プレアデス星団
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プレアデス星団, すばる
Pleiades


星座おうし座
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)03h 47m 00s[1]
赤緯 (Dec, δ)+24° 07′ 05″[1]
赤方偏移0.000018[1]
視線速度 (Rv)5.41m/s[1]
固有運動 (μ)赤経: 19.71 ミリ秒/年[1]
赤緯: -44.82 ミリ秒/年[1]

距離443光年[2]

別名称
別名称M45, すばる (昴) ,
SEVEN SISTERS[1],
Melotte 22[1]
Template (ノート 解説) ■Project

プレアデス星団[3](プレアデスせいだん、Pleiades )は、おうし座散開星団である。メシエカタログでの名称はM45。和名はすばる[3]

肉眼でも輝く5?7個の星の集まりを見ることができる。双眼鏡で観測すると数十個の青白い星が集まっているのが見える。比較的近距離にある散開星団であるため狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観を呈しており、このため昔から多くの記録に登場し、各民族で星座神話が作られてきた。

1769年メシエカタログの45番に加えられた。メシエカタログは3回に分けて刊行されたが、M45は1回目のカタログに記載された最後の天体である。

約6千万-1億歳と若い年齢の青白い(高温の)星の集団である。核融合の反応速度が速いため寿命は比較的短いと予想されている。星団を構成する星の周囲に広がるガスが青白く輝いているのは、星々とは元々関係のない星間ガスが星団の光を反射しているためである。
目次

1 構成

2 観測

3 名称・神話

3.1 ギリシア神話

3.2 中国

3.3 日本

3.4 ポリネシア

3.5 聖書

3.6 その他


4 歴史

5 プレアデス星団に由来する事物

6 関連する星雲

7 出典

8 関連項目

9 外部リンク

構成 プレアデス星団の構成

プレアデス星団を構成する星のうち、以下の主要な明るい星にはギリシア神話プレイアデス7姉妹、その両親アトラースプレーイオネーの名が付いている。プレアデス星団にまつわるギリシア神話の内容については当該項目を参照。

名前綴り符号等級解説
アルキオネAlcyone25=η2.87星団の中では一番明るい。トレミーアル・スーフィーが記録した4個の星のうちにこの星がないため、当時より増光したとする説がある。
アトラスAtlas273.63
エレクトラElectra173.70
マイアMaia203.87
メローペMerope234.18
タイゲタTaygeta194.30
プレイオネPleione285.09 var
HD 23985--5.23
HD 23753--5.44
ケラエノCelaeno165.46
アステローペIAsterope I215.76
-185.65
-336.05
HD 23950--6.07
HD 23923--6.17
HD 24802--6.19
-246.29
HD 24368--6.34
アステローペIIAsterope II226.430

観測

通常の視力の人が好条件のもとで、6 - 7個の星を数えることができる。大変視力が鋭い人が25個もの星を肉眼で見たとする記録が残されている。昔[いつ?]イギリスのTV放送でアンケートを取ったところ、73%は6 - 8個だったという。ホメーロスは6個、トレミーは7個、アル・スーフィーは5 - 7個、ジョン・ハインドは7個見えたと記している。望遠鏡を使えば飛躍的に星数も増し、ガリレオは36個の星を見ている。

双眼鏡で美しく見ることができる。望遠鏡で低倍率を超えると星団としてのまとまりは無くなって見えるが、口径10cmの望遠鏡では星団の背後にある散光星雲が見えてくる。23番星を囲む散光星雲は、1859年にテンペルが口径10cmの望遠鏡で発見した。「鏡の上に息をかけたときにできるような、にじんだ光が見える。大きさは約35'×20'で、23番星の南から広がっている。新彗星かと思ったが、次の日にも同じ所に見えていた」と記している。1875年ミラノ天文台のスキャパレリは星雲が23番星から17番星16番星まで広がっているのを確認した。ウェッブは「口径2インチで見え、11インチでは見えない。大口径では見えないが、時折どうにか見える。しかし、ファインダーではよく見える」としている[4]
名称・神話 紀元前1600年頃のネブラ・ディスク。中心から右上の点の集まりがプレアデス星団だと信じられている。

プレアデス星団は肉眼でも見ることが出来る明るい星々の集まりであり、様々な文化で人々の興味を引き、聖書や伝説、民話、星座物語に登場し、数々の名称を持つ。
ギリシア神話詳細は「プレイアデス」を参照

プレアデス星団の名前は、ギリシア神話に由来し、巨人アトラースニンフプレーイオネーの間に生まれたプレイアデス7人姉妹(アステロペーメロペーエーレクトラーマイアターユゲテーケライノーアルキュオネー)を指している。プレイアデスは女神アルテミスに仕えていた。

また、同じくおうし座にあるヒアデス星団ヒュアデスの7姉妹は、アトラースとアイトラーの娘たちであり、プレイアデス姉妹とは異母姉妹の関係である。


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