ルネ・デカルト
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ルネ・デカルト
Rene Descartes
デカルトの肖像
フランス=ハルス画(1648年)
生誕 (1596-03-31) 1596年3月31日
フランス王国アンドル=エ=ロワール県ラ・エー
死没 (1650-02-11) 1650年2月11日(53歳没)
スウェーデン・バルト帝国ストックホルム
時代17世紀の哲学
地域西洋哲学
学派合理主義哲学
基礎付け主義
研究分野形而上学
認識論
数学
主な概念方法的懐疑
実体二元論
我思う、ゆえに我あり
直交座標系(デカルト座標系)
影響を受けた人物:

プラトン
アリストテレス
イブン・アル・ハイサム
イブン・ルシュド
イブン・スィーナー
アンセルムス
アウグスティヌス
トマス・アクィナス
オッカムのウィリアム
フランシスコ・スアレス
マラン・メルセンヌ
セクストス・エンペイリコス
ミシェル・ド・モンテーニュ
その他多数

影響を与えた人物:

バールーフ・デ・スピノザ
トマス・ホッブズ
アントワーヌ・アルノー
ニコラ・ド・マルブランシュ
ブレーズ・パスカル
ジョン・ロック
クリスティアーン・ホイヘンス
ゴットフリート・ライプニッツ
ヘンリー・モア
イマヌエル・カント
エトムント・フッサール
レオン・ブランシュヴィック
スラヴォイ・ジジェク
ノーム・チョムスキー
エミール・デュルケーム
その他多数

署名
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ルネ・デカルト(: Rene Descartes、1596年3月31日 - 1650年2月11日)は、フランス生まれの哲学者数学者合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖として知られる。
目次

1 概要

2 生涯

2.1 生い立ち、学生時代

2.2 遍歴時代

2.3 パリでの交流

2.4 オランダでの隠棲時代

2.5 最後の旅


3 思想

3.1 哲学

3.1.1 体系

3.1.2 方法


3.2 形而上学

3.2.1 方法的懐疑

3.2.2 コギト・エルゴ・スム

3.2.3 神の存在証明

3.2.4 心身合一の問題


3.3 自然哲学

3.3.1 機械論的世界観


3.4 倫理学

3.5 数学


4 著作

4.1 日本語訳


5 脚注

6 日本語文献

7 伝記

8 関連項目

9 外部リンク

概要

考える主体としての自己(精神)とその存在を定式化した「我思う、ゆえに我あり」は哲学史上でもっとも有名な命題の1つである。そしてこの命題は、当時の保守的思想であったスコラ哲学の教えであるところの「信仰」による真理の獲得ではなく、人間の持つ「自然の光(理性)」を用いて真理を探求していこうとする近代哲学の出発点を簡潔に表現している。デカルトが「近代哲学の父」と称される所以である。

ただし、デカルトはそのすべてを信仰も根ざして考えており、著書方法序説においても神の存在証明を哲学的にしようと試みてさえいる。

初めて哲学書として出版した著作『方法序説』(1637年)において、冒頭が「良識(bon sens)はこの世で最も公平に配分されているものである」という文で始まるため、思想の領域における人権宣言にも比される。

また、当時学術的な論文はラテン語で書かれるのが通例であった中で、デカルトは『方法序説』を母語であるフランス語で書いた。その後のフランス文学が「明晰かつ判明」を指標とするようになったのは、デカルトの影響が大きい、ともいわれる。

レナトゥス・カルテシウス(Renatus Cartesius)というラテン語名から、デカルト主義者はカルテジアン(: Cartesien; : Cartesian)と呼ばれる。その他、デカルト座標系(仏:systeme de coordonnees cartesiennes ; 英:Cartesian coordinate system)のようにデカルトの名がついたものにもカルテジアンという表現が用いられる。
生涯
生い立ち、学生時代

デカルトは1596年に、中部フランスの西側にあるアンドル=エ=ロワール県のラ・エーに生まれた。父はブルターニュの高等法院評定官であった。母からは、空咳と青白い顔色を受け継ぎ、診察した医者たちからは、夭折を宣告された。母は病弱で、デカルトを生んだ後13ヶ月で亡くなる。母を失ったデカルトは、祖母と乳母に育てられる。

1606年、デカルト10歳のとき、イエズス会ラ・フレーシュ(La Fleche)学院に入学する。1585年の時点で、イエズス会の学校はフランスに15校できており、多くの生徒が在籍していた。その中でもフランスアンリ4世自身が邸宅を提供したことで有名であるラ・フレーシュ学院は、1604年に創立され、優秀な教師、生徒が集められていた。


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