ペルセウス座
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α星[1]、β星[2]の2つの2等星がある。

以下の恒星には、国際天文学連合によって正式な固有名が定められている。

α星:ミルファク[3] (Mirfak[4]) という固有名を持つ。ペルセウス座で最も明るい恒星で、薄黄色の超巨星である[1]

β星:アルゴル[5] (Algol[4]) は、星座で最も明るい恒星ではないが、この星座で最も有名な恒星である。この星はアラビアのal-Ghul(は悪鬼あるいはアルゴールを意味する)で、星座内の位置はペルセウスが持つ怪物メドゥーサの目の部分に当たる。この星は食変光星で、視等級は2.12等から3.39等まで変化し、周期は2.867日である。

ξ星:メンキブ[6] (Menkib[4])

ο星:アティク[6] (Atik[4])

星団・星雲・銀河

M34:散開星団。視等級5.5等。視直径は満月より若干広く、この領域に約100の星がある。

h+χ PerまたはNGC869とNGC884(二重星団):2つの接近した散開星団。非常に美しい天体である。これらは双眼鏡で見ることができる。これらは地球から7,000光年離れており、それぞれが数百光年離れている。半規則型変光星S星T星RS星も含む[7]

Mel 20:散開星団。α星付近で広範囲に広がる。

NGC 1499(カリフォルニア星雲):散光星雲アメリカ合衆国カリフォルニア州に形がよく似ている。この星雲は暗く、望遠鏡でもよく見えない。

M76(小亜鈴状星雲):惑星状星雲。視直径は約65秒ある。視等級10.1等。

由来と歴史

かつてアラビアには、プレアデス星団 (M45) を中心にして、ペルセウス座を通ってカシオペヤ座までを一方の腕、くじら座β星とν星までをもう一方の腕とみなした、「プレアデスの両手[6][8]」という意味のアッ=スライヤー[8] (a?-?urayy?[8]) と呼ばれるアステリズムがあった[6][8]。そのため、ペルセウス座のα星ξ星ο星にはそれぞれアッ=スライヤーの身体の「肘」「肩」「肩甲骨」を指す固有名が付けられている[8]
神話「ペルセウス」も参照

大神ゼウスダナエーとの間に生まれたペルセウスは、セリーポス島の領主ポリュデクテースから怪物メドゥーサの首を持ってくるように命ぜられた[9]アテーナーヘルメースヘスペリデスらから助力を受けたペルセウスは、見事メドゥーサを倒し、また海の怪物ケートスの生贄にされようとしていたアンドロメダー姫を救った[9]。天上のペルセウスは、右手に剣、左手にはメドゥーサの首を持っている。メドゥーサの首はあまりに恐ろしく、見たものはになってしまうという[10]
出典^ a b “ ⇒SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* alf Per. 2013年1月28日閲覧。
^ “ ⇒SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* bet Per. 2013年1月28日閲覧。
^ 原恵 2007, p. 213.
^ a b c d “ ⇒IAU Catalog of Star Names (IAU-CSN)”. 国際天文学連合 (2017年6月30日). 2017年10月14日閲覧。
^ 原恵 2007, pp. 213-214.
^ a b c d 原恵 2007, p. 214.
^ ロバート・バーナム・ジュニア 『星百科大事典』 斉田博地人書館、1988年2月10日、改訂版、1215頁。ISBN 4-8052-0266-1
^ a b c d e 近藤二郎 『星の名前のはじまり - アラビアで生まれた星の名称と歴史』 誠文堂新光社、2012年8月30日、144-146頁。ISBN 978-4-416-21283-7
^ a b Ian Ridpath. “ ⇒Star Tales - Perseus”. 2014年2月1日閲覧。
^ 原恵 2007, p. 212.

参考文献

原恵 『星座の神話 - 星座の歴史と星名の意味』 恒星社厚生閣、2007年2月28日、新装改訂版4刷。ISBN 978-4-7699-0825-8

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