ハンタウイルス
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ハンタウイルス
ハンタウイルスの電子顕微鏡写真
分類(ウイルス)

:第5群(1本鎖RNA -鎖)
:ブニヤウイルス科
Bunyaviridae
:ハンタウイルス属
Hantavirus


Andes virus (ANDV)
Bayou virus (BAYV)
Black Creek Canal virus (BCCV)
Cano Delgadito virus (CADV)
Dobrava-Belgrade virus (DOBV)
El Moro Canyon virus (ELMCV)
Hantaan virus (HTNV)
Isla Vista virus (ISLAV)
Khabarovsk virus (KHAV)
Laguna Negra virus (LANV)
Muleshoe virus (MULV)
New York virus (NYV)
Prospect Hill virus (PHV)
Puumala virus (PUUV)
Rio Mamore virus (RIOMV)
Rio Segundo virus (RIOSV)
Saaremaa virus (SAAV)
Seoul virus (SEOV)
Sin Nombre virus (SNV)
Thailand virus (THAIV)
Thottapalayam virus (TPMV)
Topografov virus (TOPV)
Tula virus (TULV)

ハンタウイルス(Hantavirus)は、ブニヤウイルス科ハンタウイルス属に属するウイルスの総称。自然宿主げっ歯目ならびにトガリネズミ目などの小型哺乳動物で、それら動物に対して病原性を示すことはないが、人に感染することで腎症候性出血熱(HFRS)やハンタウイルス肺症候群(HPS)といった重篤な疾病を引き起こす。


目次

1 歴史

2 構造

3 複製機構

4 疫学

5 主な疾患

6 ワクチン・抗ウイルス薬

7 法的取り扱い

8 脚注


歴史

ハンタウイルスによって引き起こされる腎症候性出血熱は原因不明の風土病として20世紀初頭より認識されていた。本疾病はユーラシア大陸において広く見られ、韓国では韓国出血熱、中国では流行性出血熱、旧ソ連では出血性腎症腎炎、スカンジナビア諸国では流行性腎症と各流行地において様々な病名で呼ばれていた。永らく病原因子は不明であったが、1976年に韓国高麗大学校の李鎬汪(イ・ホワン)(de)らは、セスジネズミより韓国出血熱の病因ウイルスを分離することに成功した。このウイルスはセスジネズミの捕獲場所を流れる川、漢灘江(ハンタンガン、京畿道漣川郡)の名前をとってハンターンウイルスと名づけられた。以後、各流行地などにおいても病因ウイルスが分離された。これらのウイルスの解析を進めた結果、既存のウイルスとは別の性状を示すものであったため、これらのウイルスはブニヤウイルス科の5番目の属としてハンタウイルス属と命名された。

また1993年にはアメリカ合衆国南西部において、急性で重篤な呼吸器疾患が多数報告された。これらの病因ウイルスはハンタウイルス属によるものであることが判明したため、これらの疾病はハンタウイルス肺症候群と名づけられた。また病因ウイルスはシンノンブレウイルス(Sin Nombre:スペイン語で名無しの意)と名づけられた。

以後、世界各地において様々なハンタウイルスが発見され、最近ではげっ歯目だけでなく、トガリネズミ目コウモリ目[1]などの小型哺乳動物よりハンタウイルスが見つかっている。
構造

ハンタウイルスは粒子内に3本のマイナス鎖RNAを保有しており、それぞれS、M、L分節と呼ばれている。S分節は核タンパク質(N)、M分節は2つのエンベロープ糖タンパク質(Gn、Gc)の糖タンパク質前駆物質(GPC)、L分節はRNA依存性RNAポリメラーゼ(RdRp)をコードしている。それぞれのゲノムの両端の塩基配列は互いに相補的であるため、結合し環状の構造を形成する。ハンタウイルスの粒子は球状や卵形状を示しており、直径は80 nmから120 nmである。
複製機構
吸着・侵入

ハンタウイルスはエンベロープ糖タンパクと宿主細胞表面上の受容体との結合を介して、血管内皮細胞上皮細胞マクロファージ濾胞樹状細胞リンパ球等に感染する。これまでにハンタウイルスの受容体としてβ3インテグリンDAF/CD55、gC1qR/p32が報告されている。また病原性のないハンタウイルスはβ1インテグリンを受容体として使用することが報告されている。ハンタウイルスはクラスリン被覆ピットを介して初期エンドソームへ移動し、その後、後期エンドソームまたはリソソームへ輸送される。エンドリソソーム区画内でpH6.4以下になると細胞膜と融合し脱殻が起こる。
複製

ハンタウイルスの複製過程はすべて細胞質でおこなわれる。RdRpはNのキャップ・スナッチング機構を使ってゲノミックS、M、L分節(vRNA)からプラス鎖のmRNAを合成する。
出芽

複製されたウイルスゲノムは核タンパク質と結合して、ヌクレオカプシドを形成する。ヌクレオカプシドはゴルジ体の細胞質側においてエンベロープ糖タンパク質と結合し、ゴルジ体内に出芽する。出芽したビリオンは細胞外へと放出される。
疫学

ハンタウイルスはげっ歯目ならびにトガリネズミ目を宿主とする。


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