土星
[Wikipedia|▼Menu]

土星
Saturn

カッシーニによる撮影
2004年3月27日
仮符号・別名鎮星、填星
分類木星型惑星
軌道の種類外惑星
発見
発見方法目視
軌道要素と性質
元期:2008年1月1日[1]
太陽からの平均距離9.55491 au
平均公転半径1,426,725,400 km
近日点距離 (q)9.021 au
遠日点距離 (Q)10.054 au
離心率 (e)0.05552
公転周期 (P)29.53216 年
会合周期378.09 日
平均軌道速度9.6724 km/s
軌道傾斜角 (i)2.4886
近日点引数 (ω)93.2143 度
昇交点黄経 (Ω)113.7357 度
平均近点角 (M)147.9416 度
太陽の惑星
衛星の数61 (64)
物理的性質
赤道面での直径120,536 km
表面積4.38 ×1010 km2
質量5.688 ×1026 kg
地球との相対質量95.162
平均密度0.70 g/cm3
表面重力8.96 m/s2
脱出速度35.49 km/s
自転周期10時間 13分 59秒
(赤道面)
10時間 32分 45秒
(極)
アルベド(反射能)0.47
赤道傾斜角25.33 度
表面温度93K(雲の最上層)
表面温度

最低平均最高
82K143Kn/a

大気の性質
大気圧140 kPa
水素>93%
ヘリウム>5%
メタン0.2%
水蒸気0.1%
アンモニア0.01%
エタン0.0005%
ホスフィン0.0001%
Template (ノート 解説) ■Project

土星(どせい、ラテン語: Saturnus、英語: Saturn、ギリシア語: Κρ?νο?)は、太陽から6番目の、太陽系の中では木星に次いで2番目に大きな惑星である。巨大ガス惑星に属する土星の平均半径は地球の約9倍に当る[2][3]。平均密度は地球の1/8に過ぎないため、巨大な体積の割りに質量は地球の95倍程度である[4][5][6]。そのため、木星型惑星の一種とされている。

土星の内部にはニッケルおよびシリコン酸素化合物である岩石から成る中心核があり、そのまわりを金属水素が厚く覆っていると考えられ、中間層には液体水素ヘリウムが、その外側はガスが取り巻いている[7]

惑星表面は、最上部にあるアンモニアの結晶に由来する白や黄色の縞が見られる。金属水素層で生じる電流が作り出す土星の固有磁場は地球磁場よりも若干弱く、木星磁場の1/12程度である[8]。外側の大気は変化が少なく色彩の差異も無いが、長く持続する特徴が現れる事もある。風速は木星を上回る1800km/hに達するが、海王星程ではない[9]

土星は恒常的なを持ち、9つが主要なリング状、3つが不定的な円弧である。これらはほとんどがの小片であり、岩石のデブリ宇宙塵も含まれる。知られている限り62個の[10]衛星を持ち、うち53個には固有名詞がついている。これにはリングの中に存在する何百という小衛星(ムーンレット)は含まれない。タイタンは土星最大で太陽系全体でも2番目に大きな衛星であり、水星よりも大きく、衛星としては太陽系でただひとつ有意な大気を纏っている[11]

日本語で当該太陽系第六惑星を「土星」と呼ぶ由来は、古代中国において五惑星が五行説に当てはめて考えられた際、この星に土徳が配当されたからである[12]:87。英語名サターンはローマ神話の農耕神サートゥルヌスに由来する[13][14]


目次

1 物理的特徴

1.1 内部構造

1.2 大気

1.3 雲の層

1.4 北極の六角形の雲

1.5 磁気圏


2 自転と公転

3 土星の環

3.1 歴史

3.2 物理的特徴

3.3 環の夜側

3.4 環のスポーク


4 衛星

5 土星の観測と探査の歴史

5.1 肉眼による観測の時代

5.2 望遠鏡による観測の時代

5.3 パイオニア11号

5.4 ボイジャー計画

5.5 カッシーニ

5.6 今後の探査構想


6 地上からの観測

7 脚注

8 関連項目

9 外部リンク


物理的特徴土星と地球のおおまかな大きさ比較土星の特徴を強調するためにボイジャー1号が色を強調して作成された画像

土星は、中心にこそ固体成分を占める核があるが、主要成分がガスであり外縁の境界が不明瞭なため巨大ガス惑星に分類される[15]自転によって惑星は扁球形状を持ち、極よりも赤道部分が膨らんだ扁平状になっているためにその差はほぼ10%(60,268km 対 54,364km)にもなる[16]。木星・天王星・海王星と言った太陽系のその他のガス惑星もやや扁平しているが、土星ほどではない。土星は太陽系で唯一水よりも30%ほど軽い[17]。その中心核こそ水よりも重い比重を持つが、そのガス成分から平均では0.69g/cm3である。体積は地球の764倍にもなるが、質量は95倍にとどまる[16]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:162 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:FIRTREE