塩田
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この項目では、塩を海水の蒸発によって取り出すための土地について説明しています。

町については「塩田町」をご覧ください。

村については「塩田村」をご覧ください。

深?市の区については「塩田区」をご覧ください。

塩田(えんでん)は、大量の海水から水分蒸発させ、だけを取り出すために用いられる場所および施設。狭義には後述の天日塩田を指すが、この項では海水を用いた製塩技術全般について記述する。


目次

1 概要

2 天日採塩法(天日塩田)

3 煎熬採塩法(採鹹塩田)

3.1 日本の製塩法の歴史

3.1.1 塩田以前の製法

3.1.2 揚浜式塩田

3.1.3 入浜式塩田

3.1.4 流下式塩田

3.1.5 塩田の終焉


3.2 日本各地の観光化された塩田施設


4 その他

5 脚注

6 関連項目

7 外部リンク


概要

塩湖あるいは塩沼塩鉱といった天然の塩結晶に恵まれない地域では、海水を何らかのエネルギーで加熱して製塩する必要がある。

海水を利用した製塩には、大きく分けて2つがある。太陽光の熱のみによって塩の結晶を生産する方法(天日<てんぴ>採塩法)と、海水を何らかの装置で濃縮して鹹水(かんすい)を生成し、それを火で加熱して結晶を得る方法(煎熬採塩法 せんごうさいえんほう)である。前者は後者に比べて効率的な生産方法であるが、地域の降水量が極めて少ない必要がある。

世界の塩の生産量は2008年で2億650万トンと言われており、そのうち天日塩が約36%である[1]
天日採塩法(天日塩田)レ島 (Ile de Re)(フランス)の塩田

海水を濃縮して結晶化した塩を作るものを天日塩田という。

メキシコオーストラリア西部など、砂漠海岸が接する地帯に設けられることが典型的であり、メキシコのゲレロネグロに世界最大のものがある。

ほかに、アメリカユタ州グレートソルト湖のように、塩湖を利用したものもある。同湖では、海水の7倍という濃さの湖水を導き入れ、太陽光の吸収量を増すための青緑色の色素を加えた上で天日で蒸発させている。

工業塩の生産はこのような塩田・塩湖による方法が多い。なお日本の工業塩の年間需要は約740万トンであり全量を輸入している。[1]

なお塩田・塩湖でデュナリエラ・サリナという緑藻の一種が大発生すると、この藻がカロテノイドを大量に産出し、水面が褐色系のオレンジ色に染まることがある。また、高度好塩古細菌が産出するバクテリオベルリンやバクテリオロドプシンによりピンク色になる場合もある。
煎熬採塩法(採鹹塩田)

鹹水を生成するための塩田を採鹹(さいかん)塩田という。歴史的には中国、ヨーロッパなどで行われたことが知られている。

この節の加筆が望まれています。

日本の製塩法の歴史「塩の製法#日本」も参照

日本の塩田は、歴史上すべてが前述の採鹹をおこなうためのもので、煎熬(せんごう。煮詰めること)して塩を得るための釜があわせて設置された。海岸におかれたこれらの施設は、古くは「塩浜」と呼ばれた。日本語における「塩田」という言葉は、明治以降、登記上の地目として塩浜を「塩田」といったことに始まる。

成立期には、日照時間が比較的長い地域(瀬戸内地方能登半島など)で大きく発達した。古くは農家の余暇の副業として自家労働によって行われ、煮詰め用の製塩釜は多くは共同使用であった。次第に需要が拡大し、事業規模が大きくなってくると、製塩は専業化し、やがて一軒前とよばれる一貫生産体制を導入する大手業者が出現した。そういった業者のもとでは、「釜屋」という鹹水を煮詰めるための専門施設が塩戸(作業単位)ごとに1戸付属した。

技術の進歩にもかかわらず、気温が低く日照時間の短い冬場などにおける大量生産は長らく困難であったが、枝条架装置(後述)の開発によって天候や季節、自然現象などにある程度は左右されなくなった。1970年代からは、イオン交換膜を用いた電気機械による製塩が主流になり、現在に至る。
塩田以前の製法

諸説あるが、出土品や文献から、西暦400年ころから平安時代西暦1100年頃)までは、乾燥した海藻の表面の塩分を土器にくりかえし洗い出して(または、焼いた海藻の灰を海水に溶かして布で濾過し)鹹水をつくり、火で焚いて濃縮する方法が用いられていたと推定されている。
揚浜式塩田揚浜式塩田の例(石川県珠洲市

「藻塩焼」の時代を経て、塩の需要が増大するに従い、海水中の塩分が付着した海浜の砂を採鹹作業に利用する製塩法が発達した。


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