ライラの冒険
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『ライラの冒険』(ライラのぼうけん、原題:His Dark Materials)は、フィリップ・プルマン作の三部作ファンタジー小説。第1部「黄金の羅針盤」(1995年)、第2部「神秘の短剣」(1997年)、第3部「琥珀の望遠鏡」(2000年)からなる。


目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 主要人物

3.2 ライラの仲間と関係者

3.3 天使

3.4 アスリエル卿の協力者

3.5 規律監督法院

3.6 その他


4 世界観

4.1 登場する種族

4.2 登場組織

4.3 用語


5 評価

6 映画化

7 ドラマ化

8 脚注・出典

9 外部リンク


概要

現実世界と良く似た別世界に住む11歳の少女ライラ・ベラクアと、我々の世界に住む12歳の少年ウィル・パリーを中心に、無数に存在するパラレルワールドを旅する冒険ファンタジー小説である。

第3部「琥珀の望遠鏡」は2001年イギリス文学賞・ウィットブレッド賞(現コスタ賞)の大賞を児童文学として初めて受賞した。

プルマンは「お金のために続編を書く気はない」としていたが、2003年に実質的には続編にあたる短編『Lyra's Oxford』を発表し、さらに2008年にはスピンオフ小説として、若きリー・スコーズビーとイオレク・バーニソンを中心とした『Once Upon a Time in the North』を発表している。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年7月)(使い方

物語は我々の世界に良く似てはいるが、人間にはみな分身ともいえる動物「ダイモン」がついており、魔女やよろいグマなどが住んでいる世界から始まる。オックスフォード大学のジョーダン学寮に住むライラの周りで、子どもたちが連れ去られる事件が相次ぐ。ゴブラーという組織が北極で子どもたちを何かの実験に使っているという噂。ライラの親友ロジャーもさらわれ、叔父のアスリエル卿も失踪する。ライラと彼女のダイモンのパンタライモンは、船上生活者ジプシャンたちとともに、ロジャーやその他の失踪した子どもたちや、アスリエル卿を救出するために、学寮長から渡された「真理計(アレシオメーター)」を手に、北極へと旅立つ。
登場人物
主要人物
ライラ・ベラクア / ライラ・シルバータン(Lyra Belacqua / Lyra Silvertongue)
オックスフォードの名門ジョーダン学寮で暮らす少女。物語開始時には11歳。非常に快活で腕白な性格であり、学寮に住む学者たちも手を焼いていた。ダイモンは
オコジョのパンタライモン(Pantalaimon)(愛称パン)。真理計を読むことが出来る特別な能力を持つ。嘘をつくのが非常に上手く、イオレクから「雄弁」を意味するシルバータンの名を与えられた。
ウィリアム・パリー(William Parry)
愛称ウィル。『神秘の短剣』より登場する、もう一人の主人公。初登場時、12歳。神秘の短剣の守り手として選ばれ、父ジョン・パリー(John Parry)を探すためにライラと共に旅をする。
アスリエル卿(Lord Asriel)
ライラの実の父親。当初はライラの叔父と偽っていた。パラレルワールドを分かつ壁を破壊しオーソリティの打倒を目指す。ダイモンはユキヒョウのステルマリア(Stelmaria)。
マリサ・コールター(Marisa Coulter)
ライラの母親で、献身評議会の指揮を執っている。残忍かつ冷酷な性格で、娘ライラに対し捻くれた愛情を抱いている。ダイモンは金色のサル。
ライラの仲間と関係者
イオレク・バーニソン(Iorek Byrnison)
パンサービョルネ。本来はクマの王となるはずだったが、イオファーの策略により掟破りの汚名を着せられスバールバルを追放される。さらにトロールサンドの人間に騙され、よろいを奪われてしまう。戦士としても、鍛冶師としても非凡な才能を持っている。
リー・スコーズビー(Lee Scoresby)
テキサスの気球乗り。イオレクとはかつての戦友である。ダイモンはホッキョクウサギのヘスター(Hester)。
セラフィナ・ペカーラ(Serafina Pekkala)
エラナ湖地区の魔女一族のリーダーで、ライラたちに協力する。ダイモンはカイサ(Kaisa)という名の
ハクガン
スタニスラウス・グラマン(Stanislaus Grumman)
北方の探索中に行方不明になった探検者。ダイモンはミサゴのサヤン・コトル(Sayan Kotor)。
ロジャー・パースロー(Roger Parslow)
ライラの親友で、ジョーダン学寮の厨房下働きの少年。ダイモンの名はサルシリア(Salcilia)。
ジョン・ファー(John Faa)
ジプシャンの統領。
ファーダー・コーラム(Farder Coram)
ジプシャンの賢者。かつてセラフィナと恋仲だったことがある。ダイモンは、美しい毛色をしたネコ。
マ・コスタ(Ma Costa)
ジプシャンで、ライラの乳母。
メアリー・マローン博士(Dr Mary Malone)
ウィルの世界に住む学者。シャドー粒子の研究を行っていた。
ルタ・スカジ(Ruta Skadi)
ラトビアの魔女の女王。かつてアスリエル卿と恋仲だったことがある。ダイモンはセルジ(Sergi)という名のオガワコマドリ
天使
オーソリティ(The Authority)
「創造神」を自称する最初に誕生した天使。
メタトロン(Metatron)
オーソリティの摂政である天使。元はエノクという名の人間だった。
バルサモス(Balthamos)
オーソリティに反旗を翻した天使の一人。バルクと愛し合っている。
バルク(Baruch)
オーソリティに反旗を翻した天使の一人。元は人間で、エノクの弟だった。
アスリエル卿の協力者
ローク卿(Lord Roke)
ガリベスピアンで、アスリエル卿の偵察部隊の隊長。
シュバリエ・ティアリス(Chevalier Tialys)
アスリエル卿の部下で、ガリベスピアンの偵察部隊の一人。
レディ・サルマキア(Lady Salmakia)
アスリエル卿の部下で、ガリベスピアンの偵察部隊の一人。
オグンウェ王(King Ogunwe)
アスリエル卿の軍に参加したアフリカの王。
ザファニア(Xaphania)
かつてオーソリティの真実に気づき反旗を翻した天使。アスリエル卿に協力する。
テウクロス・バシレイデス(Teukros Basilides)
アスリエル卿の味方についた学者。真理計を読むことが出来る。
規律監督法院
ヒュー・マクフェイル(Hugh MacPahil)
規律監督法院の院長。
フラ・パベル(Fra Pavel)
規律監督法院に所属する聖職者。真理計を読むことが出来る。ダイモンはカエル。
ゴメス神父(Father Gomez)
規律監督法院の中で最年少の神父。ダイモンは虫(形状や体色から
タマムシと思われる)。
その他
イオファー・ラクニソン(Iofur Raknison)
スバールバルのクマの王。イオレクを追放し、王位に就いた。人間のように振舞うことを好み、自らのダイモンを欲している。
カルロ・ボーリアル卿 / チャールズ・ラトロム卿(Lord Carlo Boreal / Sir Charles Latrom)
コールター夫人の愛人。別世界へ続く窓を見つけ、並行世界を行き来するようになる。ライラの世界ではボーリアル卿、ウィルの世界ではチャールズ卿を名乗っていた。ダイモンはヘビ。
アタル(Atal)
メアリーの親友であるザリフ。
アーマ(Ama)
牛飼いの娘。ライラを助けるためにウィルに協力する。ダイモンの名前はクーラン(Kulang)。
ハーピー(Harpy)
死者の国に住む魔物。ハーピーというのはあくまでウィルが見た目から勝手に名づけたもので、本来の名前はない。
世界観
登場する種族
ジプシャン(Gyptians)
船上で暮らす民族。エジプト人、ジプシー
パンサービョルネ(Panserbjorne )
北極に住む、よろいをつけたクマ。
魔法使い(Witches)
北方で自然と共存して暮らす一族。寿命は非常に長く、何百年と生きる者もいる。雲マツの枝(クラウドバイン)にまたがって空を飛び、また自らのダイモンを遠く引き離すことが出来る。人間の男性と交際することもあり、さらにその子を産むこともある。その子は男であった場合は人間に、女であった場合は魔女となる。
ガリベスピアン(Gallivespians)
身長約20センチの種族。トンボを育て、それに乗って移動する。毒のあるけづめを持ち、大きな生物にも対抗することが出来る。
ミュレファ(Mulefa)
異世界でメアリーが出会った種族。ひし形の骨格を持ち、前後に木の実から作られた車輪をつけている。また、長い鼻を持ち、それを人間の手のように動かして作業を行う。ミュレファは集団を表す言葉であり、個々人はザリフ(Zalif)と呼ばれる。
トゥアラピ(Tualapi)
ミュレファと同じ世界に住む、巨大な白い鳥。ミュレファの天敵である。
天使(Angels)
オーソリティを頂点とし、クラウデッド・マウンテンを本拠とする種族。肉体を持たないため、人間よりも弱い。
スペクター(Spectre)
チッタガーゼを中心として、人間の魂を食らう魔物。子供はその対象にはならず、大人のみを狙う。
崖鬼/クリフ・ガースト(Cliff Ghasts)
断崖に生息する魔物。知能は低い。
登場組織
規律監督法院(Consistorial Court of Discipline)
教権機関の一つ。


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