リメイク
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リメイク(英語: remake)は、過去に制作された映画などを、新たに作り直すこと、または作り直された作品。
目次

1 概要

2 映画のリメイク

2.1 テレビドラマから映画へのリメイク


3 音楽のリメイク作品

4 コンピュータゲームのリメイク

5 ファッションのリメイク

6 関連項目

概要

リメイクは、元来は映画を対象とした語であるが、現在はテレビドラマテレビアニメコンピュータゲーム音楽ファッションなどの分野でも広く使われている。

リメイクとは元となる作品の設定を一から作り直す。その他には作品によっても異なるが、基本的なリメイク作品は元となった作品と似たように作られる。元となる作品の設定を一から作り直すという点はリブートリ・イマジネーションとも似ている。

リメイクが行われる理由は様々である。
先行作品の制作年代が古く、サイレント作品・モノクロ作品・スタンダードサイズ作品だったものを、改めてトーキー・カラー・ワイドスクリーンで作りなおすケース。映画的技術革新が前提となるため、数十年程度の間隔を置いて行われる。下記の一覧ではセシル・B・デミル監督による『十戒』などがあてはまる。

先行作品が作られた頃とは映像技術的な違いがあり、作り直すことで新たなヴィジュアルなどが実現できると考えられたケース。この場合、上記事例とは異なり、数年・十数年程度の比較的短い間隔でリメイクが行われる場合がある。また、コンピュータゲームでは、プラットフォームとなったコンピュータやゲームマシンの代替わりに対応するといった理由もある。リメイクとまで呼べるかどうかは微妙だが、『スター・ウォーズ第1作の初期公開版と「特別編」などがあてはまる。

定評のある作品をベースにすることで、ある程度のヒットを期待するというケース。ただし、極めて高い評価の作品がベースになった場合、「先行作品を越えるのは無理」という理由で企画が中止されることもある。例:『ローマの休日』。

主として非母語圏で制作された作品を、母語作品として撮り直すというケース。非英語圏の作品を英語圏でリメイクするのが典型例である。登場人物の人種なども変更される場合がある。典型例としては一覧中の『Shall we ダンス?』など。

実績を積んだ映画監督や俳優が、自身が好きな作品を自分で作りなおそうとするケース。自身の旧作を撮りなおすというケースも含まれる。

物語やタイトルなどは先行作品を踏襲することが多いが、そうではないケースもある。たとえば原作がありそれを映画化した作品を改めて制作するケースでは、「先行する映画のリメイク」を目指さずに「原作の再映画化」として作られる場合があり、そういったケースでは「先行する作品」と「後発作品」は大幅に異なることがある(こういったケースでは、しばしば後発作品は「リメイク」と表現されることをいやがる)。

舞台作品については、同じものを別のメンバーが再演したとしても、それを「リメイク」と呼ぶことはない。
映画のリメイク

映画の場合「リメイク」とは、以前に作られた映画を元に作られた作品であり、原作が同じである、あるいは多少参照したといった作品は指さない。全作品のリメイク権を取っているものや、原案としてリメイク元の作品が挙げられているものはリメイク映画と言える。

例えば、2001年の『オーシャンズ11』は1960年の『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク作品であるが、1989年の『バットマン』は1966年の『バットマン』を参考にしているのではなく、同じ原作コミックの映画化なので、リメイクではない。

いくつかの作品を別にすると、リメイク版制作の際にキャラクター、筋、テーマが変わることがある。例えば、1968年の『華麗なる賭け』は銀行強盗がメインであったが、1999年の『トーマス・クラウン・アフェアー』では美術品泥棒となっている。1932年の『暗黒街の顔役』はアル・パチーノ主演で1983年に『スカーフェイス』としてリメイクされたが、1932年版では密造酒だったのが1983年版ではコカインとなっている。リメイク版は元の作品と同じ監督により制作されることもある。例えば、小津安二郎は1934年に白黒映画『浮草物語』を監督したが、1959年にカラー映画として『浮草』も監督した。アルフレッド・ヒッチコックは1934年に白黒映画として『暗殺者の家』を監督したが、1956年に自身でカラー版リメイク作品『知りすぎていた男』を監督している。
テレビドラマから映画へのリメイク

じゃじゃ馬億万長者』、『奥様は魔女』、『ブラボー火星人』といった人気テレビドラマシリーズが映画としてリメイクされることもあるが、興行的に成功した作品は少ない。その中でも『アダムス・ファミリー』や『ミッション:インポッシブル』などは成功した作品と言える。
音楽のリメイク作品

音楽におけるリメイクとは、過去に発表および発売された曲を、本人や同じグループ(もしくは以前のグループのメンバー)が再び録音し直し発表することである。ただし、発売前の宣伝および記事そして商品の見出しでは「セルフカバー」と呼ぶまたは明記することが多い。
コンピュータゲームのリメイク

発売からある程度年月の経ったゲームソフトや、ソフト・ハードの製造・販売が中止され、入手することが困難になったゲームソフトが、最新機種をプラットフォームとしてリメイクされることがある。

例を挙げると、1993年に、かつてファミリーコンピュータ用として発売された『ドラゴンクエスト』シリーズの第1作と第2作が、当時の最新機種であったスーパーファミコンをプラットフォームとして『ドラゴンクエストI・II』としてリメイクされた。同じく1993年、同様にファミリーコンピュータの『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの4作品(1?3と『スーパーマリオUSA』)がスーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオコレクション』として1本のソフトとしてリメイクされた。

その後も、『ドラゴンクエスト』シリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ポケットモンスター 赤・緑』、『ポケットモンスター 金・銀』などの過去の名作がプレイステーションゲームボーイアドバンスニンテンドーDS携帯電話アプリケーションなどでリメイクされている。

一口に「リメイク」といっても、比較的基本に忠実なリメイク作品もあれば(『ドラゴンクエスト』シリーズのリメイクなど)、オリジナルを大きく逸脱したリメイク作品もある(ロマンシング サガ -ミンストレルソング-ファイナルファンタジーIIIなど)。

リメイクされる際、オリジナル版発売当時のグラフィック・難易度で再現されるとは限らず、グラフィックのブラッシュアップやムービーの追加、現在のゲームユーザー(特にライトユーザー)にアピールするために難易度を引き下げるなどの措置を施されることもある。

また、一つのシリーズ作品における初期の作品がリメイクされる場合には、現行の作品のシステムを組み込んでプレイの効率化を図っていたり、『ポケットモンスター』シリーズのようにハードの違いから通信が不可能だった作品をリメイクにより可能にする目的もある。


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