バージニア級原子力ミサイル巡洋艦
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バージニア級原子力ミサイル巡洋艦

艦級概観
艦種原子力ミサイルフリゲート (DLGN)
→ 原子力ミサイル巡洋艦 (CGN)
艦名アメリカ合衆国の州
建造期間1972年 - 1980年
就役期間1976年 - 1998年
前級カリフォルニア級 (DLGN→CGN)
次級タイコンデロガ級 (CG)
性能諸元
排水量軽荷:10,400トン
満載:11,300トン
全長177.3 m
全幅19.2 m
吃水9.6 m
機関D2G原子炉2基
蒸気タービン (35,000 shp)2基
スクリュープロペラ2軸
速力最大30ノット
乗員士官38-45名+下士官兵520-579名
兵装54口径127mm単装砲2基
Mk.15 20mm CIWS2基
Mk.26 連装ミサイル発射機
? SM-2 SAM
? アスロック SUM2基
Mk.143 4連装ミサイル発射筒 (トマホークSLCM用)
※後日装備2基
ハープーンSSM 4連装発射筒2基
324mm3連装魚雷発射管2基
艦載機SH-2 LAMPSヘリコプター
※後日撤去1機
FCSMk.74 (SAM用)1基
Mk.86 (5インチ砲用)1基
Mk.116 水中FCS1基
C4IAN/WSC-3衛星通信装置
NTDS戦術情報処理装置
WDS Mk.13→14
レーダーAN/SPS-48C→E 3次元式1基
AN/SPS-4049 対空捜索用1基
AN/SPS-55 対水上捜索用1基
AN/SPQ-9 目標捕捉・砲射撃指揮用1基
AN/SPG-51D SAM誘導用2基
AN/SPG-60 砲射撃指揮用1基
ソナーAN/SQS-53A 船首装備式1基
電子戦
対抗手段AN/SLQ-32(V)3電波探知妨害装置
AN/SLQ-34電波妨害装置
Mk.137 6連装デコイ発射機4基
AN/SLQ-25 対魚雷デコイ装置

バージニア級原子力ミサイル巡洋艦 (英語: Virginia-class nuclear guided missile cruiser)は、アメリカ海軍原子力ミサイルフリゲートDLGN)の艦級。ターター-D・システムを搭載し、高度に統合されたシステム艦として構築されており、1970年から1975年度計画で計4隻が建造された。1975年度艦の建造単価は3億3,700万ドルであった[1]。1975年の艦種分類改訂以降は原子力ミサイル巡洋艦 (CGN) に再分類された[2][3][4]
目次

1 来歴

2 設計

3 装備

3.1 C4ISR

3.2 武器システム


4 同型艦

5 登場作品

6 出典

7 参考文献

8 外部リンク

来歴

アメリカ海軍は、1957年度計画で原子力ミサイル巡洋艦(CGN)「ロングビーチ」を建造したのち、1959年度ではリーヒ級を核動力化した「ベインブリッジ」、1962年度ではベルナップ級を核動力化した「トラクスタン」、また1967年1968年度ではミサイル駆逐艦(DDG)の計画を振り替えるかたちでカリフォルニア級と、原子力ミサイル・フリゲート(DLGN)の整備を進めてきた[5]。そして1967年度でニミッツ級航空母艦の建造が開始されていたこともあって、同年より、その直衛艦としての新型DLGNの設計作業が開始された[6]

一方、1967年度計画DDGがカリフォルニア級DLGNとして振り替えられたのちも、海軍は新型ミサイル駆逐艦の整備計画を推進していた。これは対潜艦としての次期駆逐艦(DX; 後のスプルーアンス級)と防空艦としての次期ミサイル駆逐艦(DXG)をファミリー化して建造する計画であった。上記の新型DLGNの設計作業は、このDX/DXG計画と並行して進められていたことから、合流が模索されるようになり、DXGを核動力化したDXGNの計画が生まれた。議会が核動力艦を支持していたこともあって、1969年までにDXG計画は中止されており、DXGN計画は、この時点でアメリカ海軍が具体的に推進する唯一のミサイル艦となっていた[5]

ロバート・マクナマラ国防長官は、当初、核動力艦のみによって構成された空母機動部隊2個に8隻のDLGNを配分する計画としていた。核動力艦の整備サイクルを考慮すると、8隻の可動艦を確保するためには9隻が必要であり、「ロングビーチ」は空母の護衛艦というよりは自らが旗艦として行動することが想定されていたことから、少なくとも5隻のDLGNの新規建造が必要であった。またこの時点で、原子力空母は4隻となる予定であり、更に通常動力型空母への配分まで要求された結果、1970年の時点で、DXGNの予定建造数は23隻まで増加していた。これによって建造されたのが本級である[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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