星軌道のほぼ中間に当たる[2]

太陽に近づく周期(公転周期)は、約3年から数百万年以上まで大きな幅があり、中には2度と近づかないものもある。軌道による分類の節を参照のこと。

彗星が太陽に近づいた時に放出された塵は流星の元となる塵の供給源となっている。彗星の中には肉眼でもはっきり見えるほど明るくなるものもあり、不吉なことの前兆と考えられるなど、古くから人類の関心の的となってきた[3]。いくつかの明るい彗星の出現の記録は、古文献などに残っている。古代ギリシアの時代から長い間、彗星は大気圏内の現象だと考えられてきたが、16世紀になって、宇宙空間にあることが証明された。彗星の性質などには未だに不明な点も多く、また近年は太陽系生成論の方面からも大きな関心が寄せられ、彗星の探査機が送り込まれるなど、研究・観測が活発に続けられている。

彗星には、発見報告順に最大3人まで発見者(個人またはチーム、プロジェクト)の名前が付けられる。彗星を熱心に捜索する「コメットハンター」と呼ばれる天文家もいるが、20世紀末以降は多くの彗星が自動捜索プロジェクトによって発見されるようになっている。

2006年8月にプラハで開かれた国際天文学連合 (IAU) 総会での決議により、彗星は小惑星とともに small solar system bodies (SSSB) のカテゴリーに包括することが決定された。これを受け、日本学術会議2007年4月9日の対外報告(第一報告)[4]において、2007年現在使われている「彗星」「小惑星」等の用語との関係については将来的に整理されることを前提とした上で、small solar system bodies の訳語として「太陽系小天体」の使用を推奨した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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