ハロウィン
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「ハロウィン」のその他の用法については「ハロウィン (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ハロウィン
ジャック・オー・ランタン
別名All Hallows' Eve
All Saints' Eve
種類ケルト人の伝統にルーツをもち、古代ローマおよびキリスト教からの影響を受ける
日付10月31日
行事コスチュームパーティ焚火占い
関連祝日サウィン祭諸聖人の日
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ハロウィン、あるいはハロウィーン(: Halloween または Hallowe'en[※ 1][※ 2])とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられているのこと。もともとは収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女お化け仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある[1]

キリスト教の祭ではない[※ 3][※ 4][※ 5]。ハロウィンに対しては、本体キリスト教にとっては異教徒の祭りであったことから、キリスト教教会においては、容認から否定まで様々な見解がある(後述)。
目次

1 概要

2 歴史

3 各国の現況

4 ハロウィンの行事

4.1 ジャック・オー・ランタン

4.2 トリック・オア・トリート

4.3 仮装

4.3.1 ニューヨーク・ヴィレッジ・ハロウィン・パレード


4.4 ダック・アップル


5 キリスト教との関連

5.1 教会の祭としては祝われない

5.2 ハロウィンに重なっている諸聖人の日

5.3 諸聖人の日がハロウィンに重ねられた目的:二つの説

5.4 容認する見解と批判的見解

5.4.1 西方教会

5.4.1.1 カトリック教会

5.4.1.2 聖公会

5.4.1.3 プロテスタント


5.4.2 東方教会

5.4.2.1 正教会

5.4.2.2 非カルケドン派




6 日本とハロウィン

6.1 行事の開催

6.1.1 各地でのイベントの開催


6.2 事件・騒動


7 ハロウィンと類似した行事

8 ハロウィンが題材の作品

9 脚注

9.1 注釈

9.2 出典


10 関連項目

概要

1833年ころのアイルランドのハロウィンの夜の様子を描いた絵画 カブのジャック・オー・ランタン(アイルランド) ハロウィンを記念するカード(1904年、アメリカ)

ケルト人の1年の終わりは10月31日で、この夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた[要出典]。時期を同じくして出てくる有害な精霊魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた[要出典]。これに因み、31日の夜、カボチャアメリカ大陸の発見以前はカブが用いられた。スコットランドではカブの一種ルタバガを用いる[2]。)をくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」を作り、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」または「いたずらか、お菓子か」)」と唱える。家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティを開いたりする。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよい、とされている[3][4][5]。玄関のライトを点けていると訪問してもよいという意思表示になっており、それにもかかわらず断る家主とは悪戯の攻防戦が繰り広げられる[6]。これはあくまでも電気が点いている家に対してであり、そうでない場合はがっかりして立ち去るのがほとんどである[7]

カトリック教会諸聖人の日がハロウィンに重なる形で設定されており、これを「カトリック教会が(キリスト教からみて)異教の祭を取り込んだ」とする見方と、「カトリック教会が(キリスト教からみて)異教の祭を潰すために設定した」とする見方がある[要出典]。いずれにしてもハロウィンは元々キリスト教の祭では無かったことが両見解の前提となっている(後述)。
歴史

古代ケルトのドルイドの信仰では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日のサウィン(サオィン[?sa?.?n]、サワーン[?sa?n]、サーウィン[?s??w?n][8]または、サウィーン、サーオィン、サムハイン、Samhain)祭であった[要出典]。ちょうど短い日が新しい年の始まりを示していたように、日没は新しい日の始まりを意味していた。したがって、この収穫祭は毎年現在の暦で言えば10月31日の夜に始まった。アイルランド英国のドルイド祭司たちは、かがり火を焚き、作物と動物の犠牲を捧げた。また、ドルイド祭司たちが火のまわりで踊るとともに、太陽の季節が過ぎ去り、暗闇の季節が始まった。11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与えた。各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて家を暖め、悪いシー(Si、ケルト神話の妖精。ちなみに「バンシー」とは「女の妖精」の意。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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