内閣官房副長官
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日本
内閣官房副長官
ないかくかんぼうふくちょうかん
国章

現職者:
西村康稔(政務・衆)
野上浩太郎(政務・参)
杉田和博(事務)
担当官庁内閣官房
任命者安倍晋三内閣総理大臣
初代周東英雄
創設1947年5月3日
公式サイト ⇒内閣官房
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内閣官房副長官(ないかくかんぼうふくちょうかん、Deputy Chief Cabinet Secretary)は、内閣官房長官を補佐する特別職国家公務員。1998年7月より定員は3人(内閣法規定)。


目次

1 任免

2 概要

3 来歴

4 内閣官房副長官一覧

5 呼称

6 脚注

7 関連項目


任免

内閣官房副長官は認証官であるが、任命対象の資格要件や副長官相互間の職務分担は内閣法など法令上は明確には規定されておらず、政務担当として衆議院議員参議院議員から1人ずつの計2人が、事務担当として事務次官経験者等のキャリア官僚から1人が、それぞれ任命されるのが慣例となっている。
概要総理大臣官邸執務室にて内閣総理大臣小泉純一郎(中央)や内閣官房長官福田康夫(左から2人目)と打ち合わせする3名の内閣官房副長官(福田の隣より反時計回りに、上野公成古川貞二郎安倍晋三)(2002年4月26日

内閣官房副長官は内閣官房長官の職務を助け、命を受けて内閣官房の事務をつかさどり、及びあらかじめ内閣官房長官の定めるところにより内閣官房長官不在の場合その職務を代行する(内閣法14条第3項)。待遇としては副大臣と同等(中央省庁改編前は政務次官待遇)であるが、組閣後の閣僚による記念撮影に同席するなど、他の副大臣とは扱いが異なることが多い。

政務担当の副長官は当選回数が少なく首相派閥から首相に近い側近政治家が任命されることが多い。閣僚経験者が就任する例もあるなど、かつての政務次官・副大臣に比べ重要なポストとみなされる。当職経験後に重要な役職を歴任することも多く、若手政治家の登竜門ポスト[1]とされている(のちに首相になった官房副長官は2011年現在で竹下登海部俊樹森喜朗安倍晋三鳩山由紀夫の5人)。2011年には、大蔵大臣財務大臣を歴任したベテラン政治家である藤井裕久、官房長官経験者である仙谷由人が就任するなど、官邸の機能強化の観点から異例の起用が相次いだ。

事務担当の副長官は、戦前内閣書記官長の実質的な後継であり、中央省庁再編以前は旧内務省系官庁のうち警察庁、旧自治省、旧厚生省の出身者で次官級のポストを経験した者から任命されるのが慣例となっており、省庁再編後も概ね踏襲されてきた[2][3]。一方で第1次安倍内閣では的場順三(旧大蔵省出身で国土事務次官経験者)が、野田内閣では竹歳誠(旧建設省出身で国土交通事務次官経験者)が就任するなど近年では慣例にとらわれない起用もなされている。事務次官等会議(現・次官連絡会議)を運営するなど各省間の調整を主な職務としており、官僚機構の頂点とみなされている。内閣を超えて長期間在任する例も多く、例えば石原信雄は自民党政権、非自民連立政権、自社さ政権にまたがって在任した。

内閣人事局長は内閣官房副長官の中から指名する者をもって充てられる(内閣法第21条)。
来歴

1945年(昭和20年)9月19日 - 内閣書記官長の下に内閣副書記官長(定数1人)が新設される。

1947年(昭和22年)5月3日 - 日本国憲法の施行に伴い、内閣副書記官長を廃して内閣官房次長(定数1人)が設置される。内閣法でなく「内閣官房及び法制局職員等設置制(昭和22年政令第2号)」で定められたいわゆる「政令職」。

1947年(昭和22年)6月17日 - 内閣官房及び法制局職員等設置制の改正により、定数が2人となる。

1949年(昭和24年)6月1日 - 内閣官房職員設置制の廃止と内閣法の一部改正により、政令職の内閣官房次長を廃して法定職の内閣官房副長官(定数2人)が設置される。

1984年(昭和59年)7月1日 - 総務庁の設置に伴い、内閣官房に加えて総理府(大臣庁等を除く)の総括整理の補佐をも担当する。

1998年(平成10年)7月1日 - 内閣法の一部改正により、定数が2人(政務担当、事務担当1人ずつ)から3人(政務担当2人、事務担当1人)に増員される。なお、実際に初めて3人任命されたのは同月31日。

2001年(平成13年)1月6日 - 内閣法の一部改正により、いわゆる認証官になり、その任免は天皇から認証される。中央省庁再編に伴い、総理府に引き続き内閣府(大臣庁等を除く)の総括整理の補佐を担当する。

内閣官房副長官一覧詳細は「歴代の内閣官房副長官」を参照

内閣官房副長官(認証官)政務・衆政務・参事務内閣就任日
安倍晋三自由民主党上野公成自由民主党古川貞二郎第2次森改造内閣2001年(平成13年)1月6日
第1次小泉内閣2001年(平成13年)4月26日
細田博之自由民主党山崎正昭自由民主党二橋正弘第1次小泉第2次改造内閣2003年(平成15年)9月22日
杉浦正健自由民主党第2次小泉内閣2004年(平成16年)5月7日
長勢甚遠自由民主党鈴木政二自由民主党第3次小泉改造内閣2005年(平成17年)10月31日
下村博文自由民主党的場順三第1次安倍内閣2006年(平成18年)9月26日
大野松茂自由民主党岩城光英自由民主党第1次安倍改造内閣2007年(平成19年)8月27日
二橋正弘福田康夫内閣2007年(平成19年)9月26日
塩谷立自由民主党福田康夫改造内閣2008年(平成20年)8月2日
松本純自由民主党鴻池祥肇自由民主党漆間巌麻生内閣2008年(平成20年)9月24日
浅野勝人自由民主党2009年(平成21年)5月13日
松野頼久民主党松井孝治民主党瀧野欣彌鳩山由紀夫内閣2009年(平成21年)9月16日


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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