娑婆
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娑婆(しゃば、さば、: sah?, サハー)は、仏教において、釈迦衆生を教化するこの世界、すなわちこの世のこと[1]。仏教における三千世界の総称であり、娑婆世界、娑界ともいう[1]

仏教用語でない用法としては、(1) 人間の世界、この世、俗世間、(2) 刑務所内や軍隊遊郭などの自由が束縛されている世界に対して、その外の自由な世界を指す[1]


目次

1 原語と漢訳

2 日本での用例

3 脚注

3.1 注釈

3.2 出典


4 関連項目


原語と漢訳

原語とされる: sah?は「大地」を意味する[1]。漢訳では sah? は忍土、忍界、堪忍、堪忍土、娑訶(しゃか)、索訶(さくか)、堪忍(たんにん)、能忍などと訳される[1]。娑婆の原語を: sabh?とする場合には、雑会(ぞうえ)と漢訳された[1]
日本での用例

この節は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2017年10月)

江戸時代になり、吉原などの遊郭では、さえ出せば身分に関係なく自由に心ゆくまで遊べるということから、遊郭を「浄土」に見立て、郭(くるわ)の外の世界を娑婆と呼んだ。しかし一方、「籠の鳥」になっている遊女の視点から見ると、郭の中は地獄で、外の世界である「娑婆」こそ、自由に過ごせる人間的な世界である。この「遊女の視点」の意味合いのほうがだんだん一般的になっていき、軍隊や刑務所、閉鎖病棟などの拘束を受ける場所と外の世界を対比して、自由に過ごせる外の世界という肯定的な意味合いで娑婆と表現するようになった。

2017年現在、日本の公娼制度や軍隊は廃止になったが、刑務所自衛隊(営内居住が義務となる自衛隊員)、社会的入院を強いられる病院老人ホームなどに対し、外(俗世)の世界を『娑婆』と言うことが多い。
脚注
注釈
出典^ a b c d e f “娑婆(サバ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月6日閲覧。

関連項目

穢土










仏教
基本教義縁起 四諦 八正道 三法印四法印諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦四苦八苦 輪廻 六道 煩悩三毒三業解脱 唯識 菩提 仏性
人物釈迦 十大弟子 龍樹 無著 世親 玄奘 達磨
信仰対象三宝
仏の一覧如来 菩薩 明王 天部 垂迹神 高僧
分類原始仏教 部派仏教 大乗仏教 密教 神仏習合 修験道


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