メートル
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ウィキペディアにおける「メートル(記号m)」の使用については、WP:JPE#単位をご覧ください。

この項目には、JIS X 0212-1990 および CJK統合漢字拡張B で規定されている文字が含まれています(詳細)。

メートル
metre
metre (米国のみ1977年以降、meter)

メートル原器(1889 - 1960年)
記号m
度量衡メートル法
国際単位系 (SI)
種類基本単位
長さ
定義真空中で1の 299792458 分の1の時間にが進む行程の長さ
派生単位m2, m3, m?1, m?2
由来北極点赤道の距離の1/10000000
語源古代ギリシャ語 μ?τρον(ものさし、測る)
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メートル(: metre、: metre[注 1]、記号: m)は、国際単位系 (SI) およびMKS単位系[1]における長さ物理単位である。他のとは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである[2]。なお、CGS単位系ではセンチメートル (cm) が基本単位となる[3][4]

元々は、地球赤道北極点の間の海抜ゼロにおける子午線弧長を 1/10000000 倍した長さを意図し、計量学技術発展を反映して何度か更新された。1983年昭和58年)に基準が見直され、現在は1の 299792458 分の1の時間真空中を伝わる距離として定義されている[5]
目次

1 定義

2 表記

2.1 語源

2.2 単位記号

2.3 日本語の表記

2.4 英語表記

2.4.1 米国・フィリピンでの表記

2.4.2 米国における表記の経緯


2.5 派生語の英語発音

2.6 倍量単位・分量単位

2.7 漢字表記


3 歴史

3.1 名称

3.2 子午線からの定義

3.3 メートル原器

3.4 クリプトン-86スペクトル長

3.5 光の速度

3.6 定義の変遷

3.7 取扱い


4 符号位置

5 他の単位との相関

6 派生単位

7 関連項目

8 注釈

9 出典

10 参考文献・資料

11 外部リンク

定義

現在の「メートル」("metre")は、以下のように定義される。The metre is the length of the path travelled by light in vacuum during a time interval of 1/299792458 of a second.[5]

訳:メートルは、1 秒の 299792458 分の 1 の時間に光が真空中を伝わる行程の長さである[6]。 ? 第17回国際度量衡総会決議1、1983年昭和58年)

この定義により、光の速さ(光速)は正確に 299792458 m/s である。
表記
語源

メートル (metre) という名称は、「ものさし」または「測ること」を意味する古代ギリシャ語 μ?τρον(メトロン)からの造語であり、計器類を意味するメーター (meterまたはmetre) と語源は同じである[7][8]
単位記号

メートルの単位記号は、小文字・立体の m である[9]。大文字・立体の M と書かれることがあるが、誤りである。大文字・立体の M は、106を表すSI接頭辞 メガ(mega)の記号である。
日本語の表記

法令上の表記は、原語であるフランス語に由来するメートルである[10]。しばしば特に口頭では、英語: metre [?mi?t?(r)]ドイツ語: Meter [?me?t?] からメーターと呼称することがあるが、計量法上は誤りである。

漢字で「米」と書かれることがある[11]が、これも計量法上は許されない。
英語表記

英語圏においてメートルは metreと綴られる。ただし、例外的に米国においてのみ meterと綴られる[12][注 2]。(後述のメートル#米国における表記の経緯を参照)。

国際規格での規定では、ISO/IEC 80000では単位名称は言語に依存するとし、IEC 60050(国際電気技術用語集(英語版); IEV)では各言語での表記を収録し、metreを推奨用語として、meterを米国での同義語として収録している[13]

国際度量衡局が発行する国際単位系 (SI) 文書第8版の英語版や、産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)によって翻訳された同文書の日本語版[14]の本文において、metre表記が使用されている[15]。ISO/IEC 80000や、これに準ずる日本工業規格JIS Z 8000の本文においても、SI文書を踏襲して metre表記を使用している。

次項のアメリカ合衆国とフィリピン(の一部)における綴り meter は、数少ない例外である

国際純正・応用化学連合(IUPAC)のような国際的な学術団体では、表記が国際的に標準化されていないとして[16]、metre表記に加えてmeter表記を許容する例もある[17]。一方で国際天文学連合のように、meterは測定機器を示す文脈に使い、単位にはmetreを使うよう明記する例もある[18]

なお、当然ながら単位の名称ではない、パーキングメーターやマイクロメーター、スピードメーターのような測定機器の名称には、「meter」の表記が多く使われる。
米国・フィリピンでの表記

アメリカでも一時「metre」の綴りを使用していたが、1977年以降は公式に「meter」を用いるようになった[19]。1975年のメートル法転換法(en:Metric Conversion Act of 1975)によってアメリカ商務省はアメリカ国内においてSIの解釈と変更の責任を与えられ、商務省はアメリカ国立標準技術研究所 (NIST) に対しSIの解釈と変更の裁量権を与えた。2008年にNISTは、BIPMが発表した「Le Systeme international d'unites (SI)」第8版の英語翻訳書 (BIPM, 2006) に対してアメリカ版を発行した (Taylor and Thompson, 2008a)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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