ヴァンダル王国
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ヴァンダル族のローマ略奪(455年)

ヴァンダル族(Vandal)は、古代末期にゲルマニアから北アフリカに移住した民族。ローマ領外の蛮族による民族移動時代にローマ領内へ侵入して北アフリカにまで進軍し、カルタゴを首都とするヴァンダル王国を建国した。彼らが北アフリカに進出する前に一時的に定着したスペインアンダルシア(もともとはVandalusiaと綴った)や、破壊行為を意味するヴァンダリズムの語源ともなっている。

近代まではゲルマン系の部族と考えられていたが、現代ではポーランド地方のプシェヴォルスク文化に起源を持つスラブ系あるいはイリュリア系民族であったと考えられている。


目次

1 ヴァンダル族の起源

2 ヴァンダル王国

2.1 ゲイセリックとヴァンダル王国建国

2.2 ヴァンダル王国の衰退

2.3 ヴァンダル王国の滅亡

2.4 宗教問題


3 ヴァンダル人達のその後

4 歴代君主

5 脚注

6 参考文献

7 関連書籍

8 関連項目


ヴァンダル族の起源プシェヴォルスク文化(黄緑とその南の明るい緑)。
赤はゴート人ヴィェルバルク文化
ピンクはゲルマン系(おそらくゴート人の起源)の(3世紀にデンプチン文化に発展)で
黄色はバルト系(おそらくAesti)の文化。
南方一帯の紺色はローマ帝国1世紀半ばの北部ヨーロッパ。
ヴァンダル族(ルギィ族)はVANDALEN/LUGIERと表示された緑色。

19世紀の研究により、ヴァンダル族は全体としてプシェヴォルスク文化に属することが判明した。また、リュージイ族(ルギイ、Lygier、Lugier、Lygians)との関係も議論されており、リュージイ族(ルギイ族(英語版))が後にヴァンダル族と呼ばれるようになったか、もしくはヴァンダル族は複数部族の連合体で、リュージイ族はその一つであるスラヴ系部族だったとするなど諸説ある。

スカンジナビア起源説によれば、のちにヴァンダル族のうちの一部を構成することになる部族は紀元前2世紀バルト海を渡って現在のポーランド地域に到着し紀元前120年頃からシレジアに定住するようになったとされる。名前の類似性からノルウェーのハリングダール(Hallingdal)、スウェーデンのヴェンデル(Vendel)、デンマークのヴェンドシッセル(Vendsyssel)が彼らの故郷ではないかという意見が出されたことがあり、近世のゴート起源説ブームではヴァンダル族のスカンジナヴィア起源説が盛んに唱えられた。

しかしプシェヴォルスク文化はほぼ同じ一帯に広がっていたポメラニア文化の直接の発展形態であり、ポメラニア文化はゲルマン系でもスラヴ系でもなくイリュリア系とされるラウジッツ文化を基礎として、ウクライナから西へ進出して来たスラヴ系の文化(チェルノレス文化)の2つの文化系統が混合してできたものである事実から、ヴァンダル族からスラヴ系の系統を排除するスカンジナビア起源説は近現代のドイツやスカンジナビア諸国の人々による民族主義的な極論の類に過ぎず、このような政治的主張に学術的価値は全くない。さらにゴート人がスカンジナヴィア半島から来たという説(いわゆるゴート起源説)についても、発端はゴート人という部族名とスウェーデンゴトランド島の名前が似ているというただそれだけのことであり、この説が事実であることを示唆する証拠は全くないため、この説が妥当である可能性はほとんどない。当時でもバルト海を越えた人の頻繁な往来はあったはずで、その意味では地理的名称の関連性も考えられないこともない。しかしオクシヴィエ文化の存在から、政治的な集団としてのゴート族の起源はスカンジナヴィアではなく、このオクシヴィエ文化の広がっていたバルト海南岸地方であると推定される。

またゲルマン語派の起源もスカンジナヴィアではなく、現在のドイツ北部一帯に広まっていたヤストルフ文化の地域であった可能性が濃厚である。ゲルマン語派を決定するグリムの法則による言語の変化がヤストルフ文化で起こったと指摘する者もいる。オクシヴィエ文化は、ヤストルフ文化がポメラニア文化に進出した地域(現在のポーランドのポモージェ県西ポモージェ県)で両者が融合して発生するが、このオクシヴィエ文化こそが最初期のゴート族の文化と考えられる。


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