子ども
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絵画に描かれた子供(フォアアールベルク州立博物館・オーストリア に手をひいてもらいつつお祭りを楽しむ子供たち。姫路ゆかた祭り(2009年) 本を読む子供(タンザニア・2009年)

子供(こども)とは次のような意味で使われている言葉である。

自分がもうけた子[1]がもうけた子[2]。親と一対になる子。親に対する子。

幼い者[1][2]。年齢のいかない者[2]。(児童小児

考え方によっては、胎児も出生前発育(英語版)をしている生命として子供に含める場合もある[3]

また、親子や権威を持つ人物(英語版)との相対的関係を表したり、氏族民族または宗教内での関係を示す場合にも使われる。何らかの概念との関係を示すためにも使われ、「a child of nature」(自然児)「a child of the Sixties」(1960年代の子供)のように特定の場所または環境等の状況を受けて用いられることもある[4]

思慮や行動などが幼く足りない者のことも指して使われる用語もあり[2]、幼稚さや要領・主体性の無さを表す言葉として「子供っぽい」「子供らしい」「子供の使い」等の慣用句もある[5]

なお、子供という単語は人間以外の動物にも使われたり[6]生物に限らない、大きいものと小さいものが組みになっている状態を指して「子持ち」という表現にも使われる[7]
目次

1 自分の子、親と対になる意味の子

2 法的・社会的な基準

2.1 日本での定義・区分

2.2 世界の定義・区分

2.3 イニシエーション


3 歴史的概念

3.1 古代ギリシア

3.2 子供という概念の形成

3.3 家族の意味と教育の変化

3.4 子供に対する社会的態度


4 子供の社会化

4.1 遊び

4.2 仲間の形成

4.3 教育

4.4 責任を持つ年齢


5 子供の死亡率

6 子供と労働

6.1 イギリス

6.2 日本

6.3 現状


7 弱者としての子供

8 日本語における表記について

9 注釈

10 脚注

11 出典

12 参考文献

13 関連項目

14 外部リンク

自分の子、親と対になる意味の子「親子」も参照

「子供」という言葉は、自分がもうけた子も指している[1]。広辞苑第五版では「子供」の解説の第一にその意味を挙げている[1]。大辞泉もむすこやむすめを挙げている[2]

書簡において、「子供」は謙譲語として用いられる[8]。相手方を示すためには、「御子様」などの尊敬語が使われる[8]
法的・社会的な基準 2005年における国別の15歳以下の人口

国際連合児童の権利に関する条約では、子供を「18歳未満のすべての者、ただし子供に適用される法律の下でより早く成年に達する場合は、この限りでない。」(即ち、本国法の規定により18歳の誕生日を迎える前に成年に達する場合を除き、18歳の誕生日を迎えるまでのすべての者)と定めている[9]。この条約は加盟194カ国中192カ国で批准されている。英語の用法では、胎児も子供の範疇に含める場合がある[3]

しかし本来「子供」とその発達段階は明確に区分できない漸進的なものであり、その概念は歴史的に構築され、また社会や文化の違いが反映される。法律で大人と子供を定める際には、個人の成熟度合いを考慮していては法的安定性が損なわれるため一律の線引きを置く必要に迫られる[2- 1]。そのため各法律の目的に沿って、様々な用語を使いながら「子供」に対する個別の定義を行っている[10]
日本での定義・区分

日本では、1896年(明治29年)制定の民法によって、20歳からを成年と定めており(第4条)[11]被選挙権など一部の権利を除いて飲酒(未成年者飲酒禁止法第1条)・喫煙(未成年者喫煙禁止法第1条)などを含む成人の権利が与えられる[10][12]

未成年者 - 20歳未満の男女[13]労働基準法第58条は民法に準拠する[10]

少年少女 - 少年法第2条第1項の定義では20歳未満の男女[14]児童福祉法第4条第1項の定義では小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの男女[15]

児童 - 児童福祉法第4条第1項の定義では満18歳に達するまでの者[15]母子及び父子並びに寡婦福祉法第6条第3項の定義では満20歳に達するまでの者[16]児童手当法第3条第1項や児童扶養手当法第3条第1項の定義では基本的に満18歳に達してから最初の3月31日を過ぎるまでの者[17][18]児童の権利に関する条約第1条、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律第2条第1項の定義では18歳未満の者[10]。労働基準法第56条の定義では満15歳に達してから最初の3月31日を過ぎるまでの者[10]学校教育法第17条・第18条の定義では「学齢児童」とし満6歳になった翌日が属する学年の始まりから満12歳となった日が属する学年の終わりまでの期間にある子供[19]


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